実力至上主義の学校に数人追加したらどうなるのか。※1年生編完結 作:2100
では、どうぞ。
そして迎えた土曜日。綾小路との約束の時間が迫ってきて、俺はそれに遅れないようにエレベーターに乗った。
「……そういえば、あなたも誘ったと言ってたわね」
偶然、かと問われればそうは言い切れないかもしれないが、堀北と乗り合わせてしまった。
「いちゃ悪かったか」
「別に」
そうは言うものの、不機嫌オーラは隠しきれていない。こいつが積極的にこの偵察に参加したがったとは思えないし、半ば強制的に綾小路に丸め込まれたんだろう。
堀北とともにロビーに降り立つと、備え付けのソファにはすでに綾小路と櫛田が腰掛けていた。俺と堀北の来訪に気づいた櫛田が立ち上がる。
「おはよう堀北さん、速野くんっ」
櫛田の明るい社交辞令には軽く手を上げて返す。櫛田の姿を見た堀北の不機嫌オーラがさらに大きくなった気がしたが、それでいて尚こんな対応ができる櫛田には尊敬の念を抱かざるを得ない。
櫛田がいるとは言え、この4人の間に世間話なんてものが生まれるはずもなく、足早に目的地であるグラウンドへと向かった。
「おー、やってるね」
グラウンドでは、サッカー部が学年ごちゃ混ぜで紅白戦を行なっている。その中で俊足を生かしてプレーする平田の姿を発見した。
っと、今は他クラスの情報収集だったな。平田から視線を外し、改めてグラウンド全体を俯瞰する。
「なんか諜報活動みたいでドキドキするね」
「そんな立派なもんじゃないけどな。偵察と言っても、見えるものは限られてる」
「でも、堀北さんはそうは考えなかったんだよね?」
「ええ。情報は多いに越したことはないわ」
綾小路の言ったことも堀北の言ったことも真理ではある。
だが一つ言えるのは、偵察に成功して多くの持って帰ることができたとしても、何組目に出るのか、自クラスの誰と当たるのかが運要素である限りは強力な一手にはなり得ないことだ。
「今日私を誘うって決めたの、堀北さんじゃないよね?」
目線をグラウンドから櫛田に向ける。
「どうしたんだ急に。なんでそう思った?」
「あはは、人が悪いよ速野くん。私と堀北さんの仲が良くないのは知ってるでしょ?堀北さんが自分から私を誘うとは思えない。決めたのは速野くんか綾小路くんのどっちか、だよね?」
まあ、その結論に至るのが自然ではある。
「俺は堀北から綾小路を介して誘われたけど、別に不思議でもないんじゃないか?例えばだが、1学期中間テストの時の勉強会、覚えてるか」
「うん。皆で頑張って乗り越えたよね」
ここにいる櫛田以外の3人が5万ポイント失ったアレである。
「一度勉強会が崩壊した後、改めて勉強会を開くにあたってお前を誘うことを決めたのは堀北だったし。好き嫌い関係なく、適材適所ってことじゃないのか?」
最後だけ堀北に向かって言葉を投げかけるが、当の堀北は口を開こうとしない。
俺の言っていることに嘘はない。中間テストのことも、こういった情報収集には櫛田が最適であることも。が、櫛田がどういう印象を受けるかはわからない。肯定とも否定とも受け取れない反応を示している。
話を一旦打ち切り、グラウンドに向き直って偵察を再開する俺たち4人衆。
いや、4人というより、2つの意味で3人と1人という表現が正しいかも知れない。
まず、一つ目の意味は櫛田が1人の側であるという捉え方。
これはまあ単純で、綾小路本来の実力を知っているかどうかの違いだ。
そしてもう一つ。それは、俺が1人の側だという捉え方だ。は?いつものことだろと思ったそこのアンポンタンはお口にチャック。
分断する基準は何かというと、いま目の前にいる櫛田桔梗という生徒の裏や闇といった類の部分をどれほど知っているか。
俺が知っているのは、櫛田が堀北のことを嫌っているということ。だが綾小路と堀北は恐らく、それ以上の何かを知っている。具体的に何か、は知る由もないが。
一人であれこれ考えながらぼーっとグラウンドを眺めていると、平田以外にもう一人、知っている奴がいることに気づいた。
「あれ……確か柴田だったよな。プールの時にいた」
「うん。平田くんがよく僕より上手いって褒めてるよ。仲良いみたいだね」
