遊撃の殺戮者   作:昨日のおにぎり

1 / 5
プロローグは大したストーリーじゃないです。
てか、漫画まんまのっけた感じ。お話一話から。


プロローグ

プロローグ

 

845年

 

 その日 人類は思い出した

 ヤツらに支配されていたいた恐怖を・・・

 鳥籠の中に囚われていた屈辱を・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハアッ、ハアッ、ハアッ

 

(家に当たってるわけがない)

 

 タッ タッ タッ タッ

 

(とっくに逃げたに決まってる・・・)

 

(あの角を曲がれば、・・・・・・)

 

 ハアッ、ハアッ、ハアッ

 

(いつもの家が、・・・)

 

(いつもの・・・)

 

「ーーー・・・クソッ!」

 

「母さん!!」

 

 ガラガラ

 

「母さん・・・?」

 

「ーーーエレンかい?」

 

「ミカサ!そっちを持て! この柱をどかすぞ!」

 

「行くぞ!せーの!!」

 

 ウオオオオオオオ

 

 ズシン ズシン

 

「ーー!?」

 

「・・・・・・」

 

 ズシン ズシン

 

「ミカサ! 急げ!」

 

「わかってる」

 

「急ぐんだ!」

 

「・・・きょ・・・巨人が・・・・入ってきたんだろ?」

「エレン!! ミカサを連れて逃げなさい!! 早く!!」

 

「逃げたいよオレも!!早く出てくれよ! 早く!一緒に逃げよう!!」

 

「母さんの足は瓦礫に潰されて、ここから出られたとしても歩けない・・・・。わかるだろ?」

 

「オレが担いで走るよ!」

 

「・・・・!」

 

「どうしていつも母さんの言うこと聞かないの!最期くらい言うこときいてよ! ミカサ!」

 

「ヤダ・・・イヤダ・・・」

 

「・・・・・・!!」

 

 ズシン ズシン

 

 ズシン

 

 ズシン

 

「来た! 二人とも逃げて!!」

 

「急げミカサ!」

 

「うん・・・・」

 

(このままじゃ・・・、三人とも・・・)

 

「!!ハンネスさん!」

 

「待って!戦ってはだめ!!」

 

「・・・・・・・!?」

 

「このまま、二人を連れて・・・・・・、逃げて!」

 

「見くびってもらっちゃ困るぜカルラ! 俺はこの巨人をぶっ殺して、きっちり三人とも助ける! 恩人の家族を助けてこれでようやく恩返しも・・・」

 

「ハンネスさん! お願い!」

 

「!・・・・」

 

(俺の恩返しを押し通して賭けにでるか、カルラの最期になるかもしれない願いを聴くか・・・)

 

 ハンネスは後者を選んだ。

 

「やめろおおおおおぉぉぉぉ!!」

 

 女の巨人の手がカルラに伸びてきて、瓦礫をかきわける。

 そして、その手がカルラを握ろうとしたとき、・・・・・

 

 

バガアアアアアアァァァァァァァァァァァン!!

 

 

 

 

 

 

 

 巨人の腹から爆発が起きた。

 

 その爆風は少し離れていたハンネスたちをも巻き込み、吹き飛ばすほどのものだった。

 

 人類の怒りを体現化したようなその爆発は巨人を飲み込み、巨人の上半身を吹っ飛ばし再起不能にさせた。

 

 

 

「母さん!!」

 

 エレンはハンネスの拘束から抜け出し、一目散に母親の元へと駆けだした。

 

「母さん?」

 

「うぅーーー」

 

「母さん!」

 

 カルラはまだ上にあった瓦礫によって爆風からのがれ、生きていた。

 

「今の爆発はなんだったんだ?」

 

「ハンネスさん!早く!」

 

 全員で瓦礫をどかし、カルラを引き上げ、早くそこから去ろうとしたとき、

 

「ハンネスさん! あそこに人が!」

 

「ありゃ巨人がくって吐いた死体だ。みるもんじゃねぇ。」

 

「そうじゃなくて!」

 

 エレンが指差すものはたしかに巨人が爆発したときに、その腸から爆散した死体だった。

 しかし、そのてっぺんに一つ、あきらかに他の死体より形が綺麗で、とても死体には見えないものだった。

 

 とはいえ、巨人の腸にはいっていた人の体だ。

 生きているわけがないと、周囲に気を配りつつハンネスがその鼻に手をあてがうと、

 生きていた。

 

