ダンまち ロキ・ファミリアの放浪人   作:テガミバチ

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4話 決死の帰宅

シャワーを浴びたアイズたちは夕飯を取るため食堂に来ていた。

フィンに燈火の事を相談したら夕飯の時間には帰らないとのことなので先に取ることにした。

 

「どーして帰ってこないの?」

 

ティオナがフィンの判断に首を傾げる。

 

「燈火もロキの方針を分かっているからね。万が一捕まれば夕飯は針の筵だろうさ」

 

「それにこそこそとするには皆が寝静まってからの方が見つかるリスクが少ない」

 

フィンの説明にリヴェリアも補足する。

 

「でも、あえてこの時間に来たりしない?」

 

アイズは、燈火の性格などを考えればどの時間に来ても不思議はないと思っているらしい。

確かに、ホームにいる全員が食堂に集まるのだ。忍び込むにはもってこいだろう。

しかしフィンはそうは思っていないらしく、

 

「確かにそうだね。でもそんなことはしないよ」

 

夕飯の時間に来ないことはフィンの中では確定事項らしい。

 

「どうして?」

 

「燈火もあれでいて気が使えるからね、食事を忙しくするような真似はしないさ」

 

「……」

 

フィンから燈火への信頼ともとれる言葉だった。

自分はまだそこまで燈火の事を信用できていないのかとアイズは気を落としそうになるが、リヴェリアが先んじて補足する。

 

「お前たちは一緒に成長してきたからな、逆に分からないこともあるだろう。距離感によって見えてくるものも違ってくる。アイズはかなり近いところからあいつを見ている。お前にしか分からないこともあるだろう」

 

「えーアイズしか知らないことって何ー」

 

ティオナがリヴェリアの言葉に反応しアイズへと抱きつく。

アイズはそのようなことがあるだろうかと首をひねっている。

 

「流石にうまいね」

 

「事実を言ったまでさ。最近のアイズは燈火について思う所があるからな」

 

燈火との行動が目に見えて減っているアイズからしたら、燈火について何か知らないことがあると不安に感じてしまうのだろう。

自分だけが知らない、そんな気持ちにとらわれないようにリヴェリアは話を逸らした。

するとロキから声がかかる。

 

「時間やー、みんなええかー?」

 

皆が食堂に揃い、ロキのあいさつと共に夕飯が始まった。

 

***

 

アイズが一点を見つめながら口に食事を運んでいる。この後どうやって燈火を捕まえるか考えている。

そんな様子を斜め向かいの席から眺めていたリヴェリアが声を掛ける。

 

「どうした、アイズ。何かいい案でも浮かんだか?」

 

「……まだ」

 

「そう悩まずともなるようになるだろう」

 

「あー、それ燈火の口癖だー。リヴェリア、うつってるよ」

 

燈火は普段から物事をあまり深刻にとらえない。決して軽視しているわけではなく、自分の肩の力を抜くときなどによく口にする。一種のおまじないのようなものだ。

 

「む? いかんな気を付けなければ。気を緩めるとつい口をついてしまうな」

 

「でも考え方しては悪くないと思うよ。僕もたまに参考にしてるよ。あまり力が入っても本来の力は発揮できないからね」

 

燈火のおまじないはそこそこの需要があるらしい。

すると、アイズが突然リヴェリアの方へと顔を上げた。

 

「そう、なるように……なる」

 

「どうした?」

 

アイズは一言呟くとまた一点を見つめ始めた。

そして結論が出たのだろう。今度はゆっくりと顔を上げた。

 

「多分、正面から来る」

 

「わざわざ正面から来るの?」

 

「うん」

 

アイズが確信をもって頷く。

 

「確かに……それはありそうだな」

 

リヴェリアもアイズの考えに賛同する。

 

「どこか違うところから這入って来る可能性も無くはないが、正面から来るのが一番ありそうだな」

 

「なんで?」

 

ティオナはなかなか納得できないらしい。

 

「燈火がいつも言ってるじゃないか。なるようになるって。どこから這入ってきてもなるようになるなら、正面から這入っても変わらないってことさ」

 

ティオナの疑問にフィンが答える。

 

「それに、おそらく今日の夕飯は『豊穣の女主人』でとるだろうから、そこで何か言われるよ」

 

事実、燈火はミアから激励とはいかないまでも背中は押されている。怒られる覚悟を決めなと。

 

「じゃあご飯食べ終わったらみんなで燈火を捕まえようー!」

 

ティオナが自分の参加を表明した。それに続くように他の人物たちも賛同する。

 

「私も出よう、今回のことで絞らななければいけないことができたからな」

 

「じゃあ僕も行こうか。久々に燈火と追いかけっこも悪くないからね」

 

「私もやるの?」

 

「勿論!」

 