柴田は上手さだけじゃない。平田をも上回る速さも兼ね備えている。プールでのバレーの時から運動神経はかなりいいとは思っていたが、足の速さだけなら須藤にも負けていないと思われる。
「やってるやってる。今日も元気があって最高だなー!」
そんな時、やたらテンションが高くさわやかな声が後ろから聞こえてきた。なんだ、と思って振り向くと同時に、その人物が俺の横を通り過ぎる。
「南雲先輩、おはようございます」
櫛田は顔見知りなのか、声をかけた。
「お、君は確か桔梗ちゃんだね。ダブルデート?」
「い、いえ、そういうのじゃないんですけど……ちょっと気になって見に来ちゃいました」
「じゃあ、ゆっくりしていくといいよ。うちの部はいつも本気だから、実力測るにはバッチリだしネ」
こちらの考えてることは見通されているようだが、南雲先輩にも不満はないだろう。同じ赤組だし。向こうとしてもこちらには勝ってほしいはずだ。
「なあ、生徒会と普通の部活の掛け持ちってありだったか?」
グラウンドに向かって走っていく南雲先輩の背中を見ながら、綾小路がそう呟く。
「絶対禁止、ってわけじゃないみたいだけど、今は退部してるって聞いたよ。でも辞めても一番上手いから、こうしてたまに練習に参加してるみたい」
確かに生徒会の説明の時、掛け持ちは『原則禁止』って言ってたな。掛け持ちしてもいい、あるいはせざるを得ない条件があるのだろう。
南雲先輩がグラウンド、もといピッチに入ると、一気にそこにボールが集まり、マークも厳しくなる。
そんなものを物ともせず、一人二人、そして三人をするすると抜き、ミドルの位置からシュート。大きくカーブがかかった球はキーパーも上手く反応出来ず、そのままゴールネットに突き刺さった。
「うま……」
思わず感嘆の声が漏れ出る。
「次期生徒会長の肩書きはダテじゃないってことだな」
「……運動神経はね」
兄が生徒会長という手前、堀北は南雲先輩を素直に認めようとしない。
聞いた話によれば、この人は堀北兄の望む方向とは違う場所へこの学校を導いていく方針らしいが……どのような公約を掲げるのかは未だ不明。というか、そもそも堀北兄が何を望んでいるのかも知らない。少なくとも言えるのは、生徒会長の意志という鶴の一声は学校の方針を180度変えることすらできるということだ。
「そんな目で見つめられても困っちゃうなー」
隣から、櫛田のそんな声が聞こえてくる。
「これ以上オレからは何も聞かないと約束する代わりに、ひとつだけ教えてくれないか」
「……ずるい言い方だよね。これ以上聞かないって」
「どうしても気になってな。……お前と堀北の不仲の原因はどっちにあるんだ?」
これ以上は何も聞かないという条件を付けることで、踏み込んだ質問にも答えさせることができる。
「本当にこれだけだからね?」
櫛田もそう念押しする。
「……私だよ」
普通、仲が悪い者同士は、その原因を相手に求めようとするものだと思ってたが……やっぱりただならぬ何かがある。そういうことか?
俺は櫛田の返答を聞いて堀北の様子を伺ったが、綾小路と櫛田のやり取りを無言で見つめているだけだった。今は、こいつから何もいうつもりはないんだろう。
元から櫛田と堀北の関係に関する情報には二歩も三歩も遅れを取っている。この件は綾小路と堀北に一任した方が良さそうだ。俺が最優先に注意すべきはあくまでその先。
「やめだ。考えるだけ無駄な気がしてこた」
「あはは、そうだよ。今は偵察が優先でしょ?」
「そうだな……」
綾小路は、あの船上試験のグループKの結果には龍園と櫛田が噛んでいると見ている。櫛田に探りを入れたかった、ってところか。望んだ答えが返って来たのかは知らないが。
紅白戦を終えたサッカー部が休憩に入る。直後、南雲先輩と何事か話していた平田と柴田がこちらに駆け寄ってきた。
「4人ともおはよう。珍しいね、こんなところに来るなんて」
「おはよ桔梗ちゃん。それから……速野と綾小路、堀北ちゃんだっけ。ダブルデートかー?」
「いや、違うって」
なんでノリが南雲先輩と同じなんだ。それから綾小路、なんで名前覚えてもらってたのが嬉しいからってイロモネ○で笑いこらえてる観客みたいになってんの?
