「え~アイツ風邪引いたんすか」
「はい…今日の修行は出来ないと仰っていました」
「ちょっと見に行っていいっすか?」
「今日は治療に専念したいからあまり人とは会いたくないと仰っていたので遠慮した方がよろしいかと…」
「あ~そうなんすか、分かりましたじゃあ早く治せよって伝えといて下さい」
「分かりました伝えておきますね」
「あのー…」
「何でしょう?」
「別に敬語なんか使わなくてもいいっすよ、オレは流魂街の人間だし」
正直、敬語使われると変な感じするんだよな~前世で使われてたのなんて部活の後輩くらいしかいなかったし
「そういうわけにはいきません真様は白哉様のお友達ですから、それでは失礼します」
傍から見るとオレ達は修行相手っていうよりも友達なんだな~まぁオレは友達みたいな感覚で接してるから別にいいんだけど
「あぁ…暇だなぁ…」
どうしよ…こっそり見に行こうかな、いや止めておこう流石に怒られるうーん困ったな、久し振りに流魂街にでも行こうかな~
「よし、ついでに白哉にお土産でも買ってきてあげよう」
最近は瞬歩も使い慣れたし、すぐに着くだろう
「じゃ、行ってきま~す」
まぁ誰もいないけどね…
「ここも久し振りだな~」
この地区は前に居た戌吊とは違って治安は良さそうだ、どうやらここは市場みたいな所らしい動物の肉や野菜、魚まで売ってある。
「お、あの干し柿美味そうだな」
「あの干し柿1個下さい」
「はいはい、50環ね」
財布は……
「あれ?」
え?無い、どうしよう財布無いよ…もしかしてこれヤバイやつじゃない?じゃあオレここまで手ぶらで来ちゃったの?バカなの?
「すいません、やっぱり買うの止めます…」
「おばちゃん、その干し柿2個買うわ」
「キミ、財布忘れたんやろしゃあない、ボクが奢ったるわ」
その…顔は……
「あ…ありがとうございます、あの…すいませんお名前は?」
「市丸ギンや」
「あっちで干し柿一緒に食べへん?」
「あ…はい……」
「いや~さっきはホントにありがとうございます」
「ええよええよ、キミも干し柿好きなんやろ」
「まぁ、どちらかと言えば好きですね」
え、何これ?市丸ギンただの優男なんだけど『ボクは蛇や』とか、『13kmや』とか言ってる市丸ギンだよね?むしろ怖いんだけど!!
「なんでさっき助けてくれったっていうか、奢ってくれたんですか?」
「ボクの知り合いで、干し柿好きな人居らんくて、だからちょっと嬉しかったんや」
いや、どんだけ友達少ないんだよ、もしかして友達乱菊しかいないの?
「あ~そうだったんですか」
「そういえばキミ、名前なんていうん?」
「鈴宮 真です」
「へぇ~真か~あとさっきから気になってたんやけど別にタメ口でええよ」
「あ、そうなの?うん、分かったじゃあギンって呼ぶね」
なんなんだよコイツ、ぼっちなのか、コミュ力高いのかよく分かんねーよ
「意外と順応性高いんやな」
「あぁ、まぁね」
「そういえば真、キミなんで流魂街に来たん?ここの人や無いやろ」
「え?なんで分かったの?」
「そんなキレイな服装やったら分かるわ」
「あ~なるほどね」
「で、何しに来たん?」
「買い物だよ、友達が風邪引いちゃって暇になってさ暇潰しに来たんだよ」
「でも、財布忘れたんやろ?」
「ハハハ、まぁね」
「何買うつもりだったん?」
「まだ決めてないかな」
「ならボク今のど飴持ってるから真にあげるわ」
「おぉ、ありがと助かるわ」
「そういえばギンが着てる服って真央霊術院のだよね」
「せやけど」
「あぁ、別になんでもないよ 」
「そういえば真は死神になるん?」
「うん、オレも霊力あるしせっかくあるんだからそりゃあなってみたいさ」
「ほな、真が入学したらボクは先輩やな」
「そうだね、あ~そろそろ暗くなって来たから帰るねのど飴と干し柿ありがと」
「せやな、さいなら」
「バイバーイ」
「よし、誰も居ないこれからバレないな」
「おーい」
「…貴様か、今日は人とは会わないと聞いただろう、帰れ」
「そんな事言うなよ、お土産持ってきたからさ、どうせ暇だったんだろ?」
「……そんな事は無い」
「まぁいいや、入るぞ」
「はい、のど飴ここに置いとくね」
「私は辛党だ、いらん」
「そんなの知らねーよ、初めて聞いたわ、そろそろ人くるから帰るよ、じゃあな」
「………」
「大丈夫か!白哉!」
「お身体に触ります蒼純様ここは私たちにお任せを」
「父上、ただの風邪です私は大丈夫なので早くお休みになって下さい」
「しかし…」
「では父上、……真…に伝言を頼みたいのですが…」
「どのような伝言だ?」
「……甘い物も悪くは無い」
遅れてほんっっとにすいませんでした!!!
受験勉強が忙しかったんです許して下さい…
市丸ギンの京都弁ですが僕は関西出身では無いので変な所は指摘よろしくお願いします。