東方光巨人X   作:ストライク心神

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光る地面に埋まっていた青年、大空大地は外の世界でウルトラマンXと共に戦う戦士だった。

空間の亀裂に飲み込まれ、気づいたら幻想郷にいたようだ。

そんな話をしている最中、突然の地震が発生。地震の正体は?


鉄の怪獣

霊夢たちは突然外に飛び出した大地を追って永遠亭を飛び出した。すると、竹林の向こうから微かに灰色の物体とその上に光る黄色い物体が目に入った。

 

「まさか!?」

 

大地は自分がXとして戦った最初の怪獣を思い出した。

 

すると、今度はその物体が咆哮を上げた。

 

「デマーガ…」

 

Xは唖然としながら口にした。

 

霊夢たちは大地を見つけ、駆け寄る。

 

「ちょっと、急に飛び出しt…あっ、aっ、」

 

霊夢は大地に詰め寄り、叱りつけようとしたがその前に霊夢たちにもその物体が目に入った。一体何なのか?

 

「とりあえずこの竹林を出ましょう。ここにいてもよく分からないわ。」

永琳の提案で、迷いの竹林を出ることになる。竹林を歩いていると、途中でものすごい轟音がした。

「爆発!?」

藍が反応する。

 

竹林の出口が見える。もうすぐだ。一同は足を早めた。しかし、竹林を出てみるととんでもない光景が映っていた。それは、熔鉄怪獣デマーガが熱戦を吐き、森で大暴れをしているのだ。妖精や妖怪が逃げ出しているのも目に入る。

 

「夢想封印!!」

霊夢は弾幕をデマーガに放つ。しかし、怪獣は傷つくどころか、怯むことすら無い。むしろ平然としている。

「う、嘘…でしょ!?弾幕が…効いてない!?」

霊夢が少し慌てていると、突然大地が叫んだ。

「どくんだ!!」

大地は霊夢たちの間をかいくぐり、Xioブラスターを怪獣に向ける。

[ブラスターモード、起動します。…ターゲット、ロックオン。]

大地はトリガーを引く。すると、黄色い光弾がデマーガの頭部にある黄色いコアへと飛んでいき、命中する。すると、爆発を起こし、怪獣は痛がるように後ずさりして怯んだ。

[ターゲットに命中しました。お見事です。]

 

「何よそれ!?」

霊夢は幻想郷にはない「銃」というものを初めて見て興味津々。

「X、どうなんだ?」

「ダメだ、あまり効いてない。」

すると、大地は突然また駆け出した。

 

「あ、待ちなさいよ!!」

霊夢と紫は大地を追う。大地は竹林のすぐ横にいた。近づこうとしたが、紫が止めた。どうやら大地になにか動きがある。

 

「X、ユナイトだ。」

「よーし、いくぞーー!!」

大地はXデバイザーを左手で掴み、前に突き出す。そして右手で上のボタンを押す。すると、縁の黄金の囲いがX字に変形する。そして、Xのスパークドールズが現れる。大地はそれを右手でつかみ、両手を大きく右側に回す。そして、スパークドールズの足にある紋章をデバイザーの丸い紋章に当てる。

[ウルトラマンXと、ユナイトします。]

「Xーーーー!!!!!」

「イーーーーー、スァァァァァァァァ!!!!」

 

霊夢たちは大地がXと叫んだ時に、大地の体が強力な光で包まれて、空に登るのを見た。そして、その光が上空でX字に炸裂すると、そこから青と黄色の光に包まれながら何かが回転して降りてくるのが見えた。それは、地面に着地すると周りの土を吹き飛ばした。

 

そこには、赤と銀を基調とし、耳の部分に青く光るリングが付いていて、胸にX字の青い発光体がある巨人がいた。

 

その巨人は両腕を軽くクロスさせて掲げると、胸の発光体が黄色く光だし、腕を振り下ろすと青い電流のような光が巨人の周りに発生した。

 

「へえァ、スァァァ!!!」

巨人は構えてデマーガに向かって駆け出す。

 

「何よ、アレ…」

霊夢はその光景を見て呆然と立ち尽くしていた。すると紫が口を開いた。

「ウルトラマン…アレがウルトラマンよ。」

紫はその光景を強い目で眺めながら霊夢に話した。

 

 

「スィィィアァァ!!」

ウルトラマンXは正面に腕でX字を作り、デマーガに向かってダイブした。すると、怪獣は鳴きながら突き飛ばされ、転倒した。

 

 

「あれは、いったい…」

永琳はその光景を眺めて驚いたようだった。鈴仙も藍も橙も目を見開いて見ていた。

 

