ニセコイ 〜転生者の軌跡〜   作:猫の休日

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お待たせしました、第6話です。

皆様アンケートにご協力頂き、ありがとうごさいました。結論から言わせていただきますと、私のやりたいようにやります! なので、特に設定は変えたりせず、このままでいきたいと思います!

さて、今回の話はかなり短いです。というのも、何となくの展開は決まっているのですが、ここから先どの原作の話を拾ってその展開まで持っていくかが具体的に決まっていないからです(苦笑
なので、次の更新は少し遅れるかもしれませんが、ご了承ください。できるだけ早めにしますので。

いつも誤字報告ありがとうごさいます! 何分スマホからの更新なので、気を付けてはいるのですがどうしても誤字脱字が出てきてしまいます。これからも気を付けますが、また見つけたら報告くださるとありがたいです。

それでは、どぞ。


第6話

次の日の朝、何と鶫が女性用の制服で登校してきた!

 

……まぁ知ってたんだけど。

そして男ども、ザワザワうるせー。

 

「あ、あのお嬢……。いったいコレにどのような意味が…。何故私がこんな格好を…」

「わぁー! やっぱりによく似合うじゃない! かわいいわよ鶫!!」

 

うん、確かに可愛い。今まで男の格好しか見たことがなかったから、何か新鮮。

 

「かっ。可愛くなどありません!」

「またそういうこと言う…鶫も女の子なんだからそれらしい格好しないとね!」

「必要ありません。私はお嬢を守り、お嬢との約束を果たすためにここにいるのですから」

「……ごめん鶫、その約束って何の事だっけ?」

「ああ、やはりお嬢は覚えておられませんか……」

 

覚えてるわけないでしょ。10年前楽たちと出会っていたことすら忘れているのに、そんな何気ない約束……。

 

「もぉ〜そんな約束今まで大事にしてたの!?」

「私にとっては大切な瞬間だったんですよ…」

 

知ってる。だってお前ことある事に俺とポーラにその話してたしな。俺は睨まれながらだけど。

 

「あ、そうだ。鶫にコレをあげるわ」

 

そう言って千棘が取り出したのは、原作通り大きなリボンだった。

 

「これでもう、男の子だって間違われないでしょ?」

「お、お嬢…! お気持ちは大変嬉しいのですが、私にこんな女の子らしいものなんて……」

 

いや、お前女の子だし良いんじゃね?

 

「…あれ。………おー何だそのリボン似合ってんじゃん。可愛いな」

 

 

出たなハーレム野郎。「かわいい」とか恥ずかしくて直接言えない男子どもの怨めしい視線を集めていることに気づかず平和そうな顔しやがって。

 

「かわいくなんてない…!!」

 

顔を真っ赤にして叫ぶ鶫。

かわいい(確信)。

何て思ってたら、何故か鶫が俺の方を睨んできた。

 

………え? 何? 俺にどうしろと? 俺に感想求めてるの? 正直似合ってるけど、こうして現実で見るとリボンがでかすぎると言うか、存在感が半端なくて俺からしてみれば違和感がちょっとあるのだが……。

 

……………。

 

「……まぁ、良いんじゃねえの?」

「……良くない!」

 

……切れんなよ。

 

 

 

その後、鶫はすぐに男性用の服に着替えてきた。

 

 

 

 

 

 

所変わってとある場所で、俺は鶫と一緒に目隠しをし、クロードの合図を待っていた。

 

「……準備は良いか? ……始め!」

 

その言葉が紡がれると同時に、目の前のテーブルの上にある物体を触り……次の瞬間にはそれを組み立て銃を完成させると構えて待機。

少し待つこと、鶫も銃を完成させて構えた。

 

「ふむ…良いタイムだ。腕は落ちていないようだな。……ところで、例の集英組の二代目の様子はどうだ? 何か掴めそうか?」

「…いえ、今のところは何も」

「そうか。優の方は?」

「私の方も今のところは」

「……そうか。やつがお嬢の本当の恋人ではないと100%断定できたら、やつを即刻処分しろ。分かっているな……?」

「もちろんです…!! あんな無礼なグズ野郎!!」

 

酷い言われようである。

 

「ほう、お前も奴の事が分かってきたようだな。……兎も角、頼むぞお前たち」

 

そう言うと、クロードは部屋から出ていった。

俺も出ていこうとすると、鶫が声をかけてくる。

 

「優……」

「……何だ?」

「……お前の言った通りだった。私は決闘に負けた」

「……そうだな」

「……あいつに言われたのだ。『お嬢は私が守るだけで収まるような、柔な存在ではない』と……。優はどう思う」

「……俺も、その通りだと思うぞ。お前もクロード様も、過保護が過ぎてやることが空回りしている…そう感じることは、多かった」

「……そうか」

「…ああ」

「そうか、そうか……。私は、お嬢のことをしっかり見ていなかったのか」

 

それは違う……。と言うべきだろうか。確かに空回りしていることはあったし、偏見とか先入観とかがあって逆に迷惑をかけたりとかしていたことはあった。特にクロード。お前のせいでお嬢は友達が出来なかったようだぞ(原作知識)! ただ、それでも決して見ていなかったわけではないし、お嬢のことを思っての行動であったことは知っている。

考えが纏まらない内に、鶫が口を開く。

 

「お前も……そうなのか?」

「……ん?」

「私は、今回のことで少し視野が広くなったとか感じている。だが……」

 

そこで、鶫は顔を伏せると、小さく呟く。

 

「私は、お前が何を考えているのか、分からない」

「………え?」

 

聞こえなかったわけではない。ただ、何を言われたのか、今一理解できなかった。

 

鶫が顔を上げ、しっかりと俺の目を見ていった。

 

「私は、お前が何を考えているのか、分からない」

 

それだけ言うと、鶫は立ち上がり部屋から出ていった。

俺はその後ろ姿を、ただただ見つめていた。どこか小さな鶫の背中を、その言葉が何を意味し、何を伝えたいのかを呆然と考えながら。

 

何故か動かない体に、心拍数が上がるのを感じながら。

 

 




さて、アンケート期間の間、数多くのお気に入り登録、感想、評価を頂きまして、本当にありがとうございました。
ただ、一言だけ言いたいことが。

アンケート前のお気に入り登録者数ーー250人前後。
今現在ーー700人越え。

……約450人近く増えた。

ーーこの更新していなかった期間に、いったい何があった!? 本当にありがとうございます!



……はい。
ということで、何やら急にお気に入り登録者数が増えたことに戸惑いながらも感激しています。
どうぞこれからもよろしくです!
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