僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
訓練の日々が流れ善彦たちはヒーロー仮免許取得試験当日を迎えた。
試験会場は国立多古場競技場で行われることになった。
試験には雄英だけではなく、士傑高校、傑物学園高校からも試験を受ける者が沢山来ていた。
峰「試験て何やるんだろう、ハー仮免取れっかなァ」
峰田が不安でつい呟いた。
相「峰田、取れるかじゃない、取って来い」
相澤先生がその言葉に反応してダランとしながら峰田に言った。
相「この試験に合格し仮免許を取得出来ればお前ら志望者は晴れてヒヨッ子、、セミプロへと孵化できる、頑張ってこい」
相澤先生の頑張れの言葉に1-Aは一気に気が引き締まる、そして善彦達は試験会場に入り、説明を受ける。
目良「あー、、僕ヒーロー公安委員会の目良です好きな睡眠はノンレム睡眠よろしく」
今年は例年より志望者が多い為に達成者先着100名を通過とすることになった。
それぞれ6つのボールを携帯し、3つのターゲットを身につけて行い、3つ目のターゲットにボールを当てた人が"倒した"ということとされ、2人倒した者から勝ち抜くといったルールになった。
善「えーと、マトはどこに貼っつけるかなぁ、、」
ターゲットは体の好きな場所、ただし常に晒されている場所に取り付けることが決まりになっている。脇の下や足裏は反則らしい。
上「反則ギリギリかつ守りやすい場所がいいよな」
善「自分はじゃあ心臓部とー、太ももに1つ、後は、、横っ腹でいいか」
善彦は守りやすい事を前提にした箇所にターゲットを貼り付けた。
そして説明を受けた場所の壁が展開し、広いステージへと場所が変わる。
そしてカウントダウンが鳴り響いた。
10!
上「おい、佐竹はどうするんだ?俺は今回爆豪と組むけど、、」
善「あぁ、上鳴くん大丈夫、今回は耳郎さんと考えた作戦があるんだよね?」
耳「えぇそうともよ」
善彦と耳郎がニシシと笑いながら上鳴を見送る、そしてカウントダウンは残り3秒に迫っていた。
2! 1! スタート!
カウントダウンが終了しスタートの合図が響く、会場の1540人が一斉にボールを投げ出した。
緑「ここはやっぱり単独行動よりも団体行動の方がいい、僕達の個性はバレてるからほかの人達に狙われやすいからね」
緑谷が峰田達と固まりながら善彦に伝えた。
善「了解、それは自分も考えててね、しかも今回はこの日の為に特別なへんしりゅ」 ドガフ!
善彦が全部言い切る前に善彦の頬にボールがぶつけられた。
緑「わぁあ!佐竹くん!大丈夫!?」
善「大丈夫、、だけど、、このボール結構硬さある、、ターゲットに当たんなくてよかった、、」
耳「ちんたら喋ってる暇ないよ!ドンドン来る!」
他の高校の者達が雄英生徒を潰しにかかって来ている。
善彦は立ち上がり、ボールを投げてみるが全てターゲットからは外れ、避けられた。
善「だー!ちくしょー!全然当たらん!」
善彦がイラついて最後のボールを上に掲げた。
耳「バッカ!あんた感情的になるな!ってあれ?」
耳郎が躍起になった善彦を止めようとしたが、ボールが配られたものとは違うと気づく、そして耳郎は善彦がこれから起こす行動を察した。
善「天空!シノビチェンジ!」
掲げられたシュリケンボールは胸の前でスイッチを押され、善彦の体を光で包み、変身を完了させた。
善「アイアム!ニンジャオブニンジャ!緑の光弾!天空忍者シュリケンジャー!参上!」
「おぉお!これが雄英の変身か!」
「かっけー!」
他の高校から興奮の声が聞こえる。
緑「これがさっき言ってた特別な変身、、」
耳「声も変わってる……」
緑谷は善彦の変身した姿をみてどのような攻撃をするのかと考察している。
「変身後は隙だらけだな!雄英さん!」
後ろから善彦と緑谷めがけてボールが投げられる、しかし善彦はそれをシュリケンズバットで打ち返した。
善「それ!」
カキィン!
