僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
今回は善彦の家族が登場します。
全寮制導入についての家庭訪問、相澤先生とオールマイトは1-Aの生徒の親から許可を頂いていた。
オ「あとは、佐竹くんの家だけだね」
オールマイトが車の中で名簿を見て相澤先生に伝える。
相「えぇ、それも兼ねてちょっと飲みに行きますか」
オ「え?」
相澤先生が車を止めたところは居酒屋「生き様」善彦の実家である。
オ「なるほど、ここなら家庭訪問もできて一杯やれるって寸法かい?」
オールマイトが笑いながら問いかける。
相「こっちの方が、合理的なのでね」
そう言って相澤先生は店の戸を開けた。
善「いらっしゃいませー、すいません開店は6時からなんでぇぇえぇ!なんでここに先生が!」
まず出迎えたのはめちゃくちゃ驚いた善彦だった。
相「家庭訪問だ、プリントを渡しただろう」
「あっ!先生たち来ましたか!どうぞお掛けになって下さい」
店の奥から声が聞こえる、声の主は善彦の父、佐竹豹介だ。
相澤先生とオールマイトは豹介の言われた通りカウンターに腰掛ける。
豹「わざわざどうもおつかれ様です、ささ!まずは一杯」
豹介は二人が座るなりお茶ではなく大ジョッキのビールをドンとだした。
オ「すみません、私お酒はちょっと、、」
豹「あれ!?申し訳ありませんちょっといつもの調子で出しちゃいました」
オールマイトが申し訳なさそうに謝ると豹介はオールマイトのビールをとり、なんの躊躇もなく一気に飲み干した。
善「お父ちゃん、家庭訪問でビール出すなんておかしいよ」
豹「えぇ?これが佐竹家流だろうがよ!まずはビール!」
オ(なんだこのクレイジーな家族)
オールマイトは善彦の家族を爆豪家とは違う感覚でみていた。
相「それで、全寮制導入の件なんですが、、」
豹「あ、全然いいですよ、」
相・オ「え」
驚くような即答に二人が硬直してしまった。
豹「うちの人手がなくなるのは痛いですけど、全寮制なんて人生で体験できるのなんてそうないですからね、大丈夫ですよ、」
豹介がつまみを作りながら二人に話す。
相「そうですか、、、」
豹「はい、これサービスです」
豹介が二人につまみのチヂミをサービスした。
善「でもお父ちゃん、自分が居なくなって酔っ払いの対処は大丈夫なの?」
善彦が心配そうに豹介に問いかける。
豹「えぇ?心配すんな俺にはこれがあるからな!」
そう言うと、豹介がポケットから何かを取り出し腕に挿した。
《マグマ》
オ「な!この個性は、、」
豹介はマグマメモリを腕にさしてマグマドーパントに変身した。
豹「この姿になれば大抵の客はビビって酔いが覚めるよ」
変身を解除すると豹介はガハハと笑った。
相(なるほど、佐竹の個性はここからの遺伝か、、)
相澤先生が納得しながらビールをぐいと飲んだ。
ガララ!
