なかなか執筆時間がとれず(主にFGOとグラブルのイベントで)久しぶりの投稿となります。
イタッ、ちょ、いし投げないで、謝りますから!
艦これ、始まります!!
※誤字を修正
雲ひとつ無いすんだ空、地平線の彼方まで見えるクリアブルーの海、ジリジリと肌を焼く真夏の太陽、まるで南国の楽園のような陽気の中、私はビーチチェアに寝そべり日光浴の真っ最中。
Г太陽がいっぱいっぽい」
手元のテーブルに置いてあるトロピカルジュース(ラムネ)を飲みながら昔見た映画の名前をポツリと呟き、砂浜で戯れている妖精さん達を私はサングラス越しに眺めていた。
――『ウフフフー、捕まえて見るです~」
――『アハハハー、待ちやがれデス……艤装を壊した落し前つけてもらうデス!』
――『捕まってたまるかデス! これでも食らえデス!!」
――『RPG!!」
――『全妖精につぐ、下手人はキングのコスプレをした妖精! A班は右から、B班は左から回り込め、我らは正面から全火力を持って目標を鎮圧する』
――『『『ヒャッハー! 汚物は消毒デス!』』』
――『ちょ、待つデス!流石に火炎放射機はやり過ぎデス!』
――『もはや問答無用!』
――『こんがり小麦色に焼くデス』
――『人形焼きならぬ妖精焼きデス』
――『美味しいデスか?』
――『食べれば分かるデス』
――『『『ゴクリッ』』』
――『ヘェェェルゥプ ミィィィィィィ……』
……ヘイワダナー
_________
さて、茶番はこれくらいにして現状を確認しよう。
私は妖精さん(粛清済み)に足を取られて溺れてしまった後、最後に確認した島に流れ着いたようだ。
いや、島と思われる陸地にいると言った方が正しいかな? なぜ疑問系なのかと聞かれるならば、目の前の光景が答えである。
一文字で表すならば森、二文字表すのならば密林、仮面ライダーで表すならば『ア~マ~ゾ~~ン!!』
密林っておまえ……アマゾンっておまえ……ここ、熱帯地方なのかな?
鬱蒼と繁った木の群れが視界を遮っており、その先がどうなっているのかが全く持ってわからない。
無闇やたらに入って行ったとしても途中で草木や倒木によって道を阻まれて終わるか、薄闇の中で肉食動物に襲われて美味しくいただかれてしまうだろう。
もし、森の中に入っていくのであれば斧や鉈のようなサバイバルに使う刃物と明かりが必要だ。
Гチクw……カタナしか持ってねぇ」
刀じゃ太い枝とか蔓を切るには不向きだろうし、森の中に入っていくのは止めた方がいいだろうな~
残すは海岸沿いを歩いていく道だけなんだけど、
――『右に進んで戦艦タ級に挑むのと、左に進んで駆逐イ級の溜まり場に突っ込むのどちらにするデス?』
――『前門の狼、後門のハイエナな感じデス?』
いじめかな? いじめだよね?
なんでこんな辺鄙な島に深海悽艦の巣があるんですかコンチクセウ!!
戦艦と駆逐艦の集団とかどっちに行っても勝てる未来が無いのですが?
何? 戦艦はともかく駆逐艦なら勝てるんじゃないかって?フフフ、甘いぞ、チョコラテのように甘い!!(飲んだことないけどね!)
宇宙世紀の某『ヤラセンゾー』さんも『戦いは数だよ兄貴!』って言ってたように数って言うのはそれだけで力になるものだ。
特にこっちは遠距離武器がない状態なので、戦うとすると刀による万歳突撃しかないのだが、
Гうおー!突撃だ~!(武田軍風味)」
――『これが、魔王の『
Г天皇陛下ばんざーい(爆発四散)」
うん、近づく前に集中放火でやられるね!(是非もないネ!)
