僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー 作:ガイコッツ
元のヒロアカが最高だから改変が難しかったです(涙)
ミ「たった半年の空白‼︎ 懐かしさすら感じない!」
取り戻した己の''個性"の感覚を噛み締めながらミリオは思う。その時、4匹の脳無がミリオに飛びかかった。
ミ「ムムゥ!」
瞬間、ミリオの視界に広がったのは脳無共の数種類の行動パターンのビジョン。すると脳無はその予測通りの軌道で攻撃を仕掛けた。
ミ「AIの予測通り! しかぁし!!」
「ギナッ?!」「ヴァ!?」
脳無の攻撃はミリオの体を通り過ぎる。そして脳無がミリオを突き抜けた刹那、ミリオはアタッシュカリバーを取り出し、4匹の脳無に一閃した。
ミ「すり抜けちゃうから避ける必要無し!!」
ミリオは空中で堂々と言い放つ。その様子に緑谷は苦笑した。
緑「透過の個性にゼロワンのスピード…チートだ」
ミ「どんな攻撃でも透過でどうだ! ハイッ! ミリオで〜〜どうよっ!」
ミリオはギャグとポーズを決める。その光景にその場にいた全員が固まった。
緑「……え?」
ミ「ぬぅううう或人社長!! すべりましたぁぁ!!」
そしてミリオが絶叫する。次の瞬間、無数の脳無がミリオに飛びかかった。
ミ「オワァァア!! 確かに透過で避けれるしぃ! 脳無をワンパンできるパワァ!もあるけどぉ!」
飛びかかる脳無をいなしながらミリオが叫ぶ。
ミ「そこまで万能ってわけじゃなぁぁい! だっ誰かぁ!! ヘェルプ!!」
ミリオが情けない声を上げる。その時、大量の脳無はミリオだけでなく、キャッスルドランを拘束するベストジーニストにも襲いかかっていた。
爆「あの時の感覚を思い出せ……」
ベストジーニストが襲われる直前、爆豪はある記憶を反芻していた。
爆「これまでとは違った…‼︎ 粒立った…速く強い爆破だった!」
その時、爆豪の手に握られていたクローズドラゴンの色が変わり、ベルト横のホルダーにセットされていたドラゴンエボルボトルが発光と共に変化した。
《覚醒!》
《グレートクローズ!!》
爆豪はフルボトルをクローズドラゴンにセットすると、そのままドライバーにセットした。
爆「初めての感覚…死地での危機感」
爆豪がハンドルを回すと、ベルトからパイプが飛び出すと同時に、青色の煙が爆豪の体を包む。すると爆豪の表情が苦悶に歪んだ。
《Are you ready?》
爆「グッ! ヴヴヴ!! 変身!!」
しかし爆豪はそれを押し殺し、力強く言い放つ。そして鎧が装着されると共に駆け出した。
《Wake up CROSS-Z! Get GREAT DRAGON! Yeahhh!》
爆「助ける!!」
グレートクローズに変身した爆豪はそのままハンドルを回す。そして地面を蹴り、キックの体勢をとると、爆豪の体からドラゴンのオーラが出現した。
《Ready Go!》
《グレートドラゴニックフィニッシュ!》
爆「オラァァァァ!!」
爆豪から放たれたドラゴンのオーラは、爆豪と共にハイエンド脳無を撃墜させる。
そして爆豪はジーニストの横を通り過ぎ、背後に回った。
飯「バクゴー君! ちょっと目を離したら…ってあの姿は?」
波「不思議…迫力が凄すぎて動けなかった」
爆豪一人でハイエンド脳無が倒される。その光景にを飯田と波動は唖然としていた。
べ「世界は見えたか? バクゴー」
爆豪を背にジーニストが静かに問う。その問いに爆豪は口角を上げた。
爆「それは仮だ!あんたに聞かせようと思ってた!」
そして爆豪が力強く言い放つ。
爆「今日から俺は! 大・爆・殺・神 ダイナマイトだ!!」
「小二!」「長い!」「物騒!」「ダッセ」「ダセェ」
爆豪は自信満々にヒーローネームを発表したが、反応は散々だった。
荼「向こうは楽しそうだなァ」
轟「うぅっ!!」
その時、荼毘と轟は互いの剣をぶつけ合い、鍔迫り合いになっている。
