俺の幼馴染が壊れた   作:狸舌

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本編の完成が遅れているためとりあえず書きためていた別ルートを。
個性は同じですが繋がった先が違う、そしてかっちゃんではなくデク君がTSしている全く違う世界線のためご注意ください!
また、こちらを読んでいなくても本編は全く繋がりがないためとばしていただいて全く問題ありません。
本編は、申し訳ありませんがもう少々かかりそうです・・・。


別世界線 俺の幼なじみは死んだ 前編

[俺の幼馴染は死んだ 前爆]

 

中学三年の教室で出る話題なんて成績か進路の話しか出てこねぇ。

ヒーローを目指すなんて口にしていた奴らも居たが、いざこの時期になってみれば実際に進路希望に書く奴なんて数人。

 

雄英を目指す奴なんて俺一人だけだ。

 

「勝己スゲーな!先生も爆豪君なら合格間違いなしって言ってたじゃん!」

「あ?・・・決まってんだろ。俺が受かんなきゃ全員落ちるぜ」

 

俺はヒーローになる。

化け物を殺していいのはヒーローだけなんだからよ。

 

 

 

「なぁ!ヒーロー科に入ったら先生のサインとか貰えるんでしょ!?僕に貰って来て―――――」

 

ギッ――――

 

 

目の前で話していた、そこまで親しくもない男子生徒が俺の右隣の机に腰かける。

それだけで、ギシリと机から軋んだ音が鳴った。

他の机より、傷の多い机。

 

何か・・・油絵の具をこぼしたような汚れや、他にもいろいろな痕が残されたその机と椅子は汚れているという印象しか受けない。

 

「そろそろホームルーム始まんだろ、さっさとそこ退けろ」

 

俺の内申が下がるじゃねぇか。

俺にしてはなるべく静かな口調で、目の前のクソに忠告するが奴のへらへらした笑いは変わらない。

 

ギシギシと、足を揺らすたびに隣の机が軋む。

汚ぇケツに敷かれた端から、刃物か何かで刻まれた文字が見える。

 

――は死ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええーっ、いいじゃん!サインもらってくれよ『かっちゃん』!」

 

 

ああ、駄目だコイツ。イライラさせんじゃねぇよ。

 

 

 

「・・・死にてぇのか、テメェ」

 

気が付けば、俺はクソ野郎の襟首を左手で掴み、器用にも床に引きずり降ろしていた。

右手はその頭をわしづかみ状態。

 

指の隙間からは黒い煙が漏れ、そのさらに奥には恐怖からか目を見開いたクソがこちらを見返している。

 

止めてほしいんだろうが、それで止まるつもりはねぇ。

 

必死に言葉を話そうとするその口ごと爆破してやろうと力を込めて――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妙に、周囲が静かな事に今更気付いた。

俺が暴れたから静かになった・・・訳じゃねぇ。

 

うるせぇ女子共の悲鳴もなにも聞こえなかった。

なら、原因は。

 

 

 

 

 

 

「―――――。」

 

 

視線を、クズから上げる。

クラスメイト全員の視線の先、教室の入り口に見えたのは小さな影。

 

 

「・・・チッ、根暗なオーラ全開で入って来てんじゃねぇよクソオンナ」

 

静かな教室で、俺の声は簡単にアイツまで響く。

飯を食ってんのか疑いたくなるそのひょろい体がまた、怯えたみてぇに震えるのが遠くからでもわかる。

 

いくら怯えようが知った事じゃねぇ。

クソを捕まえていた手を放し、自分の椅子に座りなおした。

 

誰かが動いたからか一度は固まっていた空気が、ゆっくりと動き始める。

まるで、いま何も起こらなかったみてぇにさっきまでの会話がまた繰り返される。

 

 

気持ちわりィ。

アイツが、自分の席に来るために近寄れば嫌悪感をすぐに顔に出す癖に。

アイツが放課後教室から出れば、気が楽になったとひと際大きく騒ぐくせに。

 

誰かがなにか問題を起こせば、アイツを引き合いに出して自分はまだマシな人間だと口にして笑いあう癖に。

 

 

 

 

 

右隣に、アイツが座る。

机と同じように耐久性の減った椅子は簡単に軋んだ音を立てるはずなのに、アイツが座っても小さな音すら立てやしない。

 

カバンを開けようとしているのか、カチャカチャと金具の音がする。

以前いつのまにかゴミ箱に入れられていた時から、あのカバンは金具が少し歪んでいた。

 

 

 

 

