謎の少女と幻影旅団   作:white fang

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どうもお久しぶりです!
いや~前回の投稿から色々とハプニングがありまして(それはもう呪われてるんじゃないかと思うくらいにw)
今回は前々から書きたかった番外編です!
今までと比べてかなり、かなり!短いです。スミマセン!
私の事情で区切らせてもらいました!
それでは大変お待たせしました!
ここでまさかの注意事項です!
今回の番外編は早瀬真琴の一人称目線です!


第四章番外編前編~早瀬side~ 「守りたかった者」

あれは俺がまだ7歳になったばかりの頃、親に捨てられ森で雨に打たれていると綺麗な恰好をした人たちが歩いてきた。

気になって近くで見ようとしたら下っ端みたいな人に見つかって殺されそうになった、でも女の人が止めて、家はどこかと聞いてきたんだ。

もちろん帰る家なんてない俺は何も答えずに下を向いてたら、急に抱き上げられて服が汚れると思って暴れた。なのに離そうとせず突拍子もない事を言い出した「じゃあ私たちの家に来なさい!丁度男の子も欲しかったのよね~」なんて。

当然周りの大人は怒鳴るように反対してた。でも、その中で一人だけ俺に近づいてきて「寒かっただろう?これを着なさい」そう言って凄く綺麗な上着を掛けてくれた男の人がいた。小さかった俺にはその男性用の上着がとても重く、温かく感じていた。初めて触れる優しさに言い表しようのない感情が次から次へと溢れかえって気づいたら泣いてた。

泣いて泣いて泣き続けて気が付いたら眠っていて、頭に違和感を感じ目を開けてみたらさっきの女の人が頭を撫でていていた

状況が理解できないで固まって居ると優しい声で「これからはここがあなたの家よ。そして私たちの大切な息子」そう言ってくれた。今まで誰からも必要とされ来なかった俺は嬉しくてまた泣き出していた。今思えばずっと誰かに『大切』と言ってほしかったのかもしれない。それから少しして上着を掛けてくれた男の人が入ってきて俺と女の人、いや母さんを見て微笑んでた。その時その人が誰かまだわかっていなかった俺は怯えて母さんに引っ付いていたら急に笑い声がして顔を上げたら「この怖い顔の人はあなたのお父様よ」と言って俺を抱きしめたままずっと笑ってて、びっくりして男の人を見ると少し苦笑いで「怖い顔は余計じゃないか?文句なら母さんに言ってくれ」と言いながら頬を掻いていた。

その後も「周りの子供に会う度に泣かれてる」だの「顔が怖い人ほど心は優しい」だの言っていた。

この時何故か泣きそうになって拳を握り締めてたのは俺だけの秘密。

俺が落ち着くのを待って男の人は羽柴雅樹(はしばまさき)女の人は黎(れい)らしい。おれは名前がない事を素直に伝えたら二人が一生懸命楽しそうに考えてくれた。そして貰った名前が〚真琴〛名前を聞いた瞬間なんだか生まれ変われた気がしたんだ。でも俺は他にも「苗字が欲しい」と思い言ってみた。だって周りの反応や今居る部屋の規模や装飾からしてかなり上位の貴族か、もしかしたら王族かもしれない。そんな人たちと拾われた俺が同じ苗字を名乗ってはいけない気がしていた。そうしたら母さんは直ぐに「じゃあ早瀬なんてどう?素敵でしょ?」と言って直ぐに苗字も貰った。これは後日談だが、この早瀬言う苗字は母さんの嫁ぐ前の苗字だったらしい。いや!そういう大事な事は最初に言えよ!なんて思っていたら顔に出ていたらしく「だって言ったら真琴は嫌がったでしょ?」て言われた。確かに聞いていたら別のがいいなんて言っていただろう。どうやら俺は出会って直ぐですら母さんに勝てなったらしい

 

 

次の日父さんに「実はお前には妹が居るんだ。会ってくれるか?」と言われて応接室に向かうと既に父さんが居て隣に座ると、頭を撫でられ少しの間他愛無い話をしていた。

すると急に「雅」と優しい声で呼んだかと思ったら扉が開き母さんとまだ小さい女の子が入ってきて、俺の顔を見るなり母さんの後ろへ隠れてしまって顔を見たのは一瞬だったが可愛かったのは直ぐ分かった。

なるべく怖がらせないようにゆっくりと近づきしゃがんで「初めまして」となるべく優しい声で言ったら、少しだけ顔を出してまた隠れてしまった。苦笑いして居ると母さんが「この子は人見知りなの。でも、この反応はきっと直ぐ慣れるわ。仲良くしてあげてね?」と言って俺と女の子の頭を撫でた。

