実力至上主義の学校に数人追加したらどうなるのか。※1年生編完結 作:2100
では、どうぞ。
2020/12/16、第10巻分との矛盾点を修正しました。申し訳ありません。
6時間目。授業開始のチャイムとともに、茶柱先生は教室を出て行ってしまった。
なんじゃらほいと思っていると、平田、そして俺の右斜め後ろの席の堀北が立ち上がり、教壇へ向かって行く。
「今日のホームルームは、明日の小テストに向けて話し合いをしたいんだ。茶柱先生に許可はもらってある。堀北さん、いいかな?」
平田がみんなの前でそう宣言した。
これまでは、全員の前に立って場を仕切るのは平田の専売特許に等しかったが、そこに堀北も加わった。堀北も、その能力の高さからクラス内での発言力は弱いわけではなかったが、これで名実ともに、という感じだろう。
「……話し合いを始める前に、過ぎたことだけれど一つ謝罪させてほしいの。私は体育祭で不甲斐ない結果を残してしまった。口では強いことを言いながら、結局何も残せなかったことを謝らせて」
そう言って、ゆっくりと頭を下げた。
周りは当然動揺を見せる。堀北なりのケジメというやつなのだろう。
確かに堀北は、体育祭では何も残すことができなかった。どころか、奪われる寸前だった。
しかし代わりに、得たものもある。頭をあげた堀北が、一瞬須藤に目配せしたのを俺は見逃さなかった。
「べ、べつに負けたのは堀北さんだけのせいじゃないし」
「そうだぜ鈴音。なんの役にも立たなかったやつもいるしな」
須藤は近くにいた山内を見ながら言った。
「結果から言うなら、ね。でも、体育祭において私に評価すべき点はほぼゼロ。これに変わりはないわ」
堀北が言っているのは、結果だけじゃなく、そこに至るまでの過程のことだろう。正確に言うと話し合いや練習の段階。自信ありげに前に出ていたにも関わらず、結果はとてもじゃないが褒められたものではなかった。そのことが堀北を謝罪へと突き動かしている。
自らの無力さを自覚し、それを通して成長した姿が、こうして平田とともに前に立っている堀北だ。
「けれど、謝罪は一旦ここで終わり。次の期末試験、クラス全員で協力して全力で挑みたいと思ってるわ」
「それは、そうなんだけどさ。具体的にどうするの?ペアの決め方とかまだ分かってないし……」
「ペアの決定方法はすでに分かったも同然よ。ある程度組み合わせを操作することもできるわ。平田くん」
「うん」
指示を受けた平田が、黒板にペアの決定方法を書き込む。
1位の人と最下位の人、2位の人と最下位から2番目の人、という順にペアが組まれる
「おおー!これが法則か!やったじゃん!」
「いえ、恐らくここまでは少なくない人がたどり着いている結論よ。問題はその次。法則の性質上、法則を見抜けなかったとしても比較的バランスの取れた組み合わせになるけれど、例外は起こりうる。例年、その例外が起こったペアが退学になっているのよ。そこで、今からイレギュラーを排除する方法を説明するわ」
堀北が黒板に10人の名前を記入する。
池、須藤、山内、井の頭、佐藤など、記入された数は合計10名。共通点は勉強が不得意という点だ。
「ここに書かれた10人は、小テストでは名前を書くだけで、あとは白紙で提出すればいいわ」
「それって、わざと0点を取るってこと?」
「ええ。先生は成績に影響はないと強調していたし、0点を取ってもデメリットは生じないわ。あなたたちを確実に上位成績者と組ませるための策よ。逆に成績上位者は絶対に85点以上、できれば90点以上を目指してもらう。それ以外の中間層20名も、基本的に半分ずつで上位下位に振り分け、上位には大体5、6割を、下位には1点を取ってもらう」
それを徹底すれば、ペアバランスがより確実になるだろう。
「ただ、中間層に関しては得意科目不得意科目の要素も絡めて考えるわ。平均点あたりのペアが不得意科目まで被ってしまうと危ないから」
俺が指摘した点もちゃんと反映してくれている。ひとまず安心だ。
平田もそれに同意を示しているため、クラスの誰も反対意見はないようだった。
「あなたもそれで異論はないかしら、高円寺くん」
唯一の特大イレギュラー、高円寺にも確認を取る。
「異論などないさ。愚問だよガール。試験内容も当然把握している」
「では、小テストでは確実に80点以上を取ると踏んでいていいのかしら」
「さあどうだろうねえ。それはテストの内容や難易度次第さ」
「あなたがもし意図的に低い点数を取るようなことがあったら、このシステムそのものが成り立たなくなるわ」
堀北の言う通り、これはクラス全員だからこそ取り組める内容だ。そこからはみ出すことも高円寺ならありうる、と思っても無理はない。
