GM(ゲームマスター)は異世界に行ってもGMのようです。   作:桐生 勇太

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第4GAME:黎斗神の王様との会談

 というわけで、さっそくお城に行こうと思って振り返った………ら、目の前にあった。

 

「地下室というのは、城の地下室のことだったか…」

 

「あれ、言いませんでしたっけ?」

 

「ふむ、意外と間が抜けているな。後ろを見れば1目瞭然だし、戦闘中に普通気づくだろう」

 

 おい、聞こえてるぞ。クリスこの野郎。

 

「ゴホン、と、とにかく、目的地は目の前だ。行くぞ」

 

「あ、でしたら、あちらにいる門番に取り次いでもらってお父様に…」

 

「まだるっこしいな。こう、顔パスみたいなのはないのか?」

 

「かおぱす…?」

 

 む、知らないか…まあ、当たり前だな。

 

「顔を見せればすぐに通してくれたりすることだ。お前は、姫だろう?」

 

「いえ、魔法で姿を変える者もいますので、そういうわけにはいかないのです」

 

 言われてみれば確かにそうだな。不審者は入り放題になってしまう。

 

「どのくらいかかる?」

 

「十分もすれば終わると思います。しかし…そちらの暗黒騎士は…」

 

 ふむ…まぁその程度なら待つてやってもいいだろう。

 

「クリスも連れて行くぞ。何か問題でもあるのか?」

 

「問題だらけですよ。だって、暗黒騎士ですよ?」

 

「元だろう? 今はどこにも行く当てはないだろうし、今更魔王の為にこいつが暴れるとは思えん。たった今捨てられたばかりだからな。暴れようと思ってもこいつは私の力を知っているしな。仮に暴れても十分に捕まえられる」

 

「それはそうですが…」

 

 ほら、問題ないだろう? という目で見ると「もう何も言いません」と言ってきた。何故だ…

 

 

 

 

 

 

数10分後

 

 

「君が召喚された勇者かね?」

 

「私は神…

 

「コホン」

 

「勇者の檀 黎斗神です。はい」

 

 王城の廊下でさんざん「神とかいうな」と言われたが、ここまで徹底しているとは…おのれィ

 

「君の話は聞いているよ。暗黒騎士の隊長を倒し、ドラゴンも倒したとか…」

 

「さすがは私だ…

 

「ゴホン」

 

「ぐっ、いえ、運が良かっただけです。はい」

 

 おのれィ、なぜ神である私がわざわざ敬語を使わねばならん…

 

「そこで君の力を測りたい。鑑定用の水晶をここに…」

 

 む? 何だあれは?

 

「あれは手を触れた人物の力などを測るものだ」

 

 おお、クリス、後ろからこっそり教えるとは、ナイスだ。

 

「ではまず私が…」

 

 クライシィがそう言って水色の水晶に触れる、すると突然水晶が輝きだし、ゲームのステータスのようなものが出てきた。。

 

 

 

 

名前 :クライシィ=イーグル

 

種族 :人間

 

レベル:29

 

称号 :第2王女

 

体力 :26

 

知力 :41

 

攻撃 :19 (最大 120)

 

防御 :22

 

速さ :29

 

魔力 :97

 

スキル:火属性魔法 水属性魔法 土属性魔法 風属性魔法 護身術

 

賞罰 :なし

 

好物 :檀 黎斗神

 

 おお、ゲームのステータスのようなものが出てきた。なるほど、こうなっているのか…ん?「好物」が私…?

 

「この世界の人間の一般の力の平均は25だ。あの女、なかなかやるぞ」

 

 なるほどな。だが…

 

「好物とはどういうことだ? 私は食べ物ではないぞ?」

 

「そ、それは…わ、私からはいえん! 自分で聞くか、相手から行ってくるのを待つがいい!」

 

 むぅ、よくわからんまま、はぐらかされた。クライシィに聞こうにも、「私は、あの方のことを…?」と、顔を赤くして何かつぶやいている。聞いても聞いてくれないだろう。

 

「つ、次は私だな。いざ」

 

 お、次はクリスか…さて、どうなる?

 

名前 :クリス

 

種族 :闇人間

 

レベル:43

 

称号 :暗黒騎士団隊長(元)

 

体力 :120

 

知力 :29

 

攻撃 :85 (最大 220)

 

防御 :98

 

速さ :130

 

魔力 :80

 

スキル:火属性魔法 闇属性魔法 暗黒流剣術 暗黒流拳闘術

 

賞罰 :なし

 

好物 :檀 黎斗神 (半)

 

 おお、これは高いな。周りの人間も驚いている。隊長というだけはある…しかし、好物、お次は(半)か…どういう意味だ? あれを見た後、今度はクリスまで固まってしまった。というか、賞罰なしとは…さてはあいつ、訓練上がりで初任務だったのか…

 

「では、次は神の番だな?」

 

 よし、いざ…

 

名前 :檀 黎斗神

 

種族 :ウイルス

 

レベル:1(固定)

 

称号 :テロリスト 神(笑)

 

体力 :25

 

知力 :550

 

攻撃 :28 

 

防御 :24

 

速さ :26

 

魔力 :グレード0(笑)

 

スキル:キーボード両人差し指乱れ入力 変顔 ゲンムスマイル(変顔の互換スキル) ゲーム開発 地球流武器術 地球流拳闘術 暗記 変身

 

賞罰 :バイオテロリスト

 

好物 :ゲーム全般

 

 …何とも言えないしょっぱいステータスだな…おのれ、何が(笑)だ…周りの人間たちが「ほんとに勇者か?」と騒ぎ出した。だが…

 

 

 

 

うむ、知力に関しては、さすが私だな。うん。

 

「ええい、見せてやろう、私の力を!! グレード0、変身!」

 

【ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!マイティアクショーン!X!】

 

「もう一度だ! とぉう!」

 

 変身し、もう一度水晶に触れる。

 

名前 :仮面ライダーゲンム

 

種族 :仮面ライダー型ウイルス

 

レベル:グレード0(人間換算で50相当)

 

称号 :テロリスト 神(笑)

 

体力 :890

 

知力 :550

 

攻撃 :970 (最大1600)

 

防御 :870

 

速さ :1000

 

魔力 :グレード0(笑)

 

スキル:キーボード両人差し指乱れ入力 変顔 ゲンムスマイル(変顔の互換スキル) ゲーム開発

地球流武器術 地球流拳闘術 暗記 変身 ガシャコンブレイカー召喚 エナジーアイテム使用

 

賞罰 :バイオテロリスト

 

好物 :ゲーム全般

 

 

 今度こそ周りが「おお!」となった。フフフ…みたか、神の力を。




お読みいただきありがとうございました。

【マイティアクションX】なので、速さを重点的に上げてみました。

(最大)というのは、ゲンムで言うなら必殺技などの時に跳ね上がるのが理由です。

ついでにヘイロンというドラゴンは…


名前 :ヘイロン♀

種族 :黒龍 (成龍)

レベル:29

称号 :暗黒騎士団隊長クリスの召喚龍

体力 :550

知力 :39

攻撃 :120 (最大 520)

防御 :160

速さ :800

魔力 :なし

スキル:龍の威嚇 龍の火球 自然治癒 人間化

賞罰 :なし

好物 :クリス
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