「ここかな?」
パーティーの翌日、奏多は葵とペイトを連れて、cafe Vestigesの近くにある蔵に訪れていた。
「でも、何でここに?」
「何でも、このペンを預けた人の仲間の人?がここの持ち主らしくてね、おっちゃんはここの管理を任されてたみたい。」
ソレデモシカシタラ、奴等に関する資料だったりが見つかるかもって蔵の場所を案内シテモラッタって訳だ!
葵の疑問に、奏多とペイトは蔵の鍵を開けながら答えている。
「よし!入って見よう!」
そう言いながら奏多は蔵の扉を開けた。
「こ、これは!」
そこで、奏多たちが眼にしたのは…
「普通だ…」
普通の蔵だった。荷物が多く足の踏み場もないただの蔵だった
「そうね、それにしてもホコリっぽくない?」
ここの蔵、アマり掃除シテナカッタラシイゼ
「う~ん…この鍵の部屋も気になるけどまずは掃除かな?」
「そうね、どこに何があるのか分かりやしないもの。」
奏多と葵は苦い顔をしながら、蔵の中に入り掃除を始めた
「ふぅー!これで一通りかな、」
「奏多ー葵ー」
奏多が掃除に一段落つけると、自分と葵を呼ぶ声がして振り向くと
「おぉ!おっちゃん!どうしたの?」
「いやいや、ここの蔵の掃除をしてくれてるってんで、ホイコレ!差し入れのサンドイッチだ二人で食べてくれ!」
そう言って輪鳥は奏多にバスケットを手渡した。
「あぁー!ありがとうございます!いただきます!」
「おう!所で葵ちゃんは?」
「いったんシャワー浴びてくるって帰ってた、もうじき帰ってくると思うよ?」
「お待たせ~!」
葵がシャワーを浴びて帰ってきたようだ
「あ、輪鳥さん!こんにちは‼」
葵は輪鳥に頭を下げ挨拶をしていると、奏多が口を開いた。
「みてみて葵様‼おっちゃんが、差し入れでサンドイッチくれたんだ!」
「わぁ~!ありがとうございます!輪鳥さん!輪鳥さんのサンドイッチ大好きなんですよ!」
葵は目を輝かせながら、輪鳥にお礼を言った。
「いやいやそう言ってくれて嬉しいよ!それで折り入って頼みがあるんだが良いか?」
「良いですけど」
「お願いって何?おっちゃん」
二人が首を傾げると、輪鳥が答えた。
「いやな、ここの管理を二人に頼みたいんだけど、良いか?」
「う~ん…ここのですか?」
「私達で大丈夫なんですか?」
「管理って言っても、掃除なんかを頼みたいんだ、俺は店で忙しいから」
そう言って、輪鳥は奏多に頭を下げた。
「おっちゃん、頭を上げてよそう言うことなら快く引き受けるから。」
「そうですよ!輪鳥さん!」
そう言って、二人は慌てて輪鳥の頭を上げさせた。
「二人ともありがとな!そうだ!掃除するときは声かけてくれ、またサンドイッチご馳走するよ!」
「「本当ですか!ありがとうございます!」」
二人はキラキラした笑顔でお礼を言った。
「…おう!じゃあな!ああと、これ蔵の鍵のスペアね」
そう言って輪鳥は奏多に鍵を渡した、その顔は何処か悲しげだった…。
輪鳥は別れた後で、二人はサンドイッチを食べながら、本来の目的、鍵の部屋について話していた。
「それにしても、この鍵って本当に蔵の中で使う鍵なのかな。」
オイ!奏多、少シ良いカ?
「どうしたの?ペイト」
部屋の端アノ階段の辺にナにかアリソウナンダけどミテモラエルカ?
「うん、解った!」
奏多はペイトがいう場所へと、向かうと、
「あれ?床に扉だ?」
「本当ね?開けてみましょう?」
二人は床にある扉を開けてみると、
「地下室?行ってみよう!」
「あ!待ってよ!奏多!」
二人は地下室に続く階段を降りていった。
地下室
二人が地下室へ続く階段を降りた先には、
「あ!目の前に扉だ!」
普通の扉があった。
「奏多、これってもしかしてあの鍵の扉じゃない?」
「そうかも!」
そう言って、奏多は鍵を扉の鍵穴に挿した。
「はまった、じゃあここの鍵だったのか。」
「入ってみましょ?」
そう言って二人は中に入っていくと、そこには、ラボがあった。
「なにここ?スゲー!」
奏多がテンションをあげていると、
オイ!奏多、ペンたてに俺を挿してくれ!
「ん?解った!」
そう言って、ペンたてにペイトをさした。
「ふぅー、奏多、この場所は、俺達が産まれた場所に似てる。」
「ペイトたちが?」
「そうだ、凄い懐かしいと思えるんだよ」
「そうなんだ、」
「奏多!奏多!来て!」
葵が大声で奏多の事を呼んでいる。
「どうしたの?葵様?」
「これ、お父さんの写真!」
「本当だ!右端にいるのが、葵様のお父さんだよね?」
「じゃあ、左の奴と真ん中の奴は研究仲間ってやつか」
「あれ?二人だけで研究してたんじゃなかったっけ?」
「いや、俺もよく解らないんだ、」
ピコーン
「う~ん…あれ?」
「どうしたの?奏多」
「パソコンが勝手に開いた。」
「ん?どうやらメールのようだぞ」
三人は送られてきた、メールを確認した。
[ここに足を踏み入れたものよ
ここに来たということは、完成品のライダーペンと未完成のライダーペンを手にした物というわけか。
ならばこのラボ・アトリエを進呈しよう。
お前たちの好きなように使ってくれ。
このラボは…原島涼夜の所有物だった。
あの日の真実、エネミートの謎
ここには、お前たちの望む答えがあるかも知れない。]
という内容だった。
「なにこれ?どういうこと?」
「どうやら、謎が増えたみたいだな。」
「そうね、あの日の真実って父さんが死んだ日に何か謎があるのかしら…」
二人と一本は、送られてきたメールを見ながら真剣な顔をしていた。
その時に、未完成のライダーペンの一本が少し黄色く輝いたことに気づかないほど、真剣に…。
????
奏多たちにメールが送られてきたころ、
「あの女はレベル4まで、行きませんでしたね」
パシーン!
「えー?でもいい線行ってたじゃない?なんで進化しなかったのよ?」
「どうやら、このものが原因のようですよ?」
そう言って、謎の男は女にタブレットに写っているクリエイトを見せた
「これって?なによ?」
「さぁ?まだ解りません、でも我々にちかしい存在らしいのは確かです。」
「そうなの?面白そうじゃない?ねぇ?<ブック>?」
ブックはタブレットを見つめながら返答した。
ブックと呼ばれた男は胸に緑色のネミートコアペンを挿していた
「はぁ、また貴女の悪い癖だ。いい加減そのサディスティクな性格を直しなさい<クイーン>」
クイーンはわらいながら、地面に鞭を叩きつけた。
クイーンと呼ばれた少女も胸にネミートコアペンを挿していた。
「まぁ?良いじゃない?ねぇ?<オーバー>?良いでしょ?次は私にやらせて?」
そう言ってクイーンは、自分の後ろにいる少年に声をかけた。
「別に?好きにしろ。俺達がやることは変わらない…」
オーバーはそう言いながら赤いネミートコアペンを回していた。
ただ、一つ二人と違うのは、腰に
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