僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
オリジナル入れて少し過去話いれます
インターン受け入れの実績が多い事務所に限り1年生の実施を許可する。
善彦はインターン場所を探していた切島と共に協力し、インターンを受け入れてくれる事務所を探し、ビッグ3の天喰の紹介によって善彦と切島のインターン場所が決まった。
そして三人はその事務所のある関西地方に向かう新幹線に乗っていた。
切「いやー!ありがてーっす!フォースカインドさんが受け付けてなかったんで助かりましたよ先輩!」
善「本当に、ありがとうございます天喰先輩、ガンヘッドさんも受け付けてなかったので自分も助かりました」
天「いや、、いいんだよ、、でも君らグイグイ来て恐ろしかった、、」
切島と善彦は隣に座り、天喰と向かい合って座っているが、天喰はあまり善彦達に目を合わせてくれない。
善「ほとんど切島くんのゴリ押しでしたもんね、なんかすみません」
「ねぇ切島くん」とジトっとした目で右隣に座る切島を見ると切島は
ゆっくりと善彦から目をそらす。
切「でもよ、、そうでもしねぇと俺の目標とするヒーローになれねぇんだよ」
切島が急に真剣な口調で善彦に話す。
切「紅頼雄斗みたいにちゃんと守れるヒーローによ、、」
それを話す切島の目は決意に満ちていた。
善「そっか、憧れの人がいるんだもんねそりゃ必死になるわ」
切島の事情を知った善彦はフゥと息を吐き、窓の外をみる。
切「そういやぁ前々から聞きたかったんだけどよぉ、佐竹のなりたいヒーローってどんなヒーローなんだ?」
善「へ?」
突然の質問に善彦が固まる、この世界に転生して数ヶ月善彦は様々な死線を乗り越えていたが、目標を持ってはいなかった。その質問に対し善彦は俯きウーンと声を出しながら考えた。
切「おいおい、とうとう誰一人目を合わせてくれなくなっちまったぞおい」
切島の隣には俯き考える善彦、向かい側には緊張で目を合わせてくれない天喰、切島はなぜか孤立してしまっていた。
善「希望を、、、」
善彦がボソっと何かを呟く。
切「え?なんだって?」
善「強いて言うなら、、『希望を与えられるヒーロー』になる、、かな、、」
善彦がモジモジと恥ずかしそうに切島に言った。
切「希望を与えられる!いいじゃねぇか!ヒーローっぽくてかっけー!」
それを聞いた切島は善彦の肩をバンと叩く。
善「自分、、変わりたくってね、」
善彦が続いて小さな声で語った。
切「変わりたい?」
切島がその言葉に疑問を持つ、しかし善彦はそれに対して正直なことは言えなかった。
善彦はこの世界に転生する前、引きこもりだったのである。
原因は緊張しやすいその性格にあった、中学生のころ自己紹介の時に皆の目の前で吐いてしまってから、周りの目が嘲笑を込めたものに感じてしまうようになった。さらに肝心なところで失敗し、吐いてばかりの善彦は次第に学校が嫌になり、家に引きこもり、店の手伝いしかしないようになってしまったのだ。
店の手伝いも接客はせずに裏方で厨房の手伝いしかできなかった。
人間に対する恐怖が植え付けられた善彦はだんだんと自分の心が空っぽになっていくのを感じていた。
その空っぽな心を唯一満たしてくれたのが仮面ライダーとスーパー戦隊だったのである。
それを観ている時の1時間は善彦が最も心が踊り、空っぽになっていたものが満たされていくような感覚だった。
仮面ライダーの1つ1つの言葉が大事なことを気づかせ、スーパー戦隊の勇気が善彦にも勇気をくれたように感じた。
そして善彦は決意する「やり直してみよう」と。
もう一度学校に通うと決めた善彦は再び学校に通った。
しかしあるのは嘲笑と見下しのみ、だが善彦はそれに耐えながら学校に通っていた。
そしてある日善彦は思う、「このまま生きてても笑われるだけなんじゃないか」と。
改心し真面目に学校にいっても緊張しいの性格が治らない限りこの生活は続く、人に怯えながら生活をする人生になると。
そう思案にくれている時に善彦は事故にあい、この世界に転生したのだ。
そのことを思い出した善彦は黙りこくってしまう。
切「おーい?佐竹?大丈夫か?酔ったのか?」
切島が心配そうに善彦に話しかける。
善「あぁ、ごめんちょっと昔のトラウマ思い出してね、、」
切「え?もしかして俺のせい?」
善「いや違うよ、気にしないでこっちの勝手な事情だから」
焦る切島を善彦はそっと落ち着かせる。
善「自分はね、昔すっごくダメなやつだったんだ、でも目の前に、、困っている人や絶望している人に希望を与えている人を見てね、変わろうって思ったんだ、自分もその人達みたいに希望を与えられる人になろうってそんなヒーローになりたいって思ったんだ、、」
善彦はそう語ると新幹線の窓に映る自分の顔を見た。
その顔はどこか、寂しそうな表情をしていた。
切「なんだよなんだよぉ!お前ちゃんとした目標あるんじゃねぇかよぉ!」
切島が突然善彦の肩に腕を回してきた。
切「このヒーローインターン!俺達気合い入れて頑張ろうぜ!お互い目標とするヒーローになるためにな!」
切島が真っ直ぐとした瞳で善彦を見つめる、その顔に善彦の表情がパッと明るくなった。
善「おうよ!ヒーローインターン!気合い入れていくぞー!」
切・善「エイエイオー!」
善彦はすっかり元の調子に戻っていた。
天「やっぱり二人のテンションにはついていけない、、」
そして、新幹線は関西地方に到着した。
次もヒーローインターン回です