ワクワク大冒険じゃねぇ…
今回も、サトシのホイホイが発動します!
ターゲットは…まさかのポケモンです!
サトシたちはホテルに戻った後、オーキド博士に頼まれたことを済ませるために、『ポケモンスクール』に向かうことにした。
どんな用事かと言うと……
ーーー
(サトシがアローラ行きを決めてからのこと)
サトシたちは、アローラ地方に行くことを報告するために、オーキド研究所に向かった。
ピンポーン
「はーい。誰です…ってサトシとママさん!」
サトシたちがオーキド研究所を訪ねると、緑色の服にトレードマークのバンダナを巻いている少年が出てきた。
「お、ケンジ!」
「ケンジ君!」
彼は、オーキド博士の助手をしていて、ポケモンウォッチャーでもあるケンジ。
サトシとオレンジ諸島で出会い、旅をしていたのだ。
「親子揃って、どうしたの?」
「少しね…博士は?」
「博士?博士なら、多分すぐに…」
「おお!サトシにハナコさん!」
サトシたちがケンジと話をしていると、後ろから白衣を着た男性が出てきた。それは…
「オーキド博士!」
「ご無沙汰してます!」
そう、オーキド博士だ。彼は、ポケモン研究の第一人者で、その名は世界でも有名である。
「本日はどんな用件ですかな?」
「それは、カクカクメブキジカで…」
「ほう…アローラ地方か!」
「はい!」
「ちょうど良かった!」
「え?」
「実は、アローラ地方にいる私の従兄弟と、ある約束をしていたんだが時間が取れなくてな、困っていたんじゃよ。」
「成程…それで、俺たちにその用事を頼みたいんですね?」
「その通り。頼めるかの?」
「はい。勿論!それで、その頼みとは?」
「これを、私の従兄弟が校長をしている『ポケモンスクール』に持っていてほしいのじゃよ。」
そう言うと、オーキド博士は一つのカプセルを持ってきた。それは…
「ポケモンのタマゴ!?(ほのおタイプか!)何のポケモンのタマゴですか?」
サトシは、目を輝せて聞いた。
「それは秘密じゃ。」
「ですよねぇ…とにかく、そのポケモンスクールにいる従兄弟さんに、このタマゴを持っていけばいいんですね?」
「うむ。では頼むぞ、サトシ!」
「はい!」
ーーー
サトシとピカチュウは、ポケモンスクールに向かうために今、ケンタロスのタクシーに乗っている。
「凄いなぁ!ケンタロスのタクシー、初めてだぜ!」
「ピーカー!」
「おや、『ケンタロスライド』は初めてかい?」
「ケンタロス…ライド?」
どうやらアローラ地方には、『ポケモンライド』というものが、昔からあるらしい。アローラ地方は、昔からポケモンと人間が協力しながら生きてきて、ポケモンライドもその文化の1つのようだ。
サトシは色んな地方を旅してきたが、こんなにも協力している地方があるのに驚いていた。
しばらく乗っていると、果物の屋台を見つけた。
「うわぁ!美味しそうな果物が沢山!」
「アローラ地方は、ほかの地方に比べて気温が高いから、果物が育ちやすいんだよ。」
「へぇー…そうだ!オーキド博士の従兄弟さんへのお土産にしよう!すみません、ここで降ろしてくれませんか?」
「ん?果物を買いたいのかい?」
「はい!」
「分かった!それじゃあ、ゆっくり見ていってくれ!」
「ありがとうございました!」
サトシたちは、ケンタロスから降りて果物屋さんへと向かった。
『サトシ、おやつの分も買ってよ!』
「ええ!?…しょうがないなぁ…特別な?」
『やったぜ!』
サトシたちは、そんな会話をしながら果物屋さんへと着いた。
「アローラー!」←ニャビーの時のおばさん
「え…(そう言えば、アローラ地方だとそうやって挨拶するんだっけ)アローラ!」
「おや、アローラ地方は初めてかい?」
「は、はい。カントー地方から旅行で来ました。」
「そうかい!アローラ地方は自然に溢れてる地方だからねぇ。他の地方に比べても美味しい自信があるのさ。」
「へぇ。どれにしようかなぁ…」
サトシはしばらく悩み、お土産とおやつの果物を買った。しかし、ここであることに気づく…
「あっ、ここからポケモンスクールってどうやっていくんだ…?」
『え!?』
「さっきの人に聞いとけばよかったなぁ。どうしよう……うん?」
頭を抱えるサトシたちの前に、見たことのないポケモンが現れた。
このポケモンは、『ようちゅうポケモン』の『アゴジムシ』。どうやら、木の実を探しに来たようだ。
「うわぁ!カッコイイな!!」
「!?」
「あっ!」
アゴジムシは、サトシの突然の大声に驚いて、『穴を掘る』で逃げてしまった。だが…
「ピカチュウ、アイツを追いかけるぞ!絶対にゲットしてやる!」
『えっ!?』
