BanG Dream! ~平凡な少年と彼女たちの物語~ 作:なすこん
約半年ぶりの投稿ですが今回はアニメ4話部分になります
タイトルから平凡なくなってしまった笑
りみがバンドに加わってから俺は香澄たちとの通学時間に合わせて学校に行くことにした。
順路的に香澄、有咲、りみという感じに合流していく。
「りみりんー!」
「きゃ!香澄ちゃんおはよう。有咲ちゃんと隼人君も」
「おはよう」
「あ、香澄ちゃんそれ」
りみは香澄の持っているギターケースに気付く。
「うん!リィちゃん先輩に取り寄せてもらって買ったんだ」
「変形だもんねランダムスター、ぴったし?」
「バッチリだよ!」
「でもこれで毎日有咲の家にギター置いてかなくてよくなるな」
「え」
俺の何気ない答えに有咲が反応する。
「大丈夫だよ?毎日行くし」
「く、くんなー!!」
今日もいつも通りだなー。
────
教室につくと香澄はクラスメイトにギターをきかせる。
ちなみに弾いているのはキラキラ星だ。
「どう?」
「これだけ?」
「星までいっちゃう?」
香澄がノリノリになっていると教室にギター?を持った子が教室に入ってくる。
確か花園さんだったよな。
「あ!花園さんそれ」
「……」
「へぇー花園さんもギター弾くのか」
「それ」
「これはねランダムスターっていうんだよ」
「…変態だ」
「え?」
香澄が首をかしげて固まってしまう。
でもいきなり変態なんて何でだろうな?
────
昼休み、香澄は今朝のことを気にしていた。
「ねえ、私って変態なのかな?」
「じゃね」
有咲が即答する。
「変ではあるかな」
山吹さんも同様だ。
「え、えっと…」
りみは答えに困ってしまう。
「やっぱりそうなんだー」
香澄が泣き出してしまう。りみがフォローしようとしてるけどあまりフォローになってない。
ここは俺が何とかするか。
「香澄は変じゃないから大丈夫だよ」
「隼人君ー!」
「ぐぁ!香澄苦しい」
急に抱きつかれるといろんな意味で心臓に悪いからやめて欲しい。
「そういうのがダメなんだろ」
「そう言う有咲の方が変だよ!」
「どういうことだ?」
「だってこの前有咲、トネガワ可愛いねー。お水あげるねーって言ってたもん」
「マジかよ」
「へぇー」
俺と山吹さんは有咲を見ると有咲は顔を真っ赤にして反論する。
「いってねぇ!」
「言った!」
「そういう言い方はしてねえ」
認めるんかいと思っていたのはここだけの話だ。
─────
昼休みが終わり今は家庭科の授業だ。
俺苦手なんだよな。
「香澄それ何作ってんだ?すげぇデカいけど」
「ギターのケースのケースだよ」
見たところまだまだ終わりそうにないな。
人の心配してないで俺も急がないと。
「ふぅ、なんとか終わった」
「じゃあそこまで」
「え」
「居残りは戸山さんと花園さんね」
花園さんも香澄と同じものを作っていた。
2人とも終わらせる気あるのかよ。
「え、じゃあ香澄来ないのか」
「家庭科の居残りがあってね」
「あれいつ終わるんだか」
「ふーん」
──香澄side──
私は今家庭科の居残りをしている。
作業が一段落したところでギターケースが目に入る
「ふぅ、ちょっとだけならいいよね」
私はケースからランダムスターを取り出し弾き出す。
「それ」
「ん?うぁー!」
急に花園さんに声をかけられてびっくりした私は椅子から落ちてしまう。
「何?虫でもいた?」
「えぇ!虫!?」
「どこどこ」
花園さんが恐る恐る椅子をどかすとそこには私のピックが落ちていた。
「ピック」
「よかったー」
「戸山さん虫苦手?飛ぶのとか」
「飛ぶの!?ヤダー!」
そんな話をしていると教室に先生が入ってくる。
「戸山さん、花園さん」
「「あ」」
すぐに作業に戻って今度はちゃんとギターに触るのをガマンしていると今度は花園さんがギターを取り出していた。
それを見て私もガマンできずギターを取り出して花園さんのところに行く。
「おお!…変態だ」
「変態じゃないよ!」
「ランダムスター持ってる人はそうだって」
「そうなんだ…って変態じゃないよ!」
でもなんで変態って呼ばれたのか分かってよかった。
────
