僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー   作:ガイコッツ

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ヒーローインターン回その7です


救ける

善彦と切島が乱破と戦っている最中、緑谷は治崎と戦っていた。

 

緑谷が治崎と戦って数分、治崎は構成員の音本と融合し怪物のような姿に変貌した。

 

治「増援が来て事態が悪化していること気付いているだろう、諦めろ俺の言った通りになるだけだ"全員死ぬ"」

 

緑「そんなことにはさせない!そう決まっていたとしても、、」

 

緑谷はそう言いながら腰にビルドドライバーを巻いた。

そしてフルボトルを取り出しカチャカチャと振る。

 

緑「その未来を捻じ曲げる‼︎」

 

《忍者!コミック!ベストマッチ!》

 

緑谷はドライバーにフルボトルを差し込むと、ハンドルを回転させた。

 

《Are you ready?)

 

緑「変身!」

 

《忍びのエンターテイナー! ニンニンコミック! イェーイ!》

 

緑(ワン・フォー・オール! 20%!)

 

緑谷は変身すると、ワン・フォー・オールを発動し治崎に向かって走り出した。

 

治「!!」

 

治崎と緑谷の距離が一気に縮まる、緑谷は地面に足を思い切り踏み込み足場を崩した。

 

ドゴォォォン!

 

緑(耐えろ!勝つまで‼︎治崎が手を緩めることはない!)

 

緑谷は治崎の繰り出す土の槍を四コマ忍法刀で叩き壊すと、四コマ忍法刀のトリガーを1回押した。

 

《分身の術!》

 

緑「はぁっ!」

 

緑谷が治崎の攻撃を避けるのと同時に緑谷が三人に分身する。

 

治「なっ!小癪な、、!」

 

治崎はその分身に驚きはしたが、攻撃の手を止めることはなかった。

 

三人の緑谷に治崎が土の槍を繰り出す、しかし三人の緑谷はそれを全て避け、治崎を囲んだ。

 

緑「行くよ!僕の2号!3号!」

 

緑2・緑3「わかった!」

 

本体の緑谷の合図と共に三人は治崎を囲い、周りを走り出した。

 

治「何がしたいんだお前らは!」

 

治崎が苛立ちながら槍を繰り出すが、全て避けられる。

 

三人の緑谷は治崎の周りを走りながら、四コマ忍法刀のトリガーを2回押した。

 

《火遁の術!》

 

四コマ忍法刀に炎のエネルギーが溜まる。

 

緑(こいつは死んでもエリちゃんを諦めない、時間はかけられない!ダメージを稼いでも"修復"される!一撃で!)

 

緑「みんな!行くぞ!」

 

緑谷本体の声で三人が治崎に向かって飛びかかった。

 

《火炎斬り!》

 

緑「「「はぁぁぁぁ!」」」

 

三人が治崎に忍法刀を振り下ろす、そして治崎に当たる直前。

 

ガギィィィィン!

 

緑「なにっ!」

 

三人の攻撃が治崎の造った壁で防がれた。

そして治崎の二本の腕は瓦礫の2つを掴む。

 

治「いくら奇想天外な攻撃をしようが、先の二人に比べれば、動きの"線"が素直で見えやすい」

 

ギュゥゥン!

 

緑2・3「うわぁっ!」

 

緑谷の分身は治崎の造った槍に貫かれ、消える。

そして本体の緑谷も槍に腕と足を貫かれた。

 

緑「うわぁぁ!」

 

強烈なダメージで緑谷の変身が強制解除される。

 

そして治崎は火炎斬りで受けた小さな火傷を修復し、緑谷の方をみる。

 

治「ったく、修復といってもバラす瞬間はしっかり痛いんだ、、もう止めだ」

 

緑「ううう、、、」

 

緑谷には腕と足に小さな槍が深く刺さっている。

しかし

 

緑「まだ、、」

 

緑谷は立ち上がろうとする。

 

その様子を見て治崎はため息をつくと腕を一本、壊理と通形の逃げた方へ向けた。

 

治「あぁ、そうやってルミリオンにも粘られた諦めない人間の底力は侮れない」

 

すると突然、治崎の手のひらから口が出現し、壊理に向かって叫んだ。

 

治「おまえのせいでまた死ぬぞ!これが望みなのか!?壊理!」

 

その声はしっかりと壊理の耳に届いた。

 

緑(こいつ!何を言って!)

