俺の幼馴染が壊れた   作:狸舌

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見返してはいるのですが誤字が減らず・・・。
皆さま、いつも誤字報告ありがとうございます!


見えているモノは

[雄英体育祭-トーナメントガチバトル-]

気にくわねぇと、眼前に立つ少女を見て思うのは何故か。

コイツがデクに絡むからか、何を言ってもすました顔でいるからか・・・それとも強力な個性にもかかわらず舐めた戦い方をするからだろうか。

引っかかりはするがどうにもしっくりこない、と爆豪 勝紀は目を細める。

コイツの事はそんなに知らねぇし興味もないが、No.2ヒーローの娘であることから情報だけは集めていた。

メディア露出は少ないが、彼女の父の力は良く知っている。圧倒的な熱量と精密な操作でヴィランを焼く炎の筈だ・・・が。

 

「さあ、両者準備は・・・できてるなぁ、オイ! ここまで闘気がビリビリ伝わってくるぜ‼」

 

気にしている暇はない。

プレゼント・マイクが話すように、確かに闘気は溢れているがそれ以上に

(どっちかって言えば、殺気だなありゃ。・・・悪くねぇ)

どんな事情を抱えていようが、強い敵と戦えば自分はさらに強くなれる。

そして

 

「それじゃあまぁ・・・爆豪VS轟‼START‼‼」

 

 

 

 

 

 

――――――――――‼

轟音。地をかみ砕きながら、巨大な氷の壁がステージの半分を飲み込む。

唖然、と観客席は瞬時に静まりかえり、見上げるような氷の柱とその中に閉じ込められたであろう少女の末路が全員の脳裏に浮かぶ。

会場の雰囲気が文字通り凍り付き

 

 

 

小さな振動が、観客の耳に届き始める。

心臓の鼓動のような音が徐々に力強く響き、透明な氷が赤く明滅を繰り返す。

そして

 

BOOOOOOM‼‼ 

ひときわ巨大な爆破音が響くと同時に、氷の一角が爆散する。

その衝撃と共に駆け出すのは、傷一つない爆豪の姿。両手から爆発を繰り返す爆速ターボで距離を一気に詰めれば

 

「初っ端からやってくれるじゃねぇか‼」

 

その頭部へと勢いをつけた膝蹴りを放つ。

対する轟は左腕で受け流すように衝撃を逃がし、後方へ退く。

表情を苦々し気なものに変えた轟に対し、ようやく表情を変えたかと爆豪は口元に笑みを浮かべ

 

「・・・幻滅されたかもしれない。彼なら今の蹴りは予想した上で反撃の糸口にした筈だ。やはり、まだ彼の域にワタシは達していない―――――」

「―――――――どこを・・・見てやがる‼」

 

その視線は爆豪の遥か後方、観客席に立つ緑谷を常に見つめていた。

氷を放つ瞬間も、蹴りを受けた瞬間も、そして対じしているこの瞬間も。

 

「テメェは――――――ッ‼」

 

軋むほど歯を食いしばった爆豪がその拳を振るい、眼前で爆破が起こったとしても

 

たとえ爆炎に彼の姿が隠れ見えずとも、その瞳は常にその姿を映していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「観戦中に呼び出してすまなかったね。次の試合でアレと君が戦う前に直接話しておきたかった」

かっちゃんと轟さんの試合の最中に僕を呼び出したのは目の前に彼、No.2ヒーロー『エンデヴァー』。

オールマイトに次ぐヒーローで、昔の僕が憧れたヒーローの一人だった筈だ。

でも

「あの炎を操る君なら分かるだろうが、アレに宿る炎の個性は対の氷より強力だ。活かせれば最強のヒーローになることも可能な筈だが・・・アレは弱い心を持ったために扱う事すら出来ていない」

 

(違うだろ・・・)

少しも、この人に胸が熱くならない。

 

「雄英に入りたいなどと口にするから入れてみればやはり炎は使わず、目は曇る一方。使えないと分かった以上、これ以上遊ばせておくつもりは無い。早く次の世代を作りあげなければならない」

 

(轟さんが、弱いわけない)

 

「そこで提案だが、君も焦子の婚約者として候補にあげても良いだろうか。無論、子を宿すまででも良い、個性をより強く受け継がせるため―――――」

 

(そんなこと――――ッ)

 

 

 

 

 

唐突に、エンデヴァーが表情を青ざめさせた。

まるで僕から距離をとるように、逃げるように飛び退いた彼の体から炎が掻き消える。

荒い呼吸のまま彼が見ているのは僕の瞳。

 

 

(『――――子どもに託す、それは素晴らしい事でしょう。大切に慈しみ育て、そして手を離れていくまで愛をそそぐのが母の・・・そして父の務めであり喜び)

 

