僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー   作:ガイコッツ

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私事祭りで遅れてしまったことを謝罪申し上げます
言い訳がましくなってしまいますが今まで車の免許とってました
無事免許も取れて時間も出来たのでこれからは積極的に取り組んでいく所存です。


ストレート

A組vsB組第4セット

 

A組 爆豪、耳郎、瀬呂、砂藤

B組 凡戸、泡瀬、鎌切、取蔭

のメンバーで始まった。

 

爆「遅ェーーンだよ!ノロマがぁ!」

爆豪{装備 ビルドドライバー}

 

パイプ入り組むステージに爆豪の怒鳴り声が響く。

 

耳「ウチ"音"聞きながらなんだけど!」

耳郎{装備 ?}

 

爆「いいからついてこいや!」

 

メンバーを置いて爆豪が先に進む。

 

砂「相変わらず"ついてこい"だな」

砂藤{装備 ガブリボルバー}

 

瀬「体育祭の時から変わんねぇや」

瀬呂{装備 なし}

 

耳「なんだかんだ協力してくれるけど、、本当に大丈夫かな、、」

 

耳郎達が不安を感じながら爆豪を追いかけていると爆豪が前に動く影を見つけた。

 

爆「止まれ!いる!耳!全員近くにいるハズだ!探れ!」

 

耳「名前!」

 

耳郎がツッコミながらイヤホンジャックを刺して音を探る。

 

ガッ、、ゴッ、、ヒタヒタ、、ガンガン!

 

耳「待って、、やられた!」

 

辺りに聞こえる不審な音、異変に気付いて耳郎が叫んだ瞬間。

 

取「ハイ、しゅーりょー」

 

爆豪の隣で声が聞こえた。

 

爆「!!」

 

爆豪が声のした方向に腕を振るが、声の主である取蔭の口部分はそれを避けて逃げていった。

 

口部分が逃げていったのと同時にパイプに隠れていた取蔭の体のパーツが這い出てきた。

 

取「ケケケケケ!耳郎の索敵を逆手に取らせてもらったよ!」

取蔭{装備 なし}

 

取蔭の個性『とかげのしっぽ切り』で切り離したパーツを爆豪に叩きつける。

 

幾つもの取蔭のパーツが爆豪に襲いかかった。

 

爆「威力はそれほどでもじゃねぇがウゼェ!的が小さすぎる!」

 

瀬「爆豪!こっちへ!」

 

《バリケードテープ》

 

瀬呂が自軍の周りにテープを張り巡らせる。

 

瀬「トカゲのパーツが攻撃できないように!」

 

空中で取蔭の顔のパーツが集まる。

片目と口部分のパーツがくっつくと張り巡らされたテープを見て取蔭が笑う。

 

取「ハイしゅーりょー」

 

《グルースコール》

 

突如上から大量の接着剤が降ってくる。

瀬呂の張ったテープに接着剤がかかり辺り一面が接着剤に染まった。

 

凡「ええやった、切奈のプラン通りじゃん」

凡戸{装備 なし}

 

凡戸が顔から垂れた接着剤を拭き取っていると続けて鎌切が耳郎達の頭上のパイプを個性"刃鋭"で腕から生やした刃で斬り刻み、接着剤がベタベタについたパイプとテープを耳郎達に落とす。

 

鎌「ヒャッヒャッヒャ!遅い遅い!ボンドでベタベタのパイプとテープ!さわればくっついてとれねぇぞ!」

鎌切{装備 なし}

 

砂「触らなければいいんだな?」

 

砂藤が落ち着いた様子で獣電池を取り出す。

 

鎌「ヒャヒャッ!いまさらだ!知っているぞ!砂藤は変身するとき踊らなければ変身できない!踊りながらくっつけ!」

 

ゲラゲラと笑う鎌切を無視し、砂藤は獣電池をガブリボルバーにセットする。

 

砂「ブレイブイン!」

 