しかし荼毘の全身から放出激しい蒼炎が轟の炎を上回り、己の体ごと轟を焼いていた。
荼「焦凍‼︎ 俺の炎でお前が焼けたら、お父さんはどんな顔を見せてくれるかなぁ!!」
荼毘は蒼炎と煙を上げながら仮面の中で笑顔を浮かべる。その時。
《フルフルマッチブレイク!》
荼「おっ」
轟「なっ!?」
突然、荼毘に赤いエネルギー弾が激突する。轟が視線を向けると、そこにはラビットタンクフォームに変身し、フルボトルバスターを構えた緑谷が座り込んでいた。
轟「緑谷…お前ボロボロなのに」
緑「過去は消えない! だから頑張ってる今のエンデヴァーを僕は"見てる"! お前はエンデヴァーじゃない!」
緑谷は荒い呼吸をしながら荼毘に言い放つ。吹き飛ばされた荼毘は足から蒼炎を噴射し、空中で体勢を整えた。
荼「そんな事は誰でもわかるよ!」
荼毘はそれでも笑うのを止めず、再び轟に突っ込む。
その時、ジーニストの体が揺らいだ。
べ「ぬぅっ! ここで限界が来るか!!」
回復しきっていない体に仮面ライダーデモンズの負荷。仮面の中でジーニストは鼻血と血涙を流していた。
べ「まだだ! ドラゴンの拘束は完了している、次は敵連合を締め落とす!!」
全身を襲う激痛の中、ジーニストは緩みかけた手を強く握る。
それと同時、キャッスルドランの頭上で拘束されていたスピナーとMr.コンプレスの拘束がキツく締め上げられた。
ス「ギッ!? お、おちる…」
Mr.「ス、スピナ…」
デモンズの糸で強烈に締め上げられながらコンプレスが声を搾りだす。
Mr.「敵…連合、好きだったぜ…死柄木が…鍵だ!」
ス「!?」
スピナーは意識を飛ばさぬように聞くが、意図は理解できない。その直後、コンプレスは自身の右手を体に当て、その部分を圧縮して抉り取った。
ミ「自分の体をえぐった!? なんてエグい!!」
ちょうど飛び上がり、上空でその光景を見ていたミリオが思わず声を上げる。その刹那にコンプレスは自由になった右腕でスピナーと死柄木を圧縮した球に収納する。
そして自身の体を削りながらジーニストの拘束を抜け出す。
Mr.「命張ンのがてめェらだけと思うなよ! さァやってやるぜ! 最高エンターテイメント!!」
コンプレスはキャッスルドランの頭上から離れ、胴体である城の屋根を登る。
轟「燈灯ーー!!」
《タドルクリティカルスラッシュ!》
その時、轟はガシャコンソードを構え、荼毘に振るう。巨大な斬撃波が向かう中、荼毘は落ち着いた様子でネビュラスチームガンを向けた。
荼「ごめん焦凍、事情が変わった」
《ファンキーショット! ギアエンジン!》
荼毘の放った1発は轟の斬撃を打ち砕き、そのまま轟に襲いかかった。
轟「ぐぁああ!!」
轟はギリギリで剣を間に差し込んだが、勢いを殺せずそのまま吹き飛び、変身が強制解除された。
Mr.「来い! 荼毘!」
キャッスルドランの屋根を駆け上りながらコンプレスが叫ぶ。荼毘を圧縮し、それを握りながら走るコンプレスの身体はジーニストの拘束から逃れるために自ら体を抉り続け、血だるまだった。
Mr.「お前の最後、マジでカッコよかったぜ…力貸してくれ!!」
コンプレスは屋根の斜面を登りながら何かを腰につける。
Mr.「俺ぁ張間の孫の孫! 盗賊王の血を継ぐ男! カゲが薄いと思ってた!? そりゃこちらの術中よ! ここぞという時その為に!」
コンプレスはキャッスルドランの屋根の頂上に登る。それと同時に仮面を脱ぎ捨てた。
Mr.「タネはとっとくもんなのよ」
その時、初めてコンプレスが素顔を見せる。コンプレスは口角を上げると、圧縮した球からスピナーと死柄木、荼毘を解放し、ズボンのポケットからあるものを取り出した。
《マツボックリ!》
Mr.「Mr.コンプレス一世一代!! 脱出ショウの開演だ!!」
コンプレスはマツボックリロックシードを腰に着けた戦極ドライバーにセットする。
Mr.「変身!!」
