僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー   作:ガイコッツ

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文字数は短いですが、あんまり多く詰めるのもアレかと思ったので分けました


紡がれる光

 数分前、蛇空病院上空

 

べ「ドメスティックな告発をこうも拡大するか…」

 

 対空するヘリコプターのモニターには荼毘が轟家の過去を語っている。

 

べ「荼毘め、待っていたんだな…ヒーローの信頼が揺らぐ時、甚大な被害を食い止められなかったこの時を…」

 

 ベストジーニストは静かに語りながら、腰にベルトを装着する。

 

《デモンズドライバー》

 

《スパイダー!》

 

 そしてスパイダーバイスタンプを起動させると、それをドライバーに押し込んだ。

 

《Deal…》

 

 ドライバーから待機音が轟くと同時に、ジーニストの隣に糸を垂らした銀色の蜘蛛が降りてくる。そしてバイスタンプを掲げ一言。

 

べ「変身!!」

 

 ジーニストがバイスタンプをドライバーのディスプレイに押印すると、銀色の蜘蛛が糸を放出し、ジーニストの体を包む。

 

《Decide up!》

《Deep.(深く) Drop.(落ちる) Danger…(危機)》

《(仮面)rider Demons!》

 

 そして蜘蛛の糸が鎧へと姿を変え、仮面ライダーデモンズへと変身を完了させた。

 

べ「なんという着心地…まさにベストジーニストだ!!」

 

 ジーニストは変身した自分の体を眺めると、ヘリコプターから飛び降りる。その落下地点にはキャッスルドランがいた。

 

べ「思い通りには絶対にさせん!」

 

 そして現在、ベストジーニストは蜘蛛の糸で敵連合を拘束していた。

 

べ「この能力…私の個性とピッタリだ! 私達は紡ぐ!!一縷の希望を!!」

 

 ベストジーニストの個性"ファイバーマスター"繊維を自在に操作する個性。それはデモンズの蜘蛛の糸さえも自在に操っていた。

 

爆「ゴホッ…行方不明って」

 

 爆豪が血を吐きながら口を開く。

 その時、荼毘もデモンズの糸に縛り上げられながら声を絞り出した。

 

荼「てめぇ…死んでたハズだ、本物の死体だった……」

 

 自分の目でジーニストの遺体を見ていた荼毘が睨みつける。

 

べ「欲を掻くから綻ぶのだ、粗製デニムのようにな!!」

 

 ジーニストはそう言い放つと拳を強く握り、締め付ける力を強くする。するとその瞬間、ジーニストの体に激痛が走った。

 

べ「グゥウウ! やはり病み上がりに反動がすごいか…この感じ、買ったばかりのスキニージーンズが思っていたよりパツパツで太ももが締め付けられていた時に似ている…しかしどんなジーンズも着続けていればいずれは馴染む! このスーツ着こなして見せるぅ!!」

 

爆「ゴタゴタうるせぇな!!」

 

 ジーニストは変身の反動のダメージに興奮している。それに爆豪は血を吐きながら叫んで突っ込んだ。

 

荼「てめぇが生きてたとして…」

 

 その時、荼毘の体が蒼炎に包まれ、各部の歯車が回り始める。蒼炎のエンジンが回り始めるとジーニストの糸を少しずつ削っていった。

 

荼「轟家(ウチ)の過去が消えるわけじゃねぇだろ!」

 

 荼毘の炎と歯車で糸が徐々に削られている。その時、キャッスルドランもデモンズの糸に絡め取られていた。

 

「ギュアアアアア…」

 

Mr.「嘘だろ!? ドラゴンちゃんまで封じられるなんて! 可哀想だと思わねぇのかよチクショウ!!」

 

ス「グゥウウ! 折れるイテェ!」

 

 締め上げられるスピナーの隣には気を失った死柄木がダラんとしている。

 

ス「起きろ! つーか生きてるよな!? まだ何も壊せちゃいねえだろ! 起き」

 

 スピナーは必死に死柄木に叫ぶ。すると波動ねじれが腕にエネルギーを充填させ、スピナーと死柄木に照準を合わせていた。

 

波「ぎゃ‼︎」

 

轟「波動先輩!!」

 

 しかし次の瞬間、蒼炎が波動を襲う。その光景に轟は喉が千切れんばかりの叫びを上げた。

 

荼「ははは!大変だエンデヴァー!まただ!また焼けちまった!未来ある若者が!!お前の炎で!」

 

 荼毘は大笑いしながらジーニストの糸を焼き切る。そして自身の周りに燃え盛る歯車を展開させた。

 

轟「やめろぉぉお!!」

 

 次の瞬間、轟は荼毘に飛び込んでいた。轟がガシャコンソードを振り下ろすと、荼毘はスチームブレードで受ける。

 

轟「敵をけしかけたって言ってたよな…夏兄も死ぬとこだった!泣いて縋ってたんだろ夏兄に!!」

 

 蒼炎と紅蓮の炎がぶつかり合う中、轟が叫ぶ。すると荼毘は淡々と答えた。

 

荼「それならそれで、エンデヴァーが悲しむ」

 

轟「イカれてんのかてめぇ!」

 

荼「そうだよ焦凍、兄ちゃん何も感じなくなっちまったぁ」

 

 轟の必死の叫びに荼毘はそれを嘲るように笑いながら答える。その時、荼毘の火力が上がり、轟の炎と剣が押されはじめた。

 

轟「燈…矢!」

 

荼「ようやくお前を殺せるよ」

 

 その時、荼毘はニコリと笑う。するとMr.コンプレスがある事に気づいた。

 

Mr.「おいスピナー!後ろ見ろ!ツキが回ってきた!!」

 

ス「んん!? おお!」

 

 スピナーが言われた通り振り向くと、ハイエンド脳無がキャッスルドランの元に集結していた。

 

ス「死柄木のピンチに駆けつけてきたかぁ!! やっちまえぇ!!」

 

緑「ベストジーニスト!!」

 

 動けない緑谷が叫ぶが、死柄木達の拘束に集中しているジーニストはその場から動けない。格好の的となったジーニストにハイエンド脳無が拳を振り上げた時。

 

「Po……」

 

《シャイニングメガインパクト!》

 

 突如地面から光の線が飛び出し、超高速でジーニストの周りのハイエンドを蹴散らした。そしてハイエンド共が宙に放り出された直後。

 

        メ

     グ   ガ

    ン     イ

   ニ       ン

  イ         パ

 ャ           ク

シ             ト

 

ミ「POWER!!」

 

 空中に放り出されたハイエンドを全てキックで粉砕した。

 

緑「ま、まさか…ルミリオン!! それにあの姿は」

 

 緑谷は空を見上げて唖然とする。太陽を背に受け、光り輝く姿を見せるのは。

 仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパーに変身したルミリオンこと通形ミリオだった。

 

ミ「お待たせって感じだよね!!」

 

 ミリオは緑谷にサムズアップを見せると、仮面の中で爽やかな笑顔を浮かべた。




これからも期間が大きく空いた大不定期になるでしょうが、なんとか時間を見つけますのでよろしくお願いします
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