突如して
~荒川区役所周辺~
自分『クッ!あぶねぇ!』
ダダダダン!
美咲『キャ!』
自分『み、美咲!あの野郎!』
ダダダダン!ダン!
俺の名は本条 信治。俺はある組織と戦っている。それは…
自分『いきなり攻撃しやがって!フリーザ軍!』
そう、フリーザ軍と戦っていた。なぜこうなったかと言うと、約1ヶ月ぐらいにさかのぼる。
―――――――――――
~約1ヶ月~
軍事拠点テントにて
?『それは私が説明しよう。』
俺は美咲に“コブナントはどうした?”と聞いたのだが、別の声が後ろから聞こえたのだ。不思議に成って後ろを振り返る。するとそこには“あの人”が居たのだ。
自分『オ、オブライエン艦長!?』
オブ艦長『いかにも。』
そう、オブライエン艦長が立っていたのだ。
自分『な、何故ここに?』
オブ艦長『まぁ単なる見舞いだ。』
自分『そ、そうですか…。』
オブ艦長『所で、コブナントがどうなったか知りたいんだろう?だから教えてあげよう。』
自分『は、はぁ。』
オブ艦長『コブナントはまだ健在だ。』
自分『え?な、何故でしょうか。』
俺は何故コブナントが健在なのかを聞いた。
オブ艦長『どうやら、慈悲の預言者が逃げ出したようだ。』
自分『本当か?美咲。』
との問いに美咲が頷く。それを確認した俺はまたオブライエン艦長に問いかける。
自分『な、何故見逃したのですか?』
オブ艦長『それはだな、慈悲は一旦壊滅目標に言ったが、ターレス率いるblackholeが阻止したから断念して逃げたようだ。』
自分『そうですか。』
俺は意外な退き方で少し驚いていた。まさか真実の預言者に準ずる位のジジィがあんな退き方するなんてな。
自分『と言う事はもう大丈夫と言う訳ですね?』
オブ艦長『あぁそうだ。まぁ完全に安全って事じゃないがな。』
そう言うとオブ艦長が立ち上がり、拠点テント入り口へ歩いた。
オブ艦長『まぁ本条君はそこでゆっくり休んでくれたまえ。沢山活躍したから相当な疲れが溜まっているはずだからな。』
自分『は、はい!あ、ありがとうございます!』
俺は待遇してくれるオブライエン艦長に感激し、元気よく返事をした。それを聞いたオブライエン艦長は小さく頷き、その場を去ろうとしたその時だった。
タタタタ…
兵士1『大変です!艦長!』
オブ艦長『ど、どうしたんだ?』
兵士1『フ、フリーザ軍が我々を裏切りました!宇宙船から光線を出して攻撃しています!』
一同≪何ぃ?≫
何と協力してくれたフリーザ軍が突如して我々人間を裏切ったのだ。
オブ艦長『良いか?お前は仲間と共にフリーザ軍の宇宙船やバトルジャケットを返すんじゃないぞ。』
兵士1『わ、分かりました!』
オブ艦長『そして本条達。』
自分『はい、なんでしょう。』
オブ艦長『意識復活早々すまんが、此処の軍隊の指揮を頼む。』
自分『わ、分かりました艦長。』
俺はいきなりの出来事で余りのみ込めて無いが、とにかくヤバイ状況だということは頭に入れた。
オブ艦長『ではぐれぐれも気を付けてくれ。』
自分『はい、分かりました。オブ艦長も気を付けて下さい。』
俺の言う言葉に反応した合図を出して急いで外へ出た。
美咲『どうするわけ?』
美咲が不安を露にしながら俺に聞いてきた。
自分『取り敢えず瑞穂特戦隊を集めて指揮の確認や担当を決めてフリーザ軍に挑む。』
美咲『わ、分かったわ。じゃあこの事を他の隊員達にも伝えておくわ。』
自分『あぁ頼む。』
俺はそう言って立ち上がり、軍事テントから出た。するといきなり目に写った光景が残酷だった。
自分『な、なんてことだ。フリーザ軍兵士もろども殺してやがる。』
そう、軍事キャンプにいるフリーザ軍兵士も攻撃対象とされていた。
F軍兵1『お、お辞めくださいフリーザ様!』
F軍兵2『フリーザ様~!グハッ!』
自分『なんて恐ろしいんだ。仲間である兵士を躊躇なく攻撃するなんて。』