プレゼント・マイク「佐竹豹介!個性[ドーパント変身]!体の決められた場所に決められたガイアメモリを刺すことによってドーパントに変身することができる!能力はメモリによって様々!楽しい個性だ!」
突然プレゼント・マイクが店の戸を開け、個性の解説をした。
豹「お、もう6時か、いらっしゃいマイクせんせ」
相「ちっ、めんどくさいのが来やがった」
相澤先生が小さく舌打ちをする。
マ「おおい、つれねぇなぁ消太さんよぉ!」
マイクはなんの躊躇いもなく相澤先生の隣に座った。
相「なんで隣に座るんだ」
再び店の戸が開く。
響徳「おーい、マスターやってるかい?」
耳「ねぇ、ちょっと同級生の店にいくって恥ずいんだけど、、」
上「そんな細かいこというなよ、お前の退院祝いなんだから」
入ってきたのは耳郎と上鳴を連れた耳郎の父、響徳だった。
響「あれ!先生方達もきてたんですね!」
響徳はオールマイトの隣に座る。
オ「あはは、奇遇ですな、」
オールマイトは笑って響徳を隣に座らせた。
善「あーれれ二人ともきちゃったのねー、言ってくれればサービスしたのに〜」
耳「うるさいな、ウチは来たくなかったんだよ」
上「そんなこと言って、行きの道中ちょっとウキウキしてたくせに」
耳「うるさい!」
耳郎のイヤホンジャックが上鳴に襲い掛かる。
響「これこれ、先生もいるんだから落ち着きなさい」
耳「あ、、」
それを聞いた瞬間耳郎が落ち着きを取り戻す。
豹「さぁて今日は賑やかになりそうだなこれ、サービスね」
豹介は耳郎達に大ジョッキのビールを一杯とコーラを2つサービスした。
響「おぉ!サンキューマスター!」
響徳が喜んでビールを喉に流し込む、「この喉越しがロックだねぇ〜」と響徳が歓喜の言葉を豹介に送った。
上「ホント最高っすよおやっさん!」
上鳴もコーラを飲みながら言った。
耳「フフっ、あんたおっさんみたい」
善「まだまだサービスしますよ、これ、おつまみねー」
善彦はそう言ってつまみを響徳にだした。
響「おお!ありがとう!マスター!コークハイ一丁!」
耳「ウチも、コーラおかわりいいっすか?」
豹「あいよぉ!コークハイとコーラね!」
豹介は注文された瞬間にコークハイとコーラをだした。
上「はっや!」
善「これがウチの自慢なんだ」
相「それより響徳さん、今日は全寮制導入の許可、ありがとうございました」
相澤先生が改まって響徳に礼を言う。
響「なぁに、ちょっとの不祥事があったものの、こんなロックな人の元に入れるんだ響香もそれがいいでしょう」
響徳がオールマイトの方を見ると、ニカッとわらう
響「お前もそれがいいよな?」
響徳が耳郎の頭に手をポンと置く、すると、なにか異変を感じた。
耳「ふぇ?なにか言ったぁ?おとうしゃん?」
耳郎が顔を赤くしてフラフラとしているのだ
上「え?耳郎大丈夫か?なんか目の焦点あってねぇぞ?」
耳「なにようるはいなぁ、、ねぇ、なんかここ暑くない?」
耳郎がフラフラとしながら上着を脱ぎだした。
響「まさか、!」
響徳は即座に耳郎に置かれたコーラと自分のコークハイを飲み比べる。
響「マスターこれ逆だよ!響香の方にコークハイ行っちゃってる!」
豹「なにー!」
耳「暑い暑い暑い暑い!」
上「おおい!耳郎落ち着け!」
酔っ払った耳郎がどんどんと上着を脱ぎ、ついにシャツに到達しようとした時。
善「耳郎さん!これ!冷たいレモンジュース!これ飲んで!」
善彦がキンキンに冷えたレモンジュースを耳郎に出した。
耳「おーありがとねぇ」
耳郎は渡されたそれをグイと飲む。
耳「、、、、」フラ〜〜
上「おおっと!危ない!」
耳郎がフラ〜っと倒れ、それを上鳴がキャッチする。
豹「善彦、お前それ、、」
善「うん、特性酔い覚ましクエン酸ドリンク」
この店には酷く酔った客用に信じられないくらいの酸味のドリンクが作られていたのだ。
豹「いや〜申し訳ない、オレのドジで」
響「いや、気にしないでくださいマスター、あとは私達がどうにかしますんで」
相(耳郎は酔うとこんな感じになるのか、、)
相澤先生とオールマイトは一部始終をポカンとしながら見ていた。
プレゼント・マイクは酔い潰れて眠っている。
響「相澤先生、こんな娘ですけどこれからもよろしくお願いします」
相「ええ、こちらこそ責任を持って世話させていただきます」
響徳と相澤先生は、互いのジョッキを合わせた。
耳「ん、、あれ?なんかあったの?」
耳郎が意識を取り戻す。
上「おー起きたか耳郎」
耳「わぁ!ちょっとなんでウチ上鳴にもたれかかってんの!それに薄着だし!」
耳郎が顔を真っ赤にしながら上鳴から離れる。
響「あはははははは!覚えてないのか響香!まぁそっちの方がいいわな!」
大声で笑う響徳の後ろで、相澤先生がオールマイトと何かを話す。
相「こんな大変な生徒達なんで、お互い頑張っていきましょう」
オ「あぁ、よろしく頼むよ」
相澤先生とオールマイトは、互いのコップを打ち合わせ、フフっ、と笑い合った。
次回はお部屋お披露目回です。