僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
時間がないのもあったんですが、展開が難しい!! どーしよっ!って考えてボツにしてを繰り返して繰り返して今に至ります(涙)
死「手ェ逆だっけ? 後出しで悪いんだけどさ」
倒れるエンデヴァーの上で死柄木が右腕を上げている。そして死柄木の周りは、ニア・ハイエンドが囲んでいた。
死「さてと……邪魔だイレイザーヘッド」
死柄木が振り向いた先には、相澤先生が立っていた。
相「っ!」
相澤先生は個性の"抹消"を使うため、クロノスの変身は解除していた。
マ「イレイザーさん!」
相澤先生の横には、抹消のサポートをするためにプロヒーローのマニュアルが立っている。相澤先生は瞬時にマニュアルの前に立ち、バグヴァイザーⅡの銃口を向けた。
相「死んでたまるか! やつらの卒業を見送るまで……」
相澤先生は照準を死柄木に合わせる。そして充血した目を見開いた。
相「お前は邪魔だぁぁぁ!!」
ヒーローを掻い潜り、死柄木の手が相澤先生に伸びる。そして手が触れようとした刹那。
緑「先生!!」
《フルフルマッチブレイク!》
死「!?」
死柄木に紅の光弾が迫る。死柄木は身を捻り、光弾を避けた。
爆「そっちは囮だ」
その直後、死柄木の背後に爆豪が立った。
爆「今度はこっちの番だ!!」
《ボルケニックナックル! アチャー!》
緑谷の攻撃を避け、体勢を崩した死柄木は爆豪が繰り出したマグマの拳をまともにくらった。
死「熱っっつ!」
マグマの熱に顔を歪ませた死柄木は大きく吹き飛び、地面に叩きつけられた。
相「お前ら……なんで」
相澤先生の前に二人影が立つ。それは仮面ライダーに変身した緑谷と爆豪だった。
緑「すみません先生……この場合の最悪は、先生を失う事!」
ラビットタンクフォームの緑谷は、フルボトルバスターを構える。
緑「ずっと守ってきてくれた先生を失う事です!!」
爆「合理的に行こうぜ!」
その隣では、仮面ライダークローズに変身した爆豪が、自身の手のひらに拳をぶつけた。
相「緑谷、爆豪……」
窮地に現れた二人の生徒、その時、相澤先生は二人を前に、目を閉じることを必死に耐えていた。
エ「何故デクとバクゴーがここにいる」
その時、復活したエンデヴァーが合流した。
エ「来てしまったものはしょうがない、何故かは今問わぬ」
エンデヴァーの視線は、吹き飛ばされた死柄木の方へ向かっていた。
死「あっちぃ……あと一手ってとこなんだけどな……」
爆豪に吹き飛ばされた死柄木は、頭を抑えながら起き上がる。
死「よしっ」
死柄木は起き抜けに地面を蹴ると、一瞬で緑谷との距離を詰めた。
死「緑谷出久を攫ってすぐ去っちまえば!」
エ「バクゴー! デクを守れ!!」
エンデヴァーは指示を飛ばしながら、迫る死柄木と対峙する。
《ヘルスパイダー!》
エンデヴァーの指から糸状の炎が放射される。死柄木はそれを掻い潜り、エンデヴァーに向けて手を伸ばした。
グ「当たれば致命、逸らすに限る!」
その直後、伸ばされた手をグラントリノが側面から蹴り、軌道を逸らした。
グ「これ以上、志村の思いを踏み躙るな!」
死「誰だよ」
突然現れたグラントリノに死柄木は白けた顔を見せる。その時、グラントリノの背後から、こちらに迫るエンデヴァーが見えた。
死「ふんっ」
死柄木は地面を踏み込むと、グラントリノとエンデヴァーをくぐり抜け緑谷に接近した。
しかしその時、上空で構える影が一つ。
爆「興味ないにも程があるぜ! ガンギマリ野郎!!」
《ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!》
《ツイン!!》
死柄木の真上では、ビートクローザーとツインブレイカーを振り上げた爆豪が滞空していた。