これならまだ1対1の戦いのほうが勝率は高そうだけど、勝つ方法が思い付かない。
よし、良い方法が見つからない時はya○oo知恵袋に相談だ。
Q.駆逐艦一隻が刀一本だけで戦艦に勝つ方法を教えてください!
遠征組の園長
A.フフ……怖いか?
↪コワイヨーコワイヨー
瑞雲シッショー
A.艦積機を放って突撃。これだ!
↪艦積機がありません。
ジェンガ艦橋
A.空はあんなに青いのに……
↪不幸ねえ様!!
金剛型の大丈夫な方
A.榛名は大丈夫です!
↪こちらは大丈夫じゃありません。
わんこ(相方)捜索中
A.雨はいつか止むさ。
↪涙はいつ止まるのでしょうか?
チョビヒゲ床屋
A.おっぱいぷるんぷるん!!
↪おっぱいぷるんぷるん!!
うん、ろくな答えが無いね、ちくしょーめ!
と、言うわけで、
現状、この砂浜から動けず、この島について全く調べることができていない、
森を抜けていく事ができれば、その先に陸が続いてる可能性もあるが、深海悽艦が住み着いているのを見るにその確率は低いかな?
むしろ、人が住んでいない無人島である可能性が濃厚でしょう。
さて、ここである1つの問題が発生した。
いまさっき問題に気づいたと言った方が正しいかもしれない。
現在、私が夕立に憑依してから数時間くらいだろうか、その間、私が口にした物は先ほどビーチチェアに寝そべりながら飲んだラムネ一本のみ、固形物など全くお腹の中に入れていないため腹の虫がなってしょうがない。
ぶっちゃけて言うとお腹が減った!!
うん、緊張感のかけらも無いのは自覚している。
むしろ、緊張感なんてものは最初から持っていないだろ! と突っ込まれても反論できない自信はある、だけどちょっと待ってほしい、助けもなにも期待できない無人島(深海棲鬼はいる)でサバイバル生活を始めるにしてもなんにしても、人間? であるかぎり食糧がなければ生きていく事は不可能なのであって、一番始めに食べ物はの心配をする事は当然の帰結なのである(ドヤァ)
え? 一番最初は寝る場所の確保だって?
ユウダチ、ナニイッテイルノカワカラナイ
あれ? そういえば艦娘の補給って燃料(重油)と弾y……
ハハハ、そうだね、一番始めに必要なのは拠点だよね!食べ物の確保は後でじっくり腰を落ち着けてからでもイイヨネ!
――『船としての機能はほとんど艤装の方にあるので、生身の部分はほぼ人間と大差ないデス』
――『食べ物は人間と同じものでオールオッケーデス』
――『弾薬をバリボリ食らいながら重油で流し込む姿とか見たいデス?』
さあ、妖精さん達、食糧確保だ!!
拠点の確保? そんなの後回しじゃ! まだ見ぬ無人島飯が私を待っているのだ!!
島と言えば魚! 魚と言えば海!
野郎共! マグロ狩りの時間じゃ~!!
マグロ!ご期待下さい!!
――『沈んだ時に艤装壊れてしまって海に出られぬデス』
――『艤装がネェ』
――『網もネェ』
――『漁する道具がまったくネェ』
はぁ・・・オラこんな島、いやだぁ~(泣き)
銛もないし、巣潜りで魚取りに行くのも止めだな。
というか、今の私、深いところ潜れないんだった。
忘れそうになるけれど、いまの私は艦娘なのだ。
元々が海の上に浮かぶ船であったせいなのだろうか、浅瀬を泳ぐ位なら何の問題もないんだけど、潜る深度が下がる度に恐怖心というものが倍増していくようで、余りにも深いとパニックを起こしてしまうみたいだ。
まあ……あと、別の意味でも意識を持ってかれそうにはなるんだけど。
こうなったら危険を覚悟で密林の中に入っていくかしかないか‥‥
うう、本格的にお腹減ってきた。
もう何でも良いから、食べれるものを‥‥
ワタシは視線のサキニ動く小さな存在を凝視する。
ヨウセイッテ、オイシイノカナ?