ティオネがやや渋々といった感じで聞くがティオナが参加させた。

アイズの隣にいたレフィーヤは最後まで唸っていたが今回は参加しないらしい。

 

「私は遠慮しておきます」

 

「えー何でよレフィーヤー」

 

ティオナが残念そうに肩を落とすと困ったように笑った。

 

「私はあまり皆さんのお力になれないと思うので」

 

現状レベル3のレフィーヤはこの作戦では足手まといなってしまうと考えている。実際燈火と同じレベルなのだが、燈火とでは冒険者としてのそもそものスタイルが違う。

レフィーヤは後方支援、燈火は前線での戦闘が主な役割だ。

 

「なに、遠慮するな。私も出るんだ、勉強とでも考えておけ」

 

リヴェリアも役割的には後方支援なのだが、レベル6のリヴェリアはそれに比例して膂力などが上昇している。レベル3の燈火とだといい勝負になるかもしれない。

レフィーヤもリヴェリアに言われては断わる事はできず、了承した。

 

「後でガレスも呼ぼうか」

 

フィンがさらなる戦力増強を提案した。

首脳陣とアマゾネス姉妹、アイズにレフィーヤ。

布陣だけ見ればどんな強敵と戦いに臨むのかと誰もが疑問に思うだろう。

しかしこれがただの冒険者を捕まえるための布陣なのだ。この人選だけで、どれだけ燈火が捕まりにくいのかが伝わってくる。

それに何より――

 

「久ぶりだからなんだかワクワクするよ」

 

「さて、どの様にしてやろうか」

 

フィンとリヴェリアが一番乗り気なのだ。

既に一級冒険者の雰囲気を纏わせている。

 

「そんじゃあ、食べ終わったらみんなで行こかー」

 

声のする方へ顔を向けると笑みを浮かべたロキが立っていた。

 

「ロキも、来るの?」

 

アイズが尋ねるとロキが当然だと言わんばかりに首肯する。

 

「そんなおもろそうなもん行くに決まっとるわ!」

 

「足は引っ張るなよ」

 

「心配せんでもええよー、観てるだけやから」

 

こうして燈火捕縛の布陣が完成した。

 

***

 

燈火はアイズたちの考え通り正面から来た。

門番に門を開けさせ軽い足取りで建物に近ずいていく――はずだった。

 

門を開けた中に一歩這入った瞬間、両側から刺叉を持ったフィンとリヴェリアが燈火を挟むように強襲した。

 

「おい! 随分なご挨拶じゃないか!」

 

燈火が抑えていた興奮をぶちまけるかのように笑う。

しかし、刺叉で攻撃された燈火はゆらゆらと消えてしまい、後ろでガチンッと金属同士が強く当たる音が響いた。

 

「やはり【鏡花水月】を使ってきたか」

 

「まあそうだろうね」

 

 

今回の燈火捕縛について、フィンはいくつか作戦を立てていた。

 

「まず、燈火が帰ってくると同時に刺叉で強襲する」

 

「そんなので捕まえられるの?」

 

「いや、ほぼ不可能だろうね。まあお帰りの挨拶程度さ」

 

「ではどうする?」

 

流石に初撃で方がつくとは誰も思っていないらしい。

 

「燈火はおそらくスキルを使ってくる。これが【明鏡止水】なら全員で気配を探る。今の燈火ならある程度までなら場所が絞れるから、そこからは随時指示を飛ばすよ」

 

「【鏡花水月】なら、どうするの?」

 

アイズが尋ねた。フィンはそちらの方もしっかりと対策はねっているらしい。両手に刺叉を持ちながら説明した。

 

「這入って来た時点で燈火の姿が見えていたら、それは【鏡花水月】を使っていると考えていい。それに、僕はこっちが本命だと思ってる」

 

「そうなの?」

 

「ああ、燈火自身も最初に【鏡花水月】で来た方が後々に立ち回りやすいからね」

 

「そうかなー、見えない状態の方が動きやすくない?」

 

ティオナが最もらしいことを指摘する。

 

「その場合待ち伏せしている全員が警戒を強めるでしょ。燈火にはよっぽどそっちの方が怖いわよ。姿が見えていれば、少なくともそこに意識が集中するから【鏡花水月】の可能性が高いの」

 

「ティオネは分かっているみたいだね」

 

「勿論です、団長!」

 

ティオナの疑問に姉のティオネが答えた。

ティオネの説明にフィンが頷くと嬉々としたリアクションを返す。

 

「【鏡花水月】を使ってきたら、つまり門を通った時点で姿が見えたらこれを持って僕とリヴェリアで仕掛ける。みんなは燈火の居場所を探ってほしい。それほど遠くには動けないはずだからね」

 

「うーん、分かるかなー」

 

「まあ【明鏡止水】よりは見つけにくいけど、目に見えている燈火に惑わされないようにね。あれは認識する事が発動条件みたいなものだから」

 