 

ザッ、、、

 

壊「望んでない、、、」

 

壊理が逃げた方向から治崎のいる所まで戻ってきた。

 

それに緑谷はすかさず叫ぶ。

 

緑「なんで!、、駄目だ!先輩と一緒にいるんだ!エリちゃん!」

 

叫ぶ緑谷を無視して治崎が壊理に再び問いかけた。

 

治「壊理、、こいつ一人でこの状況、なんとかなると思うか?」

 

壊「思わない、、、」

 

治「ならお前は、どうするべきだ?」

 

壊「戻る、、、」

 

緑「エリちゃん、、!」

 

緑谷が立ち上がって止めようとするが、腕と足に激痛が走り立てない。

 

壊「そのかわり、、皆を元通りにして、、!」

 

その言葉に治崎は落ち着いた様子で言った。

 

治「そうだよな、、自分のせいで他人が傷つくより、自分が傷つく方が楽だもんな、、」

 

そして治崎は緑谷の方を向く。

 

治「まだルミリオン一人の方が望みはあった、奴で芽生えた淡い期待が砕かれた、、気付いてるか?壊理にとって最も残酷な仕打ちをしてる事に、、お前は求められてない」

 

その言葉に緑谷はナイトアイの言葉を思い出す。

 

「やはり、ワン・フォー・オールはミリオに継がせるべきだった」

 

ナイトアイ本人も、この事態を諦めかけていた。

 

ナ(緑谷、、もう変えられない、、エリちゃんの保護は叶わない!見てしまった、、私と貴様が殺される、治崎が逃げおおせる未来を)

 

緑「そうだとしても!」

 

緑谷は足に刺さっていた槍を掴んで叫んだ。

 

緑「余計なお世話だとしても!君は泣いてるじゃないか!」

 

緑谷は足に刺さった槍を抜くと、その場から立ち上がり槍を握り砕き叫んだ。

 

緑「誰も死なせない!君を救ける!」

 

緑谷はポケットからフルボトルを取り出し、ベルトに挿そうとする、すると天井から轟音が響いた。

 

緑「?」

 

緑谷が天井を見ると、突然天井が破壊され、上から八斎會の活瓶を咥えたリューキュウと、それに続いて麗日と蛙吹が落ちてきた。

 

リ「ドンピシャ!」

 

蛙「ケロ、、」

 

リューキュウ達は敵連合の作戦にはまり、緑谷達のいる所に落とされたのだ。

 

突然のハプニングに緑谷達は混乱する。

しかしその隙に乗じて逃げようとする治崎を緑谷は見逃さなかった。

 

緑「ウラビティ!ナイトアイの保護頼む!」

 

石柱を作り、壊理を抱え逃げようとする治崎を緑谷は逃そうとしなかった。

 

緑「治崎!!」

 

《タカ!ガトリング! ベストマッチ!》

 

緑谷はボトルを差し込むと、高速でハンドルを回す。

 

そしてホークガトリングに変身した。

 

《天空の暴れん坊! ホークガトリング! イェーイ!》

 

治「メチャクチャだ、、ゴミ共が!」

 

石柱に乗り壊理を抱えて逃げようとする治崎を緑谷は翔んで追いかける。

 

緑「させるかぁ!」

 

緑谷が壊理に向かって手を伸ばす。

しかし、あと少しで届かなかった。

 

緑「くっ!もう少しで、、届くのに、、!」

 

治「しつこい、、、、!」

 

辟易する治崎の横で何かが落ちるのが見えた。

 

治「ルミリオンのマント、、巻き上げられたのか、、気色悪い」

 

治崎がマントを無視して上に上がっている時、壊理がそのマントを掴んだ。

 

そしてその瞬間、治崎の体に異変が起きる。

 

体が何かに引っ張られるような感覚が襲ってきたのだ。

 

治「まさか、、!」

 

治崎が壊理を見ると、壊理の頭に生えていた角が光っている。

 

そして次の瞬間、治崎の体と音本の体が2つに分かれ、元に戻った。

 

元に戻った拍子に壊理が石柱から放り出される。

 

それを緑谷は空中でキャッチし、強く抱きしめた。

 

緑「もう、、離さないよ、、」

 

治「返せ!」

 

治崎が怒鳴りながら二人に手を伸ばす。

 

治崎が手を伸ばした瞬間、石柱が崩れて槍となり緑谷に襲いかかってきた。

 

緑(やばい!ダメージのせいで翼のコントロールが!1回だけ、大きく羽ばたけるか!)

