実力至上主義の学校に数人追加したらどうなるのか。※1年生編完結   作:2100

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変なタイミングですが、原作もこのタイミングでやってたのでやることにしました。字数稼ぎのためにちょっとしたエピソードも入れてます。


高度育成高等学校オリジナルキャラクターデータベース

氏名 速野知幸(はやのともゆき)

クラス 1年D組

学籍番号  ??????????

部活動 無所属

誕生日 3月27日

 

学力 A

知性 A

判断力 A-

身体能力 C+

協調性 E+

 

本年度入学学力試験を全生徒中トップで合格するなど、申し分ない成績をおさめ、面接時の受け答え、身体能力なども平均を上回るが、小学校高学年以降、友人が1人もおらず、コミュニケーション力や協調性の面で大きな問題を抱えている。このことと、別途資料における記述を憂慮し、Dクラス配属が妥当である。

 

担任メモ

現在数人の友人がいるようですが、協調性の改善は見られず、経過観察を続けます。

 

 

 

氏名 藤野麗那(ふじのれいな)

クラス 1年A組

学籍番号 ??????????

部活動 無所属

誕生日 12月24日

 

学力 A

知性 A-

判断力 B+

身体能力 B

協調性 A-

 

学力、身体能力、面接時の受け答え、協調性など全方面が高い水準にある優秀な生徒。過去に不幸もあったが、それを乗り越えることができた強い精神力も評価に値する。これらを総合し、問題なくAクラスへ配属する。

 

担任メモ

生徒、教師からの信頼がとても厚く、学校生活を楽しんでいるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは梅雨時の一幕です。須藤の事件はまだ起こっていません。

 

 

 

「速野くんって、よく分からないよね」

 

 ある日の昼休み、俺が教室で昼飯を食っていると、正面に櫛田が来て開口一番そう言った。

 

「なんだ急に……」

「だって、速野くんって勉強できるでしょ?手作り弁当だから料理もできるでしょ?プール授業見ると運動もできるでしょ?それに私から見ても結構イケメンなのに、なんであんまり友達が多くないのかなーって」

 

 指を折り曲げながら俺の長所を上げてくれる櫛田に軽く惚れそうになった瞬間、落とされてガクッとくる。

 

「俺を褒めてるのか貶してるのかどっちなんだよ……」

「褒めてるよ。それにほら、見てよこれ」

 

 言うと、櫛田は端末を操作して、何やら表を見せてくる。

 

「なんだそれ」

「男子のいろんなランキング。ちょっと古いものだけど、ほら、速野くんは見事にイケメンランキング10位にランクインだよ」

「ふーん……」

「あれ、あんまりうれしくない?」

「堀北のセリフを借りるわけじゃないが、自分の顔を気にしたことないからな」

 

 堀北がこんなこと言ったのは確か、須藤たちのの勉強会でCクラスに絡まれた時だったか。

 

「てか、俺はお前の方が不思議だけどな」

「え?」

「なんであんな簡単に友達が作れるのか本当にわからん」

 

 俺も小さい頃は普通に友達居たんだが、段々友達がいなくなり、今では作り方も何にも覚えていない。

 

「うーん、頑張って話しかけて、連絡先聞いて、何回か一緒に遊んで仲良くなる、みたいな感じかな?」

「だからなんでその流れが出来るのかが謎なんだよ……」

 

 頑張って話しかける、ハードルは高いがここまでは分かる。いや、逆に言えばここまでしか分からない。なんで次に連絡先を聞くことができるのか……

 俺とは見えてる世界とか住んでる世界が違うんだろうなーとつくづく思う。

 

「それとあれだな。櫛田って結構ストレス溜まりそうな生き方してるのに、それをまったく感じさせないところとか」

「そんな。みんないい人だから辛いことなんてないよ?」

「……」

 

 そう言ってのける櫛田に「嘘つけ」という気持ちを込めて少しジト目を向ける。

 

「……今のはちょっと盛りすぎたけど、みんないい人っていうのは本当だよ?」

「ふーん」

 

 やっぱ櫛田でもストレスは溜まるんだな。安心材料がまた1つ増えた。あと、今の俺のジト目が多分ストレスになって蓄積されただろうな。

 ストレスの発散方法も気になるが……まあ、それは聞かない方がいいだろう。

 

 櫛田らしい可愛い方法だったらいいが、エグい方法だったら普通に引くし。




こんな感じです。キャラの容姿に関しては、イメージ的に速野は「髪が黒くなって目つきが悪くなり雰囲気も暗くなった平田」です。藤野は作中に描写しているので、それを元に妄想を広げていってください。
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