インフィニットストラトス return of calamity リメイク版   作:アルバロス

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えーと、紛らわしくなると思うので事前に…
木綿季の一人称→ボク
シャルロットの一人称→僕
となっています。気をつけてね


デュノアの真実と千冬との決闘

タッグトーナメントの騒動から一夜明けた朝、全世界に衝撃の走るニュースが報道された。ラーファル・リヴァイヴで有名なデュノア社の社長夫人と政府関係者の一部による不正及び武器の横流しによる利益着服。このニュースはIS学園でも視聴され、学園にいる生徒のほぼ全てが驚き、ちょっとした騒動になるほどだった。

 

 

「どこいってもデュノア社デュノア社……他に無いのか?」

「仕方ないよ、しゅうやん……このニュースが無かったら別のことで皆意気消沈してたと思うけどさ……」

「別のこと?それってなに?」

「んーと…しゅうやんにはもうゆうちゃんがいるから誰も話さなかったと思うよ〜。このトーナメントで優勝したらいっちーと付き合えるんだってさー」

「一夏と?……だから所々で暗い顔してる子らがいるのね。タッグトーナメントが中止になったから」

「あれのどこがいいのか……よくわからない」

 

真実を知る終夜はどうでもよく、いつもの二人と最近よく一緒にいる簪と本音の計五人で食堂へ朝食を取りに行っていた

 

「辛口だな〜簪は」

「あんなのより……終夜さんの方が断然いい」

「ん?」

「「え?」」

「あ……」

スタスタスタ

 

「ちょっと待ちなさい、簪!」

「どういうことかボクも聞きたいな!」

 

早歩きをしながら終夜から離れていく簪、それを追いかける木綿季と鈴。終夜はそれを苦笑いしながら同じ歩調で三人を追いかける……はずだった

 

「んふふ〜、しゅ〜うや〜ん」

「うおっ!」

ムニュン

 

あの……うん。大きいあれが二つ背中に当たってるんですけど、わざと?

 

「あの、ほん」

「隙を見せたしゅうやんが悪いのだー。だから私を食堂まで運べ〜」

「セリフ読まれた!?」

 

終夜はその後、渋々本音を背負ったまま食堂へと向かい、先に着いていた三人からジト目の攻撃を食らう。が、それを可愛いなぁとしか思わず、それを表情から読み取られ、三人から物理的に殴られたのであった。三人の話は教えて貰えなかったし……

 

 

 

「ムムム……簪に本音ちゃん……またライバルが」

「木綿季?」

「えっ…な、何!?」

「教室に着いたぞって……どうかしたか?」

「ううん、何でもないよ」

 

三人に嫉妬してるなんて言いたくないし……

 

「そっか…でも安心していいぞ。一番は木綿季だからな」

 

バレてるー!……でも終夜からボクが一番ってちゃんと言ってもらえて嬉しいな!エヘヘ

 

「顔にやけてるぞー」

「そ、そんなことないもん!」

「説得力ねぇ……」

 

 

 

 

 

「はい……朝のSHRを始めます……」

 

終夜たちが教室に入り少し後で副担の摩耶が入ってきたのだが、目の下に隈ができていた。二つも仕事が増えたからだろうと終夜は予想し、心のなかで合掌する

 

「まず、転校生を紹介します……といっても既に紹介は済んでるといいますか……その……」

 

この山田先生の説明の『転校生』の部分に反応するクラス。山田先生が入るように促すとスカート姿のシャルルもといシャルロット・デュノアが教室に入ってきた

 

「シャルロット・デュノアです。改めて、皆さんよろしくお願いします」

 

ぺこり、とシャルロットが礼をするが事情を知る終夜以外の全員がポカンとしていた

 

「デュノア君はデュノアさんでした、と言うことです。はぁ……また寮の部屋割りを組み立て直さないと……」

「え……デュノア君って女?」

「美少年じゃなくて美少女だったわけね」

「あれ?昨日って男子が大浴場使ったわよね?」

 

山田先生の呟きそっちのけで各々シャルロットについて話していたが、最後の言葉で全員の視線がクラスにいる二人の男子に向く

 

「俺は入ってないぞ。木綿季が証人だ」

「うん。終夜は部屋のお風呂入ってそのあとずっとボクといたよ」

「えーと、僕も大浴場には入ってないよ」

 

シャルロット本人が大浴場に入ってないと言ったことで、二人への視線も無くなる。そこに千冬が遅れて来た

 

