インフィニットストラトス return of calamity リメイク版 作:アルバロス
アリーナ内では、一夏と鈴がともに謎のISと戦っているが、二人はIS相手に有効なダメージを与えられずに負けかけていた。一夏は攻撃をかわされカウンターでダメージを受ける。鈴は衝撃砲の一撃を叩き落とされ、接近戦でダメージを食らう。両者ともシールドエネルギーが切れかけていた。
「ッ……厄介ね。一体どうすれば……」
「鈴、危ない!」
「えっ?」
「クソッ、ダメだ。間に合わない…」
鈴がどう攻略するか、考えを巡らせたその一瞬に敵のISは主砲を鈴へ放った。その攻撃は鈴に当たるはずだったのだが、一機のISが間に割って入ったため鈴へ当たることはなかった
「『
「終夜!?あんた、なんでここに」
「そんなことより、早くピットに戻れ。織斑、お前もだ」
「な、なんでだよ。三人でやった方が…」
「……戻るわよ、一夏」
「鈴もなんでだよ!」
「あのねぇ!もう私もあんたもエネルギーがほぼ無いの!そんな状況で一緒に戦っても邪魔になるだけよ。それにあんた、一撃でもアレに攻撃を当てれたの!?」
鈴からの正論に一夏は何も言えず、二人はピットに戻っていった。戻るときに鈴が不安そうな声と顔で俺を見てきたが、プライベートチャンネルで心配するなと伝えると「ちゃんと戻ってきなさいよ!」と念押しされた。
織斑は少し悔しそうにしていたが、興味はない
「さて……じゃあやろうか!」
この言葉を皮切りに一対一の闘いが始まった
「一夏、大丈夫か!」
「一夏さん、大丈夫ですの!?」
一夏がピットに戻ると、箒とセシリアの二人から心配する声を掛けられるが、一夏は問題ないと返した。そこに織斑先生が入ってきた。
「無事か?織斑、凰」
「織斑先生……私は大丈夫です」
「俺も大丈夫だ、千冬姉。それより、終夜が!」
「織斑先生だ。それと零童だが、大丈夫だろう。あいつには実力がある。それにもうすぐで教員部隊も突入する」
「織斑先生、観客席は……」
「観客席は紺野が扉をこじ開け、全員既に避難している。紺野は今こちらに来るよう指示をだした」
ちょうどそのとき、木綿季が全員のいるピット内に入ってきた
「織斑先生、皆の避難が終わりました!」
「わかった。それとよくやった、紺野。それと、零童と連絡を取りたいんだが、出来るか?こっちからの呼び掛けに反応しない」
事実、終夜が山田先生との通信をぶち切ってから山田先生が何度も繋げようとしているが終夜が繋がないように設定したので繋がらないのだ
「ボクのでは多分出来ると思いますけど、終夜は止まらないと思います」
「え、なんで?終夜でも木綿季の言うことは…」
「んーと……終夜って戦いに関してだけは頑固っていうか……他のことは聞いてくれるんだけど…」
鈴ちゃんがボクに訓練のときのようにボクの言葉だったら聞くんじゃないの?と聞くが、ボクがそれは多分ないと言ったら鈴ちゃんが驚いていた
織斑先生は頭を抱えるように唸ってしまった。頼みの綱が断たれたからだろうけどね……終夜のことだから簡単に倒して戻ってくるんだろうけど
鈴ちゃんは少し心配そうにモニターを見ていたけど、あの表情は………
「ねぇ、鈴ちゃん……」
「うーん……レーザーはアイアスで防げる。だがカラドボルグはかわされる。遠距離は無理か……接近戦だな」
終夜はそう呟くと、使っていた弓矢を量子変換し、白と黒の双剣を出した。干将・莫耶、互いに引き合う性質を持った夫婦剣だ。それで、近づいてとにかく斬る。すると、無人機は俺と大きく距離を置き、近づかせないよう乱射してくる
「んのっ……なめんな!」
俺はもう一組出し、計四つを無人機にぶん投げる。AIだからかは知らんが、無人機はこの四つを構わず俺へ攻撃してくる。ヤケクソか、ダメージが低いとでも思ったのだろう。だが、それが命取りだ
「
