東方星桃玉   作:HR-H HR-E

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11月17、18の東方うた祭に行ってきました!

いや~、Help me, ERINNNNNN!!の時のライブ会場はとても盛り上がりましたね~

( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

(投稿が遅れたのはスタアラのアプデとうた祭の熱が引かなかったからです。申し訳ない。東方Projectと星のカービィ、最高)


不老不死(貧乳)の親友

「いや~負けちまったぜ」

 

 Bブロック第一回戦にて藤原妹紅とぶつかった霧雨魔理沙は身体の至る所を焦がしながら笑って帰ってきた。

「あんたが負けるのは予想外だったわ、魅魔は怒るんじゃない?」

「あ~、それはまずいぜ」

 

 

 

 そして一方の藤原妹紅は医務室から無傷の状態で出てきた。

 実際はケガを負っていたが彼女からしたら数分で治るケガだ。

 

「よお、もこたん。初戦突破おめでとう」

 

 部屋を出てすぐに妹紅を待っていたかのように話しかけられる。

 なぜか全身ボロボロのシャテン・シュテンだ。

 

「シュテンか、お前も初戦突破おめでとう」

「サンクス」

 

 見た目相応の可愛らしい少女が笑顔で褒める妹紅だがなぜか()()()()()()は微笑んで礼を言うだけである。

 一般的には普通かもしれないが畜生ド変態であるシュテンからしたら異常な対応だった。

 

 

 だが、それもそのはずである.......なぜならシュテンは

 

 

 

 

妹紅に興味がないからだ

 

 

 と言っても妹紅の胸がぺたんぬだから興味がないだけであって、今はなんと親友という形で仲良くなっている。

 そのためシュテンは唯一妹紅は性的な目でも貧乳だから哀れな目でも見ないのだ。

 

 ちなみに幻想郷の住民の中では一番仲が良い。

 

 

「シュテンのそのケガはなんだ?揉め事か?」

「似たようなものだ.......つい先ほど命蓮寺の在職に呼び出されて、なんか工口い事されるのかと思ったら流れる様にバックドロップを決められただけだ」

「.....なんかした?」

「心当たりしかない」

 

 丁度その時、場内の実況席のヤマメが大きな声でBブロックの一通りの試合が終わったことを場内全体に伝えた。

 若干テンションが高く喋っているのは次が自分の好きなプロトの出番だからだろう。

 

(もこたんには悪いが.....恐らくBブロックの優勝者はデデデか勇儀だろう。そしてCブロックはプロトか妖怪狩り、Dブロックは妖夢、Aブロックは俺かオリジナルだろうな)

 

 シュテンはもはやこの大会の終盤の面子を簡単に予測できた。

 なぜなら参加者の優勝候補とはほぼ全員と戦ったことがあるため、相性は強さが目に見えてわかる。

 

 ちなみにシュテンがカービィに勝てると思っているのは手数の多さ、パワー、カービィは持っていない力などがあるため、万が一に勝てると思っているのだ。

 

(だが、オリジナルに勝ったとしても問題は勇儀だ。デデデが勝ってくれればありがたいが.....何とも言えないな)

 

___________________________________

 

 

『それじゃあ、Cブロック始めるとするかい!』

『なんか軽くなってるね....』

 

 Cブロック、恐らくだがAブロックくらいの激しい戦いが予測できる。

 なぜならEXボスが二人、元月の住民、骨、化け物二人である。

 

 そして一回戦目がそのEXボス対化け物である。

 

 

『一回戦目!古明地こいし対龍騎!私は早くプロトの試合を見たいからさっさと終わらせてね☆』

『おい』

 

 

 ステージの上には可愛らしい少女と異様な力を持つ人間?の剣士が面と向かって立つ。

 傍から見たら小学生と高校生だ。

 

 そして始めの合図と共に剣士が天狗をも超えるスピードで距離を詰め始める。

 からの居合斬り..........