ビートクローザーにはドラゴンマグマフルボトルが、ツインブレイカーにはドラゴンスクラッシュゼリーとロックフルボトルが装填されていた。
爆「そいつぁ餌だ!! 死ねぇぇ!!」
《メガスラッシュ!!》
《ツインフィニッシュ!!》
爆豪の両手の武器からマグマのドラゴンと蒼のドラゴンが放たれる。
死「あ?」
そして爆豪が意識外だった死柄木に二匹のドラゴンが噛み付いた。
死「うおおぉ!?」
二匹の龍に絡め取られた死柄木の動きが一瞬鈍る。その瞬間、エンデヴァーがマグマのドラゴンに突っ込み、拳を振りかぶった。
エ「この火力は有難い!!」
エンデヴァーは拳に灯した炎にマグマの熱を乗せる。
《バニシングフィスト!!》
エンデヴァー渾身の拳は死柄木のボディを捉え、そのまま殴り飛ばした。
宙を舞う死柄木は地面をバウンドし、そのまま地にふせた。
エ「死柄木 弔、いくら力を得ようとも…っ! 信念なき破壊に我らが屈することはない!」
倒れる死柄木にエンデヴァーは言い放つ。死柄木は手を地面につけ背中を丸めた。
死「信念ならある……あったんだ」
死柄木は地面に片膝をつき、立ちあがろうとする。そして自身の過去を語り出した。誰からも手を差し伸べられなかった過去、そして世の中に否定されてきた今までを。
死「これまで目にした全てに、お前たちの築いてきた全てに否定されてきた……だからこちらも否定する、だから壊す、だから力を手に入れる、シンプルだろ?」
この時、死柄木は天を仰ぎ不敵な笑みを浮かべた。
死「理解できなくていい……できないから、ヒーローと敵だ」
エ「な、何だ?」
つられてエンデヴァーが空を見上げると、上空から迫るものに、エンデヴァーは目を見開いた。
「ギァオオオオ!!」
突如、死柄木の頭上から降りてきたのは、城の体を持つ、小柄の赤いドラゴンだった。
ドラゴンは死柄木の背後に降りると、翼の羽ばたきであたりに強風を起こす。突然の強風に、ヒーロー達は体勢を固めた。
緑「アレっ確か……シュードラン!?」
爆「よく覚えてんなぁ!!」
強風を受けながらドラゴンを見た緑谷は思い出す。その隣で爆豪は叫んだ。
「ギュアァ」
シュードランは死柄木に顔を寄せると、舌を出す。
死「なるほど……お使いってわけか、ありがとよ」
舌の上に乗ったものを見た死柄木は笑みを浮かべ、シュードランの頭を撫でた。
そしてその時、死柄木の目の前には、轟炎を上げたエンデヴァーが拳を振り上げていた。
エ「わざわざインターバルをどうも!!」
(なにかする前に叩き潰す!!)
死柄木に接近し、赫灼の拳を頭に下ろそうとした刹那。
エ「な……」
エンデヴァーの視界を銃口が覆った。
《ポーズ》
死「!」
《リスタート》
死柄木が銃の引き金を引いた瞬間、死柄木の視界からエンデヴァーが消える。
死柄木が視線を落とすと、仮面ライダークロノスに変身した相澤先生が、エンデヴァーを地面に降ろしていた。
「あ、あぁ……イレイザーさん……」
突然、自分の目の前から消えた相澤先生にマニュアルがその場にへたり込む。相澤先生が変身したクロノスの眼には、血走ったような赤い線が見えていた。
相「はぁ……はぁ……」
死「一回時間止めただけで、えらくお疲れだなぁ……イレイザー」
肩で息をしながら自分を睨む相澤先生を死柄木はせせら笑う。
そしてネビュラスチームガンにギアリモコンをセットした。
《ギアリモコン!》《ファンキー!》
死「潤動……」
黒煙が死柄木を包み、リモコンブロスへと姿を変える。そしてネビュラスチームガンの銃口を相澤先生に向けた。
相「エンデヴァーさん、ここは俺に任せてください……」
エ「イレイザー……お前」
相澤先生はエンデヴァーの前に手を出して静止すると、死柄木へ一歩踏み出した。
緑「ゲムデウスクロノス!? 先生、いつの間にゲムデウスウイルスを……」
緑谷は相澤先生の姿を前に戦慄する。すると爆豪が隣に立った。
