遊撃の殺戮者   作:昨日のおにぎり

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第一話 俺の状況・・・頭おかしい!!!

第一話

 

 

 ここは誰?私はどこ?

 

 この文章はあながち間違っていないと思う。

 ここという場所はなんという場所で、今自分自身がどこにいるのかわからなくなったときに用いるのだ。

 

 ・・・こんなことをいっている俺は多分相当頭がやられてしまったのだろう。

 

 

 結構長い間眠っていた気がする。

 一日か二日だ。

 

 しかし、起きてみるとどうだろう。

 

 飯を運んできた背中に翼のマークのある服を着ている女性からは何故か奇異の目で見られる。

 

 ベットの上でゴロゴロしていると、俺の寝ている部屋の前を通りかかった人から、『あれが噂の小さな巨人か』とわけのわからないことを言われる。

 

 部屋に突然やってきたやけにテンションの高い眼鏡をかけた女性は、起き上がった俺の背中をバンバン叩き、『いやぁ、非常に興味深いよ!君は!』とマッドなサイエンティスト的なことを言われた。

 

 背中超痛い。

 

 

 とりあえず、その人しかまともに話を出来るような感じではなかったので、ここのことをきいてみた。

 

「ここかい?ここはトロスト区だよ。ウォール・マリアは陥落したよ。」

 

 女性は少しトーンのさがった口調でいう。

 

「あなたは誰で?」

 

「ん?あぁ、忘れていたよ! 私の名前はハンジ・ゾエ。分隊長を勤める者で、巨人の研究の第一人者ともいわれているね!」

 

 どうやら、そのウォールなんちゃらの話から遠ざかると、テンションは復活するらしい。

 ハハッ!とか言ってる。

 

「あの、トロスト区なんて場所聞いたことないんですけど・・・。あと巨人って・・・。」

 

 トロスト区なんて場所、俺は知らない。しかも巨人なんてしらない。野球か?

 しかも、分隊長とかなんだ・・・ まるで軍隊じゃないか・・・。

 

「え?巨人を知らないのかい!? 君は何にもしらないのか!?」

 

「そんなこといわれましても・・・」

 

 まるで話が噛みあっていない気がする。

 まるでその巨人の存在を知っていることが当然であるかのように聞こえる。

 

 俺は本当に頭がおかしくなったのだろうか。

 

「あの、すいません。なんだか記憶が曖昧なので、その巨人とやらを見せてもらうことは出来ないのでしょうか?」

 

「記憶が曖昧・・・。そか、相当な衝撃だったらしいもんなあれは。・・・」

 

 ・・・なんかブツブツいいだしたこの人。

 

「う~ん、巨人。見せるような個体いたかなぁ~・・・。お、そこの君!実験用の巨人はまだのこっていたかな!」

 

「・・・ハンジ分隊長。分隊長が昨日散々に扱っていた個体が一つ残っていますが・・・。」

 

「お! そう言えばそうだったね!ありがとう助かったよ!」

 

 ハンジがなんだかやけに黒い顔でこちらを向いた。

 

「さぁ。君の能力をみせてもらおうか!」

 

 怖いです黒いオーラがでてます。怖いですハンジさん。

 ムフッ とか言ってた。

 

 

*****

 

 

 

「これが巨人だよ!なにか思い出したかな?」

 

「いえ・・・。全く・・・。」

 

 目の前には確かに人の形をした生物がいた。

 しかし、巨人症とかそういうものの類ではないことが一目でわかるほどでかく、大きさは10mほどであった。

 

 ていうか、こいつを見てどこか興奮した様子でいるハンジさんは本当に頭がおかしいと思う。

 やっぱりムフッ って言ってる。

 

「な、なんなんすか、こいつ。」

 

「君がこういう奴らのお腹のなかに入っていたんだよ。」

 

「ひぇ!?」

 

「いやぁ、よく死ななかったね君は!巨人に食べられると、意味もなく吐きだされてしまうんだよ!」

 

 俺がこの前いた、あの熱い空間は巨人の消化器官だったのか!?

 ていうか、なんで俺はいきなりそんなところにいるの?

 おかしくね?

 

 俺、壁に頭を強く打ちつけただけなんですけど・・・。

 

「あの、ここ日本ですよね・・・?」

 

「ニホン?なんだい、そこは?」

 

 もう無理。

 

「・・・・・はぁ?あんた日本もしらねぇのか!ここ日本だろうが!ていうかなんだこのキモい生き物!ふざけんなやくそったりゃあ!」

 

「あっ、ちょ、ちょ、なにやってんの!?」

 

「うおおおおりゃあああああああ!!!!」

 

 そうだこれは夢なんだ。

 夢だからこんなところにいるし、こんな頭のおかしい生物だっているんだ。

 夢だから例えあいつを蹴飛ばしても痛くないし、死んでも目が覚めるだけだ。

 

「あぎゃあああああぁぁ!?」

 

 巨人さんに近づくとその1メートルあろうかという手で掴まれ、当然であるかのように骨が一本か二本、ポキッと爽快な音をたてて折れた。

 

「・・・てぇなぁ!ゴラァッ!」」

 

 何故か痛みはあまり感じなかったのでとりあえずにぎられた拳をなぐった。

 

 すると、どうだろう。殴ろうと意識した瞬間、拳が鋼みたいに銀色になって、高速で動き、巨人の手がベコベコと等しくへこんだ。

 

 ・・・・どこかでみたことがある気がする。

 

 いやいやいや、そんなわけない。

 まさか『バレットパンチ』であるわけがない。

 

 頭のおかしい考え事をしていると、巨人の拳に力が入らなくなったようで、俺は地面に落ちた。

 

 もちろん3mぐらいの高さから。

 

「ああああああ!!いてぇ!!!」

 

 ・・・いや。そんなわけないよな。まさか『自己再生』とかできるわk。

 

 

 

 

 で☆き☆た☆!!

 

 

 

 

 

 

「うなあああああ!!!なんだこれ!なにがどうなってやがる!」

 

 俺の体から、『自己再生」特有の紫色のチラチラした光がでてきて、30秒ほどして傷がなおった。

 

 ・・・これは理解する他ないらしい。

 どうやら俺は巨人の世界に来てしまったようで、そして何故かポケモンの技が使えるということだ。

 

 

「・・・すいません。ここのことをもっと詳しく教えて下さい。」

 

 

 もうなんだか知らん。

 

 俺はきっとこの世界で生きていく他ないのだから。

 

 




うみみゃあ!がつかえたらいいのにね・・・
(マップ全域攻撃、神の攻撃)
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