BanG Dream! ~平凡な少年と彼女たちの物語~ 作:なすこん
何とか前回から1週間で投稿できました。まあ見てくれる方はあまりいないと思いますがぜひゆっくりしていってください!
ガルパ1周年おめでとう!
次の日俺は1人で部活動見学を回っていた。なんでも部活は強制ではないらしく特に入るつもりのない俺としては関係ないかとも思っていたが、とりあえず見学だけはしてみることにした。
「にしても結構部が多いな」
「それは、中等部とも併合してやっているからじゃないかな?」
「なるほど…って誰かと思ったら牛込先輩じゃないですか!」
俺の独り言に言葉を返したのは牛込先輩だった。
「たまたま1人で歩いてるのを見かけてね、ところで佐藤君は何か部活に入るつもりなの?」
「いや、特に入るつもりはないんですけど、見学くらいはしようかなと」
「そっか、やっぱり男の子1人だとやりづらいよね。あれ?でも小山君はどうしたの?」
「あぁーアイツはなんか用事があるとか言ってすぐ帰りましたよ」
そうなんだよな、なんかアイツ学校終わったらすぐに帰っちまったんだよな、俺としては運動してる女の子が合法的見れるうひょーなんて言うと思っていたから意外だったな。
「そうなんだね、じゃあ私も部活があるからそろそろ行くね。またね!」
そう言うと牛込先輩は足早に行ってしまった。さて、俺も続きを回りますか。
────
あれから色々と回ってみたがなかなか凄かった。運動部はもちろん、文化部も活気があって見ていて意外と楽しかった。当たりを見渡すともう空がオレンジになっていた。
「さて、そろそろ帰るか」
帰る準備をしていると教室に1人の生徒が入ってきた。あの特徴的な髪型は戸山さんだ。
「あれー?佐藤君…だよね?佐藤君も部活動見学してたの?」
「そうだよ、戸山さんも?」
「うん!どれも楽しそうで気づいたらこんな時間になってたよ〜」
「確かに見てて楽しかったな」
「だよねだよね!佐藤君は部活何か入るの?」
「いや、俺はただ見学して回ってただけだよ戸山さんは何か入るの?」
「うーん、まだ悩んでるんだー」
「そっか、まあじっくり考えればいいんじゃないかな」
そう言ってふと時計に目をやると時刻は既に18時を回っていた、そろそろいい時間だし帰るかなと思い帰り支度を終わらせる。
「じゃあ俺はそろそろ帰るよ、戸山さんはどうするの?」
「私ももう帰るよ、ねぇ…良かったら一緒に帰らない?」
「俺はいいけど、方向は大丈夫か?」
「私は電車通学だから駅の方だよ」
「なら大丈夫だな、じゃあ帰るか」
「うん!」
戸山さんが帰り支度を終わらせるのを待ってから俺たちは教室をあとにした。あれ?よく考えてみると俺今女子と2人で帰ろうとしてんのか、なんかそう思ったら急に緊張してきたな。まあ何にもないだろうし、できないだろうけど。
────
戸山さんとの帰り道は意外と楽しいものだった。と言うのも彼女はどんな話題にも楽しそうに食いついてくれるため、話題を振るのが苦手な俺もなんとかなったからだ。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもので、もう駅と俺の家への分かれ道の所まで来てしまった。
「じゃあ俺はこっちだから」
「うん!また明日ね!」
軽く別れを交わし俺が交差点を渡ろうとした時、戸山さんが不思議そうな声を出した。
「あれ?なんだろうこれ?」
「どうかしたの?」
俺が駆け寄ったところで戸山さんがポールを指さす。あれは星のシールか?結構前に貼られたものっぽいな。
「あっちにも貼ってあるよ」
戸山さんはその近くにあった石の壁に駆け寄った。そしてさらにどんどんと進んでいってしまう。
「ちょっと戸山さんどこ行くの!」
俺も慌てて声をかける。すると戸山さんは楽しそうに目を輝かせていた。可愛いな…じゃなくて戸山さんはこのままこのシールを辿っていくつもりなのかなと考えているとその予感は当たっていた。
「ねぇ!このシールを追いかけてみない?」
「でも、時間とか大丈夫なの?」
「平気平気!それにねこの星のシールを辿っていけば何かキラキラドキドキすることが待ってる気がするんだ!」
戸山さんは楽しそうにそれでいて真剣に俺にそう言った。そんなふうに言われたら断れないな。
「わかったよ。ひとりじゃ心配だし俺も行くよ」
「ありがとう!じゃあ早速しゅぱーつ」
────
星のシールは電柱やブロック塀など様々なところに貼ってあった。それを辿っていくとある場所にたどり着いた。
「ここで最後だな」
「うん。ここなんだろう?」
「うーん…蔵みたいだけど」
「はいってみよ!」
「ちょっと不法侵入はまず──ってもう入ってるし!」
戸山さんは中に入り蔵を開けて中を覗いていた。俺の話も聞いてくれよ。どうやら戸山さんは中でなにか見つけたらしく俺を呼んでいる。
「あれなんだろ?」
「あれはなにかのケースみたいだな」
それはなにかのケースということはわかるが何が入っているかは見ただけではよく分からないな。でも戸山さんはあれが気になるらしい多分大きな星のシールが貼ってあるからだろう。
そして俺たちがケースに夢中になっていることで背後に誰かがいることに気づいていなかった。
「両手を上げろ!!」
「「はっ、はい!」」
そして後ろを振り向くと金髪ツインテールの女の子が立っていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回もなるべく早く投稿で着るように頑張ります!
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ではまた次回もよろしくお願いします!