ほんの一部分だけですがみんな大好きなラスボスが登場します。
★「え!?」
いや、お前じゃねぇよ!
~スキマ~
プロト「報告は以上になります......」
プロトはこの幻想郷で起こった異変、カービィとその関係者が関わった異変の説明を幻想郷の支配者 八雲紫にしたあとペコリと頭を下げた。
紫「プロト......あなたはどう思う?」
「と、もうしますと?」
「カービィ達が来てからのこの異変のことについてどう思う?カービィは.....」
「.......大変危険です、奴らは幻想郷に害しか与えていません。」
プロトは手に持つ資料を紫に渡した。プロトが説明したのと同じ内容だが自分の目で見るだけあってこちらの方が比較的わかりやすい。
書いてあるのはカービィが来てからの異変とその影響、被害
紅魔館襲撃異変
首謀者 カービィとかつて戦ったダークマター族
被害 人間に甚大な被害、死亡者多数
影響 人間の一部が妖怪たちを強く恨む
妖怪の山襲撃事件
首謀者 ポップスターに現れると言われる異世界生物 スフィアローパー
被害 妖怪の山の戦力少しダウン
影響 仮面の悪魔「シャテン・シュテン」の支持率アップ、
妖々夢異変
首謀者 ポップスターの住民2組
被害 とくになし(春が遅れた)冥界の戦力ダウン
影響 レティ・ホワイトロックが壊れた
人里反乱
首謀者 カービィに恨みを持つダークマター族のリーダー
被害 死人数名
影響 シャテン・シュテン、カービィの支持率大幅アップ。人里ルールの機能が一部停止。鬼すら圧倒するウィザーが圧倒される存在が居ることが判明
地霊殿
首謀者 とくになし
被害 とくになし
影響 お空が全く歯が立たない強者がポップスター側に居ると判明。地霊殿組がカービィを支持
2柱操られる異変
首謀者 カービィに倒されたはずの敵
被害 とくになし
影響 神2柱が負けるほどの強者がポップスター側に居ると判明。風神録組がカービィを支持
「最新の情報だとカービィは命蓮寺の方たちまでも恩を売り、支持されています。」
「危険ね....」
「ええ、とても.......やはり幻想郷に害を....」
カービィ達は危険だ。
正しくはカービィが無自覚で振りまいている異変が危険だ。
資料にもある通りカービィたちの住むポップスターにはとんでもない化け物が居る。
妖怪の山襲撃、西行妖の復活、地霊殿最強の烏が敗れる、2柱の神が洗脳される、最強の破壊神が敗れる。
聞いた話によるとこれはまだほんの一部でもっと強いのが居るのだとか......
このままでは幻想郷は破滅する。
他のヤバイ化け物が来ないという保証はどこにもない。
あのカービィも行動すべてが優しいく安全そうに見えるがあいつが一番の化け物だ。
何処かに悪意やら破壊衝動がないとも言い切れない。
「始末......しますか?」
「......勝算は?」
「ないわけではありません、カービィには相性の良いものを。残りは幻想郷最強クラスをぶつければ良いんです.....奴らは化け物ですが、ウィザーの様な化け物ではないんです。」
「..........」
「ちなみにですが.......私は信仰度に左右されずに攻撃できるのでカービィ達には決定的なダメージを与えられます。しかも向こうの情報はオーディンのおかげですべて分かります。」
「.....勝てる?」
「協力を得られれば.....ですかね?ヘカーティア様や隠岐奈様などの協力が最高です。」
「分かったわ......この情報をもとに相性のいいやつをぶつけるわ。」
プロトは肩を竦めて力を抜いた。
そして次には明確な敵意をカービィ達を思いながら抱いた。
疫病神め.......こんなことなら西行妖の時あいつらだけ見捨てればよかったな......
ウィザーもウィザーだ......魔族最高の神なのにあんなピンク玉に信仰度で負けるとは....
やはり一番信頼できるのは幻想郷の元からの住民のみだ.......