「諸君、おはよう。いきなりだが零童」

「なんでしょうか?」

「明日の放課後、第二アリーナで私との勝負を行う。しっかり準備をしておけ。ISではなく生身でだ。いいな?」

「拒否権がないのはわかってますから受けますよ」

 

千冬の終夜との決闘宣言にクラスは沸き、その日の内に学園全体へと広がった

 

 

 

「どういうことだよ、終夜!」

「何のことだかさっぱりだな?」

 

俺は今、織斑に屋上へ呼び出され詰め寄られている。理由は何となくわかるが、シラをきる

 

「シャルル…じゃなかった。シャルロットのことだよ!」

「ああ、そっちか。ということは……言いたいことはだいたい予想できるから答えてやろう。俺がデュノアを助けたのは、あの後自分の意思を俺にちゃんと伝えてきたからそれに応えただけだ。お前と違ってな」

「俺だってシャルロットを守ろうと…」

「お前が軽々しく守ると口にするな!」

「何だとっ!?」

「お前はただ校則を使って問題を先延ばしにしただけで問題を解決するために動くことをしなかった。そんなやつが守ると口にするなと言ってるんだ」

「そんなの三年もあるんだからすぐにやらなくても」

「チッ……もういい。精々、自分が偽善者だと気づかずに何でも出来る正義のヒーローだという思想に浸ってろ…………そしてそのまま理想を抱いて溺死しな」

 

全く理解出来ていないこいつに何を言っても無駄だと思い、無理やり話を切り上げ織斑を置いて屋上を後にする。今は明日の決闘に意識を向けておくか……

 

 

 

 

「終夜。あんた、明日千冬さんと勝負するんだって?」

「ああ。もう広まってるのか」

「昼休みには皆知ってたわよ」

「私のクラスはどちらが勝つか賭けをする人もいた」

「しゅうやん。どう?勝てそ〜?」

「さぁな。そんときになんないとな」

 

夕食のときいつもの面子でいると、朝の話題について鈴が聞いてきた。って、賭けっておいおい……

夕食は鈴にあとで部屋に来てもらうように伝えてお開きとなった

 

 

「終夜、来たわよー!」

「おう」

「いらっしゃーい」

「それで、何の用事?」

「ああ、ちょっとこっちに来てくれ」

「はいはい。それd」

ボサッ

 

何も知らず部屋に来た鈴を俺はベッドに押し倒し、手を顔の隣に置いて顔を近づける。……壁ドンならぬ床…じゃなくてベッドドン?

 

「ふぇっ?えっと……終夜?」

「木綿季にこのタッグトーナメントを頑張ってた理由を聞いてな」

 

この言葉で鈴は木綿季に視線を向ける。俺もチラリと木綿季を見ると、手を合わせてゴメンと顔で言っていた

 

「終夜?えっと、それじゃあ……」

「夜は長いし、頑張ろうか」

「ちょ、ちょっと!」

 

その日、終夜の部屋から甘い声が長い時間聞こえてたらしい

 

 

 

 

 

放課後の第二アリーナ。観客席は全席が埋まり、全員が終夜と千冬の登場を待っていた。その時、ボディスーツに身を包んだ千冬が六本の刀を持って現れる。その瞬間アリーナ内は黄色い声援で、ガラスの窓が割れんばかりの衝撃だった。そんな中、一夏は終夜が千冬に勝てるはずがないと千冬の勝利を信じていた

そんな中、反対側から終夜がでてくる。最初は歓声があがるが、だんだんとその声も静かになっていく

 

「こちらからいかせてもらうぞ、零童」

「どうぞお好きに。勝つのは俺だがな」

「ほざけっ!」

 

最初は千冬が動く。千冬が繰り出す攻撃を終夜は容易く捌き続ける。

 

「私の攻撃をここまで容易く捌かれるとは……もう少しスピードをあげ…ッ!」

 

千冬は埒があかないとスピード上げようとする。が、その瞬間、危険を勘で察知しその場を離れた。

 

「チッ……これを気づかれるか」

「………(何だ?斬撃が三方向から飛んで来た)」

「なら……」

ゴウッ

「縮地か!」

「…『桜落地(おろち)』」

「くっ……」

 

終夜が神速の殺人剣を攻略するために編み出した秘剣。その連続攻撃をなんとか捌く千冬。劣勢になっていたのは明白だった。だが

 

カラン

「チッ……折れたか」

 