 呼吸をしていたのだ。

 

「よし! エレン!お前はお前の母さんを運べ!ミカサ!お前お手伝え! 俺はこの人を運ぶ!」

 

 ハンネスはある程度長い期間、駐屯兵団に属していたこともあり、指示能力がないわけではなかった。

 

「その人、生きているの!?」

 

「あぁ。だが今はそんなことを話している場合じゃない!急げ、エレン!ミカサ!」

 

「わかった!」

 

「・・・・・・・!」

 

 エレンたちは、なんとか門の内側にまで辿り着いた。

 

「駆逐してやる・・・!」

 

 エレンがみた巨人の吐瀉物。死体の山。

 エレンは人たちを食らい、それを意味もなく吐き捨てていく巨人たちが許せなかった。

 

「駆逐してやる・・・!一匹残らず・・・!」

 

 

 

 

 

運んできたこの若い男性が運命を大きく変えていく・・・否、揺さぶっていくことをエレンたちはまだ知らない。

 

 

 

 

 

****

 

 

「うっしゃ、また勝ったぜ。」

 

「お前、強いなぁ。」

 

「何連勝目だよそれ。」

 

 ポケモンサンムーンが発売されたこともあり、俺はレートに勝利するため、せっせとバトルツリーでのBP集めに勤しんでいた。

 

「でもお前、講義中はやめとけよ。この前教授にバレそうだったじゃん。」

 

「だぁいじょぉぶだぁって。バレやしねーよぉ」

 

 我が名はポケ厨!さぁ、今日も家に帰ってから、厳選に勤しむとしますかぁ~。

 

 

ーーーーー

 

「あれ?おっかしーなぁー。ここのボックスに6Vメタモンいれといたはずなんだけどなぁ。」

 

 どこのボックスを探しても、見つからない。

 もちろん預かりやも調べた。しかし、いない。

 

「くそったりゃあああああ!何時間かかって野生厳選したとおもってんだ!このボケナスが!こんのクソッタレ!」

 

 バキンッ

 

「あ・・・」

 

 勢い余って3DSを床に叩きつけてしまった。

 

「や、やべぇ。」

 

 急いで損傷を確認。

 上画面、よし。

 下画面、よし。

 ボタン、よし。

 ソフト、よs・・・・・

 

「ば、バトルチームが・・・・いない!」

 

「ああああああああぁぁっぁぁぁーーーーーー」

 

 廃人にとって、バトルチームがいなくなることは、死と同じことだ。

 UBを何度も捕まえ、厳選し、1パーセント以下の代物を手にいれたときのあの爽快感。

 逆に、何度も繰り返し、屑ばかりしかでてこないときの絶望感。

 

 あれをやりなおせというのだ。

 

 まさに死である。

 

「 あああああああああああぁぁぁ」

 

 俺は発狂し、頭を強く壁に打ちつけた。

 

 

 おれの 目の前が 真っ白に なった ・・・・

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 暑い、とにかく暑い。

 いや、これは違う。

 熱い。

 なにがって、体全体が高温のお湯につけこまれているかのように熱い。

 

 死ぬ。しんじゃう。

 

 少しだけ意識を取り戻し、うっすらと目を開けてみると、、、

 

「あわわわわわああああぁぁぁぁ。」

 

 自分はお湯の中に浮いていた。

 

 周りにあるのは、バラバラになった人間の体。

 手、手、足、足、顔、頭

 

 恐怖で歯はガチガチと震える。

 

 あぁ、クソ、いやな記憶が思い出される・・・

 クソ!いつまで俺についてまわるんだ!

 もう、やめてくれ!

 

「あぁ、ハハッ、こんなときに『大爆発』がつかえたら、楽だろうに・・・・ん?」

 

 体がほんのりと赤く光りだし、徐々にその赤みを増していく。

 

「ん?この予備動作・・・。どっかでみたことある気がする・・・・・・・・、あッ。」

 

 

ドゴオオオオオオオオォォォォォォッォォォン

 

 

 

 自分の体から衝撃波が飛び出し、力が抜ける。

 

 自分を閉じ込めていた壁のようなものが爆散し、明るい外が見える。

 

 意識をまた手放す前、見たものは、いい年をくったようなおっさんと、女性を担ぎあげる二人の子供の姿だった・・・・ 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。