「・・・その圧。やはり並みの個性ではないようだ。瞳の色が紫に変わった途端に、内に眠る力も跳ね上がった。やはり君は焦子の――――」

 

 

(『託す。そう、託すことは素晴らしい。貴男のように子の意思を塗りつぶそうとすることのまさに対極でしょう。あれほど強い心を持つ子であれば、ほんの少し貴男の夢を語る・・・ただそれだけで十分だったでしょうに。・・・・故に先ほどの発言、これから成そうとしている事・・・関節ごとに切り分けて血の一滴すら切り刻んで処理したいと思うほど腹が立ちましたが、その役目は、かわいらしいひーろー様。あなた様のものですね』)

脳裏に響くのは、包み込むような優しさの中に鬼神の様な覇気を持つ女性の声。

 

(『ふふっ。・・・あなた様の想いは間違っていません。頭の中だけで止めるなんてもったいない。痛みも、回りくどい上に分かりにくい難解な西洋なまりも今は母が遮りましょう。だから、頑張りなさい』)

 

 

「・・・轟さんは、僕に会うためにここへ来たと言っていました」

思った通りの言葉が出ているのに、体を襲う痛みと灼熱感は先ほどの声の人のおかげか少しも感じ無い。

「そうだ、焦子は心の弱さから俺の鍛錬に折れ炎を操る事を諦めここへ逃げ――――」

 

 

「なら、どうして轟さんは僕なんかの姿に〈炎で誰かを助けようとする姿〉を見たなんて言ったんでしょうか」

轟さんの目に隠れていた感情は、僕だからこそ分かる。

 

「僕に会うために来たなんて隠していたけど、違うんだ。あの目の奥でギラギラ輝く想いはいつも見ているから。僕の大切な幼なじみとそっくりな目。彼女は・・・諦めてなんていない‼」

 

 

「・・・・・。折れたことに変わりはない。炎が未だ使えていないことがその証拠だ。いずれにせよ、次でアレは君と当たる。潜在力の高さだけは見てもらえると助かるよ」

 

「それについても、僕気になってたんです」

「・・・なにかね?」

 

 

 

 

 

「俺の幼馴染をあまり見くびるな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから三度、氷がステージを飲み込んだ。

すでに試合が終わっていてもおかしくない状況で、爆豪は未だ轟の前に立っていた。

火傷の痕が僅かにある程度の轟にくらべ、彼女の体には裂傷や霜焼けが目立ってはいるもののその瞳は未だ強い光を放っている。

すでに四方が氷に囲まれ、観客席などぼんやりとしか見えていない。

そんな状況でも

「イズクはやっぱりちゃんとワタシを見ている。やはり時間をかけすぎていると怒っているだろうか。次の試合はワタシとイズクだから早く終わらせて欲しいのかも・・・」

「・・・オイ」

「それとも、幼馴染をいじめているように見られたか。ヒーローの彼だからそういうところは厳しく見て・・・」

 

 

 

 

「――――――居ねぇよ。あのクソデク、俺の試合に興味なんぞ無いのかどっか行きやがった」

ぐるりと見渡した爆豪が、目を細めながら彼の姿がない事を確認する。

(氷のせいでほとんど見えねぇが、居ねぇ。・・・なんで居ねぇんだよ)

気持ち、肩を落とす彼に対しこの試合が始まって初めて轟が視線を爆豪へと向ける。

視線に浮かぶのは疑いと、そして僅かな動揺。

 

「・・・居るさ。イズクはあそこに」

「居ねぇよ。気にはしてたんだ、テメェ視界が塞がってもずっと俺の後ろばかり見てたけどよ。本当に見えてたのか?」

「見えてたさ! 目は良いんだ、イズクがワタシだけを応援してくれてるのだって・・・‼」

 

「んなわけねぇだろうが。あのクソがこの状況で片方だけ応援する度胸なんてゼッタイねぇ‼〈衝突する思いに優劣はつけられん。メルセデス達よ、後悔に溺れぬよう全力で競うがいい‼〉とか言ってやがるだろうよ」

「そんな、こと。・・・イズクは冷静で強くて、ワタシなんかと違って完璧に炎を使いこなすヒーローで・・・‼」

 

「小学校2年ッ、ドッジボールでアイツは力み過ぎて炎を出して体育館を全焼させた。中学の林間学校じゃカレー作りの火に自分の炎使って消し炭にしやがった」

おかげで空腹のままアイツを追いかけて頭を爆破し、スタミナが切れて気絶しちまったと苦々しい顔で口にする。

 

「この前のUSJでも炎の調整に苦しんだって本人も授業で反省してたじゃねえか。・・・それで、テメェが見てるのはいったい誰だ。俺か、それともクソデクか!!? 空想のデクを見る痛い女かテメェは!!?」