終夜の技に耐えきれず刀が折れる。終夜は石蒜禍を抜こうとするが、それを許す訳もなく次は千冬が攻撃を繰り出す。

 

「させるかっ!」

「だよな……無刀『転空』…ッラァ」

 

終夜はその攻撃の一撃を受けながら千冬を投げる。千冬は受け身を取り、着地する。その間に終夜は石蒜禍を抜き、すでに構えていた

 

「食らいな『燕返し・迅』」

「燕返しっ!?先ほどと同じ」

「だと思ったか?」

 

千冬は技の名を聞き、距離をとろうとするが、先ほどより速く受け止めるしか方法が無かったため二本の刀で防御するが、その攻撃を受けた刀は折れた

 

「まさか……燕返しとはな……」

「なんで反応できるかね……」

「そういうお前もその怪我でよくそこまで動ける」

「あんたもな」

「どういう…グッ」

 

いきなり千冬の腰が切り裂かれる。

 

「『燕返し・地柱』悪いが、同時に放ってんだよ」

「油断したか……」

 

状況は五分五分。まだ続くと思われたが制限時間が来たことを告げるブザーがなり、引き分けとなった

 

 

 

「袈裟斬り一発か……」

「最初から石蒜禍でいけば良かったのによ。しかし、お前の桜落地を捌くとは……本当の桜落地じゃないとダメだな」

「ああ、あれにはびっくりだ。まさか捌かれるとはな……で、神矢。お前は何の用だ?」

「錬から伝言だ。量産型の三世代型ISがあの専用機と同時進行で進められて、恐らく臨海学校のときにはプロトタイプが一機製造できるから、誰かテストパイロットを探しておいてくれだと。」

「わかった。んで、専用機の方は?」

「順調だとよ。じゃあな」

「ああ」

 

試合が終わり、ピットに戻る終夜を迎えたのは終夜の仲間の一人である龍宮神矢だった。二人は先ほどの試合など軽く話し合って別れた

 

 

 

 

 

「千冬姉!」

「織斑先生だ…といいたいが、まぁいいだろう」

「腰の傷は大丈夫か?」

「ああ 。………はぁ」

「どうしたんだ?」

「いや、名目上は引き分けとなっているが、この勝負は私の負けだ」

 

いきなり自ら敗北を認める千冬に一夏は驚愕する

 

「なんでだよ、千冬姉!」

「お前には見せれんが私の胸、ちょうど心臓の部分と私の頸動脈が軽く切られている。軽傷だが、これが殺し合いだと私はもう死んでいる」

 

そう告げると、千冬はいつこの傷をつけられたのか目を閉じて集中し先ほどの戦いを回想してした。故に部屋を出ていった一夏の雰囲気が変わっていたことに気づけれていなかった

 

 

 

「ふぅ……この傷はどうすっかねぇ……」

「終夜ァ!」

「あ?なんだ織斑」

「お前…千冬姉と戦ったとき、ズルをしただろ!」

「誰がするか、そんなもん」

「嘘をつくな!千冬姉が負けるわけないんだ。お前がズルをしたに決まってる」

「負けるわけない……(ああ、あれに気づいたのか)」

「その性根を正して」

「うるせぇんだよ。黙れや」

「………」

 

終夜の殺気に気圧された一夏はその場に倒れこむ。それを一瞥した終夜は興味がないと、無視して歩いていった

 

 

「……くそぉぉぉ!」

 

一夏は殺気に恐れてしまった自分とその後の終夜の態度が悔しく、声を荒らげていた




更新遅れてすいません!

文化祭の用意で時間とられたり、帰ってきても即寝落ちとかがよくあり、書く時間が取れませんでした……
その分長くしたんですが、四千文字……最後の方は余計だったかも。

補足ですが、朝のニュースではどこも不祥事のことを大々的に取り上げておりシャルロットを男として入学させたことは隅に追いやられていました。

あと何を言おうとしてたんだっけな……………

忘れたのでFGOの近況を。イベント攻略サボっててこの土曜日に終わりました……あとは高難易度と周回だけ
それと、最終日に諦めきれず武蔵ちゃんを狙って(え?刑部姫?知りませんな)ガチャを引いたら来てくれました。沖田さんと武蔵ちゃん……天国だぁ!

以上です。(あ、でもなんかボロクソに叩かれる気がしてきたぞ。……ま、いっか)

追記

思い出したので書いておきます。

R-18版ですが、文章力のなさが原因で完成しそうにありません。頑張りますが…できなかったらごめんなさい
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