戦姫絶唱シンフォギア -俺を誰だと思っていやがる!!!-   作:GanJin

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どうもです!

2019年ももう少しで折り返しですよー、早いですねぇ。

そして日に日に迫る『戦姫絶唱シンフォギアXV』をこれまでの話を振り返りながら待っています。

今ならGまで一気見出来るんで、見てない人は今すぐゴーッ!


歓迎会

 カミナと翼のくだらない喧嘩の収拾をつけ、三人は突如として現れた三人目の装者、立花響の元へと向かった。

 当の響は友里からいただいたコーヒーを飲んでほっとすると、ほぼ同じタイミングでシンフォギアが解けた。

 

「わわっ!」

 

「おっと」

 

 唐突に解除したことに響は驚き、思わずバランスを崩して後ろに倒れかける。それをちょうど背後にいたカミナが支えたことで、彼女はしりもちをつくことは無かった。

 

「あ、すみません。それにありがとうございます」

 

 誰かにぶつかってしまい、直ぐに響は頭を下げてお礼を言った。ぶつかった相手の顔を見ようと顔を上げると響は目を丸くした。

 

「あ! あっ、あなたはあの時のっ!?」

 

「ん? お前、どっかで会ったっけか?」

 

「なんだ、カミナの知り合いか?」

 

「か、奏さん!?」

 

 先程まで周りのことに目を向けていた為に、響は奏がここに来ていたのに気づかなかった。加えて隣に翼もいる為に、響は昔見たあの光景が嘘ではないのだと改めて確信した。

 一方、奏がカミナにそう問いかけるが、当の本人は首を傾げてうーんと唸っていた。

 

「んー。でも待てよ、見覚えがあるような……ないような」

 

「いやどっちだよ! はっきりしろや」

 

「大方いつもの人助けをした時に会った人じゃないですか? カミナさん、困ってる人を見たら誰彼構わず助けますから」

 

「いや、最近はふらわーの手伝いくらいしかしてねぇ……。あっ」

 

 何かを思い出したようにカミナは拳で掌を叩いた。

 

「昨日リディアンの近くで会った嬢ちゃんか」

 

「はい! それに皆さんに助けてもらったのはこれで二回目なんです!」

 

 笑顔でピースする響に三人は呆けた顔をする。

 

「「「……二回目?」」」

 

 見事に三人の声が重なった。カミナは首を傾げ、翼は口元に手をやり考える込む。こんな子を助けたことが任務中にあったかどうかを思い出してみたが、二人の記憶にはなかった。

 

「……お前、まさか」

 

 一方、奏は何かを思い出したのか、再び響の顔を見てると確信したかのように僅かに目を見開いた。

 それにカミナと翼が反応しかけたが、響と一緒にノイズから逃げていた女の子と母親が再開しているのが四人の目に映った。

 子供が無事であることを安心する母親だったが、二課の女性職員が今回起こった出来事を口外しないことを詳細に話し始め、親子共々唖然としていた。

 それを見た響は苦笑を浮かべる。

 

「じゃあ、私もそろそろ……」

 

 家に帰ろうとすると、奏が響の肩を掴んだ。

 

「ところがそうはいかねぇんだ」

 

 その瞬間、黒服の男たちが四人を囲むように並ぶ。

 

「な、何でですかっ!?」

 

 響は突然のことに目を丸くする。親友の未来にこれ以上心配をかけさせない為にもすぐにでも帰りたかった。

 

「特異災害対策機動部二課まで同行していただきます」

 

 翼がそう言うと、何処からともなく緒川が響の前に現れ、一瞬にして響の両手に手錠をかけた。

 

「おー、相変らずの早業だな。というかいつの間に出てきたんだ?」

 

 カミナが感嘆の声を上げると緒川はにっこりと笑みを浮かべた。

 

「恐縮です。それと、すみませんね。あなたの身柄を拘束させていただきます」

 

「えっ、え?」

 

