ポケットモンスターサン&ムーン 改変版   作:ジュナー

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遂に、サトシの本気が出されます!(カキ、ごめんな)

そして、あのポケモンとの出会いもあります!




1ー5「決着、メガリザードン降臨!守り神からの贈り物!」

サトシは、ポケモンスクールの生徒であるカキと、ダブルバトルをしていた。

 

カキは、『Z技』と呼ばれる技をバクガメスと共に繰り出したが、サトシの遠慮ない指示により打ち消されてしまった。

 

その後サトシは、自分たちの『ゼンリョク』を見せるために、あるものを使おうとしていた。それは……

 

「メガシンカ!!」

 

「リザァァァァァァァァ!!!!!!」

 

サトシのリザードンが、不思議な光に纏われてどんどん姿を変えていく…

 

「リザァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

すると、光の中から姿を変えたリザードンが現れた。その姿は、自身の色を残して、翼や顔の形・大きさを変え、一回り大きくなった…『メガリザードンY』だ!

 

「なん…だと」

 

「リザードンの姿が……」

 

「変わった……」

 

「これが『メガシンカ』!!」

 

『メガシンカ!?』

 

「ああ。サトシが付けているメガリング…『キーストン』と、リザードンやルカリオの付けている『メガストーン』……そして、『ポケモンとトレーナーの絆』が揃い、バトルの時に発生する不思議な現象。しかし、バトル中は一体のポケモンにしか使えない。俺も、生で見るのは初めてだ!」

 

「博士がこんな反応するなんて……」

 

「そんなに凄いのか。メガシンカ…」

 

クラスメイトたちは、ククイの説明を聞きながら、サトシのメガリザードンをみる。

 

「さぁ、バトルを再開しようぜ!リザードン…オーバーヒート!」

 

「リザァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

「すごい威力!」

 

「うわぁ…あれに当たったら、死んじゃいそう……」

 

アローラ組は、リザードンの技の威力に驚いていた。

 

「(メガリザードンYの特性である『ひでり』と、オーバーヒートのコンボか…上手いな!)」

 

一方ククイは、サトシの戦い方に関心していた。

 

「どっちとも避けろ!」

 

「リザァ…」

 

「ガメェ…」

 

「!!!」

 

カキは、当たったらやばいと思いかわすように指示するが、体力の限界でかわすことができなかった。

 

ドォォォォォォォォン!!!

 

「リザードン!!バクガメス!!」

 

爆発が晴れ、見えたのは…

 

「リ、リザァァ………」

 

「ガメェェ……」

 

倒れたリザードンと、なんとか耐えたバクガメスの姿だった。

 

「リザードン!?」

 

「(流石だな…)カキのリザードン、戦闘不能!」

 

「カキのリザードンが、こんな簡単に倒された…」

 

「これがメガシンカの力…」

 

マオたちは、カキがこんな早く追い詰められていること。そして、同時にメガシンカの強さに驚いていた。

 

(メガシンカの力だけではない…サトシとポケモンたちの『信頼関係』。それがサトシたちの強さ…)

 

「リザードン、大丈夫か…?」

 

「リザァ…」

 

「……気にするな。あとは俺たちに任せてくれ。」

 

カキは、リザードンに励ましの言葉をかける。

 

「(一体…どうすればいいんだ…)」

 

「…………」

 

サトシたちの力に、カキはどうすればいいのかと焦っていた。

しかしサトシは、カキのその姿を1ミリも見逃さなかった。その姿が、『初心者だった時の彼』と重なって…

 

「カキ、お前が焦っちゃ駄目だ!『トレーナーの焦りはポケモンの焦り』。常に一心同体なんだから、最後まで楽しもうぜ!」

 

サトシは、カキに自分の経験と共にアドバイスを送る。『彼』と同じように。

 

「楽しむ…そうだな。バクガメス!最後まで力を振り絞れ!」

 

