実力至上主義の学校に数人追加したらどうなるのか。※1年生編完結   作:2100

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皆さんお久しぶりです。


ep.63

 トントントントン。

 これは俺が眠気を堪えながら包丁で野菜を切っている音。

 何しろ時刻は朝の4時半。あくび出まくりで、なんの処置もせず玉ねぎ切ったときレベルの量の涙が目から溢れ出ている。

 メニューは9日間通して全て質素な和食。日毎に多少の変化はあるが、料理の手間はそれほど変わらないだろう。

 他の数グループも調理にかかっている。みんな学年別で別れているようで、料理に慣れている人、慣れていない人が混在している感じだ。全員が料理慣れしているこちらの方が圧倒的に手際がいい。

 ところで、俺は一般の男子高校生で見れば料理ができる側に入るが、母数を「料理のできる男子高校生」に絞れば、俺の立ち位置は良くて下の上くらいだろう。現に一緒に調理している先輩はもれなく俺よりも上だ。早さが違う。そして1年Dクラスの2人の腕も中々。俺と同じくらいのレベルなのは、いまだし巻き卵を大量に作ってる2年の先輩か。それ以外は俺以上の料理の手腕を持っていると見ていい。

 頼もしいぜまったく。明日からは起きる時間を30分遅らせても十分間に合うだろう。

 

 

 

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 朝食を作り終え、部屋に戻って少し時間を潰してから、大グループがある一つの教室に集合した。

 朝食まではあと70分ほどの時間があるが、調理したものは施設内の設備でしっかりと保温してくれているらしい。

 そこに見覚えのある教師が入ってくる。

 

「1年Aクラス担当の真嶋だ。これより50分間、各々の大グループに割り振られた区間の掃除の時間が設けられている。それぞれ25分間ずつ、はじめに外、次に校舎内の順だ。悪天候の場合は50分間校舎内の清掃を行う。また、今日からの授業はこの施設の先生方も担当することになる。失礼のない接し方を心がけるように。以上だ」

 

 一応1日の流れは把握しているが、実際に過ごしてみるとなると中々のハードスケジュールであることを嫌でも体感する。

 スキーで体力が尽きると明日の朝起きられない可能性がある。だからといってスキーで手を抜いていいとはならない。この時点での俺のスキーのレベルは素人となんら変わりないだろう。それどころかスキー演習1日目である今日の滑りは素人未満である可能性も高い。ちゃんと真剣に練習に励まなければ俺が損することになるかもしれない。その辺りの調整も必要になってくる。

 

 

 

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 掃除が終わってすぐ、俺たちの大グループは道場のような畳敷きの大部屋に通された。

 この部屋にはもう1つの大グループも集まっていた。延べ60人弱がこの空間にいるわけだが、それでもまだ若干の余裕があるほどの広さを持っている。

 ちなみにそのもう1つの大グループは平田の属するグループだ。

 

「おはよう速野くん」

「ん、ああ、おはよう」

 

 その平田から朝の挨拶。当然の礼節として俺も返す。

 

「この合宿、思った以上に体力面が重要だね。かなりのハードスケジュールだ」

「そうだな」

 

 俺と同じことを平田も感じていたらしい。

 疲れを取るには早く寝る以外にない。恐らくこの合宿では夜に密会を持とうとする生徒が多くいるだろう。しかし俺としてはあまり推奨できない。寝不足は敵だ。特に毎朝朝食作りのために早朝5時前に起きることを強いられる俺にとっては。それに朝食作りを抜きにしてもこの合宿の朝は早い。是非とも密会は必要最低限にすることをお勧めする。どこから目線やねん。

 

「早く寝ることを心がけたほうがいいな」

「そうだね」

 

 そこまで話したところで、担当教諭と思われる人物が全員の前に立つ。

 

「全員集まったな。今日から朝と夕方、ここで座禅をしてもらう」

 

 座禅か。倫理の範囲である仏教について勉強した時にある程度のことは調べた。

 鎌倉仏教において座禅を強く推したのは曹洞宗の道元と臨済宗の栄西。この二つは禅宗としてまとめられる。特に道元はひたすらに座禅することこそ解脱への道であるという只管打坐を説いた人物として有名である。臨済宗は当時としては珍しく権力側に保護を受けた宗派であることも覚えておくといい。だからどこから目線やねん。

 ここで俺たちに、この建物(座禅堂というらしい)では立っている時も歩いている時も叉手を組むよう指導が入る。叉手とは握りこぶしにした右手を左手で包み、胸の前に持っていく手の組み方。流派によって「さしゅ」とも「しゃしゅ」とも読むと聞いたことがある。

