私はドレミーさん、サグメ様、神綺ママ、辺りを候補としてますが皆さんは誰が良いですか?
良かったら感想で........
*Aブロック以外はあまりいい戦いが無いのでほぼ割愛です。
『白熱接戦だらけのAブロックがひとまずひと段落!続いてはBブロックに行くわよ!』
「「「「「「「「ウオォアァァァァァァァ!!!!」」」」」」」」
ヤマメの言う通り、ひとまずAブロックは終了だ。
B,C,Dが終わるとまたA.....今度は準々決勝から再開されてもう一周して準決勝.....そして最終的にA,B,C,Dの各ブロックの優勝者で闘い真の優勝者を決めるのだ。
それとBブロックはほとんどがモブで、見どころは少ない。
あるとしたら妹紅、魔理沙、勇儀、デデデくらいだ。
「一試合目は妹紅と魔理沙ね」
「ほぉ、これはまた面白そうな戦いが見れる」
『それでは第一試合、霧雨魔理沙VS藤原妹紅の試合開始!』
合図と共に魔理沙は箒にまたがり、妹紅は炎の翼を広げて空を飛んだ。
空中戦だ。
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一方、魔理沙の試合の最中にて試合会場を見渡せる待合室に1人の男性が注意深く入る。
プロトだ。
彼が注意深く入っているのは中に後から入ってくる御仁達に害するものが居れば始末するためだ。
もっとも、最強クラスのプロトが居る。更には後から入ってくる御仁達に傷つける事が出来る奴などどこにも存在しないため警戒しても意味ないが......だが、それで警戒を怠るのは愚か者のする事だ。
万が一を何十通りにも警戒してプロトは部屋の安全を確認した。
「どうぞ、お入りください」
安全を確認したプロトは部屋の扉を大きく開けて、御仁達を中に入れた。
入ってきたのは地獄の閻魔である、四季映姫・ヤマザナドゥと地獄の女神、ヘカーティア・ラピスラズリだ。
3人は部屋の真ん中の椅子と机に近づき、少女2人はプロトに向かい合う形で椅子に座った。
「貴重な時間を頂き、ありがとうございます」
2人が座って、数秒だった後にプロトが頭を下げて感謝の言葉を送る。
「いいわよん、それよりも今回の大会について教えてくれるかしら?」
今回の大会、つまりは今やっている格闘王の道は地霊殿の主の古明地さとりが自分の妹の古明地こいしからアイディアを貰って開催している。
それが表向きの事実だ。
しかし実際はとある計画のためにプロトが何重にも警戒を重ねてこいしにこの格闘王に興味を示すように誘導させて、さとりに開催させる作戦に出た。
こいしは能力の関係でさとりに心を読まれない、つまりは自分の元まで糸が手繰られる事はない。
結果的に作戦は上手くいった。
「今回の大会の利点は大雑把に前にもお話ししましたが、今大会の優勝者、それとお二人方と紫様が選んだ猛者達を地獄の面倒事に巻き込ませて解決させる事です。」
現在地獄は新体制という地獄本来の働きを戻す姿勢を見せているが、中には反対したり、面倒ごとを起こす者たちが多い。
更には地獄の組織の内部分裂がより一層激しくなる始末だ。
そもそも
それを問題と見たプロトとヘカーティアは適当な相談をして、霊夢達自機組以外の猛者達を巻き込む事で鎮圧を図ろうとしている。
無論、ヘカーティアはよほどのことがない限り今回の事件には直接手を出さない。
「あまり大人数は幻想郷に被害を及ぼすので、私とヘカーティア様が二人ずつ選ぶといった形ですか?」
「いえ、数は四季様、ラピスラズリ様にお任せします.......ああ、それとですが.....ポップスターの住民は選択外としてください」
「わよん?どうしてかし......ああ、幻想郷の被害.....」