カチャカチャ。

カチャカチャ。

 

 

鳴りやまないその音が、今日も耳にさわる。

はやく親に買ってもらえばいいのによ。

毎朝、毎朝―――――。

 

 

 

 

「うるせぇぞクソがッ!ぶっ飛ばされてぇのか!?」

 

細く、しかし日本人離れした鉛色の手からカバンを取り上げれば、バチンッ!と金具を片手で押し上げる。

 

簡単に取れるじゃねぇか。

壊さない様に気を使うから取れねぇんじゃねぇか、コイツ。

 

 

開いたカバンを奴の机に叩き付けるように置いて、こんどこそ椅子に座ってホームルームを待つ。

 

今日はやけに先公がくるのが遅い。なにか事件でもあったのか・・・そういや、今朝のニュースで確か・・・。

 

 

 

耳に残りやすい声のオッサンニュースキャスターの声を思い出しかけたところで、俺の方をじっと見続けるウゼェ視線に気付く。

 

 

 

真横。

それも、おれの目線より低い位置からこっちを見ていやがる。

 

無視してやろうとも思ったが、それでコイツが止めるとも思えねぇ。

コイツは脳みそが空っぽみてぇに『自分の考えを出さない』癖になぜか俺には執拗に絡んできやがる。

 

 

「・・・んだよ。こっち見てんじゃねぇよ、クソがッ!」

 

舐められてたまるかと、怒鳴りながら横を向く。

少しはビビるだろうと考えていた俺を馬鹿にするみてぇに、俺が顔を向けた瞬間にアイツは笑って――――。

 

 

 

 

「―――――」

「分かんねぇんだよッ。喋らねぇならこっち見んじゃねぇ!」

 

 

 

俺の言葉に、笑顔は少し悲しむような、申し訳なさそうなもんに変わっちまう。

目元を隠すように伸ばされた緑の癖ッ毛のせいで、涙が浮かんでいるかすら分からねぇが、クシャリと掴まれたスカートから俺に怒っているのは分かる。

 

 

 

「話さねぇなら終わりだ。悔しかったら口がきけるようになってから出直せ、根暗オンナ」

 

 

 

返事は無い。

 

 

 

 

 

俺の、世間でいうところの幼馴染。

緑谷 泉(イズミ)はあの日から壊れ続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やぁ!爆豪少年、お邪魔しているよ!」

 

家に帰ると、居間でクソババアと談笑するNo.1ヒーローの姿があった。

出会ってすぐなら少しはビビったこの光景も、週に一度こうして押しかけられれば流石に慣れるってもんだ。

 

うちの一般用ソファーに、ヒーローコスチュームの巨漢が座っているって光景自体はなんだかんだ言って見るたび少し体がのけ反りかけるが。

 

「なんでも雄英を目指すそうじゃないか!昔からの付き合いなのに水臭いなぁ、進路相談なら私だって少しは役に立てるハズさ!」

 

「あんたは話が長ぇんだよ。それに、たまに訓練付けてくれただけで十分だ。・・・だからさっさと帰れ」

 

「HAHAHA!そう言わず、少し話そうじゃないか、お母さんのいれてくださった紅茶もまだ飲み切ってないんだ」

 

話し相手を取られたクソババアの声を無視して、適当にソファーにカバンを放り投げる。

 

 

 

「要件はどうせアイツの事だろうが。回りくどい、直接行けよ」

「そう言わずに!私としては君の近況も知りたいんだ。教え子の事が気になるのは当然さ」

 

一週間でそう変わってたまるか。

残念だが

 

「特に無ぇよ。8年前から変わらず、アイツは喋らねぇし誰も話しかける奴は居やしねぇ」

「そう、かい。緑谷君はまだ・・・」

 

知るかよ。

アイツが話そうがなにしようが関係無い。

 

俺が強くなるための障害にならなければどうでも良い。

 

 

「良いから、今日も特訓つけろよオールマイト。今日はその面、吹き飛ばしてやる」

 

「もうかい!?私はもう少し君の話を聞こうと思ったんだが」

 

「無ぇよ。あー・・・けどまぁ、終わったらあのクソの話を少し思い出すかも知れねぇな」

 

「クッ・・・昔はもう少しだけ素直なコだったのに!」

 

んな頃は無ぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間、なんだかんだ特訓に協力したオールマイトが帰るのを見届けたのが10分前。

帰ってくるのが遅いと文句を言い続けるババアを無視しながら夕飯を食べ始めたのが5分前。

 

