僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
切「おぉぉぉぉい佐竹ぇぇぇ!!」
鉄「無事か平気か大丈夫かぁぁぁぁ!!」
善彦が蘇生して数分後、変身を解除した切島と鉄哲は善彦の元に全力で駆け寄ってきた。
耳「しーー!! いま呼吸が安定して眠ったとこなんだから!」
ドタバタと迫る二人に耳郎は目を吊り上げながら口元に人差し指を当てた。
切「うおっととと! すまねぇ耳郎……」
鉄「なんとか大丈夫なんだな」
耳郎の声で二人は急ブレーキをかける。地面で横になり、眠る善彦には八百万が創造した人工呼吸器がつけられていた。
八「おつかれ様ですわ、皆さま、佐竹さんは助かりましたし、ギガントマキアは再起不能になりましたわ」
八百万が視線を向けた先には、ギガントマキアが倒れている。その時、切島が眉をひそめた。
切「なぁ……今、プロヒーロー達がデカブツに向かってんだろ? 静かすぎねぇか……」
上「た、確かに」
マキアの頭上には敵連合が乗っている。ヒーローが駆け付けているのに、マキアの周りは異様なほど静かだった。
峰「大人しく自首してるなんて、ありえねーもんなぁ……」
峰田は苦い顔を浮かべながら後退りする。その時、八百万の無線に連絡が入った。
八「はい! へ!? 連合がいない!?」
八百万の出した声に周りの全員が反応する。その直後、解放戦線の屋敷で爆音が起きた。
拳「今度は何ぃ!?」
突然の爆音に全員が一斉に屋敷を向く。すると屋敷が宙に浮かんでいた。
砂「や、屋敷が飛んでる?」
砂藤が目を点にすると、宙に浮く屋敷から竜の首と翼が生えた
「ギャオオオオオオオオ!!!」
屋敷から生えた竜は咆哮を上げると、翼を羽ばたかせ、空を飛んだ。
上「キャッスルドラン……」
羽ばたいた竜を前に、上鳴が呟く。
鉄「な、なんだそりゃ?」
鉄哲が首を傾げると、上鳴は説明を始めた。
上「仮面ライダーキバに出てくる城のドラゴン……まさか佐竹の個性でここまで出せるなんて……」
上鳴はキャッスルドランを見上げると、膝から崩れ落ちた。
小「そんなのありノコ?」
峰「あんな隠し球あるなんて……オイラ達に希望あったのかよ……」
頭上を見上げた小森と峰田はその場で固まる。そして峰田が呟いた。
峰「もしかしてオイラ達のやってきたことは……無駄だったんじゃねぇか……? 最初から……詰んでたんじゃねぇのか?」
キャッスルドランはプロヒーローや上鳴達に目も向けずに去っていく。皆はそれを、呆然と見るしかできなかった。
Mr.「いやー!! 助かったよトガちゃぁん!」
キャッスルドランの中では、Mr.コンプレスが新たな義手を装着しながらソファにもたれかかっていた。その隣ではスピナーが部屋をキョロキョロと見回している。
ス「まさかこんなもんまで出せるとはな……」
落ち着きなく歩き回るスピナーを背に、荼毘は窓の外を眺めていた。
荼「マキアより速ぇ、こりゃ予定より早く着きそうだな」
渡「お手柄ですよキバットさん♡」
キ「ふふん♪ 真の悪ってのは無駄な破壊をしないもんなのさ⭐︎」
荼毘の隣で、渡我はキバットを撫でる。渡我の腕の中でキバットはドヤ顔を浮かべていた。
近「おお、ネット環境も整っている。頼まれていた物も、ココなら精度良くできそうだぞ」
荼「宜しく頼むぜ」
不安定なマキアの頭上からテーブルと椅子で安定した場所へ移動できた近属は、満足した様子でノートパソコンを打ち始める。荼毘は視線を近属に向けると、不敵な笑みを浮かべた。
そしてキャッスルドランが向かう蛇空病院では、最悪の事態が起こっていた。
ミ「おぉおいカメネコ!! もっと飛ばせ! 粉微塵になるぞぉ!」
ピ「わーかってるよウルサイな!!」
蛇空病院地下の研究室が塵となって崩壊する。崩壊は壁や床を伝播し、ピクシーボブとミルコに迫っていた。
迫る崩壊はライドガトライカーの後輪に触れ、崩壊が始まる。
ピ「しまった! 後輪っ!」
ピクシーボブはそれに気づくと、土豪剣激土で後輪を切り離し、トライクをガトライクフォンに戻した。
ピ「こっから走るよ!!」
ミ「いや乗り捨てろよ!!」
ピ「あの子との思い出が詰まったケータイでもあるんだよ!!」
ピクシーボブはガトライクフォンをしまうと、ミルコと並走した。
死柄木が眠りから覚め、地を一撫でして数分。蛇空市の三分の一が崩壊し、更地へと変貌した。
死「外だとより寒い、あの銃は……流石にないか」
崩壊した地の中心に死柄木が立つ。周りを見渡すと、ネビュラスチームガンがない事に気づく。
そして自分が眠っていたカプセルの横に置かれた端末を手に取った。
死「さて……状況は良くなさそうだが、俺が起きたら始めるんだったな」
死柄木は端末を口元に近づける。そしてゆっくりと口を開いた瞬間。
Mr.「グッモーニーン! リーダー!」
死「は?」
突然、死柄木の端末からテンションの高い声が上がる。死柄木が眉をひそめると、電話口の声が変わった。
荼「どけコンプレス、死柄木、俺だ」
死「荼毘? なんでお前がこの携帯に電話してんだよ」
荼毘はキャッスルドランの黒電話から死柄木に電話を掛けている。死柄木は端末を耳に当て、カプセルの残骸に寄りかかる。そして完全に電話の体勢に入った。
荼「ん〜……まぁ話せば長くなるからいろいろ端折って話すぜ、そんで簡潔にだ」
死「あぁ頼む」
荼毘は死柄木に今まで起きた事を説明する。死柄木は静かに頷きながらそれを聞いていた。
死「なるほど、いろいろやられて、マキアもやられて、トガのライダーの能力でこっちにきてるわけだ」
荼「あぁ、おかげで快適な空の旅を楽しんでるぜ、そう長く待たせねぇから安心しな」
死「こっちの気も知らねぇで……フフッなるべく早く来いよ」
死柄木が告げると、電話を切る。その時、頭上から熱気が迫ってくるのを感じた。
死「ん? ……ハハッ、寝起きにNo. 1かよ」
死柄木が頭上を見上げると、迫る人物を前に笑みを溢した。
そして同時刻、緑谷と爆豪はビルを飛び移り、死柄木の元へ向かっていた。
緑「かっちゃん何でついてきてくれたの!?」
爆「ぶっ飛ばすぞ!」
緑「そんな!」
緑谷の一言に爆豪が瞬時に怒鳴る。そして爆豪は前を向いた。
爆「自惚れんな、『きてくれた』だぁ? てめぇ主役にでもなったつもりかよ、俺ァあの
その時、爆豪に記憶が蘇る。敵連合に誘拐され、起きてしまった悲劇が。
爆「オールマイトを終わらせちまった男として……」
緑谷は皆まで聞かずに頷いた。
爆「
爆豪はビルから飛び上がると、腰にビルドドライバーを巻く。それを見た緑谷も、ドライバーを巻いた。
《クローズドラゴン!》
《ラビット! タンク! ベストマッチ!》
緑・爆「変身!!」
GWに新宿の特撮バーに行きました
アイデアの相談もしてきました、より正確にするためにまた行きたいです
(バー行きたいだけ)