あれから香澄は花園さんと意気投合したらしく、ギターを教えて貰っているらしい。
「てか家庭科進んでんのか?」
「進んでるよ、少しずつだけど」
「さては、終わらせる気ないなー」
「そんなことないよー。おたえすごいんだよギターもすっごく上手いし」
「SPACEでバイトしてるよね」
「「え」」
りみの一言に俺と香澄は驚いてしまう。
なんで結構行ってて気づかなかったんだろ。
──香澄side──
「バレた」
「バイト毎日なの?」
「本当は毎日行きたいけどオーナーが学業優先だって」
「オーナー厳しい?」
「厳しいけどすごい、尊敬してる」
「そっかー」
おたえほんとにSPACE好きなんだなー
「香澄これ」
「アンプ?可愛いー!」
「香澄も使うかなって」
それからおたえと私は練習した。
────
「それでねおたえがアンプ持ってきてくれてね」
「そうなのかー」
香澄が楽しそうに話す反面、有咲は明らかに不機嫌だ
無理もないか一緒に練習するって約束もあったし
りみも有咲を見て明らかに困っている
「あ!おたえー!」
「香澄ちゃん!?」
香澄が花園さんを見つけて行ってしまう。それと同時に有咲も立ち上がって行ってしまった
さすがにそろそろヤバいよな
「あれ?有咲帰るの?」
「それが?」
有咲はそれだけ言うと帰ってしまった。
「りみ、放課後香澄の様子見てくるから有咲こと頼む」
「うん」
有咲ももっと素直になればなー
────
放課後、家庭科室に向かうと香澄が家庭科室から飛び出してきた。
「香澄!?どこ行くんだよ」
「有咲の家、私謝らなきゃ」
「そっか、俺もあとから行くよ」
そのまま香澄は走って行ってしまった。
なんだ、いらない心配だったかな。
「あれ?何してるの?」
「うお!なんだ花園さんか」
「たえでいいよ」
「わかったよ、たえ。俺の事も隼人でいいよ」
「うん、隼人行くんでしょ?有咲の家」
「そうだけど」
「うん、なら早く行こ」
そう言うとたえは俺の腕を引っ張って走り出す。
そしてそのまま有咲の家まで引っ張られていくのだった。
──香澄side──
有咲の家についた私は蔵に向う。
「有咲開けて、私何かした?何かしてたなら謝るから!」
「契約違反、蔵で練習するって言ったのにこない、昼一緒に食べるって言ったのにどっか行く!」
そう言って有咲はまた蔵の鍵を閉めてしまう。
そうだよね、悪いのは私だもん。
しかし、有咲はまた蔵を開けてくれた。
「……ペナルティー、明日昼デザート奢―」
「有咲ー!!」
「うわー!抱きつくなー」
────
「あ、香澄ちゃん!」
「りみりん、遅れてごめん。あれこれは?」
蔵の中には見たことないキーボードが置いてあった。
もしかして有咲が買ったのかな。
「有咲ちゃん、トネガワ売ったんだって」
「え!あの葉っぱ売れるの?」
「トネガワなめんなよー!」
有咲はキーボードを引いてみせてくれた。
「おおーすごいすごい!!」
「だろ!音も変わる!」
「すごい!!」
「ずいぶん楽しそうだな」
「「「あ、隼人(君)!」」」
「香澄大丈夫そうだな」
「うん!」
「そっか。そうだ有咲のお婆ちゃんがご飯だってよ」
蔵から出ていく中私は隼人君に近づく。
「わざわざ家庭科室まで見に来てくれてありがとね!」
「気にすんなって、有咲と仲直り出来てて良かったよ」
「うん!」
────
「てか、マジで文化祭出るのかよ」
「マジだよ有咲!」
「香澄もう申請書貰ってたよな」
部屋を覗くとそこにはたえがいた
普通に飯食ってるし
「なんでいんの?」
「俺と一緒に来たんだよ。着いたらいなくなってたけど」
たえは有咲の方を向く
「……良かったね」
「良くねー!」
「私も食べる!」
「あー!もー!香澄が2人いる!!」
「有咲ちゃん落ち着いて!」
そんなカオスの中俺たちはご飯を食べて解散した
その日の夜香澄からメッセージが送られてきた
「おたえをドキドキさせるよー!」
「は?」
どうやらまた何か起きるような気がしてならなかった
久しぶりの投稿でした。
これからも途切れ途切れになるかもしれませんが、良かったら楽しみにしていてくださると嬉しいです!
ではではー