八重歯を見せるように笑いながら、強い音を立てて地面を踏みしめ爆豪が迫る。

最初の時と同じ跳び膝蹴り。

視界に入った爆豪に対し、個性を使おうとする轟だが揺さぶられた思考はそれを許さず左手で受け流し

 

「ワタシは・・・ッ。空想で、イズク君に勝手に―――――」

唇を噛み、泣き出しそうな顔の轟の耳に爆破音が聞こえる。

宙に浮いたまま左腕を後ろへ回した爆豪。その手から放たれた爆破によりコマのように体を回転させ――――勢いをつけた右拳が轟の頬へと突き刺さる。

 

 

「見てたのはテメェのなりたい姿(ヒーロー)だろうが‼目の前の敵無視して夢見てんじゃねぇぞクソ絶壁根暗オンナ‼‼」

 

フーフーッ‼と息を荒げて地面に着地した爆豪に対し、初めてクリーンヒットを受けた轟の体は勢いよく飛び、何とかステージ端で踏み止まる。

 

「俺を無視する奴となめてくる野郎は、誰だろうがブチ殺す‼」

 

会場中に響き渡る声に皆がドン引きする中、切島だけが「けっきょくそこにキレてたのかよ・・・」と観客席で苦笑いしていた。

 

「おら、ナメプ絶壁根暗オンナ‼さっさと起きやがれッ、その男みたいな体なら頑丈だろう―――――――――」

 

僅かな変化だった。会場の観客が感じたのは少しだけ気温が上がった程度の、そんな違い。

だが、正面に立っていた爆豪は全身を貫かれたかのような力の奔流に両手を反射的に構えて

 

――――――そんな彼女へ突き刺さるように、()()炎が襲い掛かった。

 

「・・・カップはAから変わらないが、昨年より成長はしている。ば・・・?ばくはさんに比べれば少ないが、成長の余地はあるはずだ。・・・この、炎のように」

 

左の手の平から白炎を放ちながら立ち上がり、じっと自らの手を見つめる。昔は普通の色だった筈であり、こんな色は彼女も知らない。

だが、個性は意思により形を変えることがある。彼の様になりたいという意思と、それでも自分のヒーロー像は自分だけのものだという気付き。

それによりなにかが個性に影響を及ぼしたのかもしれないが

(ワタシは・・・思っていたより負けず嫌いなのかもしれない)

 

 

見据える先で、白炎が爆風により掻き消され、その中から現れるのは息を切らしこちらを睨む彼女の姿。

 

「・・・いいぜ、ここからが本番だッ。死ね絶壁オンナ‼」

かく乱するように爆速で左右へブレながら接近するその姿にも、今の轟であれば対処は出来る。

白炎の壁を作り出し、接近を拒む。同時に、恐らく壁を突っ切ってくるだろう彼女に氷の槍も待機させる。

「っ――――!!?」

それでも、BOOOM‼と地面ごと壁が掻き消されれば、舞い上がったコンクリートと爆炎と煙により視界は塞がれ、待機させていた氷の槍も意味をなさない。

 

 

「まだ炎の使い方がイマイチだッ‼」

黒い煙の中から、グッと突き出してきた左手が轟の襟首を掴み、再び拳がその顔面を狙う。

首を傾け避ければ、今度はお返しとばかりにようやく姿が見えた爆豪の腹部へと蹴りを叩き込み。

「改めて慣れていくッ。・・・クラスの皆とも、イズク君とも! ワタシが彼に憧れているのは変わらないから」

地面に転がったその体を凍り付かせようとすぐさま冷気を放ち

 

BOOM‼と両手が地面に着いた瞬間に爆破したのだろう爆豪が人体としてはありえない動きで起き上がり―――――

 

「なら、次の試合でクソデクも潰して一緒に保健室に放り込んで・・・は、やらねぇ‼アイツは俺の隣を共に歩んでいく運命なんだよッ‼」

 

ゴッ‼と再度、轟の頬へと爆豪の右拳が突き刺さる。

 

(・・・少しだけ、ワタシの事が分かった気がする・・・。イズクくん、わたしたちいつかヒーロー界のトップおしどり夫婦として有名に・・・)

 

満足げな表情で、轟 焦子は倒れ勝者が決定した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(『ふむ・・・少女が恐れていたのは諦めきれていない自分であり、激情の炎を押さえつけていたのは諦めたという無意識のアピールだった。実にありきたりだ! 個性だなんだとサイエンス・フィクション風に脚色してはいるが結局は〈思春期にありがちな逃避〉ではないか。ジャンルはただの青春活劇だ。そういったものは俺の作風には合わん!良い題材がありそうだと来てみればとんだ――――――』)

慌てて戻ったころには試合は終わっていて、断片的にしかクラスメイトには聞けなかった。

それでも、頭の中の人が言うように彼女は自分の悩みと向き合えたようだ。

 

保健室の前で、足を止める。轟さんがここに運ばれたと聞いて来たのだが、聞こえるのはその轟さんと

(かっちゃん?)