「ガメェェェェ!!」

 

カキは、サトシの言葉に再び立ち直った。

この光景を、アローラ組はただただ驚いていた。

 

「あのカキを…」

 

「簡単に立ち直らせた…」

 

「え…カキが焦っていた!?全然気づかなかったよ…」

 

「私もです…サトシは、バトルをしながらもカキの焦りの気持ちに気づいていたんですね。」

 

「(本当に、とんでもないトレーナーが現れたな…)」

 

「バクガメス、フルパワーだ!かえんほうしゃ!」

 

「ガメェェェェ!!」

 

「ルカリオ、まもる!リザードン、突っ込め!!」

 

「「「「!?」」」」

 

「突っ込むだと!?なんて無茶な…」

 

「(さぁ、どうなるのかな?)」

 

「バウッ!」

 

「リザァァァァァァァァァァ」

 

ルカリオは攻撃を防ぎ、リザードンは火の中に突っ込んだ。

 

「どうなったのかな…」

 

「…!?あれは!!」

 

クラスメイトたちの目に見えたのは…

 

 

 

 

 

 

 

「リザードン、バクガメスを掴んで飛べ!!!」

 

「リザァァァァァ!!!」

 

「なっ!!」

 

火の中から、バクガメスを掴んで出てくるリザードンの姿だった…

 

「本当にがむしゃらだな。サトシたちは…」

 

「リザードン、いけるな?」

 

『当たり前だ!!』

 

「なっ、なんだ!?」

 

サトシは、ある技を指示しようとした。それは…

 

「リザードン、全力全快…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちきゅうなげ!!」

 

「リザァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

「ガメェェェェェェ!!!」

 

「バクガメスーーーー!!!」

 

「!!!こんな威力のちきゅうなげ…初めてだ!」

 

リザードンに叩きつけられたバクガメス。その結果は…

 

 

 

 

 

 

 

「ガ…メェェ…」

 

『!!!』

 

「あ…」

 

「バクガメス、戦闘不能!リザードン・ルカリオの勝ち!よって勝者、サトシ!」

 

「カキが、負けちゃった…」

 

「すごいバトルだった…」

 

「今も、心臓が鳴っているよ…」

 

「これ程までのバトル、初めてでした…」

 

「ガメェェェ…」

 

「バクガメス、よく頑張ってくれたな。もっと強くなろう…」

 

「リザードン、ルカリオ。お疲れ様!」

 

「バウッ!」

 

「リザァァァァァァ!!」

 

サトシが、リザードンたちに声をかけていると、リザードンの姿が元に戻っていた。

 

「あれ?リザードンの姿が…」

 

「あれがメガシンカの不思議なところ。バトルの時はメガシンカするけど、バトルが終わると元の姿に戻るんだ。」

 

「へぇ…」

 

「サトシ、バトルを受けてくれてありがとう。俺の負けだ…」

 

「こっちこそ、楽しいバトルをありがとうな!」

 

「もっと強くなって、いつか再び挑ませてもらう!」

 

「へへっ!いつでも待ってるぜ!」

 

二人は、握手をした。

 

「二人とも、ブラストバーン並みに、熱いバトルだったぜ!」

 

「「ありがとうございます!」」

 

「それにしても、あれが噂に聞くメガシンカか…話には聞いていたが、本物を見るとやっぱりすごいな!」

 

「ありがとうございます!すごかったてよ、リザードン!」

 

「リザァ…」

 

「バウ…」

 

リザードンはそっぽを向いてしまったが、内心照れていた。ルカリオは、そんなリザードンに呆れていた。

 

「あっ、そういえばカキが使ってたあれって…」

 

「え?ああ、あれか。」

 

「あれは『Z技』というんだ!」

 

「Z技…聞いたことがないな。」

 

「ピーカ…」

 