サトシたちは、用事のことを忘れてアゴジムシを追いかけた。森の中まで……(タマゴとお土産は無事だよ)
ーーー
「どこいったんだ、アイツ……」
『どこだろうね…』
サトシたちは、アゴジムシを森の中まで追いかけていたが、見失ってしまった。すると…
「痛っ…ん?」
サトシの頭に突然、黄色い木の実が落ちてきた。
「これって『オボンの実』?いったい誰が…」
サトシは、木の実を落としたポケモンを探そうとするが、見つからない。するとここで、あることに気がついた…
「…ここ…どこだ?」
サトシは、迷子のなっているのに気がついた。
「波動で道を見つけるかなぁ…」
サトシたちは、ポケモンスクールへの行き方を探そうとしていた。すると…
「グゥ…」
「ん?」
サトシたちの目の前に、大きなポケモンが現れた。
「(リングマみたいなポケモンだな…俺たちを警戒してるのかな?)」
サトシは、ゆっくりそのポケモンに近づきながら話しかけてた。
「アローラ。俺はサトシ。こっちは相棒のピカチュウ。俺たち、迷子になっちゃってさ…」
『まい……ご?』
「そうそう。それで、ポケモンスクールっていうところに行きたいんだけど…行き方を教えてくれないかな?」
サトシは、そのポケモンにスクールまでの道を聞こうとしていた。
『………』
「頼む!用事を頼まれてるんだ!」
『お願い!』
サトシとピカチュウは、全力でお願いした。すると…
『……いいよ』
「本当か!?」
『うん。ボクに着いてきて。』
「分かった!」
『ありがとう!』
サトシたちはそのポケモンに、ポケモンスクールまで連れてってもらうことにした。
「そう言えばお前、なんていうポケモンなんだ?」
『……ボクを知らないの?』
「うん。ノーマル・かくとうタイプなのは分かるんだ。でも…」
『僕たち、カントー地方っていうここから遠い地方から、来たばっかりなんだ。』
『そうなんだ…ボクは『キテルグマ』。』
「『キテルグマ』って言うんだ…カッコイイな!」
『えっ…カッコイイ?』
『(あっ…掛かった…)』
キテルグマは、サトシの「カッコいい」という言葉に反応した。
お世辞なので言われることが多いのだが、サトシは心からそう思ったから言っただけ。
純粋にそう思ったのだ。
だが、サトシのこの無自覚な発言や行動は、人間もポケモンも、男女関係なしに惹き付けられる。(これをホイホイと呼ぶ。)しかし、それはピカチュウや彼のポケモンたちはもはや呆れるしかないのだ…
『(…って、ナレーター!?確かに呆れてるけど、それがサトシのいいところだからね!?変な風に思われたくないからね!?)』
ゲフンゲフン…まぁ、そんなことは置いといて、
サトシは、キテルグマに対して目を輝がやせていた。
「ああ!バトルしてみたい!って、今は用事があるから無理だけどね。忘れてたよ…ハッハッハ…」
「……」
キテルグマの頭の中は、サトシの言葉が何度も繰り返されていた。
『(カッコイイ…初めて言われた…)』
キテルグマには、サトシの発言が心から思っていることだと伝わってくる。お世辞ではないことが分かっている。だからなのか、心から溢れるほどの幸せな気持ちが出てきた。
そして、必ず彼に伝えようと思った。「ありがとう」を。
『…着いたよ』
「へぇー、ここがポケモンスクールか!大きい!」
その後しばらく歩いていると、目的地に着いた。
『それじゃあ…』
「あっ、キテルグマ待って!」
『…?』
「俺たちのワガママを聞いてくれて、『ありがとう!』」
「!!」
「いつか、バトルしようぜ!」
『あり…がとう……』
「じゃあな!」
『じゃあね!(…完全にホイホイされましたな。あれは……)』
『………サトシ…
アリガトウ』
次回予告
キテルグマのお陰で、ポケモンスクールに着いた俺たち。ポケモンスクールでの、初めての出会い!楽しそうな場所だなぁ…ポケモンスクール。
ん、なんだあいつら?3体1でバトルしようとしてる!?卑怯だぞ!
行くぜ、ピカチュウ……君に決めた!
次回、「ポケモンスクールでの出会いとバトル! 」
みんなもポケモン、ゲットだぜ!
…文章のセンスがない。
なかなか時間がなくて、続きが書けないよぉ…(泣)
……まぁ、そんなことは置いといて、←(おいおい)
キテルグマにもサトシのホイホイに、かかってもらいました。
キテルグマのは、アニメとかなり違うキャラにさせてもらいます。
アンケートをとらせてください!
このSSで、サトシにゲットしてほしいポケモンはいますか?(ゲットして『いて』ほしいポケモンでも構いません!)
いたら、感想から教えて下さい。
次回も遅くなりそうですが、楽しみにしててください!
ベストウイッシュ!