「今日はどうしたの?珍しい組み合わせだね」
「偵察だ。他クラスの情報を集めようと思ってな」
「お、じゃあこの快速柴田マンはマークしてくれたか?」
バッチリマーク済みなので安心してほしい。あれだけ速ければ、仮に須藤と当たってももいい勝負するんじゃないだろうか。
「本当に要注意だよ柴田くんは。Bクラスでは一番速い。僕も同じ組では走りたくないな」
「へへ、でも油断しないぜ洋介。お前も速いんだからな」
一般校の体育祭には、多分こんな感じの光景が随所に見られるんだと思う。誰が速いとか、上手いとか、俺この組なんだよな、とか。本来なら、隠し事やら裏切りやらを警戒して挑むものではない。こんな人間不信に陥っても良さそうな学校、高校生にとっては精神不衛生にもほどがある。俺がいうのもアレだけど。
平田と柴田はグラウンドに戻った。それを見て俺たちもその場を立ち去り、他の部を見て回る。
今はテニスコートを見て、体育館に向かっている最中。堀北がこんなことを言い出した。
「櫛田さん。あなたのことには興味ないの」
「わ、いきなり手厳しいね」
「でも、私にはひとつ聞かなければいけないことがあるわ」
「綾小路くんに続いて、だね。何かな?」
「夏休みの船での試験、自分が優待者であることを教えたのはあなたなの?」
綾小路の狙いは恐らくはじめからこれだったんだろう。サッカー部もそうだが、バスケもテニスも、Dクラスには部活に入ってるやつがいるからそいつに聞けばいい。本来偵察する必要があるのは不確定要素。つまりスポーツ系部活以外の部活生、そして帰宅部だ。
だから今日の本当の目的は偵察ではなく、堀北と櫛田が会す場を作ること。そして櫛田の裏切りの可能性について堀北が言及すること。
質問した堀北だが、直後にこう続けた。
「聞かなければいけないとは言ったけれど、答える必要はないの。終わったことを掘り返しても意味がないわ。でも、私はこれから、あなたをクラスの仲間として信頼してもいいのかしら」
「もちろんだよ。私はDクラスの皆んなでAクラスに上がりたいって思ってる。堀北さんがなんでそんなことを聞いたのかは分からないけど、信じてほしいな」
いつもの笑顔を見せながらも、真剣に堀北を見返す櫛田。
「じゃ、俺は帰るわ」
「は?」
「元々提案したのは堀北だし、櫛田の人脈があれば事足りるだろ」
「いや、ちょ、そういうことじゃなくてだな……」
止めようとしたが、綾小路はスタスタと寮の方へ歩いて行ってしまった。
「……」
えー……どうすんだよこれ。
ここで抜けるってのをあいつだけの問題だと思わないでほしい。険悪な仲の2人に俺が加わったらどうなるか。
答えは気まずくなる。それ以上でもそれ以下でもないが、俺にとって地獄と同義である。呪うからな綾小路。
「とりあえず歩こうか」
櫛田の提案に乗り、元々の行き先だった体育館へと足を進める。
やっているのはバスケ。サッカーと同様紅白戦をやっているらしく、須藤が出場していた。以前揉めたCクラスの2人はベンチにいる。
「やっぱり須藤くんすごいね」
プレーの様子を見て櫛田が言う。
当然だが、俺が以前須藤とやった時とは比べものにならないほどの速さとキレがある。今やってもボールに指一本触れられそうにない。
「確か、1年生でベンチ入りしているのは須藤くんだけだと言ってたわね」
「……ああ、多分」
「なら、これ以上ここにいて得られるものはなさそうね。他に出ている1年生もいないようだし」
他学年の情報は、今は役に立たない。退散するのも手か。にしても哀れ、須藤。堀北は須藤のプレーには見向きもせずに体育館の前を立ち去ってしまった。
「堀北さん、帰るの?」
「ええ。もう十分よ。悪かったわね、付き合わせて」
綾小路ではなく堀北からの提案だと言う体裁を保つため、そう説明する堀北。櫛田は疑っているだろうが、あえてここで突っ込むようなことはしない。
「ううん、そんなことないよ。それに、堀北さんもちゃんとクラスのこと考えてくれてるんだなって思ったから」
「必要なことはするわ。仕方なくよ」
「私も頑張らなくちゃね」
以前に比べて多少丸くなった堀北と、嫌いという感情が全く態度に出ない櫛田。この2人の仲が険悪なのか、見抜ける人物は多くはなさそうだ。
堀北も寮に向かって歩いていく。俺も帰ろうかと思ったが、ここは櫛田の意見を聞いてみることにした。
「お前はどうする?帰るか?」
櫛田が帰るなら帰るでいいし、何か提案があるのならばその時考える。
「どうしようかな、まだ時間はあるし……あ、そうだ」
何か得策を思いついたらしい櫛田に言葉の先を促す。
「よかったら、お昼ご飯一緒にどうかな?ショッピングモールのフードコートで」
すぐに承諾してしまいそうになるが、押しとどまって少し考える。
櫛田は何がしたいのか。腹の探り合い?いや、それを今日やることに意味はあるのか?
