あの後の話だけど俺はかずさの家に泊まる事にした。俺が起きた時にはかずさはまだ寝ていたので俺は寝かせておいた。俺は自分の調整をしたかったのでWHITE ALBUMを、目を閉じながらピアノを使ってやってみる事にした。最初から最後まで通してやって5分後に終わったので目をあけると、かずさがいたので俺は話しかけた。
「おはよう、かずさ」
「おはよう那由多」
「今日の体調どうだ?」
「大丈夫だ」
「なら今から練習してもらいたいが出来るか?」
「ああ、わかった」
俺はピアノから離れると今度は、かずさが座った。
「最初はWHITE ALBUMを最初から最後まで通してやってもらう」
「そういえばさっき那由多は目を閉じながらWHITE ALBUMを最後までやっていたな」
「WHITE ALBUMは俺が普段の練習する時とか後は本番の前に良くしているから見なくても出来るようになったんだよ」
「あたしでも出来るようになるのかな?」
「なれるさ」
「言ったな」
「本来だったらかずさは俺と同じぐらいの実力者って事なんだから」
「だったら?今は違うのか?」
「ブランクあるだろ?」
「確かにな」
「けれど俺は毎日練習して本番の時は毎回1位だった」
「それは自慢か?」
「違うよ」
「じゃあ何だ?」
「コレは俺じゃなくかずさも続けていればそうなっていたって話だよ」
「けどあたしは・・・」
「だからこそ向こうに行く前までには俺と同じぐらいにまで引き上げてあげるさ」
「那由多は」
「うん?」
「那由多はどうしてあたしにそこまでしてくれるんだ?」
「見てられないからかな」
「どういう意味だ?」
「かずさと俺は歳が一緒だけど実力に差があるのはどうしてだ?」
「ブランクあるからじゃないのか?」
「確かにそれは、あるだろうが実際には違う」
「じゃあ何だって言うんだ」
「今の自分の気持ちと向き合えない所だ。」
「あたしが自分の気持ちと向き合えない?」
「昔のかずさって何の為に練習をしてきたんだ??負けたくないから?勝ちたいから?それとも勝ちたい人が実際いたからか?」
「それは・・・」
「そりゃあ負けたくないよ負ければ悔しいって思うし勝てれば嬉しいけれどかずさは、どうしたい訳?昔と同じぐらいにまでなりたいの?それとも今の俺ぐらい?」
「那由多と同じぐらいだな」
「じゃあ今日からひたすら練習をしないとダメだな」
「そうか」
「けれど行くまでに時間はあるから安心しろ」
「そうだな」
「さてと遅くなったが始めようか」
「どこまでやれるか」
「それじゃあ始めるぞ」
練習を開始して3時間が経過してたのに気付いた俺はかずさに話しかけた。
「よし!休憩にするぞ」
「ああ」
「まだまだミスが多いから今は1つでもミスを減らすようにしていくからな」
「那由多」
「どうした?かずさ」
「那由多から見てあたしはどう見えているんだ?」
「なかなかに難しいけれど答えてやるよ」
「・・・・・」
「俺から見る今のかずさは初心者と変わらないな」
書くペースが遅くなってスイマセン