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~命蓮寺~
ぬえ「カービィ、やっぱり帰っちゃう?」
カービィ「ぽよ」
「ぬぇぇぇぇ........」
黒が多い少女ぬえは気の抜けた声を出してカービィにしがみついた。
聖「ぬえ、駄目ですよ。カービィにも帰る場所があるんです!」
「ぬぇぇぇん....」
マミゾウ「こやつもしつこいのぅ......」
「みんなだって悲しいでしょ!?」
一輪「悲しい......けどすぐ会えるでしょ。」
ナズ「別にいなくなるわけではないんだから....」
確かにカービィは人里の出入りが自由なので寄り道でここによる事もできる。
だからあまりこのぬえの様に必死になる必要はないが....
星「あっ、そういえばカービィにはあの子を紹介し忘れましたね.....」
「呼んできます?」
「お願い一輪」
一輪が命蓮寺に入ってくと誰かを呼ぶ。
そうするとドスドス足音が聞こえて「あの子」が姿を現す。
「聖!どこ行ってたのサ!出かけるならせめて朝ごはん作っていってほしいのサ!」
現れたのはカービィと同じ一頭身の人物。
腕は生えておらず、大きな目と独特なピエロの帽子を被っている。
カービィはこいつも知ってる。
ピエロ帽子を被った人物はカービィを見つけると大きく表情を変えて走り寄ってきた。
「カービィ!カービィじゃないか!?」
「ぽよぉい!」
「え!?マルクってカービィ知り合い!?」
マルクと呼ばれたピエロは機嫌よく答えた。
「そうサ!カービィと僕の仲はとてもいいのサ!」
あながち間違っていないが正解とも言いづらい
このピエロ「マルク」は確かに....今は味方である。
今は....という事はこいつはあの旅人同様いつ裏切るか分からないのだ。
昔はこのマルクとはポップスターを賭けて殺しあったが、とある事件以降なんとなく仲間になってた。
マルク「いや~カービィも居て安心したのサ!」
「ぽよ......」
カービィもそこそこ安心した。
が次のマルクの言葉でそれは砕かれた。
「やっとお前を倒せる時が来て安心したのサ!!!!!」
マルクはそう言い放つと背中からきらめく翼を生やして空高く飛んだ。
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
「くたばれぇカァァビィィ!!!」
マルクは空からボールを吐き出してカービィ目掛けて飛ばしてきた。
........まぁマルクがやりそうなことだ、敵対化するのは嫌でもわかっていた。
だったらボコボコにしてまた一緒にご飯を食べてまた仲良くなるだけだ。
カービィはマルクの方を見ると吐いてきたボールをキックして跳ね返した。
ボールはマルクに命中すると大きく破裂して花火の様にキレイに消えた。
「よくも!アローアロー!」
今度はマルクは翼でカービィに狙いを定めて数えきれないほどの矢を浴びせる。
ここで下手に避けると聖たちに当たる可能性があるのでカービィは口を大きく開けて頑張って全部吸い込んだ。
聖たちもようやく混乱から戻ったのか制止しようとした。
「マルク!やめなさい!」
「ケンカは良くないぞ~!}
「ケンカ?違うのサこれは殺し合いなのサ!」
マルクは聞く耳を持たない。
......当然か.....
マルクは聖たちをどかすとマルクは二つにパックリと割れた。
中々に気持ち悪いがもう慣れた。
「覚悟するのサ!カービィ!ブラックh________」
だがマルクの行動はここで終わる。
一つの鳴き声と共に
「グゥゥォォォォォォォン!!!」
ランディアが四体同時にマルクに突進した。
「ぶっぺぇ!」
マルクは情けない声を出すと大きく吹っ飛ばされゴロゴロと木にぶつかるまで転がった。
そのあと聖たちが取り押さえ、一時間にも及ぶ説教タイムが始まったらしいがカービィはそれを見れなかった。
なぜならその瞬間に視界がパッと変わったのだ。
「!?」
カービィが慌てて周りを見渡すと見慣れない場所だった。
ただ、そこで聞きなれた声が聞こえたのは救いだろう。
「「カービィ!」」
「オリジナル!」
背後からメタナイト、デデデ、シュテンが走ってくる。
「おお、よかった.....お前もここに居たのか。」
「こんなこと言うのもあれだが、お前とここで出会えて安心したぜ。いつの間にかここに飛ばされたからな。」
「俺様もだ。」
「私もだ。」
カービィもだ。
その時また聞きなれた声が聞こえる。
「ようこそいらっしゃいました、異世界の住民達よ。」
「この声はプロトか!?」
シュテンは少し歓喜の混ざった声で反応する。
少なくともプロトは味方だっと思ったのだろう。
カービィもそう思ってた......