「Z技は、アローラ地方のみで伝わる特別な技。このアローラ地方には、このメレメレ島・アーカラ島・ウラウラ島・ポニ島の四つの島があって、それぞれの島に島の守り神であるポケモンがいる。『島めぐり』と呼ばれる儀式に参加し、とある二つの試練を突破した者のみが、Z技を使えるようになるんだ。」

 

「守り神…島めぐり…Z技…」

 

アローラ地方には、ジムやリーグがないことをオーキド博士から聞いていたが、島めぐりというものがあるのは聞いていなかったため、サトシはすごくワクワクしていた。

 

「俺たちも使えるようになりたいな!お前たち!」

 

「ピカー!」

 

「リザァ!」

 

「バウ!」

 

『(いや、サトシたちが使えるようになったら、相当ヤバイ気がする…)』

 

「(お前ら…)さ、サトシは相当バトルが好きみたいだな!」

 

「はい!ポケモンマスターを目指して、修行中です!…あれ?」

 

サトシは、みんなと会話をしていると、遠くの森であるポケモンの姿が見えた。

 

「なんだ、あのポケモン…(電気とフェアリー…!?すごい強い波動だ!)」

 

「え、ポケモン?」

 

「どこどこ?」

 

「いないよ?」

 

「あれ、消えた…」

 

そのポケモンは、森の奥深くに消えてしまった…

 

「どんなポケモンだったんだ?」

 

「えーと…空を飛んでて、黄色くて、鳥みたいなやつで、えーと…そうそう、とさか?みたいなやつがあったんだ。」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

サトシが、ポケモンの特徴を話すと、みんなの顔が急に驚いた。

 

「それって…」

 

「まさか…嘘でしょ…」

 

「サトシ、メレメレ島の守り神である『カプ・コケコ』を見たのですか!?」

 

「え、守り神!?」

 

「カプ・コケコ…もし本当にそうなら…」

 

「え?」

 

「いや、なんでもない…(カプ・コケコは、サトシになにかを伝えようとしてるのか?でも、アローラに来たばかりなのに…)」

 

そんな話をしていると…

 

「あ、そろそろホテルに戻らなきゃ!戻れ、ルカリオ!頼むぞ、リザードン!」

 

「そ、そうか!」

 

「今日は一日、ありがとうな!」

 

「こっちの方こそ、ありがとう!」

 

「また来てね!」

 

「いつでも歓迎するよ!」

 

「ごきげんよう!」

 

「またバトルしような!」

 

「ああ!じゃあな!」

 

「ピーカ!」

 

「リザーー!!」

ーーー

(アローラ組side)

「…行っちゃったね。」

 

ククイたちは、サトシを最後まで見届けたあと、それぞれ色んな感情を抱いていた…

 

「うん。色々すごい子だった…」

 

「同い年とは思えないよ…」

 

「サトシなら、すぐに大試練を突破しそうだな…」

 

「メガシンカを使いこなし、守り神の姿も見た…本当にすごいです…」

 

「彼は、いったい何者なんだ…(アローラに必要な少年だったのかもしれないな。サトシは…)」

ーーー

(サトシside)

「………」

 

サトシたちは、ホテルに戻ってディナーをとっていたが…

 

「(ポケモンスクール…島めぐり…Z技…カプ・コケコ…)」

 

サトシは料理に口をつけず、今日の出来事について考えていた。その時…

 

コケェーーー!!!