《ガブリンチョ!ステゴッチ !》

 

シリンダーを回すとそのまま銃身を上に掲げ、叫ぶ。

 

砂「ファイヤー!」

 

引き金を引くとガブリボルバーからステゴッチ のエネルギーが放出され、そのエネルギーが降ってきたパイプとテープを一掃した。

 

鎌「なにっ!」

 

砂藤はそのままキョウリュウブルーに変身を完了させる。

 

砂「ある程度体が慣れてきてな!踊り無しでも変身できるようになった!」

 

鎌「予想外だがそれがどうした!スピードなら俺が上だ!」

 

鎌切は怯まずに刃を構え、耳郎に向かって襲いかかる。

 

取「まず一番めんどい耳郎から」

 

鎌切の刃が耳郎に向かった瞬間。

 

ドギュン!

 

鎌「ぐばぁ!」

 

鎌切が何かに撃たれた。

 

耳「索敵や音攻撃しかできないと思った?」

 

耳郎が青い銃を構えながら鎌切に向かい言葉を放つ。

 

鎌「取蔭ェ!どういうこった!コレェ!?」

 

取「まァじ!?」

 

爆「防いだかよ!虫は反射が速ぇなぁ!」

 

爆豪が即座に耳郎の前に立ち、爆撃を鎌切に喰らわせた。

 

鎌「うぐっ!」(爆豪とは正面でやりあわずすぐ退く!)

 

鎌切が颯爽と爆豪達から逃げる。

 

爆「逃げたぞ!探せ!」

 

爆豪が瞬時に耳郎に指示を出す。

 

爆「決めてんだよ俺ァ!勝負は必ず完全勝利!4-0無傷!これが本当に強ェ奴の勝利だろ!」

 

ここで爆豪がビルドドライバーを装着し、クローズドラゴンをセットしてハンドルを回す。

 

《Are you ready?》

 

爆「変身!」

 

《Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! 》

《Yeah!》

 

爆豪が仮面ライダークローズに変身を完了させる。

 

耳「全体的に遠ざかってるよ、邪魔されて捉え辛いけど、、でも数は減ってきてる」

 

瀬「減ってんの?」

 

爆「仕切り直す気か、、クソが、、なめやがって!行くぞ!今の俺らは、、負ける気が死ねぇぇぇ!」

 

爆豪が爆撃で空中を移動する。

 

その軌道上のパイプの影で泡瀬が様子を伺う。

 

泡「ようやく俺の出番ね!」

 

泡瀬が右手にもっていた黄金色のスパナを上に放り投げる。

投げたスパナをキャッチすると、左手に持っていたドライバーと重ね、巻いていたベルトに装着した。

 

泡「変身!」

 

《デカイ!ハカイ!ゴーカイ!仮面ライダーキカイ!》

 

泡瀬の体に金色の鎧が装着され、変身が完了する。

 

変身を完了させたのと同時に泡瀬が爆豪の前に出る。

 

泡「鋼のボディに熱いハート……仮面ライダーキカイ!」

泡瀬{装備 ミライドライバー}

 

爆「なんだぁ!?」

 

泡「早業着工!」

 

泡瀬が両手の指の間に挟んだ部品を爆豪にくっつける。

 

《ウェルドクラフト!》

 

泡「竣工!」

 

爆豪にくっつけた部品とパイプを溶接し、爆豪の動きを止めた。

 

泡「機械の正確さと氷結能力で硬度を上げた!ちょっとやそっとじゃ壊れねぇぜ!」

 

泡瀬はそのまま爆豪の前から去る。

 

爆「なめんな!」

 

爆豪がもがいて拘束から逃れそうとするが動けない。溶接した部品が氷のように冷たいため爆豪の掌の汗腺も働かない。

 

砂「行け!」

 

《キョウリュウシュガーラッシュ!》

 

砂藤が拳のラッシュで溶接されていたパイプを破壊し、爆豪を動けるようにする。

 