俺は唖然と立ち尽くしていた所、フリーザ軍宇宙船からフリーザの言葉が掛かった。
フリーザ≪皆さんこんにちは。今日から私率いるフリーザ軍は貴殿方を裏切りました。よって貴殿方人類を滅ぼすために全力で掛かりますよぉ!ホーッホホホホ!≫
自分『やっぱり真の敵はフリーザだったのか!これではっきりした。』
俺はそう言った後、テントの中に戻って美咲と共に再度出た。すると外に艦長が数千の人数を率いてフリーザ軍と立ち向かっていた。
オブ艦長『ちゃんと狙えー。打ち落とせ!』
兵士1『了解!』
兵士2『裏切りフリーザをぶっ殺せー!』
オブ艦長『我らは不滅だ!』
その他の兵士一同
≪おぉ!≫
艦長率いる部隊は必死な抵抗をしているが、フリーザ軍宇宙船から出る光線で次々と兵士が倒れる。
自分『艦長!これ以上の抵抗は無理です!早くお逃げください!』
そう声をかけると艦長は俺の方を向いて笑い、返事をしてきた。
オブ艦長『我は人間の頂点なり!』
そう言う言葉を返しながら、艦長は再び顔をフリーザ軍宇宙船に向けた。その頃、フリーザ軍宇宙船は巨大なエネルギー弾を溜めていた。そしてその巨大なエネルギー弾は艦長率いる軍隊に差し向けられていた。
自分『艦長!逃げてー!』
俺はフリーザ軍の宇宙船を睨む艦長達に全力で声をかける。しかしその時は既にその巨大なエネルギー弾は発射されていた。
オブ艦長『我らは人類!絶対に滅びないのだぁァァァァァァ!』
巨大なエネルギー弾に呑まれながら艦長はそう言葉を口にして消えた。その直後、艦長達がいた場所を中心に大規模な爆発が発生。それと共に出来た暴風で廻りはきれいさっぱり消え去り、俺達は気絶した。
―
―
―
―
―
~約一ヶ月後~
瑞穂町にて
ガチャ…
自分『ただいま。』
美咲『お帰りなさい。まぁよくもそんなに傷付いて来て。大丈夫?』
自分『大丈夫だ。それより、此処の住人達は大丈夫か?』
俺達は気絶した後、ほぼ重要人物が死亡したが、地球に来たサイヤ人達によってフリーザ軍は撤退。その場にいた人々やサイヤ人によって治療を受けて回復。その後は地球に居る地球統一政府のリーダーとなり、フリーザ軍と戦っていた。
美咲『えぇ大丈夫。だって地下要塞だもの。』
そう、俺はフリーザ軍の攻撃を耐えられるように皆で地下要塞を創った。いまも進行中で、現在地下201階を創造中で有る。
自分『取り敢えず疲れた。でも力は上がってきてるな。今日ザーボン部隊とやりあったけど大差変わらない戦闘力だったぜ。』
美咲『そうなんだ。でも何で鎧を着けないの?』
自分『足りないからだろ。いざと言うときまで長く残しておかないと。地球統一政府の本部に連絡が出来なくなっているんだぞ。』
そう、実は宇宙にある地球統一政府と連絡が出来なくなってしまい、援軍が呼べない状況に成っている。理由はフリーザ軍が地球統一政府宇宙船攻略に今一番力を注いでいることだったからだ。本部で有る場所を破壊すれば後はフリーザ達にとってチョロいもんだ、だからたぶん超厳重体制で有るはずだ。
自分『ターレスと凱達はそこに居るままだし、今頃死んでんのかな。』
さらに言うとターレスと凱達にも連絡がとれないように成ってしまっている。そう絶望満ちた言葉を発した俺に美咲が叱る。
美咲『そんな絶望満ちた事言わないの。凱達は有る意味最強何だから無事を祈りましょう。』
自分『そうだな美咲。すまない。』
美咲『ううん、大丈夫だよ。それよりノブッチーはあの悲劇から大体一ヶ月経つけど、そろそろ立ち直らなきゃいけないよ。』
美咲の言う通り、俺はまだあの悲劇から立ち直おらずにいた。その精神不安定な為にある時はフリーザ軍のある一つの部隊を見付けると泣きながら鬼のように全滅させている。当然周りからは心配かけられる事もあり、敵から気持ち嫌がられて逃げられる事も有る。
自分『分かってるよ。でも忘れらんないんだ。アイツが憎い。』
俺はそう良いながら手を強く握りしめた。そうしていると誰かがノックしてきた。