それから一週間が経った頃一人庭で座っていると「母様が…おやつだって…呼んでる」って聞き逃しそうな小さく可愛い声が聞こえて振り向くと顔を真っ赤にして下を向いた雅が立っていた。『え?何この可愛い生き物。誰?雅?だって前は顔もまともに見せてくれなかったんだよ?なのに今は?顔真っ赤にして呼びに来たんだよ?やばい…むっちゃ可愛い。これが妹?俺死んだの?まじか。いや、これが続くなら死んでてもいいや』なんて真顔で考えていたら雅は「先…言ってる」って本当に行きそうだったから思わず腕を掴んでしまった。当然雅は怯えていて、こっちまで悲しくなる顔をしていた。とっさに「せっかく呼びに来てくれたんだから一緒に行こ?その方が母さんも喜ぶし」なんて、いかにも今思いつきました。みたいなことを言ってしまった。なのに雅は「う、うん!」んなんて、もう周りにお花が飛びそうな。いや飛び散るんじゃないかと思うくらい可愛い笑顔で居るもんだからこの時ばかりは鼻血が出てるんじゃないかと本気で焦った。それ位あの子は可愛かった!・・・っと、話がずれたね。それから雅と二人で戻ったら母さんがクッキーを焼いていていつの間にか父さんも居て平凡な日を過ごしていたんだ。この毎日がずっと続くなんて本気で信じて・・・馬鹿だったよ。この世界はそんなに生易しいものじゃないって忘れていたんだから。

それから少しして夜トイレに行こうと廊下に出てみたら一つだけひっそりと明かりの点いている部屋を見つけた。その時は怖いなんてものじゃない。得体のしれない恐れを感じていた。体はこれ以上ない位に震え、体温は一気に冷えていってるのに何故か足はその部屋に向かって行ったんだ。まるで誰かに操られているんじゃないかと思うほど迷いなく真っ直ぐと。部屋の前について聞き耳を立てたら驚く内容だったんだ

?「して、これからどうする。当初の計画通り王と妃を殺すか?」

?「いや、殺してもあの餓鬼が後を継ぐだろう」

?「うむ。アレは馬鹿な娘と違ってわし等を信用していないからな。ッチ!どこまでも面倒な」

?「・・・ならばいっその事皆殺してしまうか」

?「!?それはさすがに大きく出すぎなのでは?あまり大きく動けば今度は民が騒ぎ出す」

?「そうか・・・どうしたものか」

?「皆と言わず餓鬼二人を殺せば良いのではないか?」

?「だが、それではまた子供を作られては同じことの繰り返しではないだろうか」

?「あの二人の溺愛ぶりは相当なものだ。それを一度に失えば今まで通りとはいかないだろう」

?「妃はそれで良しとして王はどうする?」

?「王とて同じこと。そうなれば職務は不可能。その時こちらの者が代理で行えば」

?「総てわし等のものとなったも同然」

?「その通り」

?「だが、どうだろう娘の方は死んだ事にして売るのは。娘は言うなれば誰よりも美しいそれに王室直系の血統書付きだ。今までより遥かに高く売れると思わんか?」

?「ハハハッそうか。そうだな娘はそうしよう。だがあの餓鬼は」

?「もちろん殺す。何処も馬の骨とも知れん餓鬼を売った所でたいして金にならんしな」

?「日程はどうする」

?「それはまたの機会にしよう。もう月があんなに高い。それにあまり長く居ると誰かに見つかるかもしれん」

?「そうだなまた後日」

俺は其処でようやく体が動くようになった。それからはトイレの事は忘れ足音を立てないように立てないよう自分の部屋に戻った。

布団を頭まで被り、これは夢だったんだ覚めれば全て無かった事になる大丈夫大丈夫。そう言い聞かせながら目を瞑った。だが、眠気は一向に来ず代わりに思い出すのはさっきの話の内容ばかり『父さんと母さんを殺す』『俺と雅を殺す』『雅を売り飛ばす』この時誓ったんだ。父さんと母さんが死ぬのは嫌だ。だがそれ以上に嫌。耐えられないのはあの子を失う事。あの子を守れるなら悪魔にだってこの身を捧げても構わない。だからなにがあっても雅だけは守る。

その日の夜は日常をいつか奪われる恐怖と切り捨てると決めた父さんと母さんへの罪悪感から夜が明けても泣き続けた。

              to be Continued...




なんだか変な終わり方になってしまいましたね。
重ね重ねスミマセンッ!
次はなるべく早く投稿できるように頑張ります!
それまで気長にお待ちくださいね!
    white fang
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