デスマーチ以前から始まっていた偽世界漫遊記 作:もうだメンタル
夏休み中はまだしもそれ以外は忙しくなるので、
更新は遅くなりますがご理解ください。
皆さんは流れ星を見た事があるだろうか?
その儚さに願いを唱える者、息を飲む者、反応は人それぞれだと思う。
だが、隕石が空を割って落ちてくるのをその目で見たことのある者はいないのではないだろうか?
轟音とともに待機を切り裂き、その圧倒的な質量と速度で大地に降り注ぐ様を。
しかし中にはテレビや動画共有サイト・サービスなどで見たことがある者もいるかもしれない。
それでも、それが間近に降り注ぐのを見たいと思う者はいないはずだ。
そう、今まさに、目の前の大地に百を優に超える隕石が次々に落下している。
だが、他人事のように言うべきだはないだろう。
だってその天変地異を起こしたのは、紛れもなく俺たちなのだから。
今から十分ほど前の思慮不足の結果がコレ、流星たちとなって大地を抉っている。
その流星たちはほんの十数キロ先の荒野から遥か彼方の大きな峡谷までの広範囲の大地に突き刺さり、
そこにいるであろう「敵」を蹂躙している。
視界の片隅にあるレーダーの点が、汚れを拭い去るように消えてゆく。
ここからは窺い知れないが、落下地点では無数の命が消えているのだろう。
そして、ほとんどの流星が大地に消えた頃、ようやくこちら側まで落下音が届き、少し遅れて地響きが振動となって伝わってくる。
大地を這うような土埃の津波が届く寸前___。天罰のような激痛が身体中を駆け巡った。
脳天をかち割るように、体をバラバラに引き裂くように。
その痛みに意識を手放した直後、俺たちの身体は土埃の津波に襲われた。
〜サトゥー side out〜
時は数十年前に遡る。僕はまさに ALL IS WHITE な場所で神を自称する存在___ここでは unknown としておく___に自分が通り魔に殺されたことを知らされた。その後話しているうちに unknown さんと生前読んでいた本(ライトノベルなのだが)の話で意気投合して、その世界に転生することになったらしい。・・・・うむ、自分で言っていてもよくわからんな。まぁそんなこんなで特典なるもの(内容はよく覚えていないが)を幾つか渡された後、新たな人生の一歩としていきなり出現した底の見えない穴に落とされた。いや、死ぬかと思った。既に死んではいるが。次に意識を取り戻した時には自分の母親らしき女性に抱きかかえられていた、素っ裸で、血まみれで。ってやだ寒い、こう見えて(どう見えて)寒がりなんだよ、自分。なんてことを考えていたら泣かない自分を心配してオロオロされたので、そこは僕の超絶上手い泣き真似でなんとか事無きを得た。その後のことだが、簡単に説明すると母親に赤ん坊プレイを強要されたり、同年代の子供たちに大人気ないのだが運動や勉学などで無双したり愉しんだ。また、それらと並行して前世の記憶という数少ない情報を元に主人公の勤め先を探したり、ありとあらゆる情報や知識を詰め込みながら同時に様々な経験を積んだ。時には特殊な人材派遣会社を起業したりを会社を経営したりして資金集めや人脈作りにも励んだ結果、齢二十三石手ようやく主人公サトゥーこと鈴木一郎を見つけることができた。原作スタートが確か二十九歳の時のはずだから、まだ六年ある。そこからは早かった。経営していた会社は次の世代に託して人材派遣会社の方は元々育てていた洗脳済みの後輩たちに託して辞職し、あの手この手(裏金はもちろん汚職や偽造資料などでの脅迫等)を使って即日入社した僕は主人公と同じグループに入り、後輩氏やメタボ氏などとも関係を築き上げた。転移一年前になるとやはり後輩氏が転移、失踪した。