 

 

 

 

「ッ.....!居ない!?」

 

 刀を振るった先には無。

 先ほどの少女は何処にも居なかった。

 

 龍騎は慌てて気配を感知しようとするが、何処からも少女の気配は見つからない。

 

 

「まさか逃げt_______」

「私メリーさん、今あなたの後ろに居るの」

 

 

 

サクッ

 

 

 龍騎は何が起こったのか理解が出来なかった。

 自分の気配感知では少女、古明地こいしは何処にも居なかった。視覚にも映っていなかったし、上空や地中に居ても気づくはず。

 しかしどこにも居なかった。

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「カッァ!!!」

 

 その場で一回転しながらの見事な回転斬り、発動する前のモーションも無く。

 本来なら完璧に決まるだろう。

 

 しかし..........

 

 

(またか!)

 

 少女は居ない。

 

 まるで最初からその場に居なかった様に.....もし龍騎が少女からの攻撃を受けていなかったら、彼は古明地こいしは幻覚だったと判断してしまうほどに.....

 

 

 その瞬間、脇腹に激痛が走る。

 痛みというより熱さ.....つまりは刺されたのだ。

 

 しかし振り返っても攻撃してきたであろう少女は居ない。

 

 

(ほぼ全身を龍の鱗で覆っているのになぜ刃物で攻撃ができる!?一体何で出来ているんだ、あいつの刃物は!!)

 

 先ほどから少女、いや妖怪に翻弄されている。

 妖怪狩りを辞めたとは言え、やはり殺害対象の種族に一方的にされるのは実に不快で殺意が湧き出る。

 感情を抑えれなくなりそうだが、ここは落ち着かなければならない。

 

(ワープ能力.....いや、だが刺された時にも気配は感じれなかった。気配を消す能力でもあっても視覚には映るはずだ、だが見えないとなると.....?)

 

 

 考えても答えにたどり着けそうにない。

 

 少々強引で大きな隙が生まれてしまうが、このまま翻弄されるくらいならばやってみる価値はある。

 

「龍円......青炎波動!!!」

 

 

 刀をくるっと回転させて鞘に戻すと、龍騎は一瞬だけ龍と化した。

 そして龍と化した一瞬の間に最大級の青い炎を範囲拡大させて、衝撃波の様に周りに飛ばした。

 

 

 完全な不意打ちであり、一瞬の龍化のため時間もそこまで要らない。

 欠点は炎の衝撃波で一瞬視界が見えなくなる程度だが.....

 

(どうだ?)

 

 少女の攻撃は来ない。

 むしろ一部から歓声が上がっている。

 

 という事は?

 

 

 

 龍騎が視線を動かすと緑髪の少女が壁にめり込むように吹き飛ばされていた。

 場外だ。

 

 

『おぉ!?勝者!妖怪狩り、龍騎!!!』

 

 

 先ほどまで追い詰められていたのにもかかわらず、結果はまさかの龍騎の逆転勝ち。

 その熱い展開に観客は大盛り上がりした。

 

 

 負けた少女の実姉を除いて.....

 

 

 

 

___________________________________

 

 

 

 時が経って、約30分。

 

 Cブロックは最後(初戦の最後の組)のプロトの番まで回ってきた。

 その前にPapyrusや優曇華がモブを一瞬にして倒していたが、相手がモブだったので割とどうでもいい。

 

 だが、この試合は違う。

 

 幻想郷の守護者にして化け物の中の化け物 タイプ・プロトと博麗大結界をすり抜けられる大妖怪のぬえがここでぶつかるのだ。

 

 観客席から見守るタランザからしたら、プロトは旧地獄以降に何かと話したことがあるし、ぬえはカービィとよく遊んでいるので知り合いだ。

 どちらにも負けて欲しくないが.....この戦いはそんな甘くない。

 

(それにしても......)

 

 タランザは真顔で右(タランザ視点からして右)を見ると聖白蓮と豊聡耳神子が微笑みあいながら言い争っている。

 どうやら先ほどのこいしの戦闘方法が命蓮寺の修行の一つである持戒(殺生しない、盗みをしないなどの戒律の事)に反していると神子は言っており、聖がそれを否定しているといった具合だ。

 

 呆れたタランザは目をつぶって、軽く睡眠しようとする。

 

 

 

 

 

 

 

「....プロトの奴死ねばいいのに

 

 

 

 

 とても小さな陰口だったが、隣の言い争い以外に耳を傾けていたタランザははっきりと聞こえた。

 陰口を言ったのはドレミーでも聖でも神子でもない。タランザから数個離れた席に居る鬼だ。

 

