他サイトでも投稿してるんで更新遅れます。
ご了承下さい。
私はみかん。中学2年生。
「おはよう、みかん!」
「あ、おはよー、きるとちゃん」
「うわ、そのくまどうしたの?」
「最近魔女が多くて、宿題がなかなかねー」
「わかるー!突然増えたよね……」
この町は、そこまで大きくない。
都市と田舎の中間くらいの発展レベル。
そんなこの町には、最近魔女が多く出現している。
理由は分からないけど……。
「おはよう、みかん、きると」
「う、うわぁっ!?きゅ、きゅうべえ?」
「突然すぎっしょ」
「ちょっと伝えたい事があってね。最近の魔女の動きの話なんだ」
「?多い、ってこと?」
「まぁ、そんなところさ」
きゅうべえはひょっこりと現れて、きるとちゃんの肩に乗る。
勿論、他の人──魔法少女じゃない人には見えてない。
怪しまれると嫌なので、ここからはテレパシーで話すことにする。
『それがどうかしたの?』
私は聞く。
『実はね、一番魔女が増えたのはこの町なんだけど、他の地域も魔女が増えてきているんだ』
『この町だけじゃなかったの!?』
どういうことなんだろう。
『ま、でも君達は魔女の正体を知っているだろう?』
『じゃあ、つまり、元凶がいるってことなん?』
きるとちゃんが言う。
『そういうことになるね』
あっさり肯定するんだ、きゅうべえ。
元凶、となるとやっぱりそれは人だよね?
人ってことは、魔法少女なのかな……?
『きゅうべえ、何か知ってるわよね?早く教えてくれないかしら?』
『何か、とは具体的にどういうことなんだい?』
『元凶のことよ』
わわ、なんか話に付いていけないんだけど……。
『僕がもし、元凶のことを知っていたとしても、プライバシー保護のために他言はしないから、無駄だよ』
『じゃぁ、何のために来たのよ』
きゅうべえを問いつめるきるとちゃん。
目を細めて、睨み付けている。
『それはね、君達に手伝って欲しいからさ』
『『は?』』
きるとちゃんと私が同時に言う。
え、ちょ、どゆこと?
『え、それって、魔女化を手伝えってことなの?』
『そうだよ』
『どうする、きるとちゃん』
『どうしよ、みかん』
二人で顔を見合わせる。
『皆にお願いしてるんだ。ま、事実を知っている子だけだけどね。また明日聞きにくるよ。いい報告を待ってる』
そう言い残して、きゅうべえは去っていった。
まぁ、考える人のほうが珍しいかな。
普通は速攻断るのに、私達は断りはしなかった。
グリーフシードが稼げるから、というのも理由の一つ。最近倒した魔女は百発百中でグリーフシードを落としていく。
お陰で大助かりなんだ。
他人なんてどうでもいいもの。
私達は私達だけで充分だもの。
──さぁ、授業が始まる。