 

「座禅とは、瞑想の一つだ。座禅といえば頭を真っ白にして行うものと思われることがあるがそうではない。目を閉じ、イメージをすることだ」

 

 瞑想は優秀なアスリートの中にもメンタルトレーニングの一環として取り入れている人もいる。目を閉じて、勝利のイメージを高める。要はイメージトレーニングだ。他にも集中力向上やらなんやら様々な効果があるらしい。

 

 そして座禅といえばあの足の形。あぐらを組んで両足を太ももに乗せる。これは結跏趺坐という座り方なのだが……

 

「あでででででっ……」

 

 俺これできないんだよなあ。床が畳ということも重なって脚めっちゃ痛い。

 

「大丈夫?」

 

 涼しい顔で結跏趺坐をこなしつつ、俺の悲鳴を聞いて心配する平田。こいつほんと何でもできるよなあ。

 

「今の段階で結跏趺坐ができない者は、片足だけを太ももに乗せる半跏趺坐で構わない。だが最終日の試験では、この結跏趺坐も採点の項目に入っている。しっかりと練習するように」

 

 担当教諭の注意で、できない組からはため息が漏れた。

 

「……大丈夫ではなさそうだ」

 

 残念ながら、この試験中に結跏趺坐をマスターできる未来が全く見えない。

 半跏趺坐の姿勢を保ち、俺は初回の短めの座禅を終えた。

 

 

 

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 朝は座学。大学受験の学科試験の科目としての「倫理」とはまた違ったタイプの授業だった。ただそんなに難しい内容ではなさそうだ。

 昼食を終え、いよいよその多くが謎に包まれたスキー演習の時間となる。

 準備体操とスキー道具の準備は事前に終わらせておくように指示があった。

 男子用のスキー板やストック、ブーツ、その他諸々の道具は全て1号館と呼ばれる巨大な倉庫に備えられており、授業前にこれらを準備しておく必要がある。

 それらを全て持って移動となると結構重い。それに地面が雪なので普通より歩きにくいのも難点だ。

 

「俺スキーなんてやったことねえよ」

「俺もだ。でもポイントに影響するんだろ?」

 

 当然多くの者はスキー初心者だ。学校側もそれは分かった上でやっているはず。

 しかし中にはスキー上級者もいるかもしれない。

 では、このスキー演習は本当にスキーが上手い人が得をするというだけなのか。それはそれで単純で分かりやすい。だがそれならわざわざ報酬内容を生徒に隠す理由がない。

 俺は何かしらのひねりがあると思っている。ほとんどが初心者の中で、運良く経験者がいるグループ、クラスがただただ得をするような運任せのルール作りをこの学校がするとは思えない。

 まあ、ただの考えすぎという可能性もあるが。

 

 スキー場に着くと、責任者を先頭として小グループごとに一列に並ぶよう指示がとぶ。柴田がどこにいるか探すのに時間がかかり、俺は列の最後尾に並ぶことになった。

 周囲を見てみると、全体的に高揚感というか、明るい雰囲気を感じ取ることができる。日程の説明を聞いた時から1番楽しみなイベントだったんだろう。

 

「ただ、やっぱウェア着てても寒いな……」

 

 厚着だから施設に到着した時よりはまだマシだが、それでも寒いことに変わりはない。

 そのまま数分が経過した頃。

 

「よし。全グループの集合が確認されたので、これよりスキー演習を始める」

 

 教師の1人が拡声器を使用してアナウンスした。

 

「まずはじめに講師を務めていただく方々を紹介する。全部で35人。全員日本で有力な、尊敬すべきスキープレイヤーだ。まずはじめに……」

 

 と、35人の講師の紹介が始まった。女性も数人いる。

 道具から察するに、俺たちがやる種目はクロスカントリースキー。残念ながら日本ではメディアに取り上げられるほどの注目スポーツではなく、したがってその選手の認知度も低い。講師を知ってる人はほとんどいないだろう。

 教師が名前を紹介して、講師の人が一礼し、生徒が拍手する、というのを35回繰り返し、およそ7分ほどで講師紹介は終わった。

 そこから拡声器が講師に手渡される。

 

「高度育成高等学校の皆さん、こんにちは。武藤です。皆さんはこれから数日の間、スキー演習をやるということですが、おそらくスキーやったことないよ、って人がほとんどだと思います。ですが安心してください。スキーは危険も多い競技ですが、非常に楽しいスポーツです。楽しみながらスキーに打ち込めば、必ず滑ることができるようになるでしょうし、私たちが全力でサポートしてそうさせてみせます。ではこれから数日の間、よろしくお願いします」