無人機近くまで近づいた四つを爆破。威力もまぁまぁあるので、ダメージ+混乱を狙ったが、狙った通りに無人機はいきなりの爆発に処理が遅れたのか動きが止まった
「終わりだ。『
無人機はカラドボルグを食らい、そのまま機能停止した。自爆機能は無いらしく、完全に沈黙している。と、俺が無人機を観察している最中にようやく教員部隊が突入してきたが、遅いと文句を言ってやりたい。
そのとき、織斑先生から通信が入った
『零童、教員部隊が事後処理をする。お前はピットに戻れ』
「わかりました」
言われた通りにピットへもどると、ホッとした表情の鈴と苦笑いの木綿季が見えた。そして、戻るように伝えた織斑先生は、(パッと見はいつもと同じだが)怒りのオーラを出しながら仁王立ちで俺を待っていた
「零童、ISの撃破はよくやった。だが、なぜ通信を切った」
「個人的に戦いの邪魔をされるのが嫌いなのでそれを防ぐためにですね」
「……今回は見逃すが、次からは罰を与える。あとで山田先生に一言いっておけ。山田先生もかなり心配していた」
「わかりました」
俺が了承の意を伝えると自分も事後処理に回るためかピットを出ていった。あとで山田先生のところに寄るとして、木綿季たちと戻ろうと体を向けたら鈴が飛び込んできた
「うおっ!鈴、いきなり…」
「バカっ!心配したのよ」
「大丈夫って言ったんだけどなぁ……」
鈴の頭をあやすように撫でてたら、木綿季が不満そうな顔をしてたので、木綿季も一緒に撫でた
「それじゃあ戻るか」
「うん!」
「そうね、いきましょっか」
「ん?」
そろそろ戻ろうと提案したら、なぜか両腕に二人がくっついてきた。木綿季はわかるんだがなぜ鈴が……まさかとは思うけど……
「あのー鈴さん?」
「どうかした?」
「いや、なんでくっついてるのかなと……」
「なんでって……ね〜」
「ね〜」
確信犯ですな、これ……
「織斑のことはいいのか?」
「うん。なんか、どうでもよくなっちゃった」
さっきとはうってかわって乾いた笑みを浮かべながらそう語る鈴に俺は無意識に頭を撫でていた。個人的に女の子のこういう笑みはあまり見たくない
「…心配もかけたし、夕食は俺が奢ろう。好きなもの食べていいぞ」
「ホント!?ならあたしは……」
いっちゃ悪いがこういうときは物で釣るというか、発散させるのが一番だ。そのおかげか、好きなものを食べれると聞き、嬉しそうな顔で何を食べるか思案し始めた鈴を横目に木綿季が俺にだけ聞こえる声で囁いてきた
「ちゃんと鈴ちゃんも愛してよね」
木綿季には敵わないな……俺が心配してたことは、既に解決済みらしい。それに、この言葉で鈴が俺を好きになっているのを確信したので、こんな場所で悪いとは思うけど、鈴に意思表示をすることにした
「鈴…」
「どうしたの?しゅう」
チュッ
「ふぇ?……」
「さ〜て、俺は肉でも食べようかな〜」
「もう。……鈴ちゃん、大丈夫?」
「…ちょっと待ちなさいよ終夜〜!」
鈴が振り向いたところでキスをし、からかうように夕食を何にするかを口に出したら顔を真っ赤にした鈴に軽く殴られた。だが吹っ切れたのか、乾いた笑みが出るような雰囲気ではないので、よかったと思いながら三人で食堂に向かった
えー、まず第一に
投稿が遅れて本当に申し訳ありません!m(__)m
ちょっとここで、あーだこーだ悩み、ならついでにとその後の展開もあーだこーだしてたら時間がかかってしまいました。なんかサクッと終わらした感があったけど、長くすることができなかったし……
感想は見ていますが返信は時間のあるときに一斉に行います。(部活の選手権が近いために時間が取れないため)
多分次話はデート回かな?
簪との絡みをいつにするか考えながらデート回のタイトルを必死に考えてます(笑)
エレシュキガル実装はよ!(唐突なfgo)
それではまた次話でお会いしましょう!