GM(ゲームマスター)は異世界に行ってもGMのようです。 作:桐生 勇太
ぃやっほう! これでもう夜寝る前にネタを考え、朝早くから5:00頃起きて毎朝その日の話を書くという地獄から出られる!
第33GAME:檀 黎斗神とJUDGMENT
「さあ、最終ステージと行こうか」
政宗………どうやら超パワーアップを果たしているようだが、今の私はハイパー無敵。負ける要素はない。
「良いだろう…勝負だ!」
お互いの体がぶつかり合う。純粋な性能ならば、向こうに分があるようだ。少し後ろにのけぞった。
「ふっ………【ポーズ】」
時が止まる。だが、当然私は止まらない。
「効くかぁ!」
政宗の顔面に思い切り蹴りを入れる。後方に吹っ飛ぶが、逃がさん。駆け寄って殴りつける。もう4~5発殴りつける。
「がぁっ!ぐっ!………ふふふ」
めちゃめちゃに殴られているのは向こうだというのに笑っている。
「何がそんなに可笑しい!」
もう一度蹴り飛ばし、勝負を決めに行く。
【キメワザ!HYPER CRITICAL DARKNESS!!】
思い切り蹴り飛ばす。政宗はデウスランパートで防御する間もなくもろに受けた。
【リスタート】
「ぐあああぁぁぁぁ!!!!………ふふふ」
政宗はまだ生きている。体力に関しても相当なものだ。
「さっきから何を笑っている?」
「[クダケチール][紅蓮爆竜剣]」
アランブラの魔法とグラファイトの必殺剣が迫るが、むろん効かない。
【ガッチャーン…キメワザ…CRITICAL・JUDGMENT】
【ガッチャーン…キメワザ…CRITICAL・SACRIFICE】
【ガッチョーン…ガッチャーン…キメワザ…CRITICAL CREWS-AID】
3連撃のキメワザも、効くわけがない。もはや勝負は見えた。普通なら逃げるくらいするのだろうが、政宗は全く逃げる様子がない。仮面越しでわからないが、おそらく笑っている。
「気でも触れたか檀 政宗。もはやあなたに勝ち目はない」
【キメワザ!HYPER CRITICAL DARKNESS!!】
もう一度キメワザを放つ。いまだに変身解除までは追い込めないが、着実に終わりは近づいている。
「ふふふ…完璧だよ。黎斗。それこそ私が望んだガシャットだ」
「何だ? 何を言っている?」
「これを見るがいい………」
不意に政宗がガシャコンバグヴァイザーⅡを外して、こちらへ向ける。見れば、画面に部分に何か人影が写っている。
「………檀様? そこにいるのですか?」
ガシャコンバグヴァイザーⅡの中に、アリアが捕らわれていた。
「黎斗、動くなよ? 少しでも動けば、この少女のデータを抹消する…!」
「なっ! き、貴様!!!」
まさか………いつの間に!
「まあ、私はそこまで鬼ではないのでね………平和的に、ビジネスと行こうか。この少女と君のその「ハイパー無敵ガシャットD」と交換だどうだ? 私は望んだものを手に入れ、君はこの少女を救える。両者WIN-WINということだ。」
「…………これを渡した後に、どうせ全員殺す気だろう?」
「…ふふふ…安心しろ。殺すのは…君だけだ。ほかの女たちには手出しはしない。あいにく興味もないのでな」
「……………………わかった」
私はドライバーから「ハイパー無敵」を外し、政宗に放り投げた。
「ふふふ………これで私も、無敵の戦士となる…約束だ。彼女を返そう」
ガシャコンバグヴァイザーⅡから、アリアが飛び出た。
「檀様、申し訳ありません…」
「無事ならいい…………政宗、約束だ。彼女たちには、絶対に手を出すな」
「もちろんだ。君には感謝しているよ。一時期にはハイパー無敵との戦いで負けが続いたせいで、初めて変身したときに殺せばよかったと嘆いたものだが…ここまで私の思い通りにハイパー無敵を作ってくれるとは…約束は守る。「彼女たち」には決して手は出さないと誓おう。
………だが、君は絶版だ」
お読みいただきありがとうございました。
さあ、さすがのクロノス、卑怯者です。
この続きは明日まで!明日までお待ち下さい!(パラガス風)