 

Xはデマーガに向かって走り、頭と腕を掴んだ。しかし、怪獣はXに対して頭突きをし、Xを突き飛ばした。さらに、熱戦を吐き出した。Xに命中し、大爆発を起こした。

「スォォォアァァァ!!」

Xは苦しそうな声を上げて吹き飛んだ。そして、地面に叩きつけられる。さらにデマーガは迷いの竹林にいる6人に目を向け、頭から背中にある発光体を光らせた。デマーガの口にはオレンジ色のエネルギーが溜まっていくのがわかる。

 

「危ない!!」

すると、Xが少女達の前に滑り込んできてデマーガの熱戦を受け止めた。

「フゥ、守れた。」

大地は少しホットしたように行った。

「ファインプレーだな大地!アスナの時と同じようだ!!」

Xは大地を褒めた。

「さぁ、一気に畳み掛けるぞ!!」

「あぁ!!!」

 

Xは再び構えてデマーガに向かって駆け出す。デマーガは尾を振って応戦する。しかし、Xはバク転しそれをかわす。そして、握りしめた拳をデマーガの顔面に叩きつける。さらに左足で蹴り付けた。怪獣はまた苦しそうに咆哮を上げて後ずさる。しかし、今度は怪獣の尻尾攻撃が不意に駆り出され、Xを叩き飛ばした。

 

「フォァァァ!!」

Xはグルグル回転しながら飛ばされる。そして、再び立ち上がった時、胸の発光体が赤く点滅し始め、妙な警報音がなった。

 

「X!!」

「大地、時間が!!!」

「X、一気に決めるぞ!!」

「あぁぁぁ!!!」

 

「ねぇ、なんか胸がおかしくなってない?」

霊夢は紫に不思議そうに聞く。紫は少し心配な顔をして、

「ウルトラマンは地球では3分間しか活動できないのよ。幻想郷は地球にあるからねぇ…」

 

しかし、今度はXが右腕を胸にかざす。そして、右上に振り上げる。そして、体を大きく左にねじる。Xの足を中心に青い光がチラチラと駆け巡る。そして、正面にX字に構えた。

「ザナディウム光線!!」

Xの腕から光線が発射される。それは、デマーガの胸に命中する。非常に眩しい光線、ものすごい爆音と轟音がした。デマーガはもがく。そして、爆散した。そして、爆発の中心地点あたりに光が集まる。それはスパークドールズとなった。

 

Xは上を向いて、飛び去って行った。

 

大地はデマーガのスパークドールズを拾った。

 

「そこで何をしているわけ?」

ふと後ろを見ると、霊夢が目を薄めて大地を見ている。

「いや、何って…」

大地は少し答えに戸惑った。すると、霊夢が大地に抱きついた。

「わっ!えっ、えっ、ちょ…」

「ありがとう、助けてくれて…」

霊夢は目を瞑って静かに大地に行った。

「え?も、もしかして、見てた…?」

「それ以外に何があるのよ。」

大地は額に手を当てて失敗した顔をした。そして、

「だ、誰にも言うなよ?」

と霊夢に言った。

「そうよ、霊夢。誰かに話してはいけないわ。でも、本当に決戦の時、みんな知ることになるわ。」

紫も霊夢の後ろから言った。

 

「あら〜?そういえば霊夢、大地くんに抱きついてたわよね〜?♡」

紫が少しにやけて言う。

「えっ?ちょ、そ、そんなんじゃないから!!」

霊夢は顔を赤らめて言い返す。

 

「彼女も彼女で色々あるんだな。」

Xはふたりを見ながら笑った。

 

すると、霊夢の胸が突然光り出した。

「な、なに!?」

霊夢は焦る。驚く。しかし、その光は霊夢を離れるとXデバイザー向かっていった。そして、デバイザーの前でカードになった。

 

そこには、「博麗霊夢」と書かれたサイバーカードがあった。

 

「これは、?」

大地が首を傾げる。

「彼女達にも、それほどの力があるのだ。私は感じる。そして、ウルトラマンとなった君を見て彼女は応援していた。その心の光が、私に力を与えてくれたのだ。」

Xは淡々と話した。

 

「さぁ、もう日も暮れてきたし、神社に帰るわよ。あ、大地、しばらくは私の神社で暮らしましょ♪」

霊夢は大きく伸びたあと、大地にニコッと笑って話した。

 

そして3人は博麗神社に向かって歩き出したのだった。

 

 

 




次回:吸血鬼vs大地

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