東方星桃玉   作:HR-H HR-E

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Q,何の曲でしょう?(調べずに分かったら多分凄い)

 デー……デッデン♪デデッデデン♪

ヒント 既に星桃玉に登場したキャラのテーマです。


復讐心で立ち上がる者

「さて、あんなのでも一応重要人物だし。封印しないでボコボコにして目を覚まさせましょう」

 

 巨大差が何倍もある龍騎を圧倒している憎悪生命力・シュテン。

 彼を封印、抹殺は良い手とは思われない。

 

 ならば死なない程度に退治するのみ。

 

「ペルソナ、あんたは守ることに専念しなさい!」

「おぉ!」

「ワルド、貴方は霊夢と隠岐奈のサポートに回りなさい」

「わかった」

 

 

 先制で動いたのは魔理沙、妹紅、神奈子の先鋒チーム。

 

 シュテンがコピーを使っていないとはいえ、ダメージが通るか不安だが目的はこちらに気をそらすこと。

 

「恋符「マスタースパーク」!」

「不死「火の鳥-鳳翼天翔-」!」

「御柱!」

 

 レーザー、火の鳥、柱がシュテンを直撃する。

 だが、やはりダメージは通っていなさそうだった。

 しかもこちらに振り向きもしない。

 

「あっ、そうか。暴走しているわけではないからこちらには敵意を向けないのか?」

「だったら暴走してこっちに敵意が向くまで放ち続けるまでよ!」

 

 魔理沙たちに続いて今度は霊夢、ヤリカ、Sansが代わって攻撃をする。

 

「妖器「無慈悲なお祓い棒」」

「戦闘、火薬式魔力弾幕!センシャ隊、ホヘイ隊、撃て!」

「Gaster blaster」

 

 今度の攻撃は魔理沙達と比べて高威力な技が多かった。

 何メートルもあるお祓い棒、センシャから繰り出され魔力弾、そしてさきほど防御無視でダメージを与えられるGaster blaster。

 

 背中から攻撃を食らったシュテンは龍騎から離れてヨロヨロと倒れかけた。

 

「隠岐奈!」

「背扉は外した!これで生命力の力は消え.....あれ?」

 

 

 

 

 

「KYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」

 

*やはり気持ち悪いです

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 まるで人里反乱時のシュテンのような奇声を上げた憎悪生命力・シュテン。

 

 その姿は両腕共に落ち着いたが、頭部が悲惨なことになっていた。

 

 

 

 

「隠岐奈!消えてないじゃない!」

「いや、消した......まさかコピーしたのか!?私の背面の力を!?」

 

 まさに隠岐奈の言う通り、シュテンは本来ほどでは無いが生命力の力をあらかじめ自分のものとしていた。

 だが、生命力はシュテンの意思を無視して脳細胞を侵食してさらには頭部すべてを支配した。

 これで晴れて、シュテンは暴走状態だ。

 

「不幸中の幸いだぜ!これでこっちに敵意が向く!」

「HYAAAAAAAAAAA!!!」

 

 しかしシュテンは魔理沙達など気にも留めずに再び龍騎に殴りかかった。

 魔理沙たちが攻撃するも先ほどと同じく、ガン無視だ。

 

「おい!もうどうする?ファイナルマスタースパークぶち込んでいいか!?」

「やめとけ、龍騎も死ぬ」

 

 

「.....今なら取り押さえられるんじゃ?」

 

 ヤリカはそう呟き、武器を下げる。

 

 確かに今なら大して大きくないし、全員で行けば取り押さえられる。

 

「良い案ね」

「取り押さえるのは念のためにワルドに任せるわ、あと神奈子」

「わかった」

「任せな」

 

 

 

 

 

 

「FYAAAAAAAAAAAAAAAAA!」

『怪物が、だが先ほどと比べて大したことはない!』

 

 弱体化したシュテンとようやくまともに渡り合えるようになった龍騎。

 

 彼は口からブレスを吐いたり、鋭い爪で切り裂いたりなどの攻撃を行う。

 対してシュテンは切り裂かれてもすぐに再生し、頭部から飛び出した鎌で切り返したりコピーで猛撃を放つ。

 

 弱体化しても幻想郷に影響が及んでいるのは変わらない。

 

 二体の怪物は復讐心と憎悪で暴れていた。

 

「神籤「反則結界」!」

 

 霊夢のスペル宣言と共に、シュテン達の辺りはカラフルな御札と光の弾で埋め尽くされた。

 逃げ道などは無く、しっかりと蓋をされている。

 いわゆる不可能弾幕の一種だ。

 

『何!?』

 

 反応はできたもののすでに手遅れ、怪物2体は不可能弾幕に叩きのめされた。

 

「今よ!ワルド!」

「ああ!」

 

 弾幕が晴れたころ、ゆっくりと立ち上がる怪物にワルドは両手で抑え込む。

 指一つで地球を破壊できるほどのパワーだ、この憎悪の怪物では動くこともできなかった。

 

「GAAA.....AAAAA!」

「霊夢!」

 

「....生命力よ、封印されなさい!」

 

 霊夢がシュテンの額があった場所に謎の御札を張る。

 すると変異した頭部、両腕、目玉が抜け落ちるように消えていった。

 

 怪物、憎悪生命力シュテンは死んだ。

 

 皆それを確認し、倒れこむ者も居た。

 

 そこへ幼女っぽい声が飛んでくる。

 

「霊夢~なんだこれは~!?」

 