声を荒げる幼なじみと、笑う轟さんの声。

 

ノックをして、轟さんの返事が返るとドアを開けて

「ッ、・・・」

「・・・イズク君。来てくれたのか」

 

椅子に座り顔を真っ赤にしたかっちゃんと、その脇のベッドで体だけを起こし小さく、でもしっかりと頭を下げる轟さんの姿。

 

「怪我は・・・良さそうだなメルセデス」

リカバリーガールの力はやっぱり凄いな、と考えていると急に顔を伏せる轟さん。

まさか治りきってなかったのかと体を寄せて、その背中を擦ろうとして

 

顔を急に上げた轟さんと、目が合う。

というより、息がかかりそうな距離にある顔に体の動きが止まる。

 

「なっ・・・轟ッ・・いや、クソデク・・・‼」

 

かっちゃんの声が聞こえるが、雪の様に白い肌がゆっくりと紅色に染まっていく様子だとか桜色の唇から漏れる息がこちらの唇に当たってるだとかそんな事に思考が奪われて

 

「ふふ・・・カツキの言う通り、見た目とはちょっと違うみたいだな」

 

コロコロと鈴の音のような笑い声が耳に入り唐突に轟さんの顔が寄り、右頬に柔らかく温かい感触とくすぐったい吐息が触れて

 

(『かくして、少女は自分だけの物語を歩き始めた、とでも三流小説ばりに締めくくればいいか?とりあえず、このままでは俺も激痛を味合わなければならないのですぐに立ち去るとしよう。では・・・存分に爆ぜろ』・・・え?)

 

 

 

アッパー気味に顎に入った真っ赤な顔の幼馴染の拳と、爆破の衝撃に久しぶりに僕は意識を飛ばした。




ざ・とくべつるーむ-別室-
????「・・・おおっ!これが異界への入り口か。よく燃えそうな炎を抱えた娘もいるではないかっ。どれ、あのこの平凡顔の体を上手く操り娘の炎を暴走させ人間たちをまとめて丸焼きに―――――」
????「あらあら、まあまあ!やはり探せばあるものですね。なんだか少しばかり虫の気配がしましたが・・・」
????「ぴっ・・・‼?」
????「・・・気のせいということにしておきましょう。しかし、私の霊基が通るには少し狭いですね。しかし、あの子たちの為であれば・・・えいっ」
????「ぴぴぃ(自らの腕を切り落としおった‼?)‼?」
????「これでよし!それでは、参ります・・・」

????「―――――。きょ・・・きょうは、酒呑と寝てやるとするかのう」









「・・・轟さんは、僕に会うためにここへ来たと言っていました」
(・・・轟さんは、僕に会うためにここへ来たと言っていました)

「なら、どうして轟さんは僕なんかの姿に〈炎で誰かを助けようとする姿〉を見たなんて言ったんでしょうか」
(なら、どうして轟さんは僕なんかの姿に〈炎で誰かを助けようとする姿〉を見たなんて言ったんでしょうか)

「僕に会うために来たなんて隠していたけど、違うんだ。あの目の奥でギラギラ輝く想いはいつも見ているから。僕の大切な幼なじみとそっくりな目。彼女は・・・諦めてなんていない‼」
(僕に会うために来たなんて隠していたけど、違うんだ。あの目の奥でギラギラ輝く想いはいつも見ているから。僕の大切な幼なじみとそっくりな目。彼女は・・・諦めてなんていない‼)

「それについても、僕気になってたんです」
(それについても、僕気になってたんです)

「俺の幼馴染をあまり見くびるな」
(俺の幼馴染をあまり見くびるな)


「んなわけねぇだろうが。あのクソがこの状況で片方だけ応援する度胸なんてゼッタイねぇ‼〈衝突する思いに優劣はつけられん。メルセデス達よ、後悔に溺れぬよう全力で競うがいい‼〉とか言ってやがるだろうよ」
「んなわけねぇだろうが。あのクソがこの状況で片方だけ応援する度胸なんてゼッタイねぇ‼(どっちも応援したいけどっ、どうしよう!くっ、二人とも全力で頑張れ‼)とか言ってやがるだろうよ」


「なら、次の試合でクソデクも潰して一緒に保健室に放り込んで・・・は、やらねぇ‼アイツは俺の隣を共に歩んでいく運命なんだよッ‼」
(なら、次の試合でクソデクも潰して一緒に保健室に放り込んで・・・は、やらねぇ‼アイツはずっと俺の隣に居るんだよッ‼)

「怪我は・・・良さそうだなメルセデス」
(良かった、怪我は大丈夫そうだね轟さん)

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