BanG Dream! ~平凡な少年と彼女たちの物語~ 作:なすこん
今年はもっとできるように頑張るつもりですので楽しみにしてくださる方がいると嬉しいです!
それでは本編の方どうぞ!
「どうゆうことだ?」
突然謎発言をした香澄にわけを聞く
「実はね─」
香澄の話によればたえと帰っているときにSPACEでライブをしたいと話した所無理と言われたらしい。実際にSPACEで働き見てきたからこその発言なのだろう。
そしてSPACEでライブをしたければたえを震わせる必要があると。
「なるほどな。てかSPACEでライブしたいなんて聞いてないぞ」
「そ、それは。あはは…」
「まったく、それでどうすんだ?」
「もちろんおたえを震わせてみせるよ!」
「だろうな、時間も遅いし詳しい話は明日みんなでするか」
「うん!おやすみ!」
「おう、おやすみ」
香澄とのやり取りを終えた俺は、たえを震わせる方法を考えてみることにした。
「やっぱあれしかないか」
ひとつしか思いつかなかったが、きっと大丈夫だろうと思いながら眠りについた。
────
次の日の昼休み俺たちはいつも通り中庭で昼飯を食べている。
そしてたえのことについて話し合うはずなのだが。
「なんでたえがいんだよ」
「うーん…重要参考人?」
「おたえドキドキ大作戦のね!」
たえの謎の説明に香澄が合わせてくる
「ドキドキ大作戦?」
「てか、なんでドキドキさせるんだよオーディションに関係ないだろ」
「そうだけど…SPACEは甘くないよ?」
有咲の言ってることも分かる。でもたえにもなにか思うとこがあるのだろう。
「でもドキドキさせるってどうすればいいの?」
「りみりん、そんなの決まってるよ!ライブをするんだよ!」
「まぁ、そうなるよな」
こうして香澄たちの初ライブが決まったのだった。
ちなみに有咲の蔵でやるということでクライブと名付けられるのだった。
────
放課後、日番である俺は先生から頼まれた資料を運んでいた。
ちなみに香澄たちはライブの打ち合わせをするために蔵に行くそうだ。俺も早く終わらせて向かうとするか。
「あれ?佐藤君じゃない」
「ん、牛込先輩じゃないですかどうしたんですか?」
「偶然見かけたから、日番の仕事かな?」
「そうですよ、先輩は?」
「私はこれから部活、水泳部のね」
「そういえば、先輩バンドやりながら部活もしてましたっけ。凄いっすね」
ぼーっと職員室に向かっていると牛込先輩に声をかけられた。
しかし水泳部かー、先輩の水着姿……ゲフンゲフン危ないこういうのは蓮の領分だからな、やましいことなんて考えてないよホントだよ。
「好きでやってることだから、そうだバンドといえばそっちはどうなの?りみも楽しそうにしてるから気になるなー」
「まぁ、楽しいですけど大変ですね。実は今度も─」
俺は折角なので牛込先輩に今度のライブのことについて相談をすることにした。
特に俺が気にしていることは誰が曲を用意するかなのだがどうだろうか。
「なるほどねー、それならりみに聞いてみるといいんじゃないかな」
「りみにですか?」
「うん、前に2人で曲を作ったことがあってね、その時の曲はりみも音源持ってると思うから」
「なるほどー、ありがとうございます!」
「ううん、あ!でも、相談にのったし、お願い聞いてもらおうかなー」
「お願いですか?俺に出来ることなら」
「ホント?それならこれから私のことも名前で呼んでくれると嬉しいな!」
「わかりました。ゆり先輩…でいいですか?」
「うん、ありがとう!じゃあ私はそろそろ行くね、バンド頑張ってね隼人君!」
そう言ってゆり先輩は行ってしまった。
なんだかんだゆり先輩にはお世話になってるなと感じながら、俺も職員室に向かうのだった。
あれ?俺って名前で呼ばれてたっけ?