この時事件が起こり物語が進んでいることを確認できたことが嬉し過ぎて後輩氏には悪いがカラオケで一日中歌い続けたのはしかないと思う。だって物語の進行なんてイベントが起こらない限り確認のしようがないじゃん? もちろん悪いとは思っているよ?みんなが必死に探している時に一人だけカラオケ行って喉枯らしちゃって、ホントにゴメン。次の日、枯れた喉で出社してみなさんに喉のことを心配された時の罪悪感はハンパなかったっス。いや、本当にごめんなさい。特に後輩氏の幼馴染であった同僚の鈴木さんにはとても悪いと思っている、後悔も反省もしていないが。
やはりというべきか______
結局見つかることはなく同僚たちの間ではブラックな会社並みの仕事量故の失踪、と解釈されている。またそんなことがあったせいで僕らは納品間際に失踪した後輩氏の炎上プロジェクトの後始末までする羽目になっていた。
ちなみにプログラマーは僕と鈴木さんと後輩氏の三人しかいなかったため、よそから急遽補充なんてことはできずその頃からデスマーチが継続していた。まあ、事情を知らない人からすれば、OJTすることもなく実態がブラックなこの実践に投入されたのだから責めるに責められないだろう。しかし離職率の高い職場故か、後輩氏が入社した頃には六人いたプログラマーは今では僕と鈴木さんの二人。Blackを通り越してJet Blackだよ!会社としてどうなのか。ひと段落ついたので首をコキコキと鳴らしながら周りを見回すと、休日とは思えないほど人が多い。近くの席のデバック外注の責任者はブツブツと何かをつぶやきながら作業を進めているが、誰も奇異の目を向けていない。これがいつも通りの風景なのだ。というか、そんなことをしている余裕はないためであろう。周囲の部ランナーやデザイナー死んだ魚のような濁った眼で黙々と自分の作業を進めている。
色々と済ませて戻ってくると、すでにPCは作業を終えておりデバッグに必要な資料が出力されている旨が表示されていた。これだと今日も徹夜か....。その後、翌朝までチェックは続き、キセキ的ににMMO-RPGのクライアントプログラムを納品することができた。町ロンバグはまだ残っているだろうが、我々にはネット配信には伝家の宝刀こと「アップデ〜トパッチ」があるので心配いらないだろう。ユーザーからの罵声とか聞こえてきそうだが構うまい。さすがにきつかったか、机の下の安住の地へ着くと50時間ぶりの安眠についた。
これこそ至福。笑いたければ笑うがいい、今は睡眠こそジャスティスなのだから!
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明晰夢とはご存知だろうか。
睡眠中にみるゆめのうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。
僕は今、見覚えのない荒野に立っている。
あ…ありのまま(中略)何を言っているのか(ry
っと、それどころじゃない。状況把握が先決だ。
まず視界に映るのは先程まで作業していたMMO-RPGと同じものだ。何故荒野なのかは疑問だが、このような状況に置かれれば誰だって夢だと思う。しかし今回の場合、これが____異世界入りするのが____予定通りなのだ。
とりあえずマップ確認......と、鈴木さんはコレでコッチの赤い点がすべて敵。......レベル1の状態でこれは怖いだろ。一応マップから赤点がいる範囲を選択して流星雨を二回タップ。これで一安心、あとは困難しているであろう鈴木さんを迎えに行くとするか!
主人公 side out 〜
「鈴木さん......じゃなくてサトゥーさんですよね?」
突然声をかけられ思わず振り向くとそこには同僚の姿が!? なんでだよ、これ俺の夢だろ!?
