インフィニット・ソング~繋がる無限の歌~&【異世界旅行】 作:金宮 来人
皆さま、今年もよろしくお願い申し上げます。
新年一発目の一言は、
「あ、もう五分過ぎてる・・」
カウントダウンもせずにゆっくりとゲームをしているうちに新年を迎えて居ました。因みに家族に言うと、「あ、ホントだ。あけましておめでと」と家族も全く気がついてない新年でした。
そして次の日、
「気分悪い・・」
正月早々熱を出してダウン。新年早々に上げようと思っていた分も書けずにお手洗いと布団を行ったり来たり。雑煮や餅を食べているのを横目におかゆ生活・・。
嘔吐と発熱でしんどい思いをしました。
私厄年じゃないのに・・。
と言う事で復活して書き終わりましたので、上げようと思います。
本年もよろしくお願いしますね。
そして、またも出現したノイズを錬金術と片手間に作ったノイズ対抗の音響弾を撃って、片付けていると、急に変身した様な反応が出て、二人の人が現れた。
「この反応・・アガートラーム!?それにイチイバル!?」
銀色の装甲をつけた女性と赤い装備をつけた少女だった。
そして、二人が周りのノイズを片付けてこちらに来た。
「そこに居るのは、風鳴翼だな?加勢してやるよ。」
「私達も装者だから・・て、まだ男性が残っているじゃない!?早く逃げて・・そうか、その人を守って・・。」
何故か勝手に俺は逃げ遅れて民間人にされているようだ。
「・・ちょっと待て、お前・・その格好は・・」
赤い装備の少女が俺を見て何かに気がついたようだ。
「キャロルと一緒の服装、お前錬金術師か!?」
そう言って俺に向かって銃を構える。
「待て!その人は我々の味方だ!貴様らこそ何者だ!?」
そう言って風鳴が俺の前に立つ。というか、何故こうも初対面に銃を向けられなければならないのかと思う。・・
「そう言えばそうか。平行世界だもんな。別人が居ておかしくないか。アタシは平行世界から完全聖遺物『ギャラルホルン』の力を使い、こっちに来た雪音クリスって言うんだ。」
「私はマリア・カデンツァナ・イブ。平行世界の・・」
そう言っているうちに通信が入る。
『例の介護施設の近くに新たなノイズが出現した!逃げ遅れた人がまだ居るぞ!』
そう聞いた途端に俺は走りだす。別段他人が死のうが構わないとして来たが、守る対象になっている作戦なら話は別だ。
「守るのは俺の役目。」
俺は走りながら口を開き「・・『defendend. guardend. protectend AIGIS tron~』」
聖詠を口にした。そして紺色に輝く鎧とマント、複数の楯を身にまとい走る。
「護るべきが我が使命!!」
飛びこんで今にも介護士と介護老人に当たりそうになっているノイズの間に潜り込み、楯で壁をつくる。そして、緑の楯を装備するとそこから剣を取り出し、それでノイズを切りはらって行く。そこに反対から・・
『ドガン!バシン!!』
と音がしてノイズを殴り飛ばし、貫く拳が見えた。
「・・・。」
白いギアの装甲と黄色と金色の関節部。それは、俺が弟で会った奴に渡したのと同じ『ガングニール』の拳だった。
「・・とりあえず、援護は感謝する。」
「・・・・。」
そう言うが、冷めた目で見るだけで何も話さない少女。
マフラーで口元を隠して居るそいつは『何もかも、全てに絶望した目』だった。そのまま近くに先ほどの雪音が声をかけるが無視をされた。どうやら知っている人物とは、平行世界で性格が大きく違うらしく、それについて三人で話している。
「・・もしも、助けが欲しけりゃ呼べ。俺は、別の世界の人間だ。お前さんがどうであろうと知った事じゃないが、助けてほしけりゃ守るのが俺の役目だ。その身だけじゃなく、魂や心が痛いなら・・耐えきれなくなれば呼べ。助けてやるよ。」
「・・・?・・・ん。」
離れていた俺の横を去っていく背中に声をかけると、振り向いて不思議そうにこちらを見た。マフラーで顔は見えづらいが、値踏みをする様な視線を感じるので、信じていいのか考えているようだ。
「俺はこんななりでも大人だからな。子供が苦しんでいるなら、助けてやるくらいはするさ。特に、そのガングニールを使っているなら、俺の弟と同じように心が曲がってても、苦しいと手を伸ばしたならその手を繋いでやるよ。」
そう言って笑って手を伸ばして見せる。
「・・何かあればまた・・。」
目線を反らしてそう言ってから、駆けて去って行った。どうやら、少しは信用されたらしい。でも、アレは怯えた目だ。また信じても裏切られると思っているのだろう。信じ切れないからまたと言って逃げた。なら・・
「信じ切れるに値するように動くしか、ねえよな。」