 

 非常に頼もしく力強い挨拶だった。

 やはりプロ。一目見ただけでも持っている雰囲気が全く違うのが分かる。

 拍手がおさまると、教師の指示に従って大グループごとに別れる。講師は1グループにつき2人。残り3人の講師にはまた別の役割があるらしい。

 

「じゃあみんな、並ばなくていいから適当に集まってくれ」

 

 講師がそうアナウンスすると、散り散りだった大グループメンバーが講師の周りに集まってくる。

 

「全員集まったかな。さっき自己紹介したけど、35人もいたら覚えてないでしょ?なので改めて。僕は尾形です。よろしく」

「西原です。よろしく」

 

 しゃべる担当は尾形って人らしい。

 

「じゃあ、準備体操はみんな済ませてるって先生に聞いてるから、もう早速始めようか。まずはブーツをスキー版に固定しよう」

 

 生徒全員スキーブーツをすでに履いており、板に固定すればすぐにでも滑れる状態だ。

 ブーツを板に固定する。字面は簡単そうだが、初心者にとってはこれが結構面倒な作業なのだ。

 まずはブーツの裏の雪を落としきる。次いで板のレバーを上げ、留め金を外す。そこにできた窪みに、ブーツにある出っ張りをはめ、カチッと鳴るまでつま先を固定したまま踵を上げる。これで片足の固定完了。

 この作業を全員行い、ひとまず全員ブーツを板に固定することができた。

 

「よし、全員できたね。この合宿でみんなに習得してもらうのは、スキーの中でも『クロスカントリースキー』という種目だ。名前は聞いたことあるんじゃないかな。このストックを使って雪をこいで進み、タイムを競う。みんなにはこれを小グループごとにリレー形式でやってもらう」

 

 クロスカントリーのリレーか。まあ資料に載っていた道具やバス内での先生の言葉から予想していたいくつかのパターンの一つではあった。

 

「距離は約800メートル。スターターはブーツを板に固定する時間もタイムに入るから注意してほしい。それからもしも滑ることができない、危ないと判断された場合、その人の分は10分と計算してタイムを出すことになってるから、みんな頑張ってくれ」

 

 800メートルで10分か。スキー初心者が10日足らずでどれくらいのタイムで滑れるようになるのかはわからないが、10分もあれば滑れる人との差別化はできているだろう。

 と、そんなことを考えていたとき。

 少しバランスを崩して倒れそうになってしまった。

 

「おっと……」

 

 とっさにポールをついて転倒を防ぐ。

 その光景を目にした尾形さんが、俺だけでなく全員に聞こえるように言う。

 

「おっと、大丈夫?立ってるときに板を平行にしちゃうとバランスがとりずらいから、非平行にしたほうがいいよ。この板を非平行にするのはスキーの基本だから、よく覚えておいてね」

 

 非平行か。さっそく言われたとおりにやってみるが、確かに。さっきはスキー板を平行にしたまま立っていたが、こうすると確かにバランスがとりやすい。

 

 

「じゃあ、まずは軽く歩いてみよう。歩く時もさっき言ったように板を非平行にすることが重要で……」

 

 ここから、本格的にスキーの練習が始まった。

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

 俺が想像してたよりみんなスキーがうまかった。

 指導開始から2時間半ほどを経て、小グループ10人のうち、いまだにある程度の滑りを習得できていないのは俺とDクラスの日下の2人だけとなった。残りはみんな800メートルは遅くても7、8分で滑れるだろうというレベルまで達していた。

 

「速野も滑れないのか……正直意外だった。お前なんでもできそうなのに」

「どんな買いかぶり方だよ」

 

 滑ることができないと判定された俺たちは、ほかの8人とは別の場所に行くよう指示された。

 

「……集まってるな。あそこか」

「多分そうだ」

 

 日下とともにあるいてそこに向かうと、目測60人ほどの生徒が集まっていた。

 男女比は4対6くらいか。おそらく全員俺たちと同様に滑れないと判断された生徒たちだろう。

 とりあえず俺たちも集まっている輪の中に加わる。

 

「左から1年生、2年生、3年生と順に並ぶように」

 

 教師からの指示が入る。

 その通りに一番左に行くと、同学年の見知った顔がちらほら見える。その中にはさく……愛理の姿もあった。

 愛理のほかにCクラスは……博士、山内、井の頭、松下。松下以外の4人はお世辞にも運動神経があまりいいとは言えないため予想のついたメンバーだが、松下もか。正直意外だ。

 愛理が俺に気づいたらしく、こちらに駆け寄ってくる。

 