 来たのは伊吹萃香だ。

 いや、後ろにはカービィ達も居る。

 

「遅いわよ来るのが!!!」

「えぇ!?」

「カービィもよ!貴方が付いて来れば.....もぉぉ!!」

「ぽよぉぉぉ!!!」

 

 霊夢は鬼の形相でカービィと萃香を拳でぐりぐりして愚痴を吐いていた。

 その事を無視してメタナイトが紫に何が合ったか訪ねる。

 

~少女説明中~

 

「そうだったのか....援軍に来るのが遅れてすまなかった」

「問題ないわ、いざとなればワルドとペルソナを戦闘に参加させてたし。そこまでピンチではなかったわ」

 

 やがて立てるものが疲れ果ててるものを背負って帰ろうとしたとき、何か忘れているような気がした。

 

 そう、異変は終わってはいない。

 

 

『まだだ、まだ終わってない!!!』

 

 大きな地響きが起こり、傷がほぼ完治している龍騎が叫んでいた。

 龍というのは中にとんでもない生命力、治癒力を持つ者がいる。

 龍騎はその一体だ。

 

「まだ戦う気か!?」

「龍騎!もうやめろ!」

「龍騎....という事はこれが妖怪狩りか!?」

 

『グォォォォォォォォォ!!!』

 

 龍騎は遠吠えをあげると神奈子や霊夢の神、人間を無視して妖怪である紫達に腕を振り降ろした。

 だが腕はカービィのライジンブレイクではじき返された。

 

『何ィ!?』

 

 驚いた龍騎はすぐに態勢を立て直し、カービィを睨んだ。

 

 そこに霊夢や魔理沙も参戦しようとしたが。

 紫に止められた。

 

「カービィ、結界が壊れない程度なら戦う事を許すわ。あなた達も幻想郷を破壊しない程度なら戦ってもいいわよ」

「よっしゃ!」

「....」

 

 紫に言われて出てきたのはヤリカとワルド。

 カービィ含むこの三人で幻想郷が壊れない程度の力加減というハンデの元、龍となった妖怪狩りに戦いを挑むのであった。

 

 

 

 

 

『グォォォォォォォォォォ!!!』

 

 龍騎は耳を裂くような咆哮でカービィ達をけん制させたのち、両腕の爪で辺りを切り裂く。

 

「リスポーンバリア!」

 

 ヤリカはその場から動かず自分たちの周りをオレンジの薄い壁を作り出し、龍騎の攻撃を全て弾いた。

 それどころか龍騎の爪は少し欠けた。

 

 続いては龍騎はブレスを吐いて炎でヤリカ達を包み込ませた。

 だがこの攻撃もバリアにとっては無意味、すべてはじき返して見せた。

 

「次はこちらだ!ハイパープレッサー!」

 

 ヤリカは何処からともなく、長い銃を取り出すとオレンジの液体をレーザの様に発射した。

 しかし龍騎はこれを悠々とかわす。

 

「む!さすがに強いな!」

「次は俺だ」

 

 ヤリカが武器をしまい、下がるとワルドが前に出てきて拳を前に突き出す。

 すると飛んでいた龍騎が突然崩れるように落下したのだ。

 

 ワルドはパンチ力が桁違いだ。

 その軽いパンチから出る衝撃波で龍一匹墜落させるなど朝飯前だろう。

 

 

 残念ながら龍騎はまだくたばってはいない。

 咆哮ををあげると今度は地ならしを起こした。

 

 足場が不安定になるとヤリカ達は空中へと飛んだ。

 

 ただ、カービィは地上に残り。

 

 

 敵が空中と地上、二つの場所に残っている。

 龍騎は両方警戒しようとしたが空中のワルドのパンチ力を恐れてワルドの方を警戒してしまった。

 

「スピンキック!」

 

 強烈な回し蹴りが龍騎の顎に命中する。

 顎から脳全体が揺れ、巨体な龍騎は脳震盪の様なものを起こしてひれ伏すように倒れる。

 だが龍騎はこれで終わっていない。

 

 それはカービィ達も同じだった。

 

「カービィ!フレンズ能力やるぞ!」

「ぱやぃ!」

 

 カービィは龍騎が倒れている隙にヤリカ達の所まで飛翔し、コピー能力ミラーとなる。

 そしてヤリカは大量のインクボムをカービィの手渡す。

 

 するとカービィはインクボムを持った状態でミラー分身を発動させ.....

 

 

「「フレンズ能力!『ボムラッシュの夜』!!!」」

 

 何十体にも増えたミラーカービィはそれぞれが持っているボムを流星群の様に降らせた。

 龍騎は立ち上がれず、避けることもままならずすべて被弾した。

 

『グ.....ォォォ....!!』

 

 そんな速さのボムを何十個も食らった龍騎は悔しさを込めた咆哮を上げると、倒れたのだった。

 

「よし!俺たちの勝ちだ!」

「ぽよぃ!」

 

 ヤリカとカービィはハイタッチをすると地面に降り立った。

 

 

 

To be continued...




ワルドは戦闘方法が分からなかったので普通の衝撃波にしました。

あと、見返して思ったのですが私の小説戦闘短くない?

 こうなったらこれから先の熱い戦闘は長く描写してやるぞ!

ちなみに妖怪狩り編はもう終盤です。
戦闘はもうないかな?(多分)

ボムラッシュの夜・・・シオカラーズ、ホタルのソロ曲スミソアエの夜とアオリのソロ曲トキメキ☆ボムラッシュが合わさった曲の名前。
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