爆「なめやがってぇぇ!」

 

爆豪が怒りながらクローズマグマナックルにボトルをセットし、ベルトに装着する。

 

《ボトルバーン!》

《クローズマグマ!》

 

そのまま乱暴にハンドルを回す。

極熱のマグマが爆豪にかけられた。

 

《極熱筋肉!クローズマグマ!》

《アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!》

 

クローズマグマに変身を完了した爆豪は泡瀬を追いかける。

 

爆「くっつけてんじゃねぇぞゴラァ!」

 

爆豪が泡瀬に一直線に向かう。

 

泡「キレすぎだろ、、次は顔面に鉄骨溶接してやる!」

 

泡瀬が材料を取り出し、爆豪に向かって構えた時。

 

爆「任せるぞ」

 

爆豪が突然浮上し、泡瀬を避ける。

 

爆豪の後ろには肘を構えた瀬呂と青い銃、ショットライザーを構えた耳郎が立っていた。

 

瀬「任」

 

耳「された!」

 

ドギュンドギュン!

 

泡「うげっ!」

 

ショットライザーの銃弾が泡瀬に直撃する。

泡瀬がよろけた瞬間に爆豪が前に進んだ。

 

泡「くっ、、やってくれたなぁ!」

 

泡瀬が体勢を立て直し、耳郎達と対峙する。

 

耳「仮面ライダーに変身してるからって……ウチらに勝てると思ってる?」

 

耳郎がショットライザーを腰に装着するとプログライズキーを取り出す。

 

瀬「耳郎!お前もしかして!」

 

耳「ウチもさ、、探索やサポートだけじゃなくて!仮面ライダーとして前にでる!佐竹や上鳴ばかりにカッコイイ姿させてたまるか!ってね!」

 

《ダッシュ》

 

プログライズキーを起動させるとショットライザーにセットする。

 

《オーソライズ! 》

《Kamen Rider...Kamen Rider... Kamen Rider》

 

耳郎がショットライザーの引き金を引き、一言。

 

耳「変身!」

 

《ショットライズ! 》 

 

ショットライザーから放たれた銃弾が耳郎の周りを旋回し、銃弾が分散し、鎧となる。

 

《ラッシングチーター! 》

《Try to outrun this demon to get left in the dust.》

 

鎧が装着され、耳郎は仮面ライダーバルキリーに変身した。

 

瀬「うお〜、、女豹〜〜〜だな〜〜〜」

 

耳「チーターだよ!」

 

ビュン!

 

次の瞬間、耳郎の姿が瀬呂と泡瀬の視界から消える。

 

泡「なにっ!どこ行った!?」

 

慌てた泡瀬が辺りを見回す。

 

ギュン!

 

泡「ぐわぁ!」

 

泡瀬の背中が撃たれた。

 

泡瀬が撃たれた方を振り向くがそこには誰もいない。

 

そして次は胸を撃たれた。

 

泡「うぐぅ!速すぎて見えない!」

 

泡瀬が耳郎の速さに驚愕する。

しかし一番驚いているのは耳郎だった。

 

耳(すごい、、ウチ本当に早く動けてる、、けどコントロールは制御できてる、、いける!これなら勝てる!)

 

橙色の線が泡瀬の周りを囲んでいる。

 

瀬「すげぇ、、あの線は耳郎が走った跡だってのかよ、、速すぎる、、」

 

瀬呂は完全に手出しができず傍観することしかできなかった。

 

泡「これでどうだぁ!」

 

《アルティメタルフィニッシュ》

 

泡瀬がドライバーに手を当てると泡瀬の両腕に冷気のエネルギーが溜まる。そして溜まった冷気エネルギーを思い切り地面に叩きつけた。

 

泡「うぉらぁぁ!」

 

地面に冷気が叩きつけられ、泡瀬の周りの地面が凍った。

 

瀬「ヤバイ!足場が凍った!耳郎ー!」

 