「うぉおお!」
ボールはそのままピッチャー返しとなり、投げた者のターゲットに命中した。
善「これは出し惜しみしてる場合じゃなさそうだね!」
善彦は手を顔に当てると、マスクを回転させた。
善「チェンジ!ファイヤーモードでぇい!」
そしてベルトに手を伸ばし、身につけていたプロテクターを脱ぎ捨てる、脱ぎ捨てられたプロテクターはドスンと音をたて、地面にめり込んだ。
「い、、一体何キロあるんだあのプロテクター、、」
驚く他校の生徒をよそに善彦はシュリケンズバットを構え、耳郎に向かって叫ぶ。
善「よぉぉし!耳郎さん!あれ行くぜぇぃ!」
耳「オーケー!ジャックイン!」
耳郎は善彦がシュリケンズバットを構えたと共に、右耳のイヤホンジャックを右腕のアンプに繋ぎ、左耳のイヤホンジャックを善彦の足に巻きつけた。
耳「いくよ!ハートビートファズ!」
耳郎が地面に衝撃波を流し込む、すると足元は大きく揺れ、地面に落ちていたボールは衝撃波で地面から離れ、宙を舞った。
善「今だ!耳郎さん!超忍法!」
耳「イヤホンコマ回し!」
耳郎が大きく頭を振り、善彦の足に巻きつけたイヤホンを巻き戻す、すると善彦の体はコマのように回転した。
善「千本ノックゥゥ!」
自身の回転プラス耳郎のイヤホンコマ回しで回転力を増した善彦は宙を舞ったボールをめがけてバットを振り回し、無数のボールを打ちまくった。
「うわぁぁぁ!雄英めちゃくちゃかよ!」
「ゴブッ!ターゲットを守れねぇ!」
善彦達の攻撃は相手には当たったものの、ターゲットにはあまり当たらず、ただ沢山の相手を気絶させただけであった。
善「、、、、こりゃあ派手にやりすぎちまったかねぇ」
耳「うん、ウチもそう思う、、」
死屍累々の光景を見て善彦と耳郎は少し反省をした。
次の瞬間
ギュウウウウン!
善「!危ねぇ!」
カキィン!
耳「えっ!なに!」
善彦が後ろから来たボールに気づいてそれをシュリケンズバットで打ち返す、しかし後ろには誰もいなかった。
投擲「今のを打ち返すか、なかなかやるな1年にしては」
今のボールを投げたのは傑物学園の投擲射手次郎だった。
善「へぇ、、やるってんのか?先輩さん?」
善彦がシュリケンズバットの先端を投擲に向け、挑発する。
投「ふむ、面白い、、お望みとあらばやってやろう」
投擲はボールを1つ拾い、善彦に向かい、構えた。
耳「ちょっと佐竹、大丈夫なの?」
善「、、、、、、」
善彦は耳郎に言葉を返さない、いや返せないのだ、今この瞬間は0.1秒も気を抜いたら投擲の個性"ブーメラン"によって繰り出される魔球をくらってしまう。
耳「ガン無視かよ、、」
と耳郎がつぶやいてその場をそっと離れようと動いた瞬間。
投「ロックオン!」
投擲がボールを投げた。
善(来た!内角低めのスライダー!狙いは太ももにつけたターゲット!)
※善彦は野球を全く知りません。
善彦がそう勘ぐり、太ももをカバーした瞬間、ボールの軌道が変わる。
善「なに!」
耳「え!なに!ウチがターゲット!?」
ボールが善彦を素通りし、耳郎に向かったのだ。
善「しまったぁぁぁ!」
善彦は急いで耳郎の前に立ち、バットにボールをぶつけた。
ギャルギャルギャルギャルギャルギャル!
ボールとバットが擦れる音が辺りに響く、投擲は腕を組み見ていた。
投「あれに反応して動くとは見事だね、しかし全力で投げたその一球、、打ち返せるかな?」
善「お、、おおお、、ミーを、、、」
善彦のバットを握る力が強くなる。
善「なめんなぁぁぁぁぁ!」
カキィィィィィン!
善彦の咆哮と共にボールは上空へと打ち上げられる。
投「なに、、、!」
ヒュー、、ポカン
「いてっ、、」
そして落ちたボールはそこら辺に転がっていた者のターゲットに当たり、善彦の体につけられたターゲットのマトが3つ全て発光した。
「通過者は控え室へ移動して下さい」
そしてマトから音声が聞こえた。
投「どうやら、2人倒したみたいだな」
投擲が腕を組みながら善彦に話しかける。
善「え?、、いつのまに、、」
善彦は2人倒したことなど記憶になかった。
投「控え室で待ってろ、俺もすぐにそこに行くからな」
そう言うと、投擲はゆっくりと善彦に手を伸ばした。
善「投擲さん、、」
善彦は変身を解除すると、投擲と熱い握手を交わした。
善「頑張って下さい、自分この後の試験頑張ります!」
投「あぁ、お互いに頑張ろう」
2人はフフッと笑うと、善彦はそのまま「ANTEROOM」と書かれた部屋に入って行った。
耳「あ、おつかれー」
善「あれ!耳郎さんいつのまに!」
部屋に入ると、そこにはお茶を飲む耳郎の姿があった。
耳「あんたらが話してるあいだに倒れてたヤツのターゲットにボール当ててクリアしてたんだよね」
耳郎がお茶をズズズとすすりながら善彦に話す。
善「あ、、さいですか、、」
ガガーッ「それでは控え室の皆様、スクリーンをご覧下さい」
控え室のスピーカーから音声が聞こえ、皆の視線がスクリーンに集まる。
スクリーンには先程善彦達が戦っていたステージが映っていたが、次の瞬間。
ドガァァン!
ステージの至るところで爆発が起こり、先程まで整っていたステージが瓦礫の山となった。
「次の試験で最後になります!皆さんにはこれからこの被災現場でバイステンダーとして救助演習を行ってもらいます」
善「えぇ〜、、、」
これから、最後の試験が始まろうとしていた。
次が救助演習回です