「ッ、クソが!・・・し・・・ぶっ飛べあのクソ女!」

 

 

アイツの母親が泣きながら家に電話をかけてきたのがついさっきだ。

あの寄り道する所なんてある筈もない根暗オンナが暗くなっても帰って来ない。

 

よそのガキの事なのに自分も顔を青くしたうちのババアがそう言ったところまでは憶えている。

 

 

 

 

そこからなんで、気付いたら俺はこんな時間に学校までの道を逆走しているのか。

まるで意味が分からねぇ。

 

 

 

頬を流れる汗が邪魔だ。

全力でたった5分走った程度で汗が流れるようなやわな鍛え方はしてねぇだろうが。

焦んなよ、何に焦ってんだよカッコ悪ィ。

 

 

商店街を過ぎる。

小さな公園を過ぎる。

アイツの親が連絡したのか無人の駐在所を過ぎる。

 

だが、居ねぇ。

 

 

 

後は――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考えすぎてうつ向いていた顔を少し上げれば、その先に小さな林が見えた。

昔、アイツと少しだけ遊んだ場所。

確か、土地の開発中に偶然できた空白地帯を残そうとか、そんな運動が昔あった・・・みてぇな話は聞いたことがある。

暗い中で入り込めばそれなりに迷うぐらいの広さだが、アイツにあんなところに行く用事があるとは思えねぇ。

 

 

 

違う。

もっと先のどこかだ。

 

 

近くに迫った林を通り過ぎ、ペースを変えず追い抜く。

これでゲーセンなんて行ってやがったら本気でぶっ飛ばして―――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「■■■■■―――――!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その獣のような何かの咆哮に

心臓が、一瞬動きを止めたような気がした。

落ち着け、息を吐け。

ここにアレは居ない。

俺は死なない、だから――――息を吐け。

 

 

 

「――――かっ・・・・ハッ」

 

 

固まった全身の筋肉を無理やり動かし、体をくの字に曲げる。

そうしなきゃ、呼吸すら出来ねぇ。

 

息を吐いているのか、それともゲロでも垂れ流してんのか分からないまま荒く息を吐いて――――。

 

 

 

 

 

足を無理やりにでも動かす。

今の声でよくわかった、あのクソはここにいる。

それも、あの時と同じような何かがここで起きていやがる。

 

 

 

 

 

体の後ろに突き出した両手に力を込める。

 

BOOOOOM!!

 

両手から出た爆発で一気に体が射出され、体は立ち並ぶ木々の内の一本へと迫る。

 

スパイクの付いた靴がその木の幹を削り、掴むと同時に次の爆破を放てば体はジェット機みてぇな速さで飛んでいく。

 

 

 

だが、それでも遅ぇ。

アイツが、あの状態ならもう何が起きていてもおかしくない。

 

4本、6本木を蹴り、次の木を蹴ろうとしたところで不意に視界が開く。

林の端にたどり着いた訳じゃねぇ、早すぎる。

 

 

 

まるでなぎ倒されたかのように円形に倒れている木々。

その中心で、二つの人影が立っていた。

 

月の光で照らされ、気が抜けたように立つ片方がアイツで、その目の前で腕を振り上げているのが名前も知らない男というのが分かる。

 

マズイ、マズイマズイッ。

 

 

最後の一本、木を蹴り飛ばし

 

 

 

「やめろぉぉおォォォォ!!」

 

出したこともないような声が、口から吐き出される。

 

男の腕が、月の光ではない腕自体から強く白光を始める。

何かの個性だろうが、それを振るおうとしている以上何らかの害があるはずだ。

 

 

 

 

 

気の抜けたように立つアイツの胸元に迫った腕が、異音をたてて巨大な肌色の刃へと変わる。

 

それでもアイツはーーーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が伸ばした手はまた、アイツに届きやしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学3年に上がったばかりの頃、俺は今よりも頭が足りなかった。

個性が使えるようになって、近所のガキどもをまとめて気が大きくなっていたのも原因だろうがアホだったのに変わりはない。

 

 

あの日、街に連続通り魔として指名手配されたヴィランが入ってきたなんて話を聞いて探しに行こうなんて、俺が近所のガキどもに言って。

 

 

幼なじみだったアイツも当然のように俺の後ろをついてきていた。

 

 

 

『かっちゃん、今日はどこにいくの?』

『だ、だめだよっ。あぶないよ?』

『かっちゃんのお母さんにも。いずちゃん、あぶないことしないように見ててねっておねがいされたから』

 

 

 

 