地面が凍り、耳郎の動きが止まる。

 

泡瀬も瀬呂もそう思ったが、泡瀬の周りに耳郎の姿はなかった。

 

泡「あれ、、なんでいない!?どこにいる!?」

 

泡瀬が再び周囲を見回していると上から声が聞こえた。

 

耳「どーこみてんだよ!」

 

瀬「あれ!?」

 

泡「なにィ!?」

 

瀬呂と泡瀬が空を見上げると、そこには姿が変わった耳郎が飛んでいた。

 

《ライトニングホーネット! 》

《Piercing needle with incredible force.》

 

瀬「女豹のつぎは女王蜂だー!」

 

耳「うっさい!」

 

耳郎が両手を広げると大量の蜂型ミサイルが泡瀬に向かった。

 

泡「うぉあああああ!」

 

飛んでくる蜂型ミサイルを拳のラッシュで叩き落とすが数が多すぎて捌ききれない。

 

蜂型ミサイルと泡瀬が戦っている隙に、耳郎はショットライザーにセットされているプログライズキーのボタンを押す。

 

《サンダー》

 

そしてショットライザーの引き金を引いた。

 

《ライトニングブラストフィーバー》

 

耳「とどめだ!」

 

耳郎のつま先にハチの針を模したエネルギーが出現する。

 

泡「これで最後だ!、、あれ?」

 

泡瀬が蜂型ミサイルを全て叩き落とした時、泡瀬の視界に映ったのはこちらに向かってキックを放つ耳郎だった。

 

耳「くらえぇぇぇ!」

 サ ン ダ ー ラ イ ト ニ ン グ

ト フ ィ ー バ ー

 

泡「ぐがぁぁぁ!!」

 

耳郎のキックが泡瀬に直撃する。

上空から放たれたキックは泡瀬の体を地面にめり込ませた。

 

泡瀬の変身が耳郎に踏まれている形で強制解除された。

 

耳「、、、勝ち!!」

 

勝ちを確認した耳郎が変身を解除する。

 

瀬「おめでと耳郎、とりあえず泡瀬から足どかしてあげて」

 

耳「あ、そうだね」

 

耳郎が泡瀬から足をどかすと瀬呂がテープで泡瀬をぐるぐる巻きに縛る。

 

砂「おーい、コッチも頼むー」

 

耳郎の後ろから焦げた凡戸と鎌切を担いだ砂藤がきた。

 

砂「爆豪のヤツが取蔭探しながら辺りにマグマ撒き散らしててよ、この2人その被害者」

 

耳「えぇ〜、エゲツな」

 

瀬「てことは後は取蔭だけか」

 

瀬呂がテープで2人の体を縛る。

 

一方取蔭は体のパーツを集めながら爆豪から逃げている。

 

取「爆豪の独断先行してその他がフォロー、そこに生じる僅かな時間差や小さな隙を広げて崩壊させるつもりだったのに!なんでこんなに完璧なチームに、、」

 

取蔭が逃げている最中、下から熱気を感じる。

 

取「うわぁあっぶなぁ!?」

 

次の瞬間、下からマグマが吹き出る。

それを取蔭は全力で避けた。

 

取「アブねー、、マグマで攻撃って正気か、、」

 

取蔭が顔を上げた時、目の前に両手を構えた爆豪がいた。

 

取「あんた変わりすぎなんだよー!」

 

《ゼロ距離閃光弾(スタングレネード)!》

 

爆豪のゼロ距離閃光弾が取蔭に放たれる。

 

間近で強烈な光を浴びた取蔭はこのまま気絶してしまった。

 

爆「変わってねぇよ昔も今も俺の目標はオールマイトをも超えるNo.1ヒーローだ」

 

第4セットはA組のストレート勝ちに終わった。

 




久しぶりすぎて感覚鈍っていたら大変だ、、
徐々に感覚取り戻していきます、、

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