【鏡花水月】は、認識している姿に注意が集中してしまうため本体を探り出すのが難しい。かと言って目を瞑っていてはまともな勝負にはならない。ならば――

 

 

燈火は最初の幻像を破壊されてからは状況に合わせて動こうと考えていた。ようは無計画なのである。

しかし、状況は自分が思っていたよりも不利だった。

 

「おいおい、なんでこんなに大勢いるんですかね」

 

燈火を囲むように左からフィン、ティオナ、ガレス、ティオネ、リヴェリアの五人が居た。少し離れた後ろの所にアイズとレフィーヤ。建物の入り口のところにロキが立っていた。

 

(ロキは完全に観戦、レフィーヤは……まあリヴェリアにでも連れてこられたか。問題はアイズだが……位置取りが厄介だな)

 

燈火は、【鏡花水月】を解くことなく向き合っている。両サイドのフィンたちも二度目の攻撃はしかけてこない。

ガレスは正面突破をふせぐために立ち塞がっている。

 

「つーかなんでガレスまでいるんだよ!」

 

「なに、久方ぶりにお主と戯れてみるのもよいと思ってな」

 

「全っ然よくないんだけど。お前居るだけでそこ突破できる気しないんだけど」

 

「そりゃ役割じゃからな」

 

燈火が歯噛みする。しかし表情は楽しそうな笑顔を浮かべている。

 

「どうだ? もう手詰まりか?」

 

リヴェリアが煽るように燈火に声を掛けた。

 

「まさか、ここで捕まったら逃げた意味だ」

 

「ルールは覚えているかい?」

 

「もちろん」

 

ルールとは、燈火がサボったときこのような状況になることが多々あるため、フィンと燈火の間で決めた簡単なものだ。

三時間、逃げ切れば御咎めなし。摑まれば罰が付く。しかし、未だに燈火は勝ちがなく、いつもフィンの手に落ちている。

まして今回は普段よりも戦力が充実している。難易度は倍以上だ。

だが燈火の表情に諦めの色は微塵も浮かんではいない。

 

「それじゃあ、行こうか」

 

すると燈火が消えた。【明鏡止水】を発動したのだ。

しかし、ここに居る者たちに効果は薄く、すぐさまティナが何もないところに拳を打ち込む。

燈火が姿を消したまま寸でのところで体を後ろに反らし躱す。

 

「ガチパンチじゃねえか!」

 

「だって距離感分からないからー、仕方ないよ」

 

【明鏡止水】は、見破りやすいと言ってもそこにいる程度にしか分からなく、完全に居場所が判明するわけではない。

それでも【鏡花水月】よりは明確に位置がつかめるため、堪と言うよりそこそこな確信をもって攻撃できる。

ティオナの攻撃をかわすと今度はフィンが刺叉を突き出す。

 

(なるほど、何となくだけど分かってきたぞ)

 

燈火は【明鏡止水】を切った。すると再び姿が現れた。その瞬間リヴェリアが後ろから攻撃を仕掛ける。

しかし、それも当たらず姿が消える。

 

「【明鏡止水】を完全に封じてきたか」

 

「手数は少ない方が楽だからね」

 

しかし、さっきから【鏡花水月】に対しての攻撃がかなり激しい。

ティオナ・ティオネのアマゾネスコンビが出る幻影を片っ端から消しているのだ。

 

(何やってんだ……何考えてやがる)

 

燈火がフィンの作戦を分析しようとしているとフィンが声を掛けてきた。

 

「ウォーカー、キミは自分のスキルの効果範囲を知っているかい?」

 

「効果範囲?」

 

「そう、キミのスキルが十全に効果を発揮する範囲さ」

 

「何となくはな、あまり深く考えたことはないけど」

 

【鏡花水月】には本体のいる位置と認識をずらして発生す幻影とで位置関係が決まっている。本体のいるところから一定の距離以内に幻影が発生するのだ。

自分が通ったところにも発生させることはできるが、普段は敵が勝手に認識してくれる方を使っている。

 

「今ティオネたちが必死になってキミがずらした認識の影を壊している」

 

「まあご苦労様だな」

 

「ホントよ、まったく。団長の指示じゃなきゃこんなこと絶対にやらないわ」

 

「燈火は立ってるだけでいいんだもん、ズルいよーやっぱりこれ」

 

「そんなこと言われても、やめればいいじゃん」

 

「やめるわけないでしょ! 団長の指示なのよ! 死んでもやり続けるわ!」

 

ティオネがさらに気合を入れ自分の認識した燈火の影を攻撃する。

 

「フィン、さては鬼畜なのか?」

 

「その誤解は甚だ不本意だけど……」

 

フィンが苦笑いしながら答える。

 