そしてカッティングブレードを倒し、変身を完了させた。
《マツボックリアームズ!一撃インザシャドウ!》
Mr.「借りるぜトゥワイス!!」
仮面ライダー黒影に変身したコンプレスは影松を構える。その時、キャッスルドランの屋根からミリオが飛び出した。
ミ「光速で拘束する!」
Mr.「さぁさぁお立ち会い!!」
コンプレスは渾身の一突きをミリオに放つ。しかしそれはミリオの体を通り抜けた。ミリオの手にはアックスモードのオーソライズバスターが握られている。
《ゼロワンバスターボンバー!》
ミ「どりゃあ!!」
ミリオはコンプレスを通り抜けると、背後から斧を叩きつける。限界を迎えていたコンプレスはそれを避けることができなかった。
Mr.「うぐぁぁあ!?」
その一撃でコンプレスの変身が強制解除され、そのまま膝をつく。
Mr.「はぁ!? 感動の友情逆転物語くらいさせてくれよ…だが……時間は稼いだぞ、スピナー!!」
意識を失う直前、コンプレスはスピナーと死柄木の方を向く。二人の元にはジーニストが操る糸ととてつもないスピードのミリオが迫っていた。
ス「球ん中で、渡されたアレは着けた…確信があるわけじゃねえが…ただ、思い出してくれたら」
二つの危機が迫る中、スピナーは死柄木の顔に、焼けこげた手をかぶせる。その瞬間、眠っていた死柄木の目が開いた。
ミ「ウワァっ?!」
べ「うぐぅ!?」
キャッスルドランを中心に突如強烈な衝撃波が辺りに走る。その衝撃波でヒーロー達は吹き飛び、脳無共は動きを止めた。
死「本当に…良い仲間を持った……心とは力だ。彼の心が原点を強く抱けば抱く程、共生する僕の意識も強くなる」
焦げた手を顔につけながら死柄木が立ち上がる。その声は死柄木とAFOが共に話しているようだった。
死「憎しみを絶やすな、弔」
死柄木の右手が自身の腰に向かう。その腰につけられたものに、緑谷は目を見開いた。
緑「ま、まて……あれは!!」
死「変身」
《アークライズ!》
死柄木がアークドライバーのボタンを押すと、漆黒のエネルギーがその身を包む。そしてエネルギーが晴れた時、変身を完了させていた。
《オール・ゼロ…》
死柄木は仮面ライダーアークゼロに変身した。
緑「ア、アークゼロ…なんでベルトを持ってるんだ」
緑谷が唖然としていると死柄木がゆっくりと手を挙げる。するとヒーローと交戦していたの脳無が死柄木の元へ向かう。
飯「脳無が!?」
死「ふむ、脳無に送る信号もこの姿だとやりやすいな、弔にもできるだろう」
死柄木はそう呟くと、羽の生えた脳無の背中に乗る。
ス「死柄木まて! コンプレスが! ドラゴンちゃんはどうすんだよ!! それにトガも」
そのまま去ろうとする死柄木にスピナーが声を上げる。
死「いいんだ伊口くん、弔は負けたOFAとエンデヴァーに」
死柄木はスピナーの方を向かずに穏やかに告げる。
《ボルテックフィニッシュ!》
緑「ウアアアア!!」
死柄木が話す途中で緑谷がライダーキックを放つ。しかしそれに対し死柄木は右手をゆっくり上げる。すると見えないバリアが緑谷のキックを防いだ。
死「残念だが、この変身も体も仕上がっていない。この体が仕上がったらまた会おう、出来損ないの緑谷出久」
緑「お前は黙ってろオール・フォー・ワン!」
緑谷はキックを放つ足に力を込める。それと同時、死柄木は指を軽く曲げた。
死「また会おう」
そして指を開くと、衝撃波が緑谷を弾き飛ばす。その威力で緑谷の変身が解除された。
緑「死…柄木! 待て! おまえを必ず!」
緑谷はそのまま地面へ落ち、死柄木は緑谷に背を向け、去っていく。
緑「許せるハズがない…許せない、けど、あの時…変身する直前のお前の顔が……お前の今の背中が」
落ちていく中、緑谷はアークゼロとなった死柄木の背中を見続ける。
緑「救けを求めたように見えた」
なんとか乗り越えました…
本当に難しかったです
道筋はなんとか出来ているのでがんばります!