カービィ達は幻想郷に大きな影響をもたらす。
そんな存在達が地獄とぶつかり合えばただでは済まない。
そう判断した上でのプロトの配慮だ。
「ちなみに、シャテン・シュテンは選択に入るのですか?彼はポップスターの住民では無いし、あまり影響を与える気はしなのですが」
四季映姫がプロトに質問すると突然プロトが黙る。
しばらくしてため息をつくと重々しい声.....被り物をしているため分からないが恐らく苦笑いしているのだろう。その状態で話し始めた。
「シュテンですか.....最初は彼を推薦してお二人に許可を得ようとしましたが、とんでもない。私はどうやら彼を過大評価しすぎたようです。」
「過大評価.....?」
「ええ、奴は
だが、シュテンは狂気もミラーもメタルも使わずして戦ったのだから仕方ないのでは?と思うかもしれないが.....シュテンがそのスキルを持って戦った以上、プロトはシュテンの敗走に納得できなかった。
「大の人間嫌いであるアイツが狂気も使わず、狂って暴走することも無く。逃げ帰る.....逃げたのかは知りませんが、そんな奴に幻想郷は任せれません」
「その人間が異常なだけじゃないかしら?」
「ならばあのキモ仮面は危険人物と見なして狂気を暴走させてでも徹底的に始末を.......」
まてよ?
確か紫様の話ではレティが一緒に居たと言っていたな.....
まさか、レティが居たから.....彼女を巻き込まないために本気を出さずに逃げ帰ることでレティを守ったのか?
ならばあのシュテンがわざわざ嫌いな人間に背中を見せて、逃げ帰ったのも分かる気がする。
「......すみません、話がとてもズレました」
「構わないわよん、それよりその異常な人間なんだけど。プロトはその人間に勝てるのかしら?」
「いきなりですね......まだ相手の情報が不確かな所があるので不安要素がありますが、私では勝てません。確率的にそうでしょう.....しかし
プロトは少し天井を見上げて笑い声を漏らした。
「さて、話を戻します。上記の作戦のため、シュテン含むポップスターの住民を除いた幻想郷の住民を騒動に巻き込ませるで問題ないでしょうか?」
「ありません」
「無し」
「分かりました、ではお二人は残りの.....博麗霊夢の独壇場で異世界の猛者共が敗北するのを楽しんでいってください」
プロトは被り物の下から笑顔で告げる。
異世界の猛者はもちろん、カービィやシュテン達の事だ。
プロトは自身が幻想郷でも生きて行ける.....むしろ上位に立てる強さを保有していることは自覚している。
あの西行妖を一撃で倒したのだからそうだろう、しかしどう足掻いても人間である博麗霊夢には勝てる希望の一片すら見当たらない。
恐らく.....いや、確定でカービィもプロトも龍騎も博麗霊夢には絶対勝てない。まず戦いになるという次元ではないのだ。
だからプロトは良くても準優勝だろう。
それでもかまわないと本人は思っているが......
話したいことが終わったのでプロトは席を立ち、立ち去ろうとする。
しかしそこでヘカーティアから質問が投げかけられる。
「プロト、一つ聞いていいかしら?」
「なんでしょう、ラピスラズリ様?」
「
「「......」」
ヘカーティアの言葉に突如として部屋が凍り付く。
あの四季映姫ですら顔が少し青くなっている.....ヘカーティアは今それほどの触れてはいけないことに触れたのだ。
「......ラピスラズリ様.....何か私がラピスラズリ様をご不快にさせることをしたでしょうか?」
口調は丁寧だが、目は敵意が籠っているがおよいでいる。まともに敵意をぶつけられないのだ、圧倒的強者の前では.....