「じっくり検討しておこう、ガール」
適当なセリフを言って、高円寺は自前の手鏡に視線を移した。
それを見た堀北はこれ以上の追求は無駄だと考えたのか、ため息をついて教壇に戻り、補足説明を始めた。
まあ、堀北が懸念してるようなことは多分起きないと思う。小テストで低い点数を取ったところで、高円寺本人には何のメリットもないからだ。
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つつがなく小テストを終えたDクラス。
対決の構図は、DとC、AとBの直接対決であることはすでに発表されている。理想的な組み合わせだ。
そしてペアは、早くもテスト翌日に知らされた。
「それではこれより、期末テスト、ペーパーシャッフルのペアを発表する」
茶柱先生は小テストの点数が載った結果とともに、ペアが記載されている紙を黒板に貼り付けた。
上から順に目で追っていく。
平田と山内。堀北と須藤。櫛田と池。幸村と井の頭。綾小路と佐藤。
懸念していた長谷部と三宅も上手い具合にばらけ、三宅は佐倉と、長谷部は前園とペアだ。
ちなみに俺は軽井沢と組むことになった。
「高円寺くんも、今回は合わせてくれたようね」
斜め後ろから堀北のそんなつぶやきが聞こえた。
高円寺は沖谷とのペア。しっかりと点数を取った証拠だ。
「まああいつの場合は合わせたというよりいつも通りにって感じじゃないか」
「そうかもしれないわね。でも、上手くいったのは成果の一つよ」
堀北の言う通り。内容云々より、まずはペア結成がうまくいったことを素直に喜んでおこう。
「結果を見るに、お前たちの中にはペアの法則を理解していた者がいたようだな。今更不要だろうが、ペアの法則は点数の高い者と低い者が順に組んでいく、というものだ」
見事に法則を見抜いていた堀北にクラスの視線が集まった。
にしても佐藤と組んでるってことは、綾小路はしっかり点数取ったんだな。
「ここまでは予定通り、か」
「ええ。でも、期末テストで重要なのは高い点数を取ることよ。クラス全体の平均点を高めるために勉強会を開くわ」
そこから議題が勉強会の話に移る。
部活のことも考慮し、放課後に1部と2部に分けるという案が出た。午後4時から6時までの2時間が1部。午後8時から10時までの2時間が2部。教師役は堀北、平田、櫛田で、堀北が1部、平田が2部を担当し、櫛田は両方に参加して中間層に教える役に抜擢された。
「んだよ、鈴音が2部じゃねーのかよ」
そんな不満を漏らしたのは須藤だ。
まあ、堀北がいなくてやる気が出ないのは察するが……
「私がいなくてもしっかりやってもらわなくては困るわ。分かっているわよね?」
「……ああ、分かってんよ。ペアだしな。俺も頑張らねえと」
しっかりコントロールが効いている。
須藤の方は大丈夫そうだが、そうなると問題は池や山内、おしゃべり好きな女子の方が深刻かもあ。
と、堀北には言っておかなければならないことを思い出し、口を開く。
「先に断っておくが、俺に教える役は無理だからな。向いてないのもあるし、それ以上に問題作る時間がない」
「大丈夫よ。教える役についてあなたにかける負担は減らすわ。その代わり、かなりの難易度の問題を期待していいのよね?」
「……やれるだけはやる」
プレッシャーをかけられてしまった。大丈夫かなあ、俺……
まあ、タイムリミットはすぐそこだし、どのみちかなり頑張らないといけないんだが。
「……なあ、提案があるんだが」
「何かしら?珍しいわね、あなたから提案なんて」
「まあな……Bクラスと合同で勉強するのはどうだ?今回は敵対してないし、有効だと思うんだが」
「なるほど……いいかもしれないわね。確か、あなたは一之瀬さんの連絡先持ってたわよね?連絡を取ってくれるかしら」
以前の堀北なら、もしかしたら突っぱねていたかもしれないが、今回はスムーズに提案を受け入れた。
「分かった」
少し安堵感を覚えた俺は、一之瀬にメールを送ってから再び机に向かって問題作成を始めた。
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そして放課後。
俺がさっさと教室を出ようとしていると、出入り口のドア付近で三宅に呼び止められた。
「速野、悪いんだがちょっといいか……?」
「ん、なんだよ」
三宅に案内され、机を見てみるとすぐに用事がわかった。
「この部分なんだが……ちょっと何がどうなってるかさっぱりでな……」
勉強の質問だ。科目は古文。かなりの回数線を引いた跡があり、何回もチャレンジしたことがうかがえる。
なるほど……
俺は解説する前にある行動に出た。
「長谷部、ちょっと」
「え、なに」