狙いがないなら、断る理由はどこにもない。何かあるとしても乗ってみるのも手か……
「ああ、いいぞ」
ここからショッピングモールまではそこまで遠くない。それも計算に入れての提案だったのだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
箸が皿にあたる音があちらこちらでカチャカチャとなる中、俺も例に漏れず、食事を口に運ぶ。米をつかむ際に、俺の茶碗からもカチャッと音が鳴った。
俺と櫛田が足を運んだフードコートには、この高校の生徒と見られる17、8歳ほどの人が大勢いた。俺の顔が不良が活躍していそうな裏路地並みに狭いせいで俺の知り合いは見つけられないが、目の前の櫛田の知り合いデータにはビシバシヒットしているだろう。
「美味しいね」
「ああ」
いくら俺とはいっても、流石にこの場面で無料のものを食おうとは思わない。しっかりとポイントを払って買っている。ちなみに注文したのは肉じゃが。安定して美味い。日本人はやっぱこれだねー。最後まで汁たっぷり。問題はその汁が余ることだが。
最近金遣いが以前に比べて荒くなってきた気がしないでもない。少し抑えるよう意識しよう。
改めてこの状況を吟味してみると、少しあの時を思い出す。
俺と藤野が初めて出会った日。
俺が席を立ち上がったところで藤野にぶつかり、あいつのお膳がひっくり返って、結局俺の注文したものを半分ずつ食べることになった。そもそも俺が立ち上がったのも、食事に手をつける前に水を取ってくるのを失念していたからで、要は藤野との出会いのきっかけは俺の凡ミスの癖だとも言えるな。皮肉だ。
だが、それがもう半年ほど前の出来事なのだ。少し懐かしさを感じる。
櫛田と藤野は似ているのか。
あの時以降、俺は何回か自分自身に問うていた。
4月の時点では結構似ていると思っていた。
今の見解を示そう。
似ている要素はある。だが、この2人には決定的に違う部分がある。
それは、俺が2人に対して抱く意識だ。
藤野に抱いている「大切にしないといけない」意識や、「裏切ってはいけない」意識。そういうものを、俺は櫛田に感じていなかった。だから俺が櫛田を裏切っても罪悪感は少ないだろう。
櫛田をけなしているわけじゃない。そもそも俺は、赤の他人に自分を裏切らないことを期待すること自体がおかしいと思っている立場の人間だ。だから櫛田はノーマル。より正確に言うと、藤野の存在が不思議過ぎて、俺の中で理解が及んでいないだけの話だ。
そんなことを考えていると、無意識のうちに櫛田を凝視してしまっていたらしい。それに気づいた櫛田がこっちを向いて笑いかけてくる。そうそう、そういうところはちょっと似てるんだよな。
「速野くんと2人でご飯、なんて初めてだね」
「そうだったか?」
「うん」
まあ、考えてみるとそれもそうか。誰かと飯を食うこと自体が稀だし。綾小路と堀北とは前に食べたことがあるが……そういえば、藤野ともないな。
朝夕の食事を一人でとるのはまあ当たり前。俺の場合、昼食も教室で一人で食べることが多いからな。佐倉や堀北も教室組だが、ほぼ会話することはない。綾小路もたまに教室で食べることはあるものの、大体は須藤たち3人と学食に食べに行っている印象がある。俺と須藤たちは仲が悪いわけではないし、男子の中ではむしろ比較的親しくしているが、食事に付き合うほどではない。結果的に一人で食べることになるわけである。おい誰か「ぼっち飯の法則」として学会に発表しろよ。
その後も、櫛田の話に時折首肯しながら食べ進める。櫛田はやはり話が上手いし、話題が尽きない。常日頃から誰よりも人と接している賜物だろう。
そろそろこの不思議な食事会も佳境を迎えた頃。白米が入っていた茶碗の底が見え始めたあたりで、俺は口を開いた。
「櫛田、ひとつ聞いていいか」
「速野くんも質問?あはは、いいよ」
箸を置いた櫛田。それを見て、話題に切り込む。
「お前が前に言ってた、堀北と対立するって話、それが今なのか?」
1学期中間テストの前日、俺のいる前で堀北のことが嫌いだと明かした櫛田は、帰る際に自分が堀北と対立することがあったら自分側についてほしいと言ってきたのだ。あの時は少し衝撃を受けたが、今はどうだろうか。
「違うよ。体育祭はみんなで助け合ってやっていかないといけないから、私は出来る限りクラスのために頑張らなくちゃって思ってる」
「さっき言ってたな」
「うん。本心だから」
櫛田の発言を、『客観的事実』から考えてみる。
「……そうか、なら安心だな」
俺はそう結論を出した。
「速野くんは、何か推薦競技には出るの?」
「いや、予定はない」
「そっか。でも全員参加の競技もいっぱいあるから、頑張ろうね」
「そうだな」
参加するからには、俺も全力でやるつもりだ。今回ポイントを得られるのは、裏工作をした者ではなく、単純に実力で誰よりも上回る者。そして何より、運が良かった者。
たとえこの時点で、Dクラスの最下位が確定していたとしても。
次回から体育祭本番に入ります。ただ、期末テスト2週間前ということでちょっとまた遅くなるかもしれません。
感想、評価お待ちしております。