「大地…大地」
「?暗闇が僕に語りかけてる?」
「大地!!」
「……X?」
霊夢たちは謎の青年を永遠亭に運んだ。永琳はその青年のことを1通り診察し、安静にさせておいた。
「とりあえずは病気でも怪我でもないみたいだから、安心してちょうだい。しばらく安静にしとけば大丈夫よ。」
霊夢はしかし不思議だった。果たしてこの青年は何なのか…紫たちも同じである。彼がなにかが気になって仕方なかった。
「大地…我々はどうやら、別の世界に来てしまったようだ」
「なんだよそれ、X」
「私…は……」
「X?…X!!!」
「X!!!!」
突然青年が飛び起きた。それに驚いて、霊夢や永琳や紫はビクッと青年の方を向いた。
「あなた、何者?」
霊夢は聞いた。青年に。
「僕は大空大地。」
青年は答える。今度は紫が聞く。
「どうやってこの幻想郷に来たの?」
今度は青年が疑問符を投げかけた。
「幻想郷?なんだよそれ?」
永琳が答える。
「この世界のことよ。あなたはどうやら外の世界から来たようね。」
青年は「ああ、なるほど」と納得し、自分がここに来た理由を話そうとした。
「僕達がここにきt……あれ?Xデバイザーがない!!!」
青年がまた叫んだ。すると、永琳の机に置いてあった謎の機械から声がした。
「大地!!大地!!助けてくれ!!前が見えない!!!」
霊夢たちはまたまたビクッとしてしまった。突然機械が喋り出したからだ。
青年は安心したように話した。
「X!!良かった!どうやらこの世界は僕たちの世界とは違うそうだよ。」
その機械も答えた。
「そうか、あの空間の亀裂が原因なのか?」
紫が咄嗟に反応した。機械を手に取り、話しかけた。
「何よその空間の亀裂って!!どういう事よ!」
永琳が今度は答える。
「紫、あなたの操るスキマだって空間の亀裂よ。」
今度な大地が語り始めた。
「俺達は宇宙をパトロールしていた際に見つけた怪獣を追っていたら、急に空間の亀裂が出来て、飲み込まれたんだ。で、気がついたらここにいた。」
紫は少しモヤモヤした気持ちで聞いていた。
「ふ〜ん、で、この機械は何者なの?」
機械から少し嫌な風に話す声。
「機械じゃない。私はXだ。ウルトラマンX」
紫はこの言葉に固まった。「ウルトラマン」という言葉に固まったのだ。
「紫?」
霊夢が少し不思議そうに尋ねる。
「ウルトラマン?ていうことはあなたもは地球を守る、光の巨人ってこと!?」
紫は驚いたように話した。霊夢はよく分かっていないようだ。
大地は立ち上がり、Xデバイザーを手に取った。
突然地震が起こった。しかし、普通の地震ではない。
「これは、なにか巨大なものが地面に着陸した時の揺れのようね。」
永琳が話す。すると今度は謎の鳴き声がする。
「この声は!!」
大地はXデバイザーを持ったまま走っていった。
「ちょっと待ちなさいよ!!」
霊夢たちも後を追う。永琳も鈴仙も追う。
永遠亭を出て大地があるものを目にする。
次回:鉄の怪獣