少し嫌な顔をされて俺のライフが1個減ったが、一応呼びかけには応じて来てくれた。
「三宅がこの部分わからないっていうから、一応お前にも解説しとこうと思ったんだ。余計なお世話だったら帰ってくれていい」
学力の傾向が笑えてくるくらい酷似している2人だ。片方がわからない問題はもう片方もわからない、なんてことはこの2人の場合ざらにある。
「あーそこ私もわかんなかったんだよね。解答読んでもさっぱり。どうなってるのこれ?」
どうやら長谷部を呼んだのは無駄ではなかったらしい。
ゆっくり丁寧にじっくりコトコト説明していく。一応二人とも合点がいったのか、説明を終えるとうんうん頷いていた。
「一応分かったけど、テスト本番その場で解けっていうのは無理って感じ」
「同意だ」
「解けないと思ったら捨てるのも手だ。後ろの問題の方が簡単だったり、解きやすかったりするのは珍しいことでもないからな」
テストで問題番号順に解け、なんて指示はない。例えばこの国語でも、多くの試験の場合は評論、随筆、古文、漢文という順番で番号がつけられているが、解く順番は様々だろう。
「それはそうなんだけどさー、それも無理なんだよね。この問題見ても、ただ難しいって感じるだけで、どれくらい難しいかはわかんないから捨てようにも捨てられないわけ」
結果時間ロスでタイムオーバー、というパターンか。
「そう考えると、堀北が言ってた得意不得意も考えて分けるっていうのは良かったかもしれないな。お前とペアにでもなってたら詰んでたぞ」
「そうなったら仲良く退学だね」
「そこまで仲良くしたくねえ」
確かに、その点は否めないな。ナイス俺。はっはっは。
と、冗談はここまでにして、一応忠告もしておこう。
「ただ、言っちゃ悪いが安心できるレベルじゃないぞ。大丈夫か?二人とも勉強会には参加しないんだろ?」
「多分ねー。私には向いてないし」
「俺も一人でやるつもりだったが……やっぱりまずいのか?」
三宅の問いに、俺は大いに頷いた。
ただ、長谷部の言う通り人には向いたやり方と向いていないやり方というものがある。向いていないやり方でやってしまうと、苦痛が増すだけで成績はかえって伸び悩んだりするものだ。
「俺個人としては、成績がいいやつが側にいる環境でやった方がいいと思うが、嫌なら無理強いはできないな」
平田や堀北、櫛田を除いて成績優秀で、かつ比較的時間に余裕がある人物か……
「速野は無理なのか」
「速野くんは問題作ってるんじゃなかったっけ。じゃあ無理でしょ」
「ああ。ただ、一人でやるやり方では試験クリアできそうにないと思ったら声をかけてくれ。あてがないこともない」
さっき言った条件に当てはまる人物を2人思いついた。まあ1人は高円寺だから除外するとして、必然的にもう一人に頼んでみることになる。
「あんまり気は進まないけど……考えといた方がいいかもね」
「みたいだな。わかった。ひとまずは一人でやってみる」
「頑張ってくれ」
こだわるべきはやり方ではなく、結果だ。二人ともそれには理解が及んでいるだろう。
俺としても退学者は出したくない。出来るだけ、だが。
二人のもとを離れ、俺は自分の机の方に戻り、まずは綾小路に話しかける。
「綾小路、ちょっと頼まれてほしいんだが」
「なんだよ。面倒ごとはいやだぞ」
「別に面倒なことじゃない。お前、バカンスの船の上で幸村と同室だったよな」
「……そうだが」
「ちょっと呼んできてくれないか」
俺は帰る支度をしている幸村を見ながら言う。
「……まあ、それくらいなら」
納得したようで、幸村に声をかけに行く綾小路。まあ、多少無理な頼みでも聞かせることはできなくはないんだけどな。
綾小路に連れられ、納得していなさそうな表情をしながらも幸村が来た。
「なんだ?話があるって聞いたんだが」
「ああ。堀北も聞いてくれ」
ノートになにやら書き込んでいる堀北にも目を向ける。
「私も?何かしら。手短に頼める?」
恐らく勉強会の準備があるのだろう。別に時間をかけるつもりはない。
前置きはなく、単刀直入に言う。
「二人に頼みたいんだが、俺の作った問題を解いてほしい」
クラストップレベルの頭脳を持つ堀北と幸村。これ以上の適任はいないだろう。
「……なるほど。私たちを難易度の指標にするということね。何点なら納得いくのかしら」
「そうだな……お前たちが解いて7割弱。これなら安全ラインだろ」
定期テストではほぼ満点を取り続けている二人。この二人で7割なら、Cクラスからは退学者が出てもおかしくないレベルだ。
「確かに勝率は高まるな。俺たちがいい点を取れば取るほど問題の質もよくなっていく」
「そうだな。だからかなり真剣に解いてくれ」
「分かってる。簡単に低い点数は取ったりしない」
「そりゃありがたい」