「別に不快な事はされた無いわよん~ただ、気になっただけ。今ので私があなたを不快にさせたら謝るわよん?」
「いえ、それには及びません。ラピスラズリ様の様な高貴で絶対神のお方に謝れる事など何一つとしてございません。では私はこれにて」
プロトは頭を下げると早足で部屋を立ち去る。
しかし部屋には未だに凍り付く雰囲気が漂っており、その中で何とか四季映姫は口を開く。
「ヘカーティア様.....プロトと同じことを聞くのですが.....何か彼がヘカーティア様をご不快にさせることをしましたか?」
「さっきの通り、ないわよん?」
「では.....なぜ、あのような質問を?」
「確かめたかっただけよ......まだ、月の都に複雑な感情を抱いているのか.....をね」
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「フゥ.....フゥ.....」
待合室から離れた控室の前にてプロトは肩を揺らしながら深呼吸している。
(.......まさかラピスラズリ様にまで敵意を向けてしまうほどに怒りを覚えてしまうとは.....愚かだ、あそこを捨てたのは自分ではないか。怒りを覚える必要はない.......ん?)
丁度その時、遠く.....プロトでは無いとよく見えないくらい遠い部屋からシャテン・シュテンが出てくるのが見えた。
あの部屋は医務室で、確か八意永琳が居たはず。
「おう、どうしたプロト。美しくて可愛い幻想郷の住民を見て発情でもしたか?」
「貴様と一緒にするな......」
シュテンは相変わらず舐めたような態度で話しかけてくる、こころに勝って調子に乗っているのだろう。
「そうだ、貴様に聞きたいことがあった。」
「なんだ?レティのスリーサイズか?それならむしろ俺が知りたい」
いつものセクハラ発言を無視してプロトは明確な敵意を見せながら話す。
ヘカーティアとの話題に出た超能力者の人間の事だ。
「貴様、別の幻想郷でただの超能力者の人間に負けたそうじゃないか?なぜだ?」
「.......あ~、オリジナルを探してた時か.....なぜ負けたかって.....そりゃ俺はチルノにすら負けるような雑魚d_________!?」
突如、控室前に金属以上の硬さを持つ物体がぶつかり合う音が響く。
そこには炭の様に黒い外殻を持つ腕と鋼鉄化した狂気が二人の間でぶつかっていた。
「質問を少し変えて、もう一度聞こう。なぜこの力と
「後者は使った.....でも負けたさ。だが......前者は使わなかったんじゃない、使いたくなかった。いや、使える状況ではなかった」
「レティが居たから.....とかか?」
「なんだ、知ってるんじゃあないか。その通り、あんな化け物みたいな人間と狂気を纏った俺がぶつかればレティは巻き込まれる。レティに対して逃げろと叫んでも良かったが、それだと俺がレティを守れない駄目な化け物と認めるようなものだし、その人間がレティを人質(妖質)に取らないという確証はない」(多分、取らないな。あの人間は)
それだけ言うとシュテンは狂気をしまい、プロトの横を通って行った。
「見かけに反して危険な異世界人に甘すぎるぞ?シュテン?」
「俺は幻想郷の住民を守るのが第一だ、人間の始末はその後.....同じ幻想郷を守る異世界の化け物としてはお前もそうだろう?」
「.......違いない。すまなかった、少しイライラしていただけだ。忘れてくれ」
シュテンは無言で手を振ることで返事をした。
そしてそれと同時にBブロックのひとまずの全試合が予定の何十倍より早く終わりを告げた。
To be continued...
プロトとシュテンが言ってる超能力者の人間の話はMettaton&フルーツ侍さんの「斉木楠雄の幻想郷でのΨ難 」のコラボ回の事を言っています。
私の友人達が「シュテンが人間に負けたけど良いの?」「狂気ェ...」など、色んな疑問があったので丁度いいと思い、シュテンが負けたことを勝手ながら解釈して書きました。
結論としては幻想郷の住民に被害が及ぶから 二人共、本気を出さなかったという事です。
それと後書きで言う事になってしまいましたが、Mettaton&フルーツ侍さん!オリキャラが一人も登場していない作品にシュテンを出させていただきありがとうございます!
挿絵も嬉しかったです!