「緒川のあんちゃんよ。乗せるんだったら俺らと一緒で良いだろ?」

 

 カミナからは二課の職員は様々な呼ばれ方をしており、緒川はよく『あんちゃん』呼ばわりされている。当の本人はその呼び名に不満はなかった。

 

「ええ、構いませんよ」

 

「よーし、じゃあさっさと行くぞー。はい、撤収撤収」

 

 カミナが柏手を打ってそう言うと黒服の男達は直ぐに移動する用意を始めた。

 

「おいおい、カミナ、勝手に仕切るなよ」

 

「こういうのはさっさと動いた方が良いんだろ? あ、買ってきたモン回収しておかねぇと」

 

「そちらは僕の方で回収しておきましたのでご安心を」

 

「おー、出来る大人は違うねぇ。どっかのバカミナと違って」

 

「うるせぇ、一言余計だっつうの。ほれ、さっさと行くぞ」

 

「えっ? ちょ、ちょっと」

 

 響を車の後部座席に乗せると奏と翼が彼女を挟むように乗り、カミナは助手席に座った。

 緒川がその車を運転して、彼等は現場を後にして、二課の本部があるリディアンへと向かう。

 

「な、何でーっ!?」

 

 状況の理解が追い付いていない響の絶叫が夜の空に響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

「ようこそ! 人類守護の砦、特異災害対策機動部二課へ!」

 

 響を連れて、絶叫マシン並みの高速降下するエレベーターを降りた先には弦十郎を含め、二課の職員が総出で響の歓迎会を開いていた。

 先程まで不安そうな顔をしていた響は唐突に『熱烈歓迎! 立花響さま☆』と書かれたボードを目にし、拍子抜けしたように間抜けな顔をしていた。

 一方、翼は額に手を当てて困った顔をしており、緒川は苦笑を浮かべ、奏とカミナは愉快そうに笑っていた。

 そんな呆けた響に了子が記念写真を撮ろうとしているのを眺め、カミナが自分が着た頃を思い出していた。

 

「懐かしいな。俺が来た時もこんな感じだったっけか?」

 

「皆、お祭り騒ぎが好きでも忙しいからな。花見とか宴会とか開くとかなり盛大にやるんだよな。ま、あたしは嫌いじゃないけどさ」

 

「だけど、この短時間でここまで用意できるとは思わなかった」

 

 カミナが来た時の歓迎会は割と時間をかけており、翼と奏も手伝いをしていたが、この短期間で良くもここまで用意できたものだと驚きと呆れが半分ずつ、翼の心にはあった。

 カミナの歓迎会では、了子の「とりあえず脱いでもらいましょうか」発言に対して、素で上半身裸になり、その所為で唐突の男性職員によるボディビルが始まり、それが終われば弦十郎と大食い対決を始め、かなり盛大な歓迎会となった。

 

「なぁぁぁー! 私のカバーン!! なーにが調査はお手の物ですかー! カバンの中身勝手に調べたりなんかして!」

 

 そんな会話をしていると弦十郎が二課について軽く話していた。

響の素性を知っているのは、二課にとって調査はお手の物だからと言いつつ、響のカバンの中身を調べており、当の持ち主から猛抗議を受けていた。

 

「というか、何時まで手錠つけてるんだ?」

 

「緒川さん」

 

 カミナの指摘に翼は確かにと思い、緒川に響の手錠を外すように示唆した。

 

「はい」

 

 そうして手錠を外した後、職員達は日ごろの疲れを癒すために雑談や飲み物に手を出し始め、歓迎会が始まった。

 

「では、改めて自己紹介だ。俺は風鳴弦十郎、ここの責任者をしている」

 

「とてもじゃねぇけど、そうは見えねぇよなぁ」

 

 ニヤニヤと笑みを浮かべるカミナが響にそう言うと彼女は困惑した顔を浮かべる。

 

「えっと……、どうなんでしょうか?」

 

「まぁ、カミナの言うことにも一理あるわな。それに司令っていうより前線出て戦うタイプだし」

 