行動は決まった。俺はアイツを守る事も自身の心に誓い、伸ばしていた拳を握った。
「はぁ!?男の装者で、オリジナルのギアを作った!?」
「信じられないわね。そんなことが可能なのかしら?」
二人と話して分かった事は、平行世界のシンフォギアのある世界から来た事。そして、その方法は、完全聖遺物『ギャラルホルン』と言う物が有り、それによってこの世界に来た事。それからおそらく俺もその『ギャラルホルン』に呼ばれたという事。
それから、二人が一緒に行動をするようになる事だった。
更に話を聞くと、『カルマノイズ』と言う特殊個体が居て、それによって『ギャラルホルン』が発動しているらしい。ソレを倒す為にいくつかの平行世界に行ったと言っていた。その特殊個体は総じて強く、厄介な能力を持っていたりする場合もあるとか。
「ふぅむ・・面倒なものだ。」
そう言って頭を抱える。
「それであなたは?男性の装者など聞いた事が無いんだけど?」
「それは確かに。俺の名はイチカ・ダインスレイフ。IS・・インフィニットストラトスと言うパワードスーツが有る全くの異世界で一度死んだ。その時に神とか名乗る存在に拾われたらしくてな、シンフォギアの知識を植え付けられて、体を作り変えられたんだ。その後、生まれ変わった俺は十歳の頃に家族に捨てられて、今の名前を名乗りシンフォギアをさっき言ったISの装備として作り上げた。聖遺物同士の干渉を考えて完全聖遺物の『ネフシュタイン』と『デュランダル』から【壊れない】と言う概念を抜き出して組み上げ、概念武装を込めて新たなギア、『アイギス』を作り上げた。さっきの装備がそれだ。コレは俺自身の守るという思いを具現化して固定、楯の形に定着させてそこにさっきの【壊れない】と言う概念を組み込んで、楯と鎧としての装備に作り上げたものだ。そして、おそらくさっきの反応からそちらも錬金術について知っているのだと思うが、俺はさっき言った神の知識から一応大まかなシンフォギアの知識はある。錬金術師であった『キャロル・マールス・ディーンハイム』や、オートスコアラーについても知っている。」
「・・訳分からないんだが・・要するにお前が天才で、ギアをつくる事もできる、錬金術師って事で良いのか?」
「その上、装者でありながらも科学者でもある。独自のシンフォギアをつくるとは驚きね。」
「そうでもないな。そこはそちらの世界の知識が有ったからこそだ。能力的にはキャロルと変わらん。こちらにもキャロルが居るしオートスコアラーも居るが、俺の作った存在なので別段問題ではない。大きな騒ぎも終わり、余生を過ごしていた所でここに呼ばれた。」
「余生って・・あなた若くして、お爺さんみたいじゃない?」
「あの馬鹿の元気を分けてやりてーぐらいだ。」
そう言われ、歳を言うのを忘れていた事に気がつく。どうやら相手は俺の事を年下だと思って話している気がする。まぁ、面倒な騒ぎは起こさないようにしておくか。
「そっちの雪音君・・と言ったか?言葉遣いがなって無いんじゃないのか?」
「あぁ?同い年か年下ぐらいには、十分だろ。」
「いささか口が悪いのは確かに気になる所だけど、注意をするほどかしら?」
二人がそう言う風に反応していると、俺の正体を知っているこっちの人達は少し困った顔をする。特に尾川さんと言ったか?何やら凄く微妙な顔になっているが・・。
「その・・イチカくんは35才なんだが・・。」
「「はぁ!?」」
腕を組んで頷く風鳴に藤鷹。お前等・・。
「ちょ、冗談だろ!?」
「その若さで35はありえないわよ!?15の間違いじゃないの?!」
慌てて顔を覗き込む二人。失礼・・とは言わんが、流石に近すぎやしないか?
「15の時に一度体が死んで、5歳の体からやり直したのだ。キャロルが居たなら理解できるんじゃないか?」
「「あ・・・。」」
二人とも目を点にしている。
「それよりも、ノイズについてもっと話そう。俺の居た世界にはいなかった存在だ。アルカノイズは試験用に作った事はあるが、どうにも仕様が違うからな。後は、カルマノイズの存在だな。大きく違いが有るらしいのでそこらへんも詳しく話して行こう。」
とりあえず話をまとめて、この場を切り変えて行った。
とりあえず、先ずは本編に沿って動きますが、途中から独自の流れになる予定です。やさぐれビッキー可愛い。恋愛対象になるならあんな性格の人が良いな。そばにいてあげて一人じゃないって言いたい。
ソレはそうと仮面ライダーの新しいベルトのコマーシャル見て、味噌汁噴きそうになりました。
あまりに癖が凄いベルトですねwww
何と言う強力な若本www
フルボトルを挟んだ場合に『つぶれなーい!」に更に笑いました。
正直ライダー関係無しに欲しいかもww
ではまた次回。