インフィニット・ソング~繋がる無限の歌~&【異世界旅行】   作:金宮 来人

36 / 72
えー今回大幅に話の展開が変わっております。
原作が好きな方はご注意ください。

ではどうぞ。


異世界旅行記 ~シンフォギアXD編04

ノイズの反応を感知してそちらに来てみれば、そこではすでに戦っている立花響がいた。

すぐに加勢して敵を倒す。

「結構あっという間に片付いたな。」

「そこまで数は多くなかったしね。」

「それに立花が先に来ていてくれたおかげで、民間人にも被害はないしな。」

そう言われてみんなから目を向けられる。

「・・・別に。近くにいただけだし。」

そう言いながら目をそらす。少し照れているのかもしれないと思ったら、小日向未来が更に近くに行って話をして顔が少し赤くなっていた。

和やかなムードに落ち着いていたら、アラームが鳴る。

『カルマノイズの反応だ!!至急現場に行ってくれ!』

すると遠くの公園のあたりにカルマノイズの反応が発生したらしい。

位置情報を見てすぐさま立花は走り出す。俺もそれを追おうとしたら、一緒にいた小日向がすぐさま追いかけ始めた。行動の速さに驚いて足をゆるめてしまった。

するとまたもやアラームが鳴る。

『に、二体目のカルマノイズが出た・・だと!?』

「俺もいる事で二重にカルマ『業』がたまったか?」

呪われているこの身だししょうがないと言われればそれまでだが。

「く、あちらは二人に任せておけない!マリア!」

「何やらこの場から嫌な予感がする。俺はこちらに残る!頼むぞ!」

何やら俺の感がそう感じるので、俺と雪音、風鳴はこちらに残る。

「来たぞ!!」

カルマノイズが姿を現した。全員で攻撃をかける。やはり回復力が高く、攻撃してもすぐに再生してダメージを与えれたような気があまりしない。少しずつは蓄積されているのだろうが、眼に見えてのダメージは回復されるのは厄介なことこの上ない。

「食らいやがれ!!」

「風鳴、下がれ!俺が前に出る!」

装備しているのはアイギス。それのシールドを赤に付け替えて、爪を伸ばして攻撃する。

至近距離での高圧縮高熱カーボンロッドを打ち込んだりすると少しはダメージになったらしく、その再生力が下がった。

「いいぞ!そのまま・・!?」

「あいつ、また消えかけてやがる!!逃がすかよ!!」

「むぅ!?駄目だ!すでに手ごたえがない!」

爪で引き裂こうと手を伸ばすがその当たる端から消えて、手ごたえがなく消え去られてしまう。

「くそっ!絶対今回はいいとこまで行ったんだがなぁ!?」

「やはりある種の現象のようなものなのかもしれないな。こうも消えると言うのは、ノイズもカルマノイズも一種の現象であるとして、それを完全に取り払うというのは難しい事なのやも知れんが・・。む!?」

急に地価から高反応エネルギーを検知。更に地響きが鳴り始める。

「な、何が!?」

「離れろ!何かが地下から現れる!!」

全員がそこから散開して離れた瞬間に地下から地面を割って表れたのは、

「な、んだ?!ありゃぁ!?」

「いったい、これは!?」

紫色の怪獣のような見た目をした物体だった。それを俺は『観る』。

「反応、確認。指定品目『完全聖遺物』。データ確認・・目標反応『ゴライアス』。」

俺は錬金術の能力で鑑定を使い、その存在のデータスペックを確認する。

『そこに現れたのは地下の倉庫に有った、完全聖遺物『ゴライアス』だ。しかし、幼体で機能を停止していたはずなのだが・・』

それがいつの間にか起動して、そして、完全性異物が俺たちの戦いとカルマノイズの反応で覚醒しそのまま暴走を始めたようだ。つくづく昔のISを思い出すぜ。一緒に戦っているところと、暴走に・・聖遺物。