「これはとても意味があるんだ。気配を探るだけじゃキミの【鏡花水月】は破れないからね」

 

「まさか……俺の位置を割り出そうってのか」

 

フィンは笑みを浮かべた。

 

疑惑領域モデル――これは犯罪心理学の一つで、犯人の拠点なんかを割り出す時に用いられるプロファイリング方法だ。

フィンはこれと同じことをして燈火本体の位置を割り出そうとしているのだ。

 

(そういえばなんだかフィンと目が合っているような……)

 

すると、リヴェリアが突然刺叉で攻撃を仕掛けてきた。まるでそこに燈火が居るのが見えているかのような正確さだった。

 

「クソッ……ホントにバレてきてるな」

 

「そろそろ潮時か?」

 

「ふん、まだまだじゃー!」

 

燈火が叫ぶと今度は立ち塞がっていたガレスが仕掛けてきた。

ガレスの拳を受け流しながらどうするか考えていると、アイズが疾走してきた。

 

(はあ!? このタイミングなの?)

 

ガレスの後ろは完全に空いており、そこから逃げ出そうと思えば逃げられる。

しかし、そんなミスをフィンが犯すとも思えない。フィンは今だ動かず、じっと戦況を見つめている。

そこでやっと燈火はフィンの狙いに気付いた。

 

(そうか、ガレスは俺が逃げないようにするためじゃなくて、アイズの通り道を作ってたのか)

 

ガレスが正面に立つことにより燈火の中では正面突破の選択肢がほぼなくなる。すると自然に目の前の対処に追われることになる。

しかし徐々に自分の位置を予測され、攻撃が当たりそうになってきたところでガレスが逃げ道ではなく、切り札の通る軌道を開けたのだ。

燈火からしてもそこは唯一の逃げ道。誘導されると待っているのは終焉を運ぶ一人の剣士。

 

(やばいやばいやばいッ! 完全にこっち突っ込んできてんじゃねえか!)

 

アイズが一縷の迷いなく燈火めがけて駆けてくる。

燈火はいつの間にか他四人の相手をしていた。

リヴェリアが刺叉を突き出してくるのを、片手で逆立ちするようにいなし、アマゾネス姉妹の猛攻を紙一重で躱し、ガレスの拳を足の裏で蹴り飛ばす。

皆が攻撃しているのは何もない――何も見えない虚空だ。

ずらしているはずの認識を補正して攻撃している。一度、追い込んでしまえばそこから距離を取るのは難しい。

 

一つ一ついなしていると、全員の攻撃が一斉に外れた。

しかしそれは獲物を逃がさないように囲った檻のようだった。

後ろはアマゾネス姉妹が左右からクロスするように蹴りぬき退路を塞ぎ、左右にリヴェリアとガレスが構えて立っている。そして正面からは――

 

「ちょ、ちょっと完全にバレて――ッ!」

 

気が付くとアイズが目の前まで来ていた。

 

「こ、こんにちは」

 

「……もうおやすみ、だよ」

 

頬を膨らましながらアイズが燈火の足を払った。

 

「ぐうぇッ!」

 

前から地面にたたきつけられ、背中にアイズが座ってきた。

するとようやくフィンが動き、ゆっくりと首元に刺叉を近づける。もう既に【鏡花水月】は解いている。

 

「逃避行お疲れ様」

 

「……どうも」

 

笑顔のフィンとは対照的に凹んだ様子の燈火がぶっすとこぼす。

リヴェリアとフィンに地面に固定され、身動きが取れなくなった。

 

「それじゃガレス、お願いできるかい?」

 

「ふむ」

 

刺叉をどかすとガレスがひょいっと燈火を担いだ。

 

「俺この状態で運ばれるの? 公開処刑されるの?」

 

「まあしゃあないやろ、逃げたもんにはそれなりの報いが必要やろ?」

 

顔を上げるとそこにはいつの間によってきたのかロキが立っていた。

 

「もっと他のやり方がよかったです」

 

「文句言ってはいけませんよ。今回も燈火さんが悪いんですから」

 

「うぐっ……すんません」

 

レフィーヤにも叱られ、燈火は完全に元気を無くした。そんな様子に何を思ったかティオナが頭に手を置き撫で始めた。

 

「燈火ってさー意外と撫で心地がいいよねー。アイズもやってみなよ」

 

「? ……ホントだ」

 

燈火はティオナとアイズから頭を撫でられながら「そんな意外性はいらん……」と嘆いていた。

すると頭上からロキの声が聞こえた。

 

「そうや、燈火」

 

「んあ?」

 

ロキの顔を見ると優しい微笑みが浮かんでいた。そしてゆっくりと口を開く。

 

「――お帰り」

 

燈火も苦笑いを浮かべ……

 

「ああ、ただいま」

 

こうして燈火の帰宅劇は幕を下ろした。

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