────
職員室に資料を届け終えた俺は直ぐに蔵に向かった。
「よっと、やってるな」
「あ!隼人君!」
「ライブの打ち合わせどんな感じ?」
「まぁ、内容はともかく曲をどうするかって感じだな」
やっぱりそうだったか。
てか有咲もなんだかんだ言ってちゃんとやってることに少し驚いたな。
「曲ならりみ、作ったことあるんだろ?」
「え?なんで知ってるの?」
「実はさっきゆり先輩にライブのことを相談したんだ。その時に聞いたんだよ」
「え!りみりん曲作れるの!」
「そ、そんな大した曲じゃないけど…聞いてみる?」
そう言ってりみは携帯を取り出す。
タイトルは「私の心はチョココロネ」か、さすがにチョココロネ好きすぎではりみさんや。
「昔、お姉ちゃんと作った曲なんだけど、あんまり難しくないかなって……」
「すごいよ、りみりん!聴かせて!」
「私も聴いていいか?」
「うん、じゃあこれ」
りみはイヤホンを2人に渡した。
あれ?これじゃ俺聴けなくね?
「「………」」
二人とも曲に聴き入っている。
俺も早く聴きたいなと思っていると曲を聴き終えたようだ。
「かわいい!すっごくかわいいよ!」
「うん、まぁ悪くないじゃん」
「よかった〜、じゃあ楽器用意してくるね」
「りみりんありがとう!よーし、明日から練習がんばろー!」
ということで今日は解散になった。
ちなみにその後ちゃんと曲を聴かせてもらったのだが、りみらしい、いい曲だなと思った。
────
次の日、早速練習に取り掛かろうとしたのだが……
「りみりん、この楽譜どう読むの?コードがあるけどよくわかんなくって」
「えっと、TAB譜の方が良かったかな?」
「TAB譜?」
「押さえる弦とフレットが書いてある楽譜なんだ。例えばこれなら─」
香澄はりみに聞きっぱなしだが大丈夫だろうか?
てか俺も手伝う身としてちょっとは勉強しないとな、正直音楽の知識なんて皆無だし。
「あれじゃ時間かかりそうだな」
「有咲は大丈夫なのか?」
「まぁ、これくらいならなんとかな」
「おお、さすが経験者」
「えっとこれは、あれ?」
どうやらりみもお手上げになってきたらしい。
やはり、ギターとベースじゃ勝手が違うのだろうか。
「ホントに大丈夫か香澄」
「ごめん有咲ー、まだコードよく覚えてなくて」
「だれかギターに詳しい人いればなー」
「それだよ!隼人君!」
俺の何気ない一言に香澄が反応する。
誰かそんな人がいるのかという考えを他所に香澄がその詳しい人をよんだらしい。
誰が来るんだろうな…
────
少しすると誰かが蔵に入ってきた。
「こんにちはー」
「おたえ、来てくれてありがと」
「ちょっと待った!教えてもらう相手おかしくね?」
「たえを納得させるんだったよな?いいのか?」
「だっておたえしか頼れないし」
「私は別に気にしないよ」
来てくれたのがたえということに驚いたが本人がいいと言ってるしいいのだろう。…いいのか?
「有咲アンプ借りるね」
「あ、ああ…」
確認をとり、たえがギターをアンプに繋ぐ。たえがギターを弾く所見るのは初めてだから楽しみだな。
「……」
めちゃくちゃ上手いやん。正直、香澄のギターばかり聴いてきたからか余計にすごく感じてしまう。
みんなもそう思ったのか、たえの演奏に聴き入っていた。
「こんな感じかな」
「スゲーな花園さん!」
「うん!おたえちゃん凄い」
「ああ、正直びっくりだよ」
「やっぱおたえの演奏凄いな〜!私も頑張んなくちゃ」
たえの演奏に刺激を受けたのか、香澄もさらにやる気が出たようだ。
そうだったらたえに来てもらって良かったのかなと思うと同時に、面白いクライブになりそうだなと思う俺だった。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
さてアニメの2期も始まりますがまだまだ小説は1期の内容が続きますよー
次回もよろしくお願いします!