魔法少女みかん☆マギカ   作:たけぎつね

1 / 4
ハーメルンでは初投稿。
他サイトでも投稿してるんで更新遅れます。
ご了承下さい。


魔女増加

私はみかん。中学2年生。

「おはよう、みかん!」

「あ、おはよー、きるとちゃん」

「うわ、そのくまどうしたの?」

「最近魔女が多くて、宿題がなかなかねー」

「わかるー!突然増えたよね……」

 

この町は、そこまで大きくない。

 

都市と田舎の中間くらいの発展レベル。

 

そんなこの町には、最近魔女が多く出現している。

 

理由は分からないけど……。

 

「おはよう、みかん、きると」

 

「う、うわぁっ!?きゅ、きゅうべえ?」

 

「突然すぎっしょ」

 

「ちょっと伝えたい事があってね。最近の魔女の動きの話なんだ」

 

「?多い、ってこと?」

 

「まぁ、そんなところさ」

 

きゅうべえはひょっこりと現れて、きるとちゃんの肩に乗る。

 

勿論、他の人──魔法少女じゃない人には見えてない。

 

怪しまれると嫌なので、ここからはテレパシーで話すことにする。

 

『それがどうかしたの?』

私は聞く。

 

『実はね、一番魔女が増えたのはこの町なんだけど、他の地域も魔女が増えてきているんだ』

 

『この町だけじゃなかったの!?』

どういうことなんだろう。

 

『ま、でも君達は魔女の正体を知っているだろう?』

 

『じゃあ、つまり、元凶がいるってことなん?』

きるとちゃんが言う。

 

『そういうことになるね』

 

あっさり肯定するんだ、きゅうべえ。

 

元凶、となるとやっぱりそれは人だよね?

 

人ってことは、魔法少女なのかな……?

 

『きゅうべえ、何か知ってるわよね?早く教えてくれないかしら?』

 

『何か、とは具体的にどういうことなんだい?』

 

『元凶のことよ』

 

わわ、なんか話に付いていけないんだけど……。

 

『僕がもし、元凶のことを知っていたとしても、プライバシー保護のために他言はしないから、無駄だよ』

 

『じゃぁ、何のために来たのよ』

きゅうべえを問いつめるきるとちゃん。

目を細めて、睨み付けている。

 

『それはね、君達に手伝って欲しいからさ』

 

『『は?』』

きるとちゃんと私が同時に言う。

 

え、ちょ、どゆこと?

 

『え、それって、魔女化を手伝えってことなの?』

 

『そうだよ』

 

『どうする、きるとちゃん』

『どうしよ、みかん』

 

二人で顔を見合わせる。

 

『皆にお願いしてるんだ。ま、事実を知っている子だけだけどね。また明日聞きにくるよ。いい報告を待ってる』

そう言い残して、きゅうべえは去っていった。

 

まぁ、考える人のほうが珍しいかな。

普通は速攻断るのに、私達は断りはしなかった。

 

グリーフシードが稼げるから、というのも理由の一つ。最近倒した魔女は百発百中でグリーフシードを落としていく。

 

お陰で大助かりなんだ。

 

他人なんてどうでもいいもの。

 

私達は私達だけで充分だもの。

 

──さぁ、授業が始まる。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。