~灼熱地獄跡~
カービィを頭にのせたさとりはすぐに落ち着きを取り戻した。
同じピンクなので何らかの保養効果があったのだろうか?
シュテン「俺はできるだけエグイ記憶を思い出すのと彼女のさとれる範囲に入らないようにする。本当にすまない。」
プロト「私もモンスター共の思っていることが浮かんでくる可能性があるから離れています。」
シュテンはとても珍しく心から反省しているようだ。何を考えていたかよくわかっていない霊夢たちはシュテンを厳しい目で見ているが、葉月含んだカービィ組は次から気を付けろと注意した。
メタナイト「さとり殿.....大丈夫か?」
さとり「ひっ........ええ....もう大丈夫......よ」
全身汗だくで鳥肌も立っているから大丈夫とはとても思えない。シュテンは注意するだけではなく斬り捨てた方がいいか?とメタナイトは思った。
トラウマ状態になっているさとりを少し心配しながらもデデデは本題に移した。
デデデ「さとりよ、このあと俺様たちは俺様の部下が掘りあてた洞窟に行くから許可をもらいたい。お前はここで休んd.....サボってていいぞ。」
さとりはデデデの方を向かずに返した。腹の裂けたデデデを思い出してしまうからだ。
「........いいわよ、お燐...お空を呼んで.....」
ドゾォ
「助けてぇぇぇぇ!!!!」
いきなり地面が爆発したように穴が開き、一つ目の半月型の機械が叫びながら出てきた。
デデデ「おおぉ!ヘビーモール!」
ヘビーモール
かつて石炭一年分でデデデに協力し、カービィと戦った機械モグラだ。
しかしとても慌てている。
ヘビーモール「あああ!大王様!さとり様!助けてください!またあいつが......!」
「待てぇぇぇ!!!」
先ほどヘビーモールが開けた穴から今度はカラスの翼が生えている女性が出てきた。
シュテン「おっ、でかい」(どこがでかいのかは察さないで下さい)
お燐「お空!」
お空と呼ばれたこの娘は大きな目玉が付いた白い服に緑のスカートを履き、腕に長い何かを付けている。この灼熱地獄跡の温度調節をしておりヘビーモールとは顔見知りなのだが.....
お空「追い詰めたぞ不審者め!........不審者?不審土竜?」
顔見知りのはずであるヘビーモールを不審者と呼んでいるのである。
「あの人またオイラのこと忘れて追い回すんですよ!もうヤバイ!死んじゃう!」
お燐「お空!何やってんの!」
「え?何って怪しい土竜が居たから仕留めようとしただけ。」
「怪しいって......この前あなたを手伝いに来たヘビーモールでしょ!」
「..........???」
お空は全く分かっていないようだ...
「大王様ぁ!別の仕事に就かせてぇオイラ死んじまう!」
デデデ「自分で掘った手つかずの石炭全部もらえる上にあの可愛い娘と働けるなら何も文句はないと興奮しながら言ってただろ。」
「でも死んだら元も子もない!」
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~マジルテ 入口~
ヘビー「ここが入口で~す。」
シュテン「あの頃と構造が変わってないといいな。」
バンダナ「変わってなければカービィとシュテンさんが頼りになります。」
メタナイト「大人数で一気に入るのは危険だ、別れて行こう。」
マジルテはカービィやシュテンの話だと
四つのエリアが存在する、だから四つに分かれて行動することにした。
「マジルテは今のところ幻想郷に来たプププランドの建物?で初めてのものだ、何か手掛かりがあるかもしれないし住民が迷い込んでいるかもしれない。ただ中には番人も存在するらしい、だから出てきたのが敵か味方か幻想郷の住民かプププランドの敵か判断するため一つのグループに私たちの誰かを入れる。」
4つのグループ
シュテン、プロト、タランザ
勇儀、メタナイト、萃香
霊夢、魔理沙、葉月(うろ覚えだが洞窟大作戦のマップは覚えている)、デデデ、バンダナ
カービィ、お空、お燐、さとり
待機 ヤマメ、キスメ、ヘビーモール
バンダナ「さとり様、大丈夫なんですか?」
さとり「大丈夫だいぶ慣れたわ。」
シュテン「この短時間であの黒くてエグイの慣れるってすごいな。」
プロト「そこは妖怪だからな。立ち直るのも早いんだろう。」
~マジルテ~
シュテン「駄目だ、もうすでに入口から構造が変わっている。」
シュテン達の目の前には4つの入口に分かれている。
メタナイト「先ほど4つに分けて正解だったな。分かれるぞ。」