「ああ、それよりこれがなんなのかわかるか?」
わからないワケでもない。
「いえ、自分も目覚めたらここにいましたので。まあそのことはおいおい話して行くとして、今は目の前のことをなんとかしましょう。自分は今アドレナリンドバドバで痛みを感じていませんが、先のことを考えると......」
「あれをどうにかしないとか。確かメタボ氏の強い意向で初心者救済策として流星雨と全マップ探査があったな。それを使おう。」
このままだとあのトカゲ共に嬲り殺しにされる。僕がいうのもなんだが、もう殺されるのは夢でも現実でも二度とごめんだ。.......話がずれた。何やらとなりで「未実装でしたってオチかよ。くそっ、バグで敗北とかバッドエンドにもほどがあるだろ!」とかつぶやいているが、空を見なさい。悪夢が降ってきているぞ。
「ヤバいです、このままだと余波に巻き込まれます!急いでここを離れましょう!」
有無を言わせず脇に担いで全速力で翔ける。元の運動神経は常人のそれとはかけ離れて良いため、岩場や崖も難なく登れる。しばらくすると人二人が入るには申し分ない大きさの岩場があったので、そこに身を隠す。少しの間の後ものすごい地響きが起き、そこで僕は意識を失った。
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どれくらい立ったのだろうか、開きっぱなしのメニューを見るともう2時間弱ほど気絶していたらしい。やたら重い身体を起こしてサトゥーさんの方を見ると身体が半分以上砂に埋まっていた。先程の身体の重さの正体はこれか。乗っている砂を退けながら身体を揺すって起こす。このあたりの敵性反応は一つ、先程の生き残りか......。あの中を生き残る当たり、凄腕なのだろう。だがまだここまでの距離は相当ある。サトゥーさんにしばらくしたら近くの街に向かうことを伝えそれまで休んでいるように伝えると、僕は生き残ったトカゲの人のところへ行く。
「_______、_____________!!!」
何を言っているのかわからないがなんとなく言いたいことはわかる。戦えと言うことだろう、もとよりそのつもりだ。
「......せめて武人として、散らせてあげましょう。」
結果は一瞬だった。鍔迫り合いなんかもなく、切りかかって来た剣ごと身体をナナメに切り裂いた。最後に何か言っていたが、それがいい終わる前に光の粒子となって大気に溶けていった。
さてさてステータスはどうなってるかな〜っと、原作ではサトゥーさん一人で310レベルとかだったから二人で半分ずつくらいかなとたかをくくっているのだが。
名前:ソラノ
Lv:683
称号:《 未登録 》
HP:99999+
MP:99999+
SM:99999+
STR:999+
VIT:999+
DEX:999+
INT:999+
......全く意味がわからん、ドウシテコウナッタ!?
ステータスさ〜ん、どうして仕事してくれなくなったんですか〜? なんでだろな〜? 真面目にやって来たからよ。ね?(はぁと)
笑えねぇよ.......。さて、次はログのチェックだな〜.......(現実逃避。
こちらは基本的に同じかn......、爆弾発見www
最初の方にあった「転生者」「未来を知る者」「努力家殺し」「支配者」「血狂い」はいいが、なんだよこの「神代の血統」「先祖返り」「72柱の眷属の主人」「神性の肉体」「神殺し」「スポンジならぬ高吸水性ポリマー脳」ってのは!?この歳で厨二かよ!? 家族内で僕だけアルビノだったことと関係あるのか?
..........もういっそ諦めて見なかったことにしよう。そうだネ、それがいいよ、そうしよう。
ハァ〜、空はこんなに黒いのにどうして僕h、あ?待て、なぜ空が黒い?今日は絶好のピクニック日和なんだぜ?まさかっ!!!
_____________原作ぅぅぅぅゥゥゥゥゥゥゥウ!!!!
サトゥーさん、きちんと安全確認しようぜ? なんと真上から巨石の雨が降ってくるではないか!Oh, my goodness .
すぐさま僕はステータスにものをいわせた走りでサトゥーさんのところまで戻る。途中いくつかのスキルを獲得したがそんなことは後回しだ。さっさと被害が来なさそうなところまで逃げて、不用意に流星雨を使わないように注意しておかなければ!
閑話休題
「これに懲りたら、今後二度とあのようなことがないようにしてくださいね........、わかりましたか?」
「.........すみませんでした。」
「さて、これからのことですが最初に言ったとおり街に向かいます。情報収集と身分登録がしたいですね。街にはだいたい四、五日でつくと思いますのでその間スキル集めと持ち物の整備、身だしなみも整えておきましょう。仮の身分と設定も考えておかなくては。」
「幸いドロップアイテムとして色々持っているからね。まあそのほとんどは流星雨に潰されたり砕かれたりして使い物になんないけど。」
さトゥーさんが言ったとおりドロップアイテムの中には多種多様なものがあり、しばらくは食事や衣服のことで心配することはないだろう。またあれだけの数がいたため武具も多く、何かが襲って来たとしても僕らのステータスならば万が一なんてことにはならないだろう。
意外と長くなってしまいました。
中途半端で終わっている気がしなくもないですが、次回をお楽しみに!!
最後まで見ていただきありがとうございます!
キャラブレ酷いですね!