「それに一度も手合わせで勝てたことがありませんから。相手がノイズでないなら絶対に前線に出てきますから」

 

「君達なぁ。まぁ、確かにその通りだが……」

 

 苦笑を浮かべる弦十郎だったが、内心、翼がカミナと奏に乗っかってそんな軽口を言うようになったことを喜んでいた。

 

「はいはい、それじゃあ次は私の番ね。二課の出来る女こと、櫻井了子よ、よろしくね。そして、そっちの三人が二課に所属しているノイズ対策特殊部隊の通称『チームグレン』。それじゃあ、三人共、自己紹介をよろしく」

 

 了子に促されて、三人は誰から行くと視線を合わせると、先に出てきたのは奏だった。

 

「一応知ってると思うけど、ツインボーカルユニット『ツヴァイウィング』の天羽奏だ。リディアン音楽院のOGで、今はソロ活動も始めてる。そんで隣にいる彼女が」

 

「三年生の風鳴翼です。風鳴司令の姪で、暴走した二人のストッパーを担当しています。最近はある人の独断専行が悩みの種です。そして、最後に彼が」

 

「おし! 俺の番だな! 日ノ本に名声轟くグレン……」

 

「「口上が長いのは禁止!」」

 

 奏と翼に出鼻を挫かれて不貞腐れるカミナに職員達は揃って苦笑を浮かべていた。

 

「俺はカミナ、神野神名だ。奏とはガキの頃からの付き合いで、今は二課の職員(仮)兼チームグレンのリーダーだ。たまにふらわーってお好み焼き屋で手伝いをしてる。よろしく!」

 

「は、はい。えっと、立花響です。よろしくお願いします」

 

 頭を下げて挨拶をする響。その時、彼女は小さい声でカミナの名前を反芻したが、誰もそれに気付くことは無かった。

 その後、弦十郎と了子からここに呼んだ理由を聞き、自身の身に起こったことが何なのかを響は尋ねる。

 その問いに対して、弦十郎達は今日起こったことを他言しないことを彼女に約束させた。そして、響の身に起こったことを調査する必要があるのだが、了子が甘く魅惑的な声で『とりあえず脱いでもらいましょうか』という爆弾発言をしたために、唯一意味を理解していない響の悲痛な叫び声が二課の本部に木霊した。

 

 

 

 

 

 

 

 響の歓迎会と彼女が何故シンフォギアを纏っていたのかを調査するための検査を粗方終わると彼女はそのままリディアン音楽院の寮へと帰っていった。

 彼女が無事に寮に戻った後、カミナ達三人は休憩スペースに集まっていた。

 

「結局、あの嬢ちゃんはナニモンだったんだろうな」

 

「それを今、了子さんが調べてるんだろ」

 

「素上で言うなら、怪しい所は何もないごく普通の新入生みたいです」

 

「まぁ、お前らの新作CD買いそびれて心底ガッカリしてたしな」

 

「そういや、お前が買ってたヤツを渡してたけど、良かったのか? アレってメガネ達の分だろ」

 

 帰る前に響がツヴァイウィングのCDを買いそびれていたことを思い出し、心底ガッカリしているところを見ていたカミナが、ノイズが出てくる前に買っていた物の内の一つを彼女に渡したのだ。

 

「メガネのダチの分も入ってるんだよ。四セット分な」

 

「あー、アレか? 観賞用、保存用、布教用ってやつ」

 

 メガネの友人と言われて奏が思い浮かべたのは、一度も会ったことがない重度のオタクのことだった。彼はアニメ、アーティスト、アイドルなんでも大好きであり、バイトの給料をすべて趣味に使い果たしている生活をしているらしい。

 奏は知らないが、カミナとメガネがライブのチケットを手に入れたのは彼のおかげであり、グレン団が再集結する切欠を作った人物なのである。

 