 

緑谷が翼を羽ばたかせる瞬間、壊理をギュッと強く抱きしめた。

 

緑(離さない!もう絶対に離さない!あんなこと、、もう絶対にさせない!)

 

ブワァァァ!

 

緑「うぉあああああああ!」

 

そして羽ばたく瞬間、ホークガトリングの翼が大きく展開し、暴風を巻き起こしながら外に出た。

 

治「うぉおおお!」

 

治崎はその風に吹き飛ばされ地面に叩きつけられる。

 

この事態に1番驚いているのは緑谷自身だった。

 

緑(羽ばたたこうとしたら、、吹っ飛んだのか、、?)

 

緑谷は空中で体制を整えると、体の異変に気付く。

 

緑「あれ、、足が、、痛くない、、?腕も、、治ってる、、」

 

先程まで激痛に襲われていた腕と足が痛くなくなっているのだ。

 

緑谷は落ち着いて壊理と一緒に地上に降りた。

 

緑(体が熱い、、いや、冷たい、!僕はおそらく、、100%を出していた、、なのに、、)

 

緑「怪我が、、治ってる、、」

 

緑谷はゆっくりと壊理の方を向き、問いかけた。

 

緑「君の、、力なの?」

 

壊理にそう問うと、壊理はゆっくりと頷いた。

 

そして次の瞬間

 

カシャン!

 

緑「えっ!変身が解けた!」

 

緑谷の変身が突然解除されたのだ。

さらに、緑谷を襲ったのは体が内側から引っ張られるような痛みだった。

 

緑「なんだ、、今度は、、体が、、内側から引っ張られてるみたいな、、」

 

緑谷がうずくまっていると、地面から轟音が響く、そして次に治崎の声が聞こえた。

 

治「力を制御できていないんだ、、拍子で発動できたものの、止め方が、わからないんだろう!壊理!」

 

地面から触手のようなものが隆起する。

轟音を立てて地面から出てきたのは活瓶と融合し、巨大な化け物となった治崎だった。

 

治「人間を巻き戻す、それが壊理だ、使いようによっては人を猿にまで戻すことすら可能だろう、そのまま抱えていては消滅するぞ、触れる物全てが『無』へと巻き戻される!呪われてるんだよそいつの個性は!俺に渡せ!分解するしか止める術はない!」

 

その治崎の言葉に緑谷ははっきりと言った。

 

緑「絶対、やだ」

 

そして緑谷はポケットから何かを取り出し、それを起動させた。

 

《ハザードオン》

 

起動させたハザードトリガーをベルトに差し込む。

そして続いてフルボトルをベルトに差し込んだ。

 

《ラビット!タンク!スーパーベストマッチ!》

 

《ドンテンカン!ドーンテンカン!》

 

緑谷はハンドルを掴み回転させる。

 

《ガタガタゴットンズッタンズタン!ガタガタゴットンズッタンズタン!》

 

緑「変身、、」

 

緑谷の変身の声の後、緑谷の体が黒い板に挟まれた。

 

《アンコントロールスイッチ! ブラックハザード!》

《ヤベーイ!》

 

緑谷はハザードフォームに変身すると、壊理を背中に乗せ、ルミリオンのマントで壊理と緑谷が離れないように固定する。

 

緑「そっか、羽ばたいた瞬間に、痛みよりも早く怪我を戻してくれたんだね、、とっても優しい個性じゃないか」

 

緑谷はそう言うと、ハザードトリガーのスイッチを再び押した。

 

《マックスハザードオン!》

 

そしてハンドルを回す。

 

緑「体感で感じてわかった、体が戻り続けるスピード!」

 

ハンドルを回すごとに緑谷の体からエネルギーがバチバチと音を立てているのが聞こえる。

 

緑「じゃあ、それ以上のスピードで常に大怪我し続けていたら!それ以上のスピードで常に暴走直前まで走っていたら!」

 

《オーバーフロー!ヤベーイ!》

 

緑「ワン・フォー・オール、、フルカウル、、100%!!」

 

緑谷の体に黒いエネルギーとフルカウルの緑のエネルギーがほとばしる。

 

緑「エリちゃん、、力を貸してくれるかい、、」

 

今、最後の戦いが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次がヒーローインターン回最後になります。
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