僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
切「終わったな、、、」
善「あぁ、、終わったよ、、、」
切島と善彦は1-Aの寮の前で涙ぐんでいる。
切「インターン終わってから数週間、、長い戦いだった、、」
善「耐えたんだ、、自分らは耐えたんだね、、、」
善彦は体を切島に寄せ、切島は善彦の肩を抱き、補習を終えた喜びを分かち合っている。
麗「二人とも補習終わっただけで大げさやねー」
蛙「早く入りましょ、皆が待ってるわ」
麗日と蛙吹が二人の隣をトコトコと通る。
緑「切島くん、佐竹くん、入ろっか」
善「了解」
善彦と切島も寮の中に入り、共同スペースの扉を開けた。
切「うーす」
善「補習ようやく穴埋まりましたー!」
麗「本格参加するよー!」
善彦達はA組の出し物が生演奏とダンスによるパリピ空間の提供ということは知っていた。
今からバンドのメンバーを決めるところらしい。
ドラムは爆豪、キーボードは八百万、ベースは耳郎に決まっていた。
善「えぇ〜、爆豪さんがドラム〜?」
爆「あぁん!文句あんのかポンコツバイクゥ!」
善「い〜えナッシングで〜す」
耳「あとギターが二本欲しいんだけど、、」
上「やりてー!楽器弾けるとかカッケー!」
峰「やらせろ!」
ギターのメンバーに上鳴と峰田が前にでた。
爆「やりてぇじゃねぇんだよ!殺る気あんのか!」
上「あるある超ある!」
上鳴と峰田がギターを肩にかける。
上「ギターこそバンドの華だろィ!」
峰「、、、、」
上鳴はギターをちゃんと持ててるが、峰田は身長の問題で持てなかった。
峰「キャラデザのせいで手が届かねぇよ!」
峰田がギターを諦め、部屋の隅でいじける。
善「、、、、、ちょっと失礼」
善彦は一言かけると共同スペースから出て行った。
上「ん?どしたんだあいつ?」
耳「まいったなぁ〜あと一人どうしよう、、」
耳郎が頭を抱えていると、常闇がギターに歩み寄る。
常(俺は一度Fコードで手放した身、、こんな俺がやっていいものだろうか、、いや、ここは俺が!)
常闇が覚悟を決め、ギターを掴んだ時。
ギュイーーーン!
常「!!?」
上「うぉっ!」
耳「なに!」
突然共同スペースにギターの音が鳴り響く。
皆が音の聞こえた共同スペースの扉に注目する。
そこには音撃弦・烈雷を構えた善彦が立っていた。
耳「佐竹、、あんた、、」
善「ご刮目!」
ピックを構えた善彦は烈雷で轟鬼の曲を弾き鳴らす。
その姿に皆は唖然としていた。
そして善彦は曲を弾き終える。
善彦がチラリと皆の方を向くと、すぐ目の前に険しい顔をした耳郎が腕を組んで立っていた。
善「どわぁぁ!近っ!」
耳「あんたなんで黙ってたの?」
善「へ?」
ガシッ!
善彦の顔が耳郎に掴まれる。
耳「あんたギター上手いじゃない!なんで今の今まで黙ってたんだよぉぉぉ!」
善「いやだって、、この前カラオケ行った時耳郎さんのギター聞いた時、、自分より上手かったもんですから言い出しづらくて、、」
葉「すごーい!めちゃくちゃカッコよかったよ!何このギター!」
葉隠が烈雷に食いつく。
善「あぁ、このギターも仮面ライダーの武器の一つでしてね、剣にもギターにもなるスグレモノなんですよ、ハナシテ、ジロウサン」
耳郎はずっと善彦の顔を掴んでいる。
すると耳郎はある事に気がついた。
耳「そういえばアンタそのギター、アンプ繋いでないの?」
耳がパッと善彦の顔を離し、烈雷を指差す。
善「アンプ?あー、烈雷は無くても結構響くヤツみたいですね」
善彦が頬をスリスリとさすりながら説明する。
すると耳郎がズイと善彦に顔を近づけた。
耳「アンタこのギターもう一本ある?」
善「ありますよー、烈雷は二本持ちなんです」
善彦がそう言うと、上鳴のテンションが上がる。
上「マジ!貸して貸してー!」
善「はいよ、今取りに行くからね」
善彦がセカセカと烈雷を取りに行く。
耳「よし、これでギターは大丈夫かな」
常「、、、、」
その様子を常闇はなんとも言えない表情で見ていた。
善「持ってきたよ〜」
廊下から善彦の声が聞こえる。
上「おっ!来たかー!」
上鳴が烈雷を取ろうと善彦を迎えに行った瞬間。
プピーーーー!
