インフィニットストラトス return of calamity リメイク版 作:アルバロス
「さて、じゃあいくか」
「うん!」
全員期末テストを無事に終え、夏休みに入ると、国家代表候補生であるセシリアたちは一旦祖国へと帰国。約一週間後に戻ってくるので、その間、終夜は木綿季と色んな場所へデートをする予定を立てた
「さて、まずどこにいこうか?」
「ん〜まずは買い物かなぁ。前はボクたち服と水着だけだったし。そのあと、約束してたプール!」
「おし、じゃあそれでいこう」
自身の愛車を走らせる終夜。向かったのは、以前にもきたレゾナンス。車を停め、降りると二人はそのまま仲良く腕を組んで買い物を始めた
「みんな、よく部屋に来るようになったしお皿とか買わないとなぁ」
「じゃあまず食器類からか」
「んー、こっちかな……うん、これにしよう!」
「これで最後か?」
「うん。お箸とかはもう選び終わってるからね」
「じゃあ会計をして、昼食べに行くか」
「そうだね」
「どこにする?」
「この前はパスタだったからそれ以外で……あ、ピザ屋にいこ!あそこの!」
「ピザか……おし、いこう。四種のチーズピザみたいなのあるかな」
「それ好きだね〜終夜って」
「ふぅ、食べた食べた」
「なら早くプールにいこ!」
「元気だなぁ」
「だって、1日終夜と二人でいることって久しぶりなんだもん!」
「フフッ。じゃあプールいくか」
「わぁ〜。広い!」
「木綿季、まずは浮き輪!」
「あ……はーい」
レゾナンスからそのまま都心のプールに向かった二人。二人とも臨海学校のときと同じ水着を着て、まず浮き輪とボールの空気入れを始めた。入れ終わると、そのまま広いプールにてまず空気を入れたボールをトスしあう
「ほれ!」
「えーい!」
「危ねっ!そらっ」
「え、ちょちょ。うわぁっ!」
ザバァン
「大丈夫か?」
「えへへ、大丈夫大丈夫」
『もうすぐ波を起こします。入っている方は……』
「お、ちょうどいい時に」
「浮き輪とってこないと!」
その後もプールでキャアキャア言いながら楽しむ木綿季とそれを見て笑いながらも自分も楽しむ終夜の姿があったのだが、相手がいない者らがよくコーヒーを頼んだそうな
「今日は楽しかったな木綿季………木綿季?」
「すぅ……すぅ……」
「寝てる……まぁ、あんなにはしゃいだらそりゃ寝るか………うりうり」
「んっ……うにゅう……」
「やべぇ、可愛すぎるんですけど」
プールで充分楽しんだ二人は夕食を高級レストランにて食べ、次の目的地へ向かっている。信号待ちで木綿季を起こさない程度にからかう終夜だが、信号が青になると、そのまま高速に入り大阪へ向かった
ということで、短いですが終了です。本来は、夏休み編前に一個挟もうと思ってたのですが、五百文字ほどで詰まってしまい、没となりました
ちなみに二人のデート先を順序で並べると
IS学園→レゾナンス→プール→大阪→京都→名古屋→静岡(少し)→IS学園
という順番です。……IS学園って関東だとは思うけどどこなんだろ。埋め立て地としか書いてないからよくわかんない……
本来は全部書くことにしていたんですが、書き始めたときに、「あ、旅行先考えるのめんどくせぇじゃん」と最初の一日だけになりました。すいません