「そうみたいだ。さっき、買えなかった子がいたから渡しちまったが良かったかって連絡入れてみたら、『相手がファンならOKっ!』だとよ。しかも女子高生だって言ったら、さらに食いついてきやがった」

 

 それを聞いた奏は苦笑を浮かべた。

 

「あの子に会わせるんじゃねぇぞ」

 

「分かってるって。っじゃ、俺は一旦家に帰って寝ようかね。嬢ちゃんの検査結果は明日になりそうなんだろ?」

 

「櫻井女史が言うにはそのようです。恐らく彼女も同伴すると考えれば夕方辺りになるかと」

 

 先程まで行っていた響の検査結果をまとめるには少々時間がかかり、なおかつ明日のこともある為、三人は帰宅することにした。

 

「当分は書類整理かぁ。めんどくせーっ!」

 

 帰りがけに気だるげな顔をするカミナに奏は苦笑を浮かべる。

 

「逃げるんじゃねぇぞ、カミナ。ダンナが言うには、それなりにものになってるらしいぞ」

 

「でも怠いんだよなぁ。……よし、サボるか」

 

「真面目な顔でサボる宣言しないでください」

 

 冗談抜きで良い顔をして、バカなことを口にするカミナに翼は呆れて溜息をついた。

 

「その程度の困難ぐらい、いつものように気合で押し通してください」

 

「へぇへぇ、分かりやしたよ」

 

 そう言われると漢として逃げる訳にいかないので、カミナは翼の言葉通りどうにかすることにした。

 幸か不幸か、この二年でカミナの扱いを大方理解した翼にとって焚き付けることは造作もないことだった。

 カミナは奏と翼と帰る方向が途中で異なる為、次の交差点に辿り着くと、三人は別れを告げた。

 

「じゃあ、カミナ、また明日な」

 

「カミナさん、今日はお疲れさまでした」

 

「おう! ……あ、そうだ」

 

 横断歩道を渡ろうとした直前、カミナは唐突に振り返った。

 

「お前らー、何か悩んでることがあったら言えよー」

 

「「っ!」」

 

 さらっと言うカミナに二人は揃って目を見開いた。

 だが、これ以上追及はしないと言いたいのか、点滅し始めた信号を見てカミナは横断歩道を大慌てで渡っていった。

 残された二人はカミナが見えなくなると、互いに目を合わせた。その後、二人は笑みを浮かべた。

 

「ったく、相変らず勘が鋭いなぁ、バカミナのくせに」

 

「本当にね」

 

 なるべく顔に出さないようにしていたつもりだったが、どうやらカミナには気付かれていたらしい。流石に長年の付き合いなのだろうが、こうも早く勘付かれると少々自分に腹が立ってしまい、胸にしまっていたことを考え込む気が失せてしまった。

 それは翼もそうだったようで、今日のことで色々と思うことがあったらしい。

 奏もいつもは何となく気付くのだが、どうやら今日は自分のことだけでいっぱいいっぱいだったらしく、翼の異変に気付けなかった。

 

「あーあ、あいつの所為で考え込むのもバカらしくなったわ。明日はあたしの愚痴に付き合わせてやる。翼も付き合え!」

 

「えっ……。でもカミナさんのことだから、途中で寝るよ。多分……いや、絶対」

 

「そこは色々策を練るんだよ。人の心に土足で入ってくるデリカシーのない奴は、それなりの罰は受けても文句は言えねぇよ」

 

「具体的には?」

 

「……カミナの母さんに言いつけるとか?」

 

 それを聞いた翼は溜息をついた。

 

「どうして初手から最終手段を用いるの」

 

 そう言い返されて、奏は困ったように苦笑を浮かべて、頬を掻いていた。

 

「いやー、よく考えたら、あたしから仕掛けて成功した悪戯ってあんまりなかったなって今になって思い出した」

 

「えー」

 

 結局、二人はカミナのおかげで今日はぐっすりと眠ることが出来たのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 二課から帰ってきた響は心身共に疲れ果てていた。