――『ステイ、ステイ、ヨウセイ美味しくない、さっき味見したデス、まだ土でも食べてたほうが建設的デス。どぅーゆーあんだすたん?』
そうか、土のほうが美味しいのか……なら、土とか、食ってみようかな‥‥
――『赤土ならあるデス』
――『何故にあるデス?』
――『こんなこともあろうかと』
――『つくわ大明神』
――『誰だ今の……ほんとに誰デス!?』
――『複数の熱源が接近中……内1つは艦娘と思われるデス』
赤土……赤土って美味しいのかな?いや、黄土のほうが、青土も捨てがたい。
――『青土なんてものは存在しないデス』
――『そろそろ現実逃避から帰ってくるデス』
えー、あと五分、後五分で覚めるから。
――『だめデス、というか後五分もせずにこっちに来るでデス』
しょうがないな~も~、わがままばかり言ってると起こっちゃうぞ☆ぷんぷん!
――『こいつ殴っていいデス?』
――『『『ドウドウ』』』
Г素晴らしく運がないな君は」
――『『『ドゥドゥ』』』
――『放すデス! こいつ一発殴らせるデス!』
さて、茶番はここまでに……さっきも言ったなこれ。でも今は、そんなことはどうでもいい、重要な事じゃない!(霧ッ!!)
複数の熱源に追われている艦娘とか、どう考えても戦闘フラグですよね、分かってます。夕立、頭良い!!(馬鹿丸出し)
――『逃げなくて良いんデス?』
だって、今さら何をしたところでねぇ? 砲撃音も聞こえる程に接近して来ているから逃げることは不可能だろうし、それに
深海棲艦って見た目、サカナだよね(ニッコリ)
――『深海棲艦が猛スピードで撤退していくデス』
え、何で?
――『身の危険を感じたからだと思うデス』
くっ、想定外だ。
このままじゃ
追わなきゃ(使命感)
私は
この時、私は1つ重要なことを忘れていた。
深海棲艦が何を追ってこちらに向かってきていたのかを失念していたのだ。
Гちょっとあんた!そこどいたどい、ひでぶっ!?」
Гくっ、避けれな、ぐわらばっ!?」
前方不注意と言うべきだろうか、深海棲艦を追うことしか頭の中になかった私は前をろくに確認もせず走り出していたせいで深海棲艦に追われていた艦娘と正面衝突を起こしてしまった。
走り初めの私よりも逃げて来た彼女のほうがスピードがのっていたせいか、巻き込まれるようにごろごろと2、3回、転げ回った後に彼女が私を押し倒した形でようやく止まった。
――『百合の花が咲き乱れるデス』
――『ここにキマシタワーを建設するデス』
Гう~、頭打ったっぽい。一体誰……」
転げ回った時に頭を打ったせいで、意識が朦朧としながらも顔を上げた私の視界に写ったのは……
白と赤の巫女っぽい制服、ふとましい紫色のまゆとパッチリとした目、いたずら好きそうな弧を描いた口、勇ましい跳ね返りが多数ある腰まで届きそうな紫色の長髪。
南斗制空拳伝承者、世紀末空母ヒャッハーさんこと商船改造空母、改め軽空母、隼鷹さんだ。
彼女はその整った顔を青ざめさせながらこちらを見下ろし……ん?
Гうっぷ、酔った………」
彼女から漂う酒の匂いを感じ取った私の頭は、普段からは考えられない程の高速回転を行い、ある方程式を導き出した。
酔っぱらい×大☆回☆転+青い顔=マーライオン
Гもうダメ……」
Гちょ、その体制のままはだめっぽいいいぃぃぃィ ィィ」
Гオロロロロロ☆自主規制☆」
――『百合でも流石に○ロはNGデス』
今日の一句
百合の花
咲いて乱れる
酸の匂い
隼鷹さん(ゲロイン)登場回
おっさん知ってるよ、ヒロインがゲロ吐く作品は名作だって(白目)