爆「ほんっとによく覚えてんなぁ、先生は合理性を大事にすっかんなぁ……我が身を犠牲にしてでもってヤツなんだろうよ」
爆豪は落ち着いた様子で相澤先生を見る。その時、相澤先生の手から剣と盾が出現した。
相「おおおおおおおお!!」
次の瞬間、相澤先生は地面を強く踏み込み、一気に死柄木との距離を積める。そして剣を振り上げた。
死「キャラじゃねぇなぁ大声出してよぉ!」
振り下ろされた剣を死柄木はスチームブレードで受け止める。そしてそのまま二人の剣が激しくぶつかり合った。
死「ハハハハハ!! カッコいいなぁイレイザー!!」
死柄木は斬撃の間にネビュラスチームガンの銃撃を挟む。
相「甘い!」
しかし相澤先生は即座に反応し、銃弾を盾で防ぐ。そしてそのまま剣での突きを放った。
死「グオッ!」
カウンターで出された突きは死柄木の肩に刺さる。
死「いてぇな、コラ」
しかし死柄木は意に介さず、銃の引き金を引いた。
相「ぬあぁぁ!」
乱射された銃弾は相澤先生の体を捉える。撃たれた衝撃で相澤先生が後退し、死柄木との間合いが開く。その瞬間、死柄木はスチームブレードを振り上げた。
死「目ぇ開けっぱなしツレェだろ? 寝かせてやんよ」
仮面の中で死柄木は口角を上げる。そしてスチームブレードを振り下ろした刹那。
相「ガァァァッ!!」
相澤先生は唸り声を上げ、自身の剣で死柄木の刃を弾いた。
死「うおっと! マジか」
予想外の反撃に死柄木の体勢が崩れる。その時、相澤先生は仮面の中で血涙を流していた。
相「紅蓮爆龍剣……」
死「あ?」
体勢を崩した死柄木が視線を落とすと、相澤先生が紅蓮の炎を纏う剣を構えていた。
相「ぬぅぅぅあぁぁ!!」
千載一遇の隙を狙った渾身の一撃は、死柄木の胴を確実に捉えた。
死「うぉおおっ!!」
死柄木は剣を叩き込まれながら仮面の中で吐血する、そして相澤先生を見つめた。
死「本っ当……かっこいいぜ、イレイザー」
激しく血を吐きながら、死柄木は笑みを浮かべる。その時、ほんの一瞬、相澤先生は瞬きをしてしまった。
死「とは言えさすがに、一瞬 綻ぶ」
血に塗れた口で不気味に笑うと、死柄木は自分に叩きつけられた紅蓮の剣を掴んだ。
相「なっ!」
剣を掴まれた刹那、相澤先生が再び個性を発動しようとする。しかしその前に死柄木は衝撃波を発動した。
緑「うわぁっ!!」
死柄木が発した衝撃波は遠くで戦いを見ていた緑谷の方まで届いた。
死柄木は衝撃波とともに歯車のエネルギーを放出している。至近距離にいた相澤先生は無数の歯車をくらい、変身が強制解除されていた。
死「ようやくクソゲーも終わりだ」
死柄木は地面を蹴り、相澤先生との距離を詰める。
緑「うわぁぁあ!!」
緑谷は絶叫しながら腕から黒鞭を相澤先生に伸ばす。黒鞭より死柄木の手が相澤先生に触れそうになった刹那。
《タドルクリティカルスラッシュ!》
死「!?」
突如、巨大な氷塊が出現し、死柄木の体を吹き飛ばした。
轟「先生ェ!」
氷塊の先にはファンタジーゲーマーに変身した轟の姿がある。そして死柄木の体が宙を舞った瞬間、緑谷はもう死柄木の目の前に迫っていた。
《ボルテックフィニッシュ!!》
緑谷のキックは死柄木を捉え、遠くまで蹴り飛ばす。そして瞬時に相澤先生の元へ走った。
緑「ゔゔっ! 先生……先生!!」
至近距離での歯車をくらい、相澤先生の右脚と左眼は激しく損傷している。
それを見た緑谷は目に涙を浮かべた。
遠くに飛ばされた死柄木は起き上がると、不敵な笑みを浮かべる。
死「守った先になにがある? 必死に先送りしても」
死柄木はスチームブレードを肩に乗せると、緑谷の方を向いた。
死「待っているのは破滅だけ」
時間を空けてしまい、大変申し訳ありませんでした
しかし、ようやく道筋のようなものができた気がします。
これからもよろしくお願いします