空を駆ける ~海鳥の飛行記録《フライトログ》~ 作:そーりゅー
『Maizuru Tower, SeaFall 01, Visibility Clear. Target insight,
Bullseye to 20 minutes, Cloud cover 5』
『SeaFall 01, Maizuru Tower, Caution Low pressure in ahead.』
『Roger.』
哨戒のため飛び立った海鳥は通信を維持しながら飛行していた…
『Maizuru Tower, SeaFall 01. Now on it will enter the low pressure. QNH 28.49, at 77knots.』
そして海鳥は低気圧へと突入する…しかしこれが波乱万丈の人生の一歩だった…。
「佐野一尉,低気圧に突入してから一部計器が不調です…通信もノイズが…」
「通信機器のトラブルか…?それか低気圧の影響か…」
低気圧に突入した海鳥……機内では一部計器が不調になっていた…
「林原,そろそろ雲を抜けるぞ。周辺に不審船が居ないか警戒しろよ」
「了解!」
低気圧を抜けた海鳥…いつも通りの風景…計器の不調も無くなっていた…
しかし……一つの計器はまだ不調を訴えていた…
「佐野一尉!GPSにエラー発生!位置情報取得出来ません!」
そう林原から報告を受けGPSを確認すると確かにエラーが出ていた…
故障とも考えられるが……とりあえず舞鶴基地へと連絡することとした。
『Maizuru Tower, SeaFall 01…? Maizuru Tower how do you read?』
舞鶴基地からの返答は無い…というよりも通信が繋がってるのかさえ怪しいのだ。
通信機器の接触不良かとも思えた…その時…
「佐野一尉!国際救難信号受信!発信位置は前方5㎞地点!」
「国際救難信号だと!?通信は不調だが…とりあえず現場に向かうぞ!」
私,佐野一等海尉は通信機器の不調のため独断で現場へと向かった…
この判断が我々の人生を大きく覆すとはこの時は考えてもいなかった…。
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MV/SA-32J『海鳥』スペック
<諸元>
ローター直径:6.0m
全幅:13.7m
胴体幅:2.3m
全長:12.1m
全高:3.8m
空虚重量:3.7t
基本運用重量:5.1t
最大離陸重量:7.9t
エンジン:GE T700-IHI-701Cターボシャフト(1,800shp)×2基
作戦最大速度:450km/h(過荷重)
作戦行動半径:400km
固定武装:M197 20mm3砲身カトリング砲改(装弾数750発)
※機体下部コンテナ内に以下の各種兵装を搭載(最大2t)
空対空ミサイル:AAM-3/AIM-9M/AIM-7F/AIM-120B
空対艦ミサイル:ASM-1/ASM-2/AGM-84
対戦車/対装甲車両用ミサイル:AGM-114K 陣地/船舶/市外目標/対空兵器用ミサイル:AGM-114N
爆弾:CBU-87B, Mk82(GCS-1)
電波妨害装置:AN/ALQ-131
赤外線前方監視装置:AN/AAS-38
レーダー/FCS:APG-73D
データリンク:LINK-11B/-14/-16/-22
乗員:2名(前席:攻撃手、後席:操縦手)
や っ ぱ り 後 悔 は し て な い