あの時の俺は、下に見てたアイツの言葉になぜか苛立ったんだ。

 

帰るように怒鳴りつけて、びーびー泣くアイツを置いていろんな場所をまわって。

 

 

 

 

 

薄暗い路地裏で、本物のヴィランに会っちまった。

 

 

気づいた時にはその汚いボロキレみたいな男に蹴り飛ばされて、近くにいた他のガキどもはどこかへ消えていた。

 

 

 

 

あのヴィランが何かをぶつぶつ口にしながら、その唇の端からよだれを垂らし近付いて来るのが恐くて。

個性なんて使うなんて頭は無く、ただ近付いて来るそれが恐ろしくて。

 

 

 

ソイツがいつの間にか右手に持っていたナイフが、だらりと脱力した腕と共に振るわれて

 

 

 

 

 

 

 

ドンッ!!

と、小さな何かがヴィランを突き飛ばした。

 

 

 

『か、かっちゃんっ。に、にげよ!』

男が小柄だったから、あんなに怯えていたアイツでも転ばせられたんだろう。

 

どうやってここへ来れたのか、汗と涙を垂れ流したアイツのそばかす顔を見て俺は助かったと、内心では物凄ぇ感謝して。

 

 

手を伸ばしたんだ。

余計なことしやがって、とか。

そんな言葉を口にしながら、アイツのまだ普通の肌色だった手を握ろうとして。

 

 

 

 

 

アイツの胸から、銀色の何かが突き出てきた。

それが、あの男のナイフだと分かって。

そのナイフから赤い血が一気に伝って流れ落ちて、俺の服がアイツの血で真っ赤になって。

 

 

 

 

アイツの目から、光が消えていくのが見えた。

 

一瞬開いた口から声は出て来ず、光が消えていくその目だけでアイツが死んでいくのがわかった。

 

 

 

 

 

 

そしてあの日、俺の幼なじみは死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時と同じように、刃がアイツの体に突き立てられる。

相手は違うが、刃であることに変わりはない。

容易く、刃は服を切り裂き胸元に潜り込み。

 

 

 

 

 

そこで、容易く動きを止めた。

小柄なガキ、それも女に刺さらなかったことに動きを止めたソイツが目を見開く。

 

「・・・は?なんだよ、このガキ・・・?」

その腕に細い鉛色の手が触れる。

鋭い刃となった腕を撫でるように触れた細い指がーーーーー

 

 

 

 

肌色の刃を、握り潰す。

ぐしゃりと潰れた刃は、血を撒き散らしながら辺りへと散らばり、対して右腕の肘から先を失った男は呆けたように口を開けて。

 

 

 

 

 

「ぁ、ぁぁぁあぁぁぁあーーーーーー、ぁ・・・・?」

「うるせぇ、黙ってろ!!」

 

 

 

叫びだした男を、空中から加速したままの勢いで放った飛び蹴りによってアイツの前から蹴り飛ばす。

 

 

 

そのまま一気に距離をとって、着地。

蹴り飛ばした男の顔を見れば

 

 

「・・・自業自得じゃねぇか、クソヴィランが」

 

 

 

 

 

見覚えのある面だ。

確か連続通り魔事件で指名手配されているヴィランだ、12人近く殺したとか、朝のニュースで見た覚えがある。

 

 

人気のない場所に連れ出して殺そうとしたのか、その結果がこれなら自業自得としか言えねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意識を失っていたクズをさらに遠い場所に蹴り飛ばし

そしてアイツへと振り向く。

 

 

 

 

アイツが死んだあの日と同じ。

 

鉛色に染まった肌に、赤い瞳。

 

元はアイツの細い体だ、なのに何でこんなに体が震えやがる。

 

 

 

 

アイツの体から、目に見えない圧力みてぇなモンでも出ているのか空間すら歪んで見える。

 

 

 

「テメェ、意識は、・・・・無ぇよな」

 

 

 

それもあの時と同じだ。

なら、次はーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「◼️◼️◼️◼️◼️ーーーーーー!!」

 

瞬きの一瞬、目を眼前にアイツの赤い瞳があった。

獣の咆哮と共に迫る拳。

 

 

それを

 

 

 

BOOOOM!!

 

無理やり右手から起こした爆破の勢いで真横へ転がるように避ける。

 

あの時とは違う。

目覚めたんなら仕方ねぇ、俺は

 

 

「・・・・今日こそぶっ殺してやるよ、化け物」

 

 




女の子らしくてデクと呼べる名前が思い付かんかった・・・。
カナシイ。

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