ノック【コンコンコン】
自分『何だ?誰だ?』
俺は反応して返事をした。すると、ウチの部活だった。
兵士1『本条艦長!報告です!』
自分『だからなんだ。早く言え!』
兵士1『東の方向に巨大な宇宙船が出現!フリーザ軍の可能性が有ります!』
自分『な、何だってぇ?』
俺は耳を疑った。あのフリーザ軍の総大将が乗ってる宇宙船がこっちに向かってやって来ているのだ。
自分『防衛はどうしてる。』
兵士1『防衛はエリート族が応援に駆けつけて何とか耐えています。』
自分『分かった。今すぐいく。』
俺はそう述べた後、小腹がすいたので少し飯を食べて行こうとしたその時だった。
美咲『行かないで!』
自分『ちょ、は、離れろよ。』
何と美咲が俺に抱きついて止めてきたのだ。俺は少し赤面するが、美咲に離れろよと抵抗した。するとこんなことを言い出した。
美咲『悪夢を見たの。確かこのような雰囲気だったわ。するとね、私の下をを離れた後、戻ってきたのは遺体と成ったノブッチーだったの。凄く不安で不安で。』
何だ悪夢か。だが、俺が死ぬ?死にかけたことは有るがそんな事は一切ない。だから俺はこう美咲に向かって励ました。
自分『何だそんなことだったんだ。でも大丈夫だ。絶対に死なないからな。』
美咲『グスッほ、本当?』
自分『本当だ。俺は固く決意したんだ、例えどうなろうと、弱音を吐こうとも、絶対にこの世界から抜けて見せると。』
俺はそう言いながら泣いていた美咲の頭を撫でた。すると少し赤面して顔を隠した。可愛いな。しばらくしてこう述べた。
自分『じゃあ危険だが、一緒に行くか?』
すると美咲は顔が明るくなり少し喜んで聞いてきた。
美咲『い、良いの?』
自分『だって駄目だって言っても聞かないだろ?だから、危険だが一緒に行くか?って聞いてんだ。行かないで良いのかな?』
美咲『ちょ、ちょっと待って!今行くから!』
すると美咲は慌てて準備をしてきた。デート感覚かよ…まぁ可愛いから良いけどな。
~約30分後~
荒川区役所周辺にて
それはさておき、二人でフリーザ軍宇宙船の出現した場所へ向かった。
自分『大丈夫か。』
兵士1『あ、はい大丈夫です。』
俺は兵士に声をかけてから今の状況を聞き出した。
自分『で、状況はどうだ?』
兵士2『はい。状況は極めて緊迫した状態です。先程までは攻撃をしていたのですが、バーダックさん率いる混合部隊が入ってからはあのように沈黙しています。』
俺は兵士の話を聞きながらフリーザ軍宇宙船に目を向ける。確かに静かに漂って居るだけだ。このままバーダック達が潰してくれれば良いのだか…
兵士3『フリーザ軍宇宙船からバーダック達が出てきました!どうやら侵略に失敗した模様!』
自分『そうか、皆のもの!攻撃体制をとれ!』
兵士一同≪了解!≫
俺は内心分かっていたため、余り動揺せずに兵士達に指示を出した。
美咲『やはりそんな簡単では…』
自分『そんなこと言うなよ。本当になっち舞うだろ?』
美咲『そうね、頑張らなくちゃ!』
弱音を吐き始めた美咲に俺は止めさせて勇気付けた。すると突然兵士が叫び出した。
兵士3『フリーザ軍が光線を撃ってきます!伏せて!』
自分『な、何?』
俺が驚いていると宇宙船から物凄い量の光線が降ってきたのだ。
ダダダダン!
自分『クッ!あぶねぇ!』
ダダダダン!
美咲『キャ!』
自分『み、美咲!あの野郎!』
俺達は物凄い量の光線を避けた。相手は勢いで掛かって来ている。果たして俺達は無事フリーザ軍を蹴散らすことが出来るので有ろうか!
ダダダダン!ダン!
自分『いきなり攻撃しやがって!フリーザ軍!覚悟しやがれ!』
オッス!オラ本条 信治!今クライマックスに向けて準備中だぁ!期待して待っててな!
次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第二十二話~反撃開始~!では、お楽しみに~!