赤狼竜の友人探索 作:こんにゃく食べるぞ
至らないところが多々あると思いますが、せめて失踪しないようにやりとげたいと思います。
テスト明けの日曜日、溜まりに溜まったストレスを発散するように友達4人でモンハン2Gと初代ゴッドイーターを徹夜でやっていた。
お互いを邪魔し合って三乙したり、相変わらず鬼畜な初代に半泣きになったりして楽しく過ごした。
次の日、4人でいつもの通学路を眠い目を擦りながら歩いていたら、トラックに強烈なツッコミをかまされた。
当然ながら、俺は即死した。他の3人がどうなったかなどと考える時間すらなかった。
そう、死んだはずだったのだ。
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―――熱い。
最初に感じたのはそれだった。全身が脈を打ち、溶かされるような感覚。それが終わると、溶けて不定形の塊になった自身から何かが形作られていく。
熱くて、熱くて。叫びたくても声すら出なくて。
そんな無限にも思えた苦痛がついに終わりを迎えたとき、俺の身体は人ではなくなっていた。
狼を思わせる頭部。強靭な四肢と前足の巨大なガントレット。頭部、首から背中、尻尾の毛は白く、首もとからは赤い触手のようなものが8本生えている。叫び声は人のものではなく、獣のそれへと変わっていた。
これは夢だと何度も思った。
しかし、時が過ぎれば過ぎるほど、これは現実なのだと受け入れざるを得なくなる。
数日が過ぎる頃には、俺は事態を受け入れ、現状把握に努め始めていた。
そうすると、ここがどういう世界なのか、だんだんとわかってきた。
周辺を調べる過程で、モンハンに出てくるブルファンゴや3に出てきたジャギィなどのモンスターを発見した。
その事から、ここはおそらくモンハンの世界ではないかと推測する。
場所は今度発売される3rdの新ステージ、渓流と呼ばれる場所だろう。
つまり、俺はモンハンの世界に転生したのだ。
だとすると、この姿に疑問が残る。俺の知識ではこんなモンスターはいなかったはずだ。場所が3rdからのステージだし、新モンスターだろうか?どことなくゴッドイーターにも出てきそうな姿だ。
冷静になれば疑問は次々と出てくる。
あの時、トラックにツッコミをかまされたのは俺だけではない。他の3人は無事だったのだろうか?それとも死んでしまったのだろうか?もし死んでしまったのだとしたら、俺と同じくこの世界に転生している可能性はないだろうか?
そうだとしたら、俺はあいつらにもう一度会いたい。いや、会わなければいけない。
いるかもわからない、いたとしてもどんな姿になっているのかもわからないあいつらを探すのだ。時間はかかるだろう。だからこそ、まずは活動拠点が欲しい。
この渓流一帯の至るところに爪痕を残し、広大な縄張りを築いているモンスターがいる。“ジンオウガ”、3rdの看板モンスターだ。手強いことはわかっている。この数日で一度だけ遠目に見かけたが、その縄張りの主は巨体を揺らし、悠々と歩いていた。
ヤツからこの渓流を奪い取る。そして、さらに縄張りを拡大しながら、あいつらを探す。そのために、まずは強くならなければいけない。
まだ、ヤツには勝てないだろう。この身体の機能を調べ、戦闘力を上げ、ヤツに挑む。
そして、俺はこの世界で生きていく覚悟を決めた。
書溜めとかしてないので、次話がいつになるかはわかりません。
出来るだけ早く投稿しようと思います。