 

「!?今の鳴き声は!!」

 

突然の鳴き声に、サトシは声のする方向に目を向ける。すると、空をなにかが横切るのが見えた。

 

「(波動でも追い付かない!)ピカチュウ、いくぞ!他のみんなは待っていてくれ!」

 

 

サトシは、ピカチュウと共に影をずっと追いかけた。すると、メレメレ島全体を見回せる展望スペースについた。

 

「どこだ…あ!」

 

サトシたちは、展望スペースに浮かんでいるあるポケモンを見つけた。

 

「島の守り神、カプ・コケコ…」

 

サトシがその名を呼ぶと、カプ・コケコはサトシに少しずつ近づいてきた。

 

「なぁ、なんで俺たちを呼んだんだ…?何か言いたいことがあるのか…?」

 

『………オマエタチナラ、キットヤリトゲテクレルト、オモッタカラダ…』

 

「え?」

 

『コレヲウケトレ…』

 

「!!これって…」

 

カプ・コケコは、サトシたちの目の前にあるものを差し出した。それは、黄色のクリスタルがはめ込まれている、白いリングだった。

 

「カキが持ってたのと似てる…これを取ればいいのか?」

 

サトシが問うと、カプ・コケコはただ一度うなずいた。

サトシがリングに手を伸ばすと、まばゆい虹色の光がリングから溢れでた。そして、サトシがそれをメガリングとは反対の腕につけると光は収まった。

 

「………」

 

カプ・コケコは、それを見届けると月の方向に飛んでいってしまった。

 

「……カプ・コケコ。お前がなんで俺にくれたのかは分からない。でも、絶対にこれを大切にするよ。」

 

サトシがそう言うと、どこかで大きな声がした気がした…

ーーー

(数日後)

「よし…行くか!」

 

「ピカチュウ!」

 

サトシたちはあの後、ハナコと電話で話し合いアローラに残ることにした。(元々そうなると思っていたらしい…)カプ・コケコが、自分にこのリングを渡した理由を確かめるため。島めぐりへの挑戦とZ技の習得のために、ククイ博士に誘われ彼の研究所に居候させてもらうことにした。

ポケモンスクールへの入学をして、サトシたちの新たな冒険が始まろうとしていた。

 

「ピカチュウ、スクールまで競争だ!」

 

「ピカッ!」

 

「よーい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドン!」

 

彼らに、果たしてどんな冒険が待っているのだろうか…それは、アローラの海だけが知っているのかもしれない。




次回予告
ポケモンスクールに通うことになった俺たち。どんな新しいことが待っている…って、なんだよコイツ!?
次回、「サトシ、初めてのスクールライフ!」皆もポケモン、ゲットだぜ!

というわけで、ついに1話が終わりました!(いや、なげぇよ)
待ってくれていた方(いるかな…)、長くお待たせしました!
予定が色々あったんだよ…(言い訳乙)

ここで、このお話の裏話をいくつか(ちょ、待t…)

サトシが、カキに容赦なく攻撃した理由→どんなバトルにしようか考えていたとき、「そういえば、まだショータが新人として出てきていたとき、サトシは容赦なくバトルをしてから、アドバイスを送っていよな…ん?もしかしたら、これ使えるかも!サトシの強さを見せつけて!」となり、こうなりました。
カキ…カキファンの皆様…本当にごめんなさい!!
メガシンカ無しを最初は考えていましたが、「実力を見せるなら使わせたほうがいいのかな。」と思い、使わせました。

ダブルバトルの理由→最初はバクガメス対?のつもりでしたが、感想で「リザードン対決が見たい」という意見があったので、採用しました。メガシンカを使ったのは、上の理由と「リザードンがいるから」という適当な理由だったんです。

サトシたちの1番の強さは『信頼関係』→これは、これまでのジム戦やリーグを見ていて、一番感じたことでした。ポケモンたちは色んな無茶をしていましたが(ピカ様とか、いつかのオオスバメとか…)、それは「お互いが信頼しているからなんだな」と思いました。
カロスリーグで、ショータやシトロンが言ってましたしね。

質問をとらせてください。
技名は平仮名ではなく、漢字使った方がいいですか?テレビの字幕では漢字なんですけど、原作に近い方がいいのかと思って…

実は、これから色々と忙しくて、投稿できなくなるかもしれません…落ち着いたら投稿していきますので、待っていてくれると嬉しいです!

アドバイス、リクエストも待ってます!
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