 鬼はブツブツと憎しみを込めてプロトの陰口を呟いており、その近くに居る他の妖怪や鬼は相槌を打つように頷き、またその頷いていた妖怪達もプロトの陰口や批判をしていた。

 

 

「あの野郎が....新参者のくせに偉そうにしやがって.....」

「反抗すれば容赦なく俺らを叩き潰そうとしやがる.....強いからって調子に乗りやがって」

「いっそ死んでしまえばいいのに」

「闇討ちすれば.....もしかしたら」

 

 

 

 タランザは苦い顔をしながら、視線を会場に戻す。

 プロトは紫の部下で、旧地獄に住んでいるからあるから他の妖怪や鬼などに慕われていると勝手に思っていたがどうやらその真逆の様子。

 

 なるべくこいつらには関わらないようにして、プロトに狙われている事を伝えておいた方が良いだろう。

 

(やっぱり幻想郷って怖いのね.....)

 

 

 

『お待たせしたね!お次はいよいよ(私的には)最高の試合になるであろう戦いが見れるよ!キャー!』

 

『パルスィ、彼女。医務室に連れて行った方が良いんじゃ?』

『残念ねAsgore、彼女はそれで正常よ。』

 

 次の試合にプロトが出ることで実況口調から素の口調となったハイテンションなヤマメとついていけてないAsgoreと感情がないパルスィの声が響くと、陰口だらけだった観客席は静かになる。

 それと同時にヤマメがハイテンションで選手を紹介していくのだが、プロトは長々と紹介していたのにぬえに関しては『頑張ってね』と一言で済まされた時、聖の顔から表情が抜け落ちた事は言う必要は無いだろう。

 

 

 

『キャァァー!プロト頑張ってね!』

『ヤマメ、実況は公平にしなさい』

 

 既にステージの上には余裕そうな表情のぬえと何も感じていない無表情のプロトが立っている。

 

 だが二人共目は本気である。

 

 

 

 そしていよいよ、試合開始の合図が鳴り。

 

 EXボスとチートキャラの究極の戦いが始まろうとしていた!!!

 

 

 

 

 

 

 しかし

 

 

 

 

 

 

 

 

「.....スーパーノヴァ」

 

 

 

 化け物(プロト)はポツリと何か技名を呟くと突然、火の粉を纏った金色の翼がプロトの背中に飛び出すように生えてきた。

 飛び出した翼から舞った火の粉はプロトを包むように纏わりつくと.....

 

 まるで小さな太陽がその場に出現したかのような巨大な炎....いや、爆発が起きた。

 

 

 プロトの保有する古龍の内の一匹である、炎王龍 テオ・テスカトルの最大の大技の『スーパーノヴァ』を使用したのだ。

 別にこれを使わなくとも、ぬえを倒せることは可能だったが彼女の能力は超短期決戦で仕留めないと厄介になりかねないために大技を使用したのと。自分を甘く見ている愚かな妖怪や鬼共に、自身の恐ろしさを見せてやるためでもある。

 

 プロトの想定していた計画の通りにぬえは場外に吹っ飛び、観客で自分の陰口を言っていたであろう鬼や妖怪は驚愕していた。

 ただ選手入場口の近くに勇儀が面白い獲物を見るような目で見てくるなど、少しヒヤッとする部分はあったが問題は無い。

 

 

(それにしても、ぬえ(あいつ)の絶対領域はスーパーノヴァを食らっても絶対領域を保ち続けるんだな。いや、別にポロリを期待していた訳ではないが......誰に言い訳してるんだ俺は.....)

 

 翼をしまうとプロトはぬえを抱えながら医務室へと向かった。

 

 この試合はプロトの圧勝なのだが、拍手や声援は圧倒的に少なかった。

 むしろ、拍手や声援を送ってない人の方が多いかもしれないほどだ。

 

「どれだけ嫌われているのね.....」

 

 ここまでわかりやすく嫌われている奴を見た事のないタランザは少し引き気味に拍手しながら呟くのだった。

 

 

 

To be continued...





【速報】シュテンは妹紅を性的な目では見ておらず、親友として接してる


私なら性的な目で見ますね!ええ!



出番が減るシュテン

出番が増えるタランザとプロト

出番が無くなった主人公 星のカービィ

忘れ去られる後書きのキャラ候補

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