「と、知幸くんも滑れなかったの……?」

「ああ。恥ずかしながらそう判断されてしまってな」

「そんな、恥ずかしいなんてことないよ。私も滑れなかったから……」

「まあそれはそうなんだが」

 

 言葉の綾というやつである。

 俺が来たあと、一年生の並ぶ場所には追加で5人ほどの生徒が集まった。

 教師たちは何かを話し合って確認した後、一年生全体に聞こえるようにアナウンスを始めた。

 

「全員集まったので、話をはじめさせてもらう。今ここにいる君たちは全員、講師からまだスキルが滑る段階にないと判断された者だ。これから君たちには3人の講師からスキーの基礎を徹底的に学んでもらう。技術が向上し、滑っても問題ないと講師に判断された場合、この『基礎コース』を離れ、小グループ単位での練習に戻ることになる。また、この『基礎コース』では一学年あたり1人の講師がつく」

 

 余った3人の講師の役割ってのはこれか。

 

「ちなみに君たち以外の小グループメンバーたちは、現在本番同様のリレー形式によってタイム計測を行っている」

「えっ、初日にもタイム計測をするんですか?」

「そうだ。だが計測は初日に限らず毎日行い、その結果を公表する。結果に一喜一憂することは望ましくないが、このほうが君たちのモチベーションも上がるだろうとの考えのもとに行っている」

 

 確かに。学校では中間テストや期末テストの結果を張り出すことがあるが、これは生徒のモチベーション向上を目的としていることが多い。それと同じようなことだ。

 

「また、不参加の君たちの分は自動的に10分がタイムとして計上される。最終日まで滑ることができなければかなりのハンデを背負うことになるだろう」

 

 話によればスキーによる退学処分はないらしいが、その分クラスポイントやプライベートポイントのペナルティは大きいと予測しておくべきだろう。

 

「大丈夫かな……」

 

 隣で話を聞いていた佐倉が不安そうにつぶやく。

 

「ついてるのはプロだからな。過剰に不安がることはない」

「そ、そうかな……」

「ああ」

 

 多分。という言葉は付け加えなかった。ここは佐倉を少しでも安心させるのが正解だ。

 

「残り1時間半ほど時間はある。ひとまずはここで解散とするので、戻りたい人は速やかに片づけて施設に戻るように。だが、担当学年の講師の方に監督を依頼して練習に励むのも構わない。自由にしたまえ」

 

 言い終わると、教師は前から立ち去って行った。

 さて生徒の側だが、今の話を聞いてさっさと施設に戻ろうとする人がいるだろうか。練習して滑れるようにならなければきついペナルティが課される。いまは何が何でも練習時間を確保したいはずだ。

 

「練習、しないといけないよね……」

「俺はしたいけど、先生の言う通り自由なんだから帰ってもいいと思うぞ」

「う、ううん、やるよ、練習!」

「なら、もうみんな講師のところに集まってるみたいだし行くか」

「うん」

 

 佐倉とともに、1年生担当のスキー講師のもとへ向かう。

 おそらく1年生全員いる。帰った奴はいないだろう。

 俺はすっと佐倉の隣を離れ、滑れる組がタイム計測をしている場所へ向かった。

 さっきの先生の話が約5分、移動時間が約3分だったから、まだリレーが始まっても序盤のはず……

 

「ちょうどスタートか」

 

 俺が現場に着いたのとほぼ同時に一番走者がスタートした。

 動きはぎこちないが、やはり滑れると判断されただけはある。みんな初心者にしてはそこそこのペースで滑っていた。

 そのまま最後の最後までレースを見守っていたのだが。

 合わせて3人、ずば抜けて速い生徒がいた。

 2人が男子で1人が女子。

 男子の1人は高円寺。おそらくこの3人の中でも高円寺が一番速い。

 ほか2人もかなりのものだ。間違いなく全員経験者だろう。速さもさることながら明らかに周りと動きが違う。

 

「……なるほど」

 

 これは素人が合宿期間中にあの3人に勝てるようになるのは絶対に不可能だな。

 

 まあ当たり前の話なんだけどな。素人が経験者に善戦するなんてアニメや漫画の世界でしかありえない。

 

 手も足も出なければ歯も立たず、コテンパンにやられて終了。現実はこうだ。

 

 俺が途中でいなくなったことに引っかかっていた佐倉には「トイレに行った帰りに腕時計をなくしたので探していた」と適当な嘘でごまかした。  

 




ボロは出したくないので、スキーの描写はこんな風にのらりくらりと極力避けるようにします。
次投稿するときは大学生になってると思います。いろいろとよろしくお願いします。



ちなみに投稿をiPadからパソコンに変えました。
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