上「うわぁ!」
突然トランペットの音が響いた。
善「えへへ、ビックリした?」
善彦がひょっこりと音撃管・烈風を持って現れた。
上「ビックリしたぁ〜、お前トランペットも吹けるのかよ」
善「えへへへへ、これもライダー武器でね、バンドのアクセントにどうかなって思ってさ、持ってきた」
上鳴に烈雷を渡すと「いいかな?」と確認を取るように耳郎を見る。
耳「う〜ん、、いいんじゃないかな!いいアクセントになると思うよ!」
耳郎は善彦に親指を立てる。
善「よかった〜あとコレ、ライダーの武器じゃないんですけど、、」
善彦がゴソゴソと懐を漁り、ニンジャミセンを耳郎に見せる。
耳「えっ!三味線!」
善「和ロックなんてどうでしょうか、、」
ベベン!
善彦がニンジャミセンを鳴らす。
芦「和ロック和ロック!カッケー!」
瀬「というかどんだけ楽器弾けるんだよ、、」
耳「採用!」
善「あざーす!」
ベベン!
峰「佐竹おめぇめっちゃ楽器ヤることになるな」
善「覚悟の上よ」ベンッ
上「いちいち三味線を鳴らさんでよい」
八「それで、肝心のボーカルはどうしましょうか、、」
麗「へ?うたは耳郎ちゃんじゃないの?」
麗日が耳郎の方を見て言った。
耳「いや、まだ全然、、」
峰「ボーカルならオイラがやる!モテる!」
青「ミラーボール兼ボーカルはそうこの僕★」
切「オウ!楽器はできねーけど歌なら自信あんぜ!」
善「いや、絶対に耳郎さんでしょ」
三人の主張を無視し、善彦は耳郎を推した。
峰「なにぃぃぃ!コラァ!」
耳「えぇ!ちょっと佐竹!」
葉「私も耳郎ちゃんだと思うんだよ!前に部屋で楽器教えてくれた時歌もすっごくカッコよかったんだから!」
上「俺も耳郎推しだな!カラオケでも90点台めちゃくちゃとってたしな!」
耳「ちょっと二人も!ハードル上げないでよ!」
善「耳郎さん、ここは一つ、一曲お願いします」
善彦がスタンドマイクを耳郎の前に持ってくる。
耳「佐竹ぇもさぁ〜」
耳郎がしぶしぶマイクを持つ。
そして耳郎が一曲歌って見せた。
その歌声に1-A全員が聞き惚れ、耳郎に拍手を送る。
芦「耳が幸せー!」
善「だべ!すげぇんだよ耳郎さんは!」
葉「セクシーハスキーボイス!」
飯「満場一致で決定だ!」
耳「うぅ、、よろしくお願いします、、」
耳郎が赤面しながらイヤホンジャックをいじる。
善「てことでバンド隊けってーい!」
上「バンド名はスパークエレキッズなんてどうだ!」
爆「俺」
善「激奏戦隊なんてのは!」
八「A組全員で臨むという意味を込めて、Aバンドというのは、、」
耳「それだ!」
こうしてバンド隊は「Aバンド」と名付けられ、長い夜が終わった。
次回も文化祭回です