カービィたちは先ほど作ったグループに分かれてそれぞれ近くにあった入口へと入っていった。
~シュテンが行った道 地底の木々エリア~
シュテン「構造は変わっていたがここはあまり変わっていないな......懐かしい。」
プロト「地底なのにまるでジャングルだな....」
シュテンが入ったのはマジルテで一番最初に着いたエリア、地底の木々。
地下だというのに密林の様に木々が生えていてさらに所々に古い建物が植物に覆われている。
「どこに向かう?」
「......あまりプププランドの住民は居なさそうだけど、寄り道しながら宝と人を探すか。それで最終地点はこの先にあるでかい湖だ」
「じゃあさっそくあの建物に入ってみるのね。」
タランザはふわふわと浮きながら不用意に建物に近づいた。
「おいタランザ危ないぞ」
特に叫ぶわけでもなくそっと注意した。
しかしそれは間に合わずタランザは炎に包まれた。
「うおおおお!!!あっちぃぃぃぃぃ!!!!!」
「罠があるのか.......もっと早く言ってやれよ....」
プロトは燃え盛るタランザに水をかけた。
「こ...こんなところに人が居るわけないのね......奥に行こう....」
そのあとシュテン達は置いてある宝箱には目もくれずに通り過ぎて行った。
大体ここにあるのは全て罠だ、罠ではない宝箱は昔カービィがすべて持ち帰ったのだ。
~湖~
「ここだな」
シュテン達はとてつもなく広い湖にたどり着いた。湖には頼りなさそうなボロボロの橋が先が見えないほど長くのびている。
もし構造が同じならあの橋の向こうは別のエリアとつながっている。
シュテン達は周りの景色を楽しみつつ警戒をした。実は今のところ罠だけがあるだけでマジルテを守護するモンスターが一体も出てないのだ。
シュテン達は大きな橋の真ん中あたりまで渡った。
すると...........
「そろそろ奴が来るかもな、気を付けろ」
「「?」」
ザッバーン!
「「うわああああああああああああ」」
いきなり湖が大きな波を起こし、プロトとタランザを流した。
そして波と同時に現れたのは服を着てパイプをくわえた大きな青いクジラだった。
「.....ザコ共は居なくともてめぇだけは居ると思ったよ。ファッティホエール」
ファッティホエールはマジルテに住む守護者の一匹であり、この地底の木々エリアのボス。
ファッティホエールは好意はもちろん敵意すら見えない目をしながら暴れまわっている。暴れまわっているというか綺麗に水中から飛び出して華麗なスピンをしながら攻撃してきている。
タランザたちが湖から這いあげってくるのを確認したシュテンは腰についてる袋からコピーの元を数個取り出した。
「さて、お前みたいなボスなら弱いと馬鹿にされてきてる俺でも勝てる。」
シュテンは取り出したコピーの元を全部一気に使用した。
「コピー能力!ミックス!」
シュテンの周りにたくさんのコピーが現れては消える。完全なランダムルーレットでシュテンは自分がまだ所持していないコピーを当てた。
「コピー........リーフ!」
シュテンが当てたのはリーフという見た目が地味なコピー能力。主な用途としては名前の通りはっぱを飛ばすだけの能力だが.....
「SYAAAAAA!」
シュテンは6つの葉っぱを生成しファッティホエールへと飛ばした。葉っぱは見た目とは違いすごいスピードでファッティホエールに突き刺さる。
ファッティホエールはその痛みに苦しみ水中へと潜った、刺さったスピードだけではなく威力も高いのだ。
「プロト!やれ!」
シュテンの合図でプロトが呪文を唱え始めた。
「キリンよ、貴様の雷の力を貸せ......!」
プロトによる大きな落雷が湖に落ちる。その電気が感電し、ファッティホエールが勢いよく湖から飛び出してきた。
勢いよく飛び出してきた時タランザが怪しい笑みを浮かべていた。そしてその頭上にはたくさんある腕が一つの大きな魔力弾を維持するためまとめられていた。
そしてこれがファッティホエールに向けて放たれた。
ファッティホエールはこの魔力弾を腹部に食らい、その巨体が見えなくなるくらい遠くまで吹っ飛んだ。
To be continued...
マジルテ・・・SDXの洞窟大作戦の舞台
ヘビーモール・・・夢の泉に出てきた土竜みたいな機械。デデデの部下ではないが石炭一年分の契約でスターロッドの管理をした。性格、口調は不明なので作者が勝手に想像して書いた
ファッティホエール・・・SDXの洞窟大作戦の最初のボス、こいつだけなぜか懐かしいな...とは思えない......なぜだろう?