 ノイズに襲われたかと思えば、いきなり変身して常人離れした身体能力を手にし、なおかつノイズに触れても炭素分解することもなくなっていた。

 そして、突如として現れた翼と奏、そしてカミナの三人にリディアン音楽院の地下にある二課の本部に連れていかれて、自分の身に起きたことを調べる検査を受けてきたのである。

 今日はここ数年で最も忙しい一日だった。

 帰った後、未来の小言をしっかりと受け止めた後、二人は一緒にベッドに入った。

 

「あのね、未来……」

 

 ふと思わず、今日あったことを言おうとしたが、響は二課との約束があったことを思い出して口をつぐんだ。

 でも、そのことを一緒の部屋に住んでいる親友の未来に言う事が出来ないのが響にとって少々心苦しかった。ずっと一緒だった彼女の心を苦しめることに躊躇いがあった。

 だから、響はある事柄だけを未来に伝えることにした。少しでも彼女の不安を取り除けるように。たとえ、それが自身の心を傷つける形になったとしても。

 

「実は夕方に昨日未来がぶつかっちゃった人にたまたま会ったんだ」

 

「あの嵐のような人?」

 

「うん。でね、その人が着てた服の後ろに描かれてたマークがあったんだけど、それが二年前に会った人が着てた服のマークと似てたんだ」

 

「それって一時期、響が熱心に探してた厳ついサングラスをかけた髑髏のマークのことだよね?」

 

 それは未来も良く覚えていた。一緒に探したこともあったが、どうやらブランドではなくその人が持っていたオリジナルだったようで、何度も調べても結果は出てこず、半年後には探すのを諦めることにした。

 そんな人がいたのだろうかと未来は一度疑ったことがあったが、それでも彼女が今まで言わなかったことを口にしている為に、その人が本当に実在するのだろうと確信した。

 

『自分が正しいって思ったら最後までその思いを貫き続けろ!』

 

それに、ライブの直前に偶然出会った人が口にしていた言葉があったから、今の響がいると言っても過言ではないからだった。その言葉を信じて彼女は今日まで強く生きてこれた。

 もし、彼女がその言葉を耳にしていなければ、『あの悲劇』があってなお、家族が全員無事でいられなかっただろうと響の両親は断言しているほどだ。

 

「CDを買った帰りに困ってる人がいたから、偶然居合わせたその人と一緒にお手伝いをしたんだ。その後、少しだけお話ししたんだけど、その人も二年前にツヴァイウィングのライブに来てたんだって」

 

「響、それって」

 

「うん、その人は覚えてなさそうだったけど、間違いないよ。豪快でカッコよくて、私の心に光をくれた人」

 

いつの間にか響の声が数段明るくなっていた。

探すのを諦めたはずの人物がようやく発見出来たからもあると思うが、ここまで嬉しそうに話す響に未来は少しだけムッとした。

 

「でもね、あの人と会って思ったんだ。やっぱり、側に未来がいてくれたから今の私がいるんだって。家族以外で私の心配をしてくれるのは未来だけだから」

 

 今は背中合わせで寝ているはずなのにまるで未来の心を読んだかのように響はそう言った。

 

「……響? わっ!」

 

 未来が問いかけようとすると、突然響が未来に抱き着き、驚きの声を上げる。

 

「んー、未来は暖かいなー」

 

「響……」

 

「小日向未来は私にとっての陽だまりなの。未来の側が一番暖かい所で私が絶対に帰ってくる所。これまでもそうだし、これからも……そう」

 

 響の声が少しずつ小さくなり、いつの間にか彼女の意識は夢の中であった。

 未来が何かを言おうと思っていたが、響の安らかな寝顔を目にして優しい微笑みを浮かべた。

 

「おやすみ、響」




如何でしたか?

まぁ、今回はそれほど大きな話はないです。

次回以降に色々やれたらいいなと思ってます。

さてさて、カミナがいる中で響と出会った二人はその心に一体何を思うのか?

では、今回はこれにて!
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