やがてプロトが女性三人を連れて姿を現す。
3にんの女性のうち幽々子が居た、しかし他の金髪女性は知らない。
そしてその金髪女性2人とプロトははっきりと完全に敵意を向けていた。
嫌な汗がカービィ達に流れる。
「喜べ、この幻想郷の偉大なる支配者 八雲紫様からお話があるそうだ。」
そして帽子を被った金髪女性.....
身長は幽々子と同じくらいでプロトと比べると小さい。
「初めまして.....ね、私がこの幻想郷の支配者、八雲紫よ。」
皆はメタナイトを見る、面倒ごとは全てメタナイトに任せるに限る。
そのあとにメタナイトが名乗る。
「初めまして、八雲紫殿。私はプププランドのメタナイトだ.....このような場所で歓迎.....ではなさそうだな、何か私たちの用でも?」
「ええ」
紫は手に持つ扇子をしまうと目つきを鋭くさせた。
「あなた達を始末しに来ました。」
「「「「!?」」」」
は?
驚いたシュテンが口を開く
「な、なにを言っているんだ?」
しかしその質問に答えたのは紫ではなくプロトだ。
「分からないか?紫さんは幻想郷に害を与える貴様らを始末すると言ったのだ。」
「害を......与える?」
「ああ、そうだ。お前たちは今までないほどの害を幻想郷に与えている、身に覚えはないか?」
ないわけがない.....
カービィ達自体は何もしていないが彼らがその原因を呼び込んでいるのは彼らだって気づいている。
「それはとても申し訳ない。それらについては謝罪しよう...」
メタナイトが頭を軽く下げるとシュテンがまた口を開く。
「だが、今までの害.....異変か。すべて俺たちが無事解決しているだろ?」
「「「無事?」」」
紫、シュテン、もう一人の金髪女性の殺気が格段に上がる。
そしてプロトが声を荒げはじめる。
「はぁ!?無事なわけがないだろう!一体どんだけ幻想郷のパワーバランスが崩れかけたと思っているんだ!下手したら幻想郷のルール全てが破れかけたんだぞ!」
「プロト、落ち着きなさい。」
紫は発狂気味に叫ぶプロトを両手を使ってなだめた。
何気にだがシュテンは初めてプロトがあんなに狂ったところを見た。
「ハァ.......ハァ......」
「......さて、プロトが言った通りあなた達はとても危険なのよ。ご理解頂けたかしら?」
「......おい、メタナイト」
「.......おおよそ、あなた方が私たちを消そうとする理由が理解した。だが.....八雲紫殿、魔理沙の話を聞いた限りあなたは境界を操れるとか?......それで我々をポップスターに帰しては?さすれば.....」
「それが出来たらあなた達を始末するなんて言わないわ?」
「「「「..............」」」」
「でもね......一応あなた達にはチャンスを与えるわ。」
「「「え?」」」
「紫さん!?何を!?」
「あなた達が私が認めるほどの者だったらあなた達の世界に帰るまで幻想郷に居ていいわ。」
「紫さん!!!こんなやつらを!」
プロトが再び叫びに近い声を上げると今まで無言でいたもう一人の女性が叱り始めた。
「プロトォ!紫様の判断したことだ!」
「.......ギギ......」
「さて、始めましょう!それと申し訳ないけど誰が誰と戦うかは私が決めるわね。いいわね?」
「どうせ否定しても無駄なんだろうな.....」
「ぽよ......」
「なんでもいい、早く始めろ。」
決定した。
その瞬間
カービィ達の視界は再びパッと変わっていった.....
To be continued...
マルク「出番少なすぎるのサ!!!」
リリー「私なんか出番ないですよー」
静葉「私もないんだけど....」
★「俺もないんだけど」
「「「お前はねぇよ」」」