「あぁ、血がたぎってきた!んじゃ、いっその事、無茶するかねぇ!!」

そう言って俺は武装を変える。

「風鳴!!言うまで空中で待機!やつの頭上に行け!」

「む!?わ、分かった!」

「雪音!あいつの頭狙え!」

「わかったぜ!うらぁ!!」

ガトリングをゴライアスの頭に打ちまくる。前進をやめてガードをする。

「雪音!今だ!一発強めの奴撃ち込め!」

「あぁ!?頭に撃ちこみゃいいんだろ!?」

そう言いながらスナイパーライフルを出して頭に狙いを付ける。引き金を引いて撃った瞬間に、

「風鳴!今だ!龍ノ逆鱗を奴の後方から首めがけて落とせ!」

「はぁぁぁぁああああ!!」

【龍ノ逆鱗】

放ったと同時にゴライアスの頭部に弾丸が当たり、前傾姿勢になる。すぐさまそこに向けて技が放たれた。

『ガキン!』

巨大な剣が首元に当たるが堅い装甲に傷を付けただけだった。

「くそ、傷が多少付いただけだ!」

「傷付ければ御の字。多少の衝撃がありゃいいんだからな。それは固定するための重石変わりだよ!!」

そう言って俺はデュランダルを出して出力を少量アップ。断ち切る威力を上げる。

「せいはぁぁぁぁ!!」

その剣で上からゴライアスの首に剣を落とすと、

『ガギャァン!』

と音がして、デュランダルと龍ノ逆鱗がゴライアスの首を跳ねた。

「な!?完全性異物の首が!?」

『シンフォギアの攻撃で完全聖遺物が壊れるだと!?』

驚いているのは俺以外全員だ。技を放った全員と基地でモニターしていた奴も含めて。ふん。それはお前らの勉強不足というものだな。

「完全聖遺物だろうと、形あるものは壊れる。この絶剣である、デュランダルもネフシュタインの鎧とか、真の聖遺物であるアイギスとかがあれば壊れる。そも、完璧なるものなどありはしない。それは理だ。神でさえも殺す神殺しの槍があるのだから、絶対なる不変の者などありはしない。それは『ゴライアス』つまりは『ゴリアテ』も同じくだな。むしろ、完全聖遺物であるが故の弱点だ。」

そう言うと、風鳴が考えるようにしている。そして顔を上げて、

「ゴリアテ・・、あのダビデの話の『ゴリアテ』か!?」

「その通りだ。つまりは知っていれば簡単に理解できる。調べた限りはそうだろうな。」

『イチカさんは何故あの完全聖遺物が壊れるものだとわかったのですか!?』

「ゴライアスの聖遺物と聞けば、伝承はダビデとの一戦から対処はたやすい。しかし、どの程度の威力が必要かは分からなかったから、こちらも切り裂く伝承を使ったまで。」

『む?すまない、よく分からないのだが・・?』

「司令、古代『ゴリアテ』はイスラエル軍に一騎打ちを挑発して行っておりました。しかし、当時のゴリアテは常人の二倍くらいの大きさがあり兵士も手が出せませんでした。しかし、挑発を受けてキレた羊飼いの少年であったダビデにスリングで頭に攻撃をくらい、額を抑えてうずくまったところを剣で首を跳ねられて倒されています。頭に一定の衝撃があれば攻撃を受けたとして怯み、首に絶剣のデュランダルで刃をあてられれば、斬れるという事象が勝手に伝承で起こるのです。つまりは『こうすればこうなる』と言う『概念』によって事象が起き、『結果』として『ゴライアスの首は落ちる』と言う事実が残ったのでしょう。」

『なるほど。』

なった臆したように頷き、俺は立花達の方向を向いてにらむ。

「嫌な気配がする。獣『けだもの』の匂いだ。

昔の姉が暴走した際の気配を感じる。

どうにも嫌な予感しかしない。

「俺はちょっと立花たちの様子を見に行ってくる。」

『待ってくれ、イチカさん!響君の様子が!?』

「暴走してんだろう!?知っている!一発ぶんなぐりゃ気絶して、元に戻るだろうよ!」

俺はその方向に飛ぶ。

緑の盾を付けて足元に風の錬金術の魔法陣を出して加速する。

「やっぱり、嫌な予感ってのは当たるな!畜生が!」

反応があった先には立花響が暴走していた。

そして、小日向未来とマリア・カデンツァナ・イヴが見えたのでそこに降りる。

「状況は!?」

「イチカさん!響が暴走して・・」

「あぁ、見りゃ分か・・何だと!?」

カルマノイズの反応があった。そう、立花響を見たときに反応を見つけたのだ。

「響が『カルマノイズと融合しちゃった』の!」

「何・・だと!?」

カルマノイズと融合し、呪いをまき散らすように黒い瘴気が上がっていた。

『立花響』、自身から。

自分を呪ったか・・。自分の人生がこうなるのも相手を傷つけるのも自分のせいだと、自分が悪いのだと。そう呪ってしまったのか・・。

 

「下らないものだ。」

俺はそう吐き捨てた。こちらを立花響『暴走』が見る。

アイギスのシールドを赤に変えて拳を肥大化させる。

 

「ふん、小娘が好い気に成るなよ?自身を呪った歴は俺の方が長いんだ。所詮数年の小娘に数十年の俺を超えられるものなら超えてみろ!!」

『ガァァァアアアアアア!!』

お互いに吠えあう。

 




えー、今回少し遅くなったのは、
父がインフルエンザ→治ると同時に母が気管支炎の風邪とインフルエンザ(父と同型)→治ると同時に私が母から気管支炎の風邪を移される→風の影響で咳や鼻詰まりから鼓膜が破れる→一時期立ってる事もまともにできなくなるほどふらふらになる。(元から三半規管が弱い)→ようやく鼓膜が治り、風も直ってきたので日常生活に戻る。
とまぁ、こんなふうに成ってて一月半ばから半端なく疲れました。バレンタイン?私には関係の無いイベントです。
やっと上げる事が出来てうれしいです。

あ、次回。シンフォギアへんの最終回です。
お楽しみに。
また見てシンフォギア。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。