ひとまずこれでオーケーだ。アドバイスもくれると思う。
「いますでに作ってあるから、渡しとく。分量は実際の半分くらいだが」
そう言って二人に手渡すと、堀北は再び机に向かっていた。
「俺も帰っていいか」
「悪い、あとひとつ頼みたいことが……」
「注文が多いな……」
悪いって。だがお前にしか頼めない。
「勉強を教えてやってほしいやつらがいる」
「池や山内とか言わないよな?」
幸村の性格的にあの2人に教えるのはきついだろうな。
「違う。……長谷部と三宅だ」
高円寺を除いて、時間に比較的余裕があり、且つ成績優秀な人物。
1番の候補は幸村だ。
「え?あの2人の成績は悪くないんじゃないか?」
「総合点で言えば。ただ、得意科目不得意科目の差が激しすぎる。試してみたら分かると思うが、理系科目はいいんだが文系科目が壊滅的と言っていい。正直ギリギリだ」
あえて歯に衣着せぬ言い方をする。
「ペアをずらすだけでは手に負えなかった、ということ?」
問題が割と深刻だと察して、堀北も会話に戻ってくる。
「そういうことになる」
「それを知っているということは、あなたはあの2人と接点があるけど、教えられる時間が取れないから幸村くんに頼みこんだのね」
堀北の完璧な推理に静かに頷いた。
「まだやることが確定してるわけじゃない。あの2人が1人でやることに限界を感じたら声をかけてもらうことになってる」
一応、まだ未定であることも伝えておく。あとで文句を言われたらかなわないからな。
「分かった。引き受ける」
「……本当か?」
正直五分五分だろうと思っていた。受けてくれるにしても少し手のかかる交渉が必要かと考えていたが、幸村はすんなりと承諾した。
「ああ。俺とその2人との橋渡しはお前がやってくれるんだろ?」
「できる限り……でも、いいのか?頼んでおいてなんだが、こういう集まりとか、あんまり得意じゃないんじゃないか?」
「体育祭では何もできなかったから、俺も元々、何かできることはないかと思ってたんだ。協力しないと、この試験は乗り越えられない。学校で過ごしていくうちにどんどんその考えが強くなっていった」
これまでの生活で心境の変化があったのはなにも堀北に限ったことではないのだろう。須藤も、そして今の幸村も。もっと言えば俺にも変化が訪れている。今までの俺がここまで人のために行動するのは考えられない。いろんな人と接点を持ったからこそ、ということだろう。
まあ、みんな根幹は退学者を出すわけにはいかない、っていう考えからだろうが。
「一応準備はしておく。やることになったら声をかけてくれ」
「悪いな。助かる」
そう言って、幸村は自分の机へと戻っていった。
幸村が教えるなら、間違いなくあの2人の成績はアップするだろう。ひとまずは安心、というところだろうか。
幸村がこちらの会話を聞き取れなくなるくらい離れたところで、堀北が口を開いた。
「橋渡し役、あなたにお願いできるかしら。綾小路くん」
「……オレが?」
堀北に言われた瞬間、いやですよオーラを全開にして拒否する綾小路。
まあ、これは簡単には受け入れてもらえないだろう。面倒くさそうだし。
「コミュニティを広げておくのに越したことはないんじゃないか。別に俺も特別親しいってわけじゃないが、少なくとも一緒にいて悪い心地はしないだろう」
船上試験での貸しを使おうかと考えたが、もっと有用な使い道があるだろう。このタイミングはもったいない。
綾小路が間に入ってくれれば俺や堀北、果ては平田とも繋がるし、色々やりやすいだろう。
「はあ……分かった。それで俺は何をすれば……」
「とりあえず、あの3人をうまく管理してくれ。ついでにお前も勉強すればいい」
まあ、多分自動的に勉強せざるを得ない雰囲気になると思うが。
「まあ、やれるだけはやってみる」
「じゃあ正式に決まったら連絡する」
なんとか承諾させることはできた。綾小路はさっき、この勉強会が開かれるかどうかは未定であることを聞いているため、頭の中で「勉強会が開かれませんように」と願っていることだろう。
そんな綾小路の切実な願いが打ち砕かれたのは、早くもその翌日だったことをここに記しておく。頑張れよ綾小路。
綾小路グループを結成させるためにはこうするしかなかったんです……許して……
一応ペアは軽井沢にしましたが……やっぱり軽井沢は永遠に綾小路のモノですよね。
主人公が普通に主人公っぽくてなんか違和感(この文章意味不明)がある方もいらっしゃるかもしれませんが、今回はちょっと無理しました。次回からちゃんと元の主人公らしくなりますので、どうかご安心を。
感想、評価お待ちしております。
あ、あとクリスマスイブは